こんにちは、マッコリです。
今回は、以前から作ってみたかったバターチキンカレーに初挑戦しました。
バターチキンカレーというと、お店で食べる料理というイメージがあります。
バター、生クリーム、ヨーグルト、トマト缶など、普通の家庭用カレーとは使う材料も少し違います。
正直なところ、作る前は、
「材料をいろいろ入れた結果、正体不明のトマト煮込みが完成するのでは?」
という不安もありました。
ところが、実際に作ってみると、これが予想以上のおいしさ。
カレー粉のスパイシーな香りに、トマトの酸味、バターと生クリームの濃厚なコクが加わり、しっかりバターチキンカレーになりました。
初挑戦にしては、かなり上出来です。
いつかまた作ろう。
そう思ったときに、肝心の分量を忘れていては困ります。
ということで、今回は備忘録も兼ねて、鶏むね肉で作る簡単バターチキンカレーのレシピを書き留めておきます。
バターチキンカレーの材料(2人分)
- 鶏むね肉:250g
- カレー粉:大さじ3
- 玉ねぎ:1/2個
- プレーンヨーグルト:100g
- バター:30g
- すりおろしニンニク:小さじ1
- カットトマト缶:200~300g
- 生クリーム:100ml
- 砂糖:小さじ4
- 塩:少々
カレー粉大さじ3のうち、大さじ2は鶏むね肉の漬け込み用、残りの大さじ1は炒めるときに使います。
使用するカレー粉によって、香りや辛さには違いがあります。
辛いものが苦手な方や子どもが食べる場合は、最初から大さじ3すべてを使わず、少し減らして作ってもよいでしょう。
足りなければ後から追加できます。
しかし、鍋へ入れたカレー粉を1粒ずつ回収する技術は、今のところ私にはありません。
バターチキンカレーをおいしく作るポイント
今回のバターチキンカレーでは、調理前に鶏むね肉をヨーグルトとカレー粉へ漬け込みます。
この下準備によって、鶏肉の表面へカレー粉とヨーグルトがしっかりなじみます。
また、カレー粉は玉ねぎと一緒に弱火で炒め、香りを引き出してからトマト缶を加えます。
失敗しにくくするポイントは、次のとおりです。
- 鶏むね肉は同じくらいの大きさに切る
- 漬け込んでいる間は冷蔵庫へ入れる
- ニンニクとカレー粉を焦がさない
- 鶏肉は中心部まで十分に加熱する
- 生クリームを加えた後は激しく煮立てない
- 塩は最後に味を見ながら加える
バターチキンカレーは材料を順番に加えていけば作れますが、ニンニクとカレー粉は焦げやすいので注意が必要です。
焦げたカレー粉は、香ばしいというより苦い。
料理における「香ばしい」と「焦げた」の境界線は、思っているより細いのです。
バターチキンカレーの作り方
1.鶏むね肉をひと口大に切る
まずは、鶏むね肉250gを用意します。
皮が付いている場合は、好みに応じて取り除いてください。
今回は、鶏むね肉を食べやすいひと口大に切ります。
大きさは、なるべくそろえておきましょう。
大きな塊と小さな塊が混在していると、小さい肉へ火が通っても、大きな肉の中心部が生焼けということがあります。
反対に、大きな肉へ合わせて長く煮込むと、小さい肉はパサつきやすくなります。
完全に同じ大きさへそろえる必要はありませんが、極端な差が出ないように切るのがポイントです。
生の鶏肉を切った包丁やまな板は、ほかの食材へそのまま使用せず、よく洗浄してください。
2.鶏むね肉を保存袋へ入れる
切った鶏むね肉を、食品用の保存袋へ入れます。
保存袋がない場合は、ボウルや清潔な保存容器を使っても構いません。
その場合は、鶏肉が乾燥しないようラップやふたをしてください。
3.カレー粉大さじ2を加える
保存袋へ、カレー粉大さじ2を加えます。
今回は、エスビー食品のカレー粉を使いました。
いわゆる「赤缶」と呼ばれているカレー粉です。
