こんにちは、マッコリです。
今回は、料理初心者でも作りやすいポークソテーをご紹介します。
使うのは、とんかつ用の厚切り豚ロース肉。
筋を切り、塩・こしょうと小麦粉をまぶして、フライパンで焼くだけです。
細かい材料を何種類も切る必要はなく、複雑な合わせ調味料も必要ありません。
「今日は肉をがっつり食べたい」
そんな日は、これに限ります。
見た目は立派な肉料理ですが、作り方は驚くほど単純。
豚ロース肉をフライパンへ入れたあとは、焦がさず、中まで火を通すことに集中すれば大丈夫です。
今回は仕上げにしょうゆを絡めましたが、ポン酢を使えばさっぱりとした味にもできます。
表面は香ばしく、中はやわらか。
ご飯にもビールにもよく合う、我が家の簡単ポークソテーです。
簡単ポークソテーの材料(2人分)
- 豚ロース肉(とんかつ用):2枚
- 小麦粉:適量
- 塩・こしょう:少々
- サラダ油:少々
- しょうゆまたはポン酢:適量
- 千切りキャベツ:お好みで
基本の材料は、これだけです。
しょうゆの量は、豚ロース肉2枚に対して小さじ1~2程度から試すと調整しやすくなります。
少量ずつ加え、肉の表面へ軽く絡める程度で十分です。
ポークソテーをおいしく焼く3つのポイント
作り方は簡単ですが、次の3点を意識すると失敗しにくくなります。
- 赤身と脂身の境目へ切り込みを入れる
- 小麦粉は薄くまぶし、余分な粉を落とす
- 焼き時間だけで判断せず、中心部まで火を通す
特に重要なのが、豚ロース肉の筋切りです。
筋を切らずに焼くと、脂身側だけが縮み、肉が反り返ることがあります。
反り返った肉はフライパンへ均等に触れなくなるため、焼き色にもムラが出やすくなります。
ほんの数か所切るだけなので、面倒がらずにやっておきましょう。
簡単ポークソテーの作り方
1.豚ロース肉を用意する
まずは、とんかつ用の豚ロース肉を用意します。
とんかつ用として売られている厚切り肉なら、食べ応えのあるポークソテーに仕上がります。
肉の表面に水分が多く付いている場合は、キッチンペーパーで軽く拭き取っておきましょう。
水分が残っていると、小麦粉が一部分だけ厚く付き、焼くときに油もはねやすくなります。
2.赤身と脂身の境目を筋切りする
豚ロース肉の赤身と脂身の境目へ、キッチンバサミや包丁で切り込みを入れます。
切る場所は、赤身と白い脂身の境目にある筋の部分です。
肉を完全に切り離すのではなく、境目へ1~2cm程度の切り込みを入れます。
肉1枚につき、4~5か所ほど切れば十分です。
こうして筋を切っておくと、加熱したときに肉が大きく縮んだり、反り返ったりするのを抑えられます。
力いっぱい切る必要はありません。
ここで肉を細切れにしてしまうと、ポークソテーではなく豚肉炒めへ方向転換することになります。
3.豚ロース肉の両面へ塩・こしょうを振る
筋切りをした豚ロース肉へ、塩・こしょうを振ります。
片面だけではなく、必ず両面へ振りましょう。
仕上げにしょうゆやポン酢を使うため、塩は控えめで構いません。
塩・こしょうを振ったら、手やトングで軽く押さえて表面へなじませます。
塩を振ってから長時間置くと肉の表面に水分が出やすいため、下ごしらえをしたら早めに焼くのがおすすめです。
4.豚ロース肉へ小麦粉を薄くまぶす
豚ロース肉の両面へ、小麦粉をまぶします。
小麦粉は、肉が真っ白になるほど厚く付ける必要はありません。
表面全体へ薄く付いたら、肉を軽く振って余分な粉を落とします。
小麦粉を薄くまぶすことで、表面へ香ばしい焼き色が付きやすくなり、仕上げのしょうゆやポン酢も絡みやすくなります。
反対に、粉を厚く付けすぎると、フライパンの中で小麦粉だけが油を吸い、重たい衣のようになることがあります。
このあたりは、少々適当でも大丈夫。
5.フライパンへサラダ油を入れる
それでは、豚ロース肉を焼いていきます。
フライパンへサラダ油を少量入れ、中火で熱します。
フッ素樹脂加工のフライパンなら、油は底全体へ薄く広がる程度で十分です。
油を入れすぎると、ソテーというより揚げ焼きに近づきます。
6.豚ロース肉を中火でじっくり焼く
フライパンが温まったら、豚ロース肉を並べます。
