伊豆では「やまあらし丼」が食べられる




静岡県の伊豆市に、やまあらしが食べられるお店があるという噂。

興味深いので行ってみました。

やってきたのは鈴木屋食堂さん。

伊豆半島の中央、天城に近い場所にあるお店です。

【鈴木屋食堂】静岡県伊豆市湯ヶ島185-1

このお店でやまあらしが食べられるという事ですが・・・

や、やまあらしって・・・トゲトゲのアレ?

あんなの食べちゃって大丈夫なんでしょうか??



・・・と思ったら、イノシシの事でした(笑

山を荒らすから「やまあらし」なのでしょうか?

天城の名物はワサビだけではなく、実はイノシシも古くからこの地方で食されている名物なのです。

あの踊り子も愛した味だとか。

ということで、これが「やまあらし丼」です。

イノシシの肉を、タケノコ、ごぼう、シイタケ、たまねぎなどど一緒に煮込んでごはんに盛り付けてあります。

野沢菜のようなものとわさびの茎も入っていました。

かなり具沢山。

タケノコやシイタケを惜しげもなく大量に使っています。

ドンブリの底はツユだく気味。

それにしても、このイノシシの脂身の凄いこと・・・。

豚肉の脂身と同じ感覚で見てしまうとげんなりするかもしれませんが、実はイノシシの脂身はあまりクセがなくて驚くほどあっさりしています。

実は、イノシシは脂身こそ美味いと言われているのですよ。

そして、なんと豚よりも高たんぱく低カロリー。

なぜこんなに脂身が多いのに低カロリー??

と思ったら、なんとこれは脂身ではなくてコラーゲンなのだそうです。

その証拠に、鍋でグツグツ煮ても脂が浮いてこないとか。

このやまあらし丼は味噌仕立てですが、味噌よりもイノシシの甘さが勝っていて、ちょっと薄味に感じます。

醤油を足すともっと食べやすい気がします。

ちなみに、味噌汁の具は細切り大根。

大根好きの私には嬉しい限り。

普段あまり口にする機会のないイノシシですが、美味しく頂けて満足でした。

このお店では、同じくイノシシをつかった蕎麦「ししせいろ」や「しし南蛮」なども食べられますよ。






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横浜市在住で二児の父。 サラリーマンをしながら不動産収入を得ています。 元祖温泉ソムリエ大家を名乗っていますが、かなりユルい大家です。 【好きな事】旅行、温泉、お笑い、お酒、スノボ、男はつらいよ 【資格】宅建取引士、古家再生投資プランナー、建設業経理士1級、ファイナンシャルプランナー、温泉ソムリエ(笑