エスビー食品の公式情報によると、赤缶カレー粉には30数種類のスパイスとハーブが調合されており、香辛料のみが使われています。
固形のカレールウとは違い、小麦粉や油脂によるとろみや、塩味などは基本的に加わりません。
カレールウを同じ大さじ3だけ入れても、今回と同じ仕上がりにはならないので注意してください。
このレシピでは、カレー粉を使います。
4.プレーンヨーグルトを加える
続いて、プレーンヨーグルト100gを保存袋へ入れます。
加糖タイプではなく、砂糖の入っていないプレーンヨーグルトを使用します。
カレー粉とヨーグルトが、鶏むね肉全体へ行き渡るように加えてください。
5.よくもみ込み、冷蔵庫で30分~1時間置く
保存袋の口を閉じ、外側からよくもみ込みます。
鶏むね肉の表面が、ヨーグルトとカレー粉で均一に覆われれば大丈夫です。
この状態で冷蔵庫へ入れ、30分~1時間ほど置きます。
常温へ放置せず、必ず冷蔵庫で漬け込みましょう。
保存袋の中は、黄色というより茶色に近い、なかなか迫力のある見た目です。
しかし、ここからバターチキンカレーになる予定なので、心配せずに寝かせます。
6.玉ねぎをみじん切りにする
鶏むね肉を漬け込んでいる間に、玉ねぎ1/2個を用意します。
皮をむき、みじん切りにします。
私は玉ねぎの食感が好きなので、少し粗めに切りました。
なめらかなバターチキンカレーにしたい場合は、もっと細かく刻むのがおすすめです。
粗めなら玉ねぎの存在感が残り、細かくすればソースへなじみやすくなります。
ここは好みで構いません。
家庭料理なので、玉ねぎが何mm角なのかを審査する人は来ません。
7.鍋でバターを溶かす
鍋へバター30gを入れ、弱めの中火で加熱します。
バターは焦げやすいため、強火にはしないようにしましょう。
有塩バターでも無塩バターでも作れます。
有塩バターを使う場合は、仕上げに加える塩を控えめにして味を調整してください。
8.すりおろしニンニクを加える
バターが溶けたら、すりおろしニンニク小さじ1を加えます。
ニンニクが鍋の底へ貼り付いて焦げないよう、ヘラで混ぜながら弱火で加熱します。
香りが立ってきたら、すぐに次の玉ねぎを加えましょう。
ニンニクは、香りを出すまでは頼もしい存在です。
焦げた瞬間、鍋全体へ苦味を配り始めます。
9.玉ねぎを加えて炒める
みじん切りにした玉ねぎを鍋へ加えます。
バター、ニンニク、玉ねぎを混ぜながら炒めます。
玉ねぎが透き通り、少ししんなりするまで炒めましょう。
時間に余裕があれば、軽く色付くまで炒めると、玉ねぎの甘味や香ばしさを感じやすくなります。
焦げそうな場合は、火を弱めてください。
10.カレー粉大さじ1を加える
玉ねぎがしんなりしてきたら、残しておいたカレー粉大さじ1を加えます。
弱火にして、玉ねぎとカレー粉を1分ほど炒めます。
鍋の底から焦げないよう、ヘラで絶えず混ぜましょう。
カレー粉を加熱すると、一気にカレーらしい香りが立ってきます。
この段階で家族が台所をのぞきに来ても、まだ完成ではありません。
香りだけ先にゴールへ到着しています。
11.カットトマト缶を加える
続いて、カットトマト缶を用意します。
今回は、好みに合わせて200~300gを使います。
トマトの酸味を控えめにして、バターや生クリームのコクを強く感じたい場合は200g程度。
トマトの風味と酸味をしっかり感じたい場合は、300g程度がおすすめです。
トマト缶を加える際は、熱いバターがはねることがあるので注意してください。
一度火を弱めてから、静かに加えましょう。
12.トマトソースを5分ほど煮込む
カレー粉と玉ねぎがトマトへ均一になじむよう、よく混ぜます。
弱めの中火で、5分ほど煮込みましょう。
鍋の底が焦げないよう、ときどきヘラで混ぜます。
トマトの水分が少し飛び、全体にまとまりが出てくれば大丈夫です。
