レンジでよだれ鶏の簡単レシピ|鶏むね肉をしっとり仕上げる600Wの作り方

レンジでチンするよだれ鶏

こんにちは、マッコリです。

今回は、火を使わずに電子レンジで作れるよだれ鶏に挑戦しました。

鶏むね肉を電子レンジで加熱し、刻んだ長ネギ、ラー油、ニンニクを使った甘辛いタレをかけるだけ。

フライパンも鍋も使わないので、調理は非常に簡単です。

暑くて火を使いたくない日や、できるだけ洗い物を増やしたくない日にも向いています。

それにしても、「よだれ鶏」とは、なかなか思い切った名前です。

料理名だけを聞くと少々心配になりますが、もちろん料理によだれが入っているわけではありません。

よだれ鶏は、中国・四川地方の冷菜として知られる料理。

名前の由来には諸説ありますが、思い出しただけでもよだれが出るほどおいしい、という意味合いから「よだれ鶏」と呼ばれるようになったといわれています。

そこまで言われたら、こちらも作らずにはいられません。

今回は鶏むね肉を使い、電子レンジ600Wで作ってみます。

目次

レンジで作るよだれ鶏の材料(1~2人分)

鶏むね肉の材料

  • 鶏むね肉:200g程度
  • 料理酒:大さじ1
  • 砂糖:小さじ1

よだれ鶏のタレ

  • 長ネギ:好みの量
  • しょうゆ:大さじ1
  • 酢:大さじ1
  • 砂糖:大さじ1
  • ラー油:大さじ1
  • すりおろしニンニク:小さじ1

ラー油大さじ1は、しっかり辛さを感じる量です。

辛い料理が苦手な方や子どもが食べる場合は、小さじ1程度から試してください。

辛さは後から追加できますが、一度入れたラー油をタレの中から救出することはできません。

電子レンジでよだれ鶏を作る際の注意点

今回の加熱時間は、鶏むね肉約200gを使用し、600Wで片面2分30秒ずつ、合計5分です。

ただし、電子レンジの機種、鶏肉の厚さ、使用する容器、調理前の肉の温度によって、必要な加熱時間は変わります。

600Wで合計5分加熱すれば、すべての鶏肉へ確実に火が通るという意味ではありません。

電子レンジは食品の一部分だけ温度が低く残ることがあるため、途中で裏返し、加熱後は最も厚い部分を確認します。

中心温度計がある場合は、鶏むね肉の最も厚い部分へ差し込み、中心温度75℃以上で1分間以上加熱できているか確認しましょう。

温度が足りない場合や、生の部分が残っている場合は、30秒ずつ追加加熱します。

見た目の色だけでは、十分に加熱できているか判断しにくいことがあります。

鶏肉に関しては、

「たぶん大丈夫」

という料理人の勘より、中心温度計の数字のほうが頼りになります。

レンジで作るよだれ鶏の作り方

1.鶏むね肉の皮を取り除く

まずは、鶏むね肉の皮を取り除きます。

皮付きのままでも調理できますが、今回はさっぱりと仕上げるため、皮を外しました。

取り除いた皮は、細かく切ってフライパンで焼けば、鶏皮せんべいやスープの具として使えます。

すぐに使わない場合は、適切に保存してください。

2.鶏むね肉の厚さをなるべく均一にする

鶏むね肉は、中央付近が厚く、端へ向かうほど薄くなっています。

厚さが大きく違うまま電子レンジへ入れると、薄い部分は加熱しすぎてパサつき、厚い部分には火が通っていないという状態になりやすくなります。

厚い部分へ包丁を横から入れて開き、全体の厚さをなるべく均一にしておくと加熱ムラを抑えやすくなります。

包丁を使う場合は、手を切らないよう十分注意してください。

3.鶏むね肉へフォークで穴を開ける

鶏むね肉の両面へ、フォークで数か所穴を開けます。

レンジでチンするよだれ鶏

ブスブスと刺していきます。

少々乱暴に見えますが、鶏むね肉に恨みがあるわけではありません。

穴を開けておくと、料理酒と砂糖が表面になじみやすくなります。

ただし、必要以上に大量の穴を開ける必要はありません。

数か所から十数か所程度で十分です。

4.鶏むね肉を耐熱ボウルへ入れる

下処理した鶏むね肉を、電子レンジで使用できる耐熱ボウルへ入れます。

レンジでチンするよだれ鶏

