今でもはっきりと覚えている、わたしが少年だった頃からのテレビCMの歌。
ゆったり、たっぷり、のーんびり
旅ゆけーばー たのーしいー
ホテルみかーづーきー
昭和生まれの人なら誰でも一度は耳にしたことあるでしょう。(首都圏だけかもしれませんが)
このホテル三日月の「龍宮城スパホテル」に初宿泊をしました。
ホテル三日月ホテルのイメージは、CMからなんとなく大衆的かつリーズナブルなホテル。
CMバンバンやっているから名前だけは知っている。
ただそれだけでした。
大人になり、自分で旅行をするようになってからも、宿の選択肢にホテル三日月が入ることはありませんでした。
とくに泊まりたいと思ったことがなかったので。
しかし、これが大間違いだったのです。
もっと早く行っておけば良かった!
特に、家族連れにこんなに嬉しいホテルは他にないんじゃないか?
それを、声を大にして言いたいですね。
2024年3月下旬のある日、わたしは家族旅行のために2連休をとっていました。
行き先は、長野県内にあるホテルです。
しかし、数日前からの天気予報によると、その当日は全国的に季節外れの荒天になるという。
旅行先も雪の予報になっていました。
しかも、結構積もるようです。
我が家の車はノーマルタイヤ。
タイヤチェーンを持ってはいるものの、布チェーンなので頼りない。
ホテルへ行く道には、雪が積もったらスタッドレスタイヤだけでも怪しい急坂があるそうです。
とはいっても、真冬ではないし雪が降るといってもそれほどではないだろう。
結構積もると言っておきながら、ひょっとしたらパラパラとチラつく程度かもしれない。
でも、とりあえずスタッドレスタイヤの車は確保したほうがいいだろう。
レンタカー屋さん何件か問い合わせました。
しかし、全滅。
できる限りの情報を得つつ、旅行当日を迎えるしかありませんでした。
そして当日の朝。
現地の天気予報は変わらず雪。
奥さんがホテルに電話をして状況を聞きました。
すでに現地では雪が積もっているようです。
高速道の状況をチェックしてみると、目的地に行く途中ではチェーン規制が発生しています。
つまり、スタッドレスタイヤまたはタイヤチェーン装着していないと通行できないということです。
これはもうどうしようもない。
ホテルはキャンセルするしかないか。
キャンセル料が100%発生するね・・・これは痛い。
奥さんが楽しみにしていたホテルで、半年前から予約していただけに残念。
でも、天候だから誰に文句を言うわけにもいかない。
泣く泣くキャンセルしたのでした。
でも、せっかく旅行のために連休をとったのだから、雪が降ってない関東近郊で一泊旅行をしようよ。と、急遽別の宿探しをすることに。
当日の空きがあるホテルは少ないだろうと思ってはいましたが、予想より全然少ないもんですね。。
その時、雪でキャンセルしたホテルから奥さんのスマホに連絡がありました。
なんと・・・
事情が事情なので、今回はキャンセル料は請求しません。とのこと。
これはありがたい!
キャンセルしたホテル側のお心遣いを感じたことで、そのホテルには今度絶対行こう!という気になりました。
さて、キャンセル料がかからないことがわかり、俄然別の宿探しをする気になりました。
色々と調べました。
そして決定したのが、ホテル三日月グループの『龍宮城スパホテル』だったのです。
龍宮城スパホテルは、千葉県の木更津にあります。
川崎方面からアクアラインに乗り、渡りきったらすぐ到着しました。
駐車場がとにかく広い!