煮詰まりすぎて鍋底へ貼り付きそうな場合は、水を少量加えて調整してください。
13.漬け込んだ鶏むね肉を加える
冷蔵庫で漬け込んでおいた鶏むね肉を取り出します。
保存袋に残っているヨーグルトとカレー粉も、鶏肉と一緒に鍋へ加えます。
鶏むね肉同士が重ならないよう、ヘラでほぐしながらトマトソースへなじませます。
保存袋や生の鶏肉に触れた手で、調理済みの食品や食器へ触れないよう注意してください。
14.沸騰したら弱火で煮込む
全体をよく混ぜ、中火で温めます。
フツフツと沸いてきたら弱火にし、鶏むね肉へ火が通るまで煮込みましょう。
今回は5分ほど煮込みましたが、5分はあくまで目安です。
鶏肉の大きさ、鍋の種類、火力によって必要な時間は変わります。
鶏肉は、最も大きなものの中心部まで十分に加熱してください。
中心温度計がある場合は、中心温度75℃以上で1分間以上になったことを確認します。
温度計がない場合は、大きな鶏肉を1個取り出して中央を切り、生の部分が残っていないか確認しましょう。
加熱が足りなければ、弱火のまま追加で煮込みます。
15.生クリーム・砂糖・塩を加える
鶏むね肉へ十分に火が通ったら、生クリーム100ml、砂糖小さじ4、塩少々を加えます。
砂糖小さじ4は、トマトの酸味を和らげ、まろやかな甘味を付けるための分量です。
甘さが気になる方は、最初に小さじ2~3を加え、味見をしてから追加してもよいでしょう。
塩は使用するバターやカレー粉によって適量が変わるため、少しずつ加えます。
塩を入れる前に味見をし、不足している分だけ調整してください。
16.沸騰させすぎず、全体を温める
生クリームを加えたら、弱めの中火で混ぜながら温めます。
鍋の縁が軽くフツフツする程度まで温まったら、火を止めましょう。
激しく沸騰させ続けると、生クリームが分離したり、鶏むね肉が加熱されすぎて硬くなったりすることがあります。
最後は焦らず、ゆっくり全体をまとめます。
トマトの赤色が、生クリームによってオレンジ色へ変わりました。
見た目も、すっかりバターチキンカレーです。
初めてのバターチキンカレーが完成
さあ、できました。
器へご飯を盛り、バターチキンカレーをたっぷりかけます。
お好みで、仕上げに生クリームを少量回しかけてもよいでしょう。
白い生クリームが加わると、見た目が一気にお店らしくなります。
ただし、景気よく1周、2周と回しかけていると、最終的にカレーより生クリームのほうが目立ちます。
仕上げ用は、少量で十分です。
バターチキンカレーを食べてみた感想
それでは、初めて作ったバターチキンカレーを食べてみます。
これは、かなりおいしい。
カレー粉のスパイシーな香りはありますが、バター、生クリーム、ヨーグルトによって全体がまろやかにまとまっています。
トマトの酸味と砂糖の甘味も、ちょうどよいバランスです。
鶏むね肉にもカレー粉とヨーグルトの味がなじみ、ソースだけがカレー味という状態にはなっていません。
何より、自宅で初めて作ったとは思えないほど、きちんとバターチキンカレーの味になりました。
材料をそろえる手間は少しかかります。
しかし、実際の作業は、
- 鶏肉を漬ける
- 玉ねぎを炒める
- トマトと鶏肉を煮る
- 生クリームで仕上げる
という流れです。
手間の割には、かなり本格的な味。
これは、また作りたくなります。
酸っぱい・辛い・甘いと感じた場合の調整方法
酸味が強い場合
トマトの酸味が強く感じる場合は、生クリームを少量追加するか、砂糖を小さじ1ずつ加えて調整します。
次回作る際は、トマト缶を200g程度に減らしてもよいでしょう。
辛すぎる場合
生クリームまたはプレーンヨーグルトを少量加えると、辛味を感じにくくなります。
次回は、漬け込み用のカレー粉を大さじ1~1と1/2程度へ減らしてみてください。
甘すぎる場合
