たまに無性に食べたくなるもんじゃ焼き。
食べに行こうにも、近場で食べられるお店ってけっこう限られる。
お好み焼き店でももんじゃ焼きは食べられるけど、バリエーションは限りなく少ない。
「それなら、月島に行っちゃおうよ」
月島のもんじゃストリートならもんじゃ焼き屋だらけのはず。
お店が選び放題。ハシゴもし放題。
ということで、月島のもんじゃストリートに行ってみました。
私は月島に近い下町育ちのクセに、もんじゃ目的で月島に行くのは今回が初めて。
まずは、ざっと散策してみます。
もんじゃだらけです。
しかし、これらはほんの一部。
もっともっとたくさんのもんじゃ屋さんがあります。
それにしても、店によってお客さんの入りに差があるのが面白いですね。
外まで順番待ちの列があるお店、一人もお客がいないお店など様々。
空いているお店のほうが早く食べられそうですが、ガラガラのお店は訳アリだろうから避けたい。
今回は事前リサーチをしていなかったので、特にお店の候補はありません。
どのお店にするかはヒラメキ頼り。
一通りメイン通りのお店を物色したので、今度は脇道に入ってみます。
すると、一軒のもんじゃ屋さんがありました。
「おかめ総本店」さん。
【おかめ総本店】東京都中央区月島3丁目17-3
「あれ?おかめってさっきもあったよね?」
そう、上の写真を見て頂けるとおわかりかと思いますが、メイン通りにも「おかめ」さんがあったのです。
「たまたま同じ名前の店なのかな?」
でも、おかめマークが一緒なので同系列なのでしょう。
それにしても、メイン通りから外れているこちらの方が「総本店」なのですね。
店内を覗くと、空席がたくさん確認できました。
しかし、店の外に順番待ちの椅子が出ているあたり、「きっと人気店だろう」と予測し、このお店に決めました。
ご覧のとおり、まだ空席が多いです。↓↓
先客は1テーブルだけ。
一家総出(と思しき)6人組です。
みんなでワイワイというよりは淡々と、それこそ夕食を食べているかのような雰囲気。
家族で鉄板を囲んでもんじゃ。これぞ下町の風景ですね。
ほのぼのだったので、思わず「写真撮っていいですか?」と聞きそうになりました。
では、注文しましょうか。
まずはつまみを何か・・・
壁に貼ってあるメニューの「俺のホルモン」を注文してみます。
・・・それにしても、ザーサイ率がかなり高い。。
ザーサイだけでこんなにバリエーションがあるなんて。恐るべしおかめ総本店。
さあ、「俺のホルモン」ですが、ホルモン・キャベツ・ニラとシンプルな内容でした。
ホルモンは冷凍ものなので、しっかりと火を通します。
味が付いているので、適当に焼いたらそのまま頂けます。
角ハイにバッチリ合う味だ。
では、そろそろもんじゃを注文しましょうか。
まずは「ニラ玉もんじゃ」から。
具材の下には汁がどっさりと入っています。
まずは具材だけを鉄板に落として焼きます。
大き目な野菜などもヘラで切りながら。
適度に火が通ったら、焼いた具材で円形の土手を作り、その中に汁をゆっくりと流し込みます。
それでも汁は土手の隙間から流れ出てくるので、ヘラで堰き止めます。
そして、この汁が蒸発した部分が後に「おこげ」となるのです。
「おこげ」はもんじゃの影の主役。ここ大事です。
そして、汁と具をよく混ぜ混ぜしたら出来上がり。
どれくらい火を通したら良いか?食べ頃は人それぞれですね。
私は少しドロドロの状態が一番美味しいと思います。
テーブルには、ソース・塩・コショウ・唐辛子などがあり、それらを使って色んな味が楽しめます。
お次は、「明太子もんじゃ+ベビースター」 ↓↓
これもまた同じ要領で焼いていきます。
ベビースターは鉄板トッピングですね。これを考えた人は天才だと思います。
明太子のツブツブとベビースターの組み合わせ。これ本当に最高。
これくらいで食べるのが一番美味しいですね。
綺麗な「おこげ」もできました。
次から次へとお客さんが来て、もうこの頃には店内満席。
店員さんを呼んでも、「ちょっとお待ちください」状態でした。
やはり人気店だったようです。
お次は「カレー+コンビーフ+チーズもんじゃ」 ↓↓
この土手は完成度が高い。↓↓
だいぶお腹が膨れてきましたが、カレーの香りでまた新たな食欲が沸いてくる。
「このもんじゃ、何かおこげが凄いな・・・」↓↓
と思ったら、コンビーフの焦げたやつだった。
そうそう、もんじゃを食べる時は箸ではなくて上の写真のヘラですよ。
ヘラはたいして熱くないですが、もし熱くてもガマンです!
途中で、店員さんが袋詰めにした「天かす」をお客さん1グループに一つずつ配っていました。
いつもあるサービスなのでしょうか?
天かす好きには有り難いサービスでしょうね。
この後は焼きそばを注文し、満腹で店を後にしました。
たまに食べるもんじゃ、やはり最高ですね。
もんじゃの香りをたっぷりと服に染みこませ、横浜まで電車で帰りました。
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