この日は全国的に荒天なので、アクアラインも時速40km規制でした。木更津も曇天かつ強風。
車を停め、館内に移動します。
ホテルは「龍宮亭」と「富士見亭」というのがあるそうですが、わたしたちは龍宮亭でした。
こちらですね。
龍宮亭に入ると、いきなり天井に龍が。
館内の雰囲気は、明るく華やかな印象ですね。
随所にある子供ウケしそうなオブジェ。
館内着はセルフサービス。
アロハを連想させる館内着です。
これ良いですね。
薄手で動きやすく、洗濯してもすぐ乾きそう。
夏は自宅でもこんなの着たい。
男は緑色、女は赤色を選ぶと思いますが、緑は上下別、赤はワンピース。
うちの下の子は女の子ですが、上下別のほうが何かと都合が良いので緑を着せました。
こちらが館内図
↓↓
龍宮亭の離れに「お祭りランド」というのがあります。
ここは宿泊者以外も入ることができ、「飲む・食う・遊ぶ・買う」ができる、子供も大人も楽しめる施設でした。
では、チェックインを終えたのでお部屋に向かいましょう。
着きました。
室内にはスリッパがありました。これは室内用ではなく、部屋の外を歩く時に履くやつです。
そして、これがお部屋。
シンプルで綺麗な部屋。
窓からは富士山がクッキリと。
シャワールームには浴槽はありませんでした。
館内には広すぎる大浴場があるので、これは何の問題もない。
この日はMLB開幕戦。テレビでは、大谷vsダルビッシュを放送していました。
窓からは、プールが見えました。
手前側の25mプールは閉鎖中ですが、その奥の細長い部分は温水スパのようで、楽しんでいる方もたくさんいました。
温水プールは屋内にもあるようなので、せっかくだから行ってみよう。
では、館内着に着替えて
温水プール&温泉に行きます。
廊下側からは駐車場が見えました。広いですね。写真に写っているのは実際の駐車場スペースの半分です。
館内には色々と楽しい空間がありました。
こどもたちは寄り道が大好き。
温水プールは人が多かったですが、そこまで混雑しているわけではなく、小さな子供がいる家族は楽しめるのではないでしょうか。
流れるプール、ウォータースライダー、ジャグジーなどがありました。
プールを楽しんだ後は、男女二手に分かれて大浴場に行きました。
こちらは、もちろん水着着用NGです。
大浴場は、これまた流れるプールのように歩いて周回できる造りなのが新鮮でした。
水深は大人の胸あたりでしょうか。水温はぬるく、まさに温水プールといった感じ。
その他、温泉大浴場・露天温泉などがありました。
こちらのお湯は普通の温泉のように熱かったです。
一度部屋に戻ってから食事会場に向かいました。
座席に案内されました。ファミレス風ですね。
食事形式はビュッフェバイキング
このバイキングの食事はなかなかレベル高い!
ラーメンなどは、自分で麺を茹でてトッピングするやつ。
これ、なかなか美味かった。
大人も子供も好きな感じのラーメンでした。
こどもが食べられるものを中心にチョイスしたので、写真だけではレベルの高低はわかりませんよね笑
でも、もちろんこれらはほんの一部。
まだまだ食べたいものがたくさんありました。
食事レベル高いなー。と思っていたら、それもそのはず。
このバイキングだけで大人1名で7,700円とのことです。
これだけのものが7,700円で食べ放題なら高くない。そう思いましたよ。
そして、こどもの誕生日には嬉しいデザートプレートサービスがあります。
サービス対象期間は誕生日の前後1か月間とか縛りがあるわけですが、うちの子はそれに該当していました。
胸につけているシール。
これが誕生日サービスを受けられる証ですね。
食事中、好きなタイミングで店員さんを呼び出します。
すると、ハッピーバースデーの曲と共にデザートプレートを持ってきてくれます。
誕生日サービスのお客さんは多かったようで、この食事時間だけで、ハッピーバースデーの曲を10回ほど聞きました笑
部屋に戻ってから、こどもたちはiPadでアニメ観賞。
就寝時間となり、こどもたちはプールで疲れたようで即寝ました笑
いつもなら、わたしは寝る前にもう一度温泉に行くところですが、この日は疲れていたのでしょう。面倒になってしまったので、そのまま寝ました。
翌日に続く
コメントを残しましょう