火加減は中火。
肉を入れた直後から強火で一気に焼くと、表面の小麦粉だけが焦げ、中が生焼けになる可能性があります。
肉をフライパンへ入れたら、何度も動かさず、片面へ焼き色が付くまでじっくり待ちましょう。
厚さにもよりますが、まずは3分程度を目安に焼き、底の様子を確認します。
焼き色が薄ければ、もう少し加熱してください。
肉を入れた途端、気になって何度も持ち上げたくなりますが、ポークソテーにも落ち着く時間が必要です。
7.焼き色が付いたら裏返す
片面へ香ばしい焼き色が付いたら、トングやフライ返しを使って裏返します。
なかなかよい焼き色です。
裏側も、中火から弱めの中火でじっくり焼いていきます。
厚切り肉の場合は、途中で火を少し弱め、ふたをして短時間蒸し焼きにすると中心まで熱が入りやすくなります。
ただし、ふたをしたまま長く蒸すと表面がしっとりしすぎるため、最後はふたを外して水分を飛ばしましょう。
8.肉の側面も軽く焼く
豚ロース肉に厚みがある場合は、トングで肉を立て、脂身側の側面も軽く焼きます。
食べ応えのある、立派な厚みです。
脂身側を焼くと香ばしさが増し、余分な脂も少し落とせます。
油がはねる場合があるので、顔を近づけないよう注意してください。
9.中心部まで十分に火を通す
豚肉は、表面へきれいな焼き色が付いていても、中心部が生焼けの場合があります。
焼き時間だけで判断せず、最も厚い部分まで十分に加熱できたことを確認しましょう。
中心温度計がある場合は、肉の最も厚い部分へ横から差し込み、中心温度75℃で1分間以上を目安に加熱します。
温度計がない場合は、最も厚い部分へ切り込みを入れ、内部に生の赤い部分が残っていないか確認してください。
加熱が足りない場合は、弱火にしてふたをし、焦げないよう様子を見ながら追加加熱します。
表面を焦がさず中まで火を通すには、強火で急ぐより、火を弱めて待つほうが確実です。
肉料理において、焦りは調味料になりません。
10.しょうゆまたはポン酢を絡める
豚ロース肉へ十分に火が通ったら、しょうゆを少量回し入れます。
しょうゆを入れると焦げやすいため、火を弱めるか、一度火を止めてから加えても構いません。
フライパンを軽く動かし、肉の両面へしょうゆを絡めます。
さっぱり食べたい場合は、しょうゆの代わりにポン酢がおすすめです。
ポン酢は長時間加熱すると香りが飛びやすいため、火を止める直前か、皿へ盛ってからかけてもよいでしょう。
簡単ポークソテーが完成
しょうゆが全体へ絡んだら、ポークソテーの完成です。
皿へ盛り、お好みで千切りキャベツを添えます。
茶色い肉料理だけでも食欲はそそられますが、キャベツの緑が加わると、見た目も一気に定食らしくなります。
キャベツには、フライパンから肉を救出したあと、皿の余白を埋めるという重要な任務もあります。
表面は香ばしく、中はやわらか
それでは、焼きたてをいただきます。
薄く小麦粉をまぶした表面は、香ばしく焼き上がっています。
筋切りをしたため肉が大きく反り返ることもなく、中はやわらかな仕上がりです。
しょうゆの香ばしさと、豚ロース肉の脂の甘味がよく合います。
シンプルな塩・こしょうとしょうゆだけでも、十分においしい。
複雑な味付けをしなくても、厚切りの豚ロース肉そのものをしっかり楽しめます。
白いご飯も進みます。
肉をがっつり食べたい日に、この厚みは頼もしい限りです。
マヨネーズを付けるのもおすすめ
そのままでもおいしいのですが、私はマヨネーズを付けて食べるのが好きです。
しょうゆ味の豚肉へマヨネーズのコクと酸味が加わり、ご飯がさらに進む味になります。
最初から肉全体へ大量にかけず、皿の端へ少量添え、ひと切れずつ付けるのがおすすめです。
あくまでポークソテーが主役。
マヨネーズには名脇役として働いてもらいましょう。
ポークソテーが硬くなる原因
筋切りをしていない
赤身と脂身の境目にある筋を切らずに焼くと、肉が縮んで反り返りやすくなります。
焼きムラの原因にもなるため、4~5か所へ切り込みを入れておきましょう。
強火で焼き続けている
厚切りの豚ロース肉を強火だけで焼くと、表面は焦げても中心まで火が通らないことがあります。