鶏むね肉が折れ曲がらず、平らに置ける大きさの容器がおすすめです。

小さなボウルへ無理に押し込むと、肉の厚さが均一にならず、重なった部分へ熱が通りにくくなります。

5.料理酒と砂糖を加える

耐熱ボウルへ、料理酒大さじ1と砂糖小さじ1を加えます。

レンジでチンするよだれ鶏

箸やトングを使い、鶏むね肉の両面へ調味料をなじませます。

生の鶏肉を触った箸やトングは、加熱後の鶏肉やタレには使用しないでください。

調理器具を分けるか、使用後によく洗浄してから使います。

料理酒と砂糖をなじませたら、そのまま10分ほど置きます。

室温が高い場合は、冷蔵庫へ入れておきましょう。

6.浅めの耐熱容器へ移す

鶏むね肉を、底が浅い耐熱容器へ移します。

レンジでチンするよだれ鶏

ボウルに残った料理酒と砂糖の汁も、すべて一緒に移します。

最初に使ったボウルが電子レンジ対応で、鶏肉を平らに置ける大きさなら、容器を入れ替えずにそのまま加熱しても構いません。

洗い物は、少ないに越したことはありません。

料理のおいしさに影響しない家事は、堂々と減らしましょう。

7.ふんわりラップをかける

耐熱容器へ、ラップをふんわりとかけます。

レンジでチンするよだれ鶏

ぴったりと密閉するのではなく、蒸気が少し逃げられるようにかけます。

使用するラップが電子レンジ加熱に対応していることも確認してください。

8.600Wの電子レンジで2分30秒加熱する

600Wの電子レンジへ入れ、まずは2分30秒加熱します。

加熱が終わったら、容器を慎重に取り出します。

容器や中の汁が非常に熱くなっているため、ミトンや厚手の布巾を使いましょう。

ラップの内側には熱い蒸気がたまっています。

顔を近づけず、手前ではなく奥側から少しずつ開けると、蒸気が自分の方向へ来にくくなります。

9.鶏むね肉を裏返す

鶏むね肉を裏返します。

レンジでチンするよだれ鶏

電子レンジは加熱ムラが起きやすいため、途中で裏返すことが重要です。

容器の中央と外側でも温まり方が違う場合があります。

ターンテーブルがない電子レンジの場合は、容器の向きを変えて戻す方法もあります。

10.再び600Wで2分30秒加熱する

もう一度ふんわりとラップをかけ、600Wで2分30秒加熱します。

これで加熱時間は合計5分です。

ただし、ここで自動的に完成とは判断しません。

鶏むね肉の厚さや電子レンジによっては、中心部の温度が足りないことがあります。

11.中心部まで加熱できたか確認する

加熱が終わったら、鶏むね肉の最も厚い部分を確認します。

中心温度計がある場合は、厚い部分の中央へ差し込みます。

中心温度75℃以上で1分間以上になるまで、十分に加熱してください。

温度が足りない場合は、鶏肉を裏返したり容器の向きを変えたりして、600Wで30秒ずつ追加加熱します。

中心温度計がない場合は、最も厚い部分へ切り込みを入れ、生の部分が残っていないか確認します。

ただし、肉の色だけでは十分な加熱を判断できないこともあります。

電子レンジで鶏肉料理を作る機会が多い方は、中心温度計があると安心です。

鶏むね肉は加熱しすぎるとパサつきますが、だからといって生焼けで食べるわけにはいきません。

安全を確認しながら、短時間ずつ追加するのがポイントです。

12.加熱した鶏むね肉の粗熱を取る

十分に火が通ったことを確認したら、鶏むね肉の粗熱を取ります。

加熱直後に切ると、熱い肉汁が流れ出やすく、やけどの危険もあります。

触れられる程度まで少し冷ましてから切りましょう。

容器に残っている蒸し汁は、タレへ少量加えたり、スープへ使ったりできます。

ただし、生の鶏肉を入れていた汁なので、鶏肉と一緒に十分加熱されていることを確認してください。



よだれ鶏のタレを作る

13.長ネギをみじん切りにする

鶏むね肉を冷ましている間に、よだれ鶏のタレを作ります。

長ネギを好みの量だけ用意し、みじん切りにします。

レンジでチンするよだれ鶏

今回は、冷凍しておいた長ネギを使いました。

解凍したネギは少し柔らかくなるため、きれいなみじん切りにはできませんでした。