砂糖を小さじ2程度から入れ、味見をしながら追加する方法がおすすめです。
完成後に甘すぎると感じた場合は、塩をほんの少量加えると味が締まることがあります。
ただし、塩を大量に入れて甘味と正面衝突させるのは避けましょう。
味が薄い場合
塩を少量ずつ加えます。
カレー粉を追加する場合は、そのまま大量に振り入れると粉っぽさが残るため、少量のバターや煮汁と混ぜてから加えると全体へなじみやすくなります。
とろみが強すぎる場合
水、生クリーム、牛乳などを少量ずつ加えて好みの濃度へ調整します。
一度に大量の水分を入れると味が薄くなるため、大さじ1ずつ加えるのがおすすめです。
水っぽい場合
ふたを外し、弱火で混ぜながら少し煮詰めます。
鍋の底が焦げやすくなるので、その場を離れないようにしましょう。
鶏もも肉でも作れる
今回は鶏むね肉を使いましたが、同じくらいの量の鶏もも肉でも作れます。
鶏もも肉を使うと、脂のある濃厚な仕上がりになります。
皮付きで使う場合は脂が多くなるため、バターや生クリームの量を少し減らしてもよいでしょう。
どちらの部位を使う場合も、鶏肉の中心部まで十分に加熱してください。
バターチキンカレーに合う主食
今回は白いご飯と一緒に食べましたが、次のような主食もよく合います。
- ナン
- ターメリックライス
- バターライス
- 雑穀ご飯
- パン
家庭で手軽に食べるなら、白いご飯で十分です。
カレーにバターと生クリームが入っているため、あっさりした白いご飯が濃厚なソースをしっかり受け止めてくれます。
余ったバターチキンカレーの保存方法
食べ切れずに余った場合は、長時間室温へ置いたままにしないようにしましょう。
粗熱が取れたら清潔な保存容器へ移し、冷蔵庫または冷凍庫で保存します。
大きな鍋のまま長時間放置せず、小分けにして冷ますと扱いやすくなります。
食べる際は、鍋や電子レンジで中心部まで十分に再加熱してください。
生クリームを使っているため、冷凍と解凍によって多少分離することがあります。
温めながらよく混ぜると、ある程度なじみやすくなります。
まとめ|初挑戦でも予想以上においしいバターチキンカレー
鶏むね肉、ヨーグルト、カレー粉、トマト缶を使った、簡単バターチキンカレーの作り方をご紹介しました。
基本的な手順は次のとおりです。
- 鶏むね肉をひと口大に切る
- カレー粉大さじ2とヨーグルトへ漬け込む
- 冷蔵庫で30分~1時間置く
- 玉ねぎをみじん切りにする
- 鍋でバターとニンニクを加熱する
- 玉ねぎを加えて炒める
- カレー粉大さじ1を加えて弱火で炒める
- トマト缶を加えて5分ほど煮込む
- 漬け込んだ鶏むね肉を加える
- 鶏肉の中心部まで十分に加熱する
- 生クリーム、砂糖、塩を加える
- 沸騰させすぎないよう温めて仕上げる
難しそうに見えますが、特別なスパイスを何種類もそろえる必要はありません。
市販のカレー粉を使えば、家庭でもスパイスの香りを楽しめます。
バターと生クリームによる濃厚なコク、トマトの酸味、ヨーグルトの風味が合わさり、手間以上の味に仕上がりました。
初めて作ったバターチキンカレーでしたが、予想以上の完成度です。
これは、また作ろう。
次回までにレシピを忘れないよう、この記事を自分でも読み返すことにします。
もっとも、完成写真を見た時点で、レシピを確認する前にお腹が空いてしまいそうですが。
















コレ良いですね
バターチキンカレーってもっと面倒くさいのかと思っていました ^^
早速自分もやってみたいと思います ^^
でやはりこれはナンで食べたのですか?
それともパン又はライス?
う〜ん食べてみたいっす ^^;
このレシピ頂きますw
魔王様
ナンで食べたいところですが、面倒だったので冷凍しておいたご飯で食べました(笑)
パンにも合いそうですよね。
作ったら出来映えを教えてくださいね😃