最初は中火で焼き色を付け、その後は火を弱めて中まで加熱します。
何度も裏返している
肉の様子が気になり、短時間で何度も裏返すと、焼き色が付きにくくなります。
まずは片面へしっかり焼き色を付けてから、一度裏返すのが基本です。
焼きすぎている
生焼けを心配するあまり長時間焼き続けると、肉の水分が抜け、硬くなってしまいます。
中心温度を確認しながら、必要以上に加熱しないことが大切です。
焼き上がってすぐに細かく切っている
焼き上がった肉は、皿へ移して1~2分ほど休ませてから切ると、肉汁が一気に流れ出るのを抑えやすくなります。
ただし、中心部の加熱が足りない肉を余熱だけに任せてはいけません。
十分に火が通ったことを確認してから休ませましょう。
ポークソテーに合う簡単ソース
ポン酢ソース
焼き上がった豚ロース肉へポン酢をかけるだけ。
脂のある豚ロース肉を、さっぱり食べられます。
大根おろしや小ネギを添えるのもおすすめです。
バターしょうゆ
しょうゆを絡めたあと、火を止めてバターを少量加えます。
バターのコクと香りが加わり、濃厚な味になります。
ニンニクしょうゆ
豚肉を焼く前に、薄切りにしたニンニクを油で炒めます。
ニンニクが焦げる前に一度取り出し、仕上げに肉へ戻すと香ばしく仕上がります。
玉ねぎソース
すりおろした玉ねぎ、しょうゆ、みりん、酢を少量ずつ合わせ、豚肉を焼いたフライパンで軽く煮詰めます。
玉ねぎの甘味が豚肉によく合います。
粒マスタードソース
しょうゆやポン酢へ粒マスタードを少量混ぜます。
ほどよい酸味と辛味が加わり、大人向けの味になります。
ポークソテーに合う付け合わせ
今回は千切りキャベツを添えましたが、次のような付け合わせもよく合います。
- レタスや水菜のサラダ
- トマト
- ブロッコリー
- ニンジンのグラッセ
- 粉ふきいも
- フライドポテト
- キノコのソテー
- 目玉焼き
ポークソテーだけでも食べ応えはありますが、野菜や汁物を組み合わせれば、食卓がより充実します。
千切りキャベツへポークソテーのしょうゆ味や肉汁が少し染み込んだ部分も、なかなかおいしいものです。
まとめ|筋切りと火加減で簡単ポークソテーがおいしくなる
とんかつ用の豚ロース肉で作る、簡単ポークソテーをご紹介しました。
基本的な作り方は次のとおりです。
- 豚ロース肉の表面の水分を拭く
- 赤身と脂身の境目へ4~5か所切り込みを入れる
- 両面へ塩・こしょうを振る
- 小麦粉を薄くまぶし、余分な粉を落とす
- フライパンへサラダ油を入れる
- 中火で片面へ焼き色を付ける
- 裏返し、火を少し弱めて中まで加熱する
- 中心部まで十分に火が通ったことを確認する
- しょうゆまたはポン酢を軽く絡める
材料は少なく、難しい味付けも必要ありません。
それでも、筋切り、小麦粉、火加減という基本を押さえれば、表面が香ばしく、食べ応えのあるポークソテーになります。
塩・こしょうとしょうゆだけでも十分おいしく、ポン酢、マヨネーズ、バター、ニンニクなどのアレンジも楽しめます。
お好みで千切りキャベツを添えれば、豚肉と一緒に野菜も食べられます。
焼くだけ簡単、男のポークソテー。
肉をがっつり食べたい日の夕食に、ぜひ試してみてください。
ただし、肉の厚みを眺めて満足しているだけでは焼き上がりません。
フライパンへ入れたら、焦らず、中までじっくり火を通しましょう。
















あー。。。美味しそう。。美味しそうすぎる!!
豚肉が一番好きです(´;Д;`)!
男の料理最高です!
ゆーたんまる様
豚肉は美味しくて栄養価高いですし、脂分も身体に良いそうですね。
簡単なので、是非今度作ってみて下さい(^^
これは絶対に美味しいヤツじゃないですかぁ
小麦粉や片栗粉を表面につける事で中はジューシーになりますよね ^^
自分もよく付けますよぉ
鶏肉はこれで中はジューシーはパリッと出来ますので ^^
ポークソテー自分も作ろうかなぁ ^^
魔王様
小麦粉をつけると食感が変わりますよね
僕は小麦粉を付けすぎて失敗することも多いですけど(^^;
記事を見直していたら、また食べたくなりました(笑