食感を重視するなら、生の長ネギを細かく刻むのがおすすめです。

とはいえ、見た目が多少不ぞろいでも味に大きな問題はありません。

家庭料理の長ネギは、全員が同じサイズで整列していなくても大丈夫です。

14.しょうゆ・酢・砂糖・ラー油・ニンニクを混ぜる

刻んだ長ネギを入れた容器へ、次の調味料を加えます。

  • しょうゆ:大さじ1
  • 酢:大さじ1
  • 砂糖:大さじ1
  • ラー油:大さじ1
  • すりおろしニンニク:小さじ1

レンジでチンするよだれ鶏のタレ

砂糖が全体へなじむまで、よく混ぜます。

しょうゆの塩味、酢の酸味、砂糖の甘味、ラー油の辛味、ニンニクの香り。

ここへ長ネギの食感まで加わります。

このタレだけで、ご飯を食べられそうな勢いです。

実際にご飯へかけてもおいしそうですが、今日は鶏むね肉のために作ったタレ。

横取りせず、完成まで待ちます。

鶏むね肉を切ってタレをかける

15.鶏むね肉を5mm程度の幅に切る

粗熱が取れた鶏むね肉を、5mm程度の幅に切ります。

レンジでチンするよだれ鶏

繊維を断つ方向へ切ると、口へ入れたときにほぐれやすくなります。

薄く切ればタレがよく絡み、少し厚めに切れば肉の食感を楽しめます。

切っている途中で中心部に加熱不足の箇所を見つけた場合は、そのまま食べず、耐熱容器へ戻して追加加熱してください。

16.皿へ盛り付けてタレをかける

切った鶏むね肉を、少しずつ重ねるように皿へ盛り付けます。

長ネギ入りのタレを、鶏むね肉全体へたっぷりかければ完成です。

レンジでチンするよだれ鶏
レンジでチンするよだれ鶏
レンジでチンするよだれ鶏
レンジでチンするよだれ鶏

電子レンジで作る簡単よだれ鶏の完成です。

鶏むね肉の白に、ラー油の赤と長ネギの緑が加わり、食欲をそそる見た目になりました。

火を使わずに作ったとは思えない、立派な一皿です。

レンジで作ったよだれ鶏を食べてみた

今回は電子レンジで加熱する時間が少し長くなり、鶏むね肉に若干のパサつきを感じました。

それでも、長ネギ入りのタレをたっぷりかけると、十分おいしく食べられます。

ネギのシャキッとした歯触り。

ラー油のピリッとした辛さ。

ニンニクの風味。

そこへ、しょうゆ、酢、砂糖を合わせた甘酸っぱい味が絡みます。

これはうまい。

鶏むね肉自体は淡泊なので、パンチのあるタレとの相性が抜群です。

ご飯のおかずにもよい。

ビールのおつまみにもよい。

そして火を使っていないので、調理後の台所もそれほど暑くなりません。

よだれが出るかどうかは人それぞれですが、もう一切れ食べたくなる味なのは間違いありません。

鶏むね肉がパサつく原因

加熱時間が長すぎる

鶏むね肉は脂肪が少なく、加熱しすぎると水分が抜けて硬くなりやすい部位です。

安全を確認しながら、必要以上に長く加熱しないことが大切です。

最初から大幅に長く加熱するのではなく、基本の時間で一度確認し、不足していれば30秒ずつ追加します。

鶏肉の厚さが不ぞろい

厚い部分へ火を通そうとすると、薄い部分は先に加熱しすぎてしまいます。

調理前に厚い部分を開き、なるべく均一にしておきましょう。

加熱直後に切っている

熱々の状態ですぐに切ると、肉汁が流れ出やすくなります。

十分に加熱できたことを確認したら、少し粗熱を取ってから切ります。

鶏むね肉が小さいのに同じ時間加熱している

今回の加熱時間は、約200gの鶏むね肉を使った際の目安です。

小さな肉や薄く開いた肉へ同じ時間を適用すると、加熱しすぎることがあります。

重量と厚さに合わせ、時間を調整してください。

よだれ鶏のタレを好みに合わせて調整する

辛さを控えたい場合

ラー油を小さじ1程度に減らします。

最初はラー油なしのタレを作り、食べる人が自分の皿へ追加する方法も便利です。

さらに辛くしたい場合

ラー油を増やすほか、花椒や一味唐辛子を少量加えます。

花椒を加えると、四川料理らしいしびれるような風味を楽しめます。

ただし、入れすぎると口の中が一時的に業務停止するので、少量から試しましょう。

酸味を強くしたい場合

酢を少し増やします。

米酢ならまろやかに、黒酢を使うとコクのある味に仕上がります。

甘味を控えたい場合

砂糖を大さじ1/2程度へ減らします。

甘酸っぱい味が好きな方は、元の分量どおり大さじ1がおすすめです。

ニンニクを控えたい場合

すりおろしニンニクを小さじ1/2程度へ減らします。

翌日に人と会う予定がある場合は、ニンニクの量と相談してください。

よだれ鶏は黙っていても、ニンニクの存在は翌日まで自己紹介を続けることがあります。

よだれ鶏におすすめのトッピング

基本の長ネギだけでもおいしいですが、次のようなトッピングもよく合います。

  • 白いりごま
  • 砕いたピーナッツ
  • 刻んだカシューナッツ
  • パクチー
  • キュウリの細切り
  • 小ネギ
  • 花椒
  • 糸唐辛子

キュウリの細切りを皿へ敷き、その上へ鶏むね肉を盛ると、野菜も一緒に食べられます。

砕いたナッツを加えれば、香ばしさと食感も増します。

鶏もも肉やささみでも作れる

鶏もも肉を使う場合

鶏もも肉を使うと、鶏むね肉より脂が多く、ジューシーな仕上がりになります。

厚さや重量に応じて加熱時間を調整し、中心部まで十分に火を通してください。

鶏ささみを使う場合

鶏ささみは細くて火が通りやすいため、鶏むね肉より短い時間から加熱を始めます。

筋が気になる場合は、加熱前に取り除いておきましょう。

ささみも加熱しすぎるとパサつくため、30秒単位で確認するのがおすすめです。

余ったよだれ鶏の保存について

食べ切れずに余った場合は、長時間室温へ置いたままにしないようにします。

清潔な保存容器へ入れ、冷蔵庫で保存し、なるべく早めに食べ切りましょう。

タレをかけた状態で保存すると、長ネギから水分が出て食感が変わることがあります。

作り置きする場合は、鶏むね肉とタレを別々に保存し、食べる直前に合わせる方法がおすすめです。

保存した鶏肉を温め直す場合は、中心部まで十分に再加熱してください。

冷たい料理として食べる場合でも、最初の調理時に中心部まで確実に火を通しておくことが大前提です。

まとめ|火を使わずレンジで作れる簡単よだれ鶏

電子レンジで作る、簡単なよだれ鶏を紹介しました。

作り方の流れは次のとおりです。

  1. 鶏むね肉の皮を取り除く
  2. 厚い部分を開き、厚さをなるべく均一にする
  3. フォークで数か所穴を開ける
  4. 料理酒と砂糖をなじませ、10分ほど置く
  5. 耐熱容器へ入れ、ふんわりラップをかける
  6. 600Wで2分30秒加熱する
  7. 鶏むね肉を裏返す
  8. 再び600Wで2分30秒加熱する
  9. 中心部まで十分に火が通っているか確認する
  10. 加熱不足の場合は30秒ずつ追加加熱する
  11. 長ネギと調味料を混ぜてタレを作る
  12. 鶏むね肉を5mm程度に切り、タレをかける

電子レンジだけで作れるため、フライパンも鍋も必要ありません。

ただし、電子レンジには加熱ムラがあるため、途中で裏返し、鶏肉の厚い部分まで十分に火が通ったことを必ず確認してください。

今回の加熱時間は少し長くなり、若干パサつきを感じましたが、長ネギ、ラー油、ニンニクを使ったタレのおかげで、おいしく食べられました。

ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもぴったり。

暑くて火を使いたくない日にもおすすめです。

また作ろう。

次回は加熱時間をもう少し細かく調整し、さらにしっとりした鶏むね肉を目指します。

料理名どおり、思い出しただけでよだれが出る完成度になるまで、電子レンジとの交渉は続きます。




この記事を書いた人

横浜市在住、旅行・温泉・グルメが好きで、実際に訪れた場所を写真多めで紹介しています。温泉ソムリエ。家族旅行から一人旅、ご当地グルメ・珍グルメまで、実体験だからこそ分かる情報をお届けしています。

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