【2026年版】上海・南翔饅頭店本店の小籠包を実食!豫園の行列・メニュー・食べ方を紹介

上海・南翔饅頭店本店で小籠包を実食!豫園の行列店を徹底レビュー

上海を代表する名物料理の1つ、小籠包

その名店として世界的に知られているのが、南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)です。

日本では、鼎泰豊などと並んで「世界三大小籠包」の1店として紹介されることもあります。

ただし、これは国際的な機関が公式認定したランキングではなく、日本の旅行・グルメ情報などで使われる通称のようなものです。

とはいえ、南翔饅頭店が上海を代表する老舗小籠包店であることは間違いありません。

創業は1900年。

最初は「長興楼」という名前で営業し、1960年代に現在の「南翔饅頭店」へ改称したとされています。

日本にも店舗がありますが、今回ご紹介するのは、中国・上海の豫園にある本店です。

長い行列ができることでも知られる南翔饅頭店の小籠包。

「本場上海の本店で食べたら、どれほどおいしいのだろう?」

そんな期待を胸に、実際に訪れてみました。

この記事では、次の内容を写真付きで紹介します。

  • 上海・南翔饅頭店本店の場所と2026年現在の営業情報
  • 豫園と豫園商城の違い
  • 1階のテイクアウトと2階・3階レストラン
  • 豚肉・トリュフ・辛いカニ小籠包の感想
  • ストローでスープを飲む蟹黄灌湯包
  • 熱い小籠包を安全に食べる方法
  • 混雑を避けるためのポイント

なお、この記事で紹介する料理や価格、店内の利用方法は、訪問当時の体験が中心です。

現在はメニュー、価格、営業時間などが変更されているため、最新情報と分けて紹介します。

南翔饅頭店本店は豫園商城の九曲橋付近にある

南翔饅頭店本店は、上海を代表する観光地・豫園の近くにあります。

「豫園の中にある店」と説明されることが多いのですが、正確には有料の古典庭園「豫園」の園内ではありません。

豫園に隣接する商業エリア「豫園商城」の、九曲橋付近にあります。

豫園の庭園を見学しなくても、南翔饅頭店や豫園商城へ入ることは可能です。

庭園、商店街、城隍廟などが一帯となっているため、初めて訪れると全部まとめて「豫園」に見えます。

わたしも訪問時は、境界線を特に意識せず、

「この辺り全部が豫園なのだろう」

くらいの気持ちで歩いていました。

南翔饅頭店本店の基本情報【2026年】

  • 店名:南翔饅頭店 豫園店
  • 中国語表記:南翔馒头店(豫园店)
  • 住所:中国上海市黄浦区豫園路87号
  • 電話番号:+86-21-6355-4206
  • 最寄り駅:上海地下鉄10号線・14号線「豫園駅」
  • 豫園駅から:徒歩約5~10分

以前は住所を「豫園路85号」とする案内も多く見られましたが、2026年現在の主要な店舗情報では「豫園路87号」と掲載されています。

九曲橋のそばにある同じ歴史的建物なので、地図アプリでは店名の中国語表記「南翔馒头店(豫园店)」で検索するのが確実です。

営業時間は掲載媒体によって、7:30~20:30、9:00~21:00など案内に差があります。

フロアや日によって営業時間が異なる可能性もあるため、訪問当日に地図アプリや店舗へ確認してください。

まずは上海の人気観光地・豫園商城を散策

南翔饅頭店へ向かう前に、豫園商城の周囲を歩いてみました。

このエリアには、中国の伝統建築を思わせる特徴的な建物が並んでいます。

近代的な高層ビルが立ち並ぶ上海中心部とは、まったく異なる雰囲気です。



庭園内に入る前に、豫園の外周をブラついてみます。

特徴的な建築物が多く、街の独特な雰囲気を味わえました。

上海 豫園

赤い柱、反り返った屋根、細かな装飾。

どこを見ても中国らしい景色が広がっており、ただ歩くだけでも楽しめます。

豫園商城へ到着しました。

上海 豫園

豫園とその周辺は、上海でも特に人気の高い観光エリアです。

伝統的な建築、飲食店、土産物店などが密集しており、昼間から多くの人でにぎわっていました。

上海 豫園
上海 豫園
上海 豫園

訪問時は中国国内からの観光客が多く、外国人旅行者はときどき見かける程度でした。

そして、とにかく多かったのが自撮りをしている人です。

当時は自撮り棒を使って撮影している人が非常に多く、土産物店にも自撮り棒が並んでいました。

現在はスマートフォンのカメラ性能も上がり、ジンバルや広角撮影など機材も進化しています。

しかし、人気撮影スポットで後ろを確認せずに下がってくる人がいる点は、今も昔も変わらないかもしれません。

人が多い場所では、写真撮影中の旅行者と接触しないよう注意が必要ですね。




創業1900年の南翔饅頭店本店へ到着

豫園商城を歩き、九曲橋の近くにある南翔饅頭店本店へ到着しました。

【南翔饅頭店】中国上海市黄浦区豫園路85号

※上記は訪問当時に使用した住所表記です。2026年現在の主要な店舗情報では、豫園路87号と案内されています。

上海の南翔饅頭店

伝統的な外観と大きな看板が目印です。

南翔饅頭店は1900年、呉翔升という人物が、この場所で点心店「長興楼」を開いたことから始まりました。

100年以上にわたって小籠包を提供し続けている、まさに上海を代表する老舗です。

1階はテイクアウト|現在も行列ができる人気店

訪問時、1階はテイクアウト専用の売り場になっていました。

上海の南翔饅頭店

店の前には、長い行列ができています。

公式案内でも、2018年の改装後は1階がテイクアウト、2階と3階がレストランとして営業しています。

テイクアウトといっても、遠くまで持ち帰る人ばかりではありません。

購入後、豫園商城の周辺でそのまま食べている人も多く見かけました。

小籠包は蒸したてが最もおいしいので、持ち帰る前に食べたくなる気持ちはよく分かります。

ただし、熱い肉汁が入っているため、歩きながら食べるのはおすすめできません。

人混みの中で肉汁が飛び出したら、自分の服だけでなく、他人の服まで上海の思い出で染めてしまいます。

2階と3階はレストラン形式

店内で落ち着いて食べたい場合は、2階または3階のレストランを利用します。

訪問当時は、フロアによってメニューや最低注文金額が異なっていました。

混雑時は相席になることもあり、空席を待つ人で店内が慌ただしくなることもあるそうです。

現在も1階は手軽なテイクアウト、上階は着席して料理を味わうスタイルですが、価格や注文条件は変更されています。

近年の利用者情報では、フロアが上がるほどメニューや価格帯が変わるという報告もあります。

入店前に、その階で注文できる料理、最低利用金額、待ち時間をスタッフへ確認すると安心です。

訪問時は3階の「長興楼」へ

私は3階の「長興楼」へ入りました。

長興楼とは、南翔饅頭店が創業した当時の店名です。

訪れたのが比較的空いている時間帯だったようで、待たずに席へ案内されました。

普段は行列で有名な店だけに、これはかなりラッキーです。

上海まで来て、最初の運を小籠包の待ち時間短縮に使いました。

まずは定番の豚肉小籠包を実食

いよいよ、お待ちかねの小籠包です。

最初に注文したのは、定番の豚肉小籠包。

上海の南翔饅頭店 小籠包

蒸籠の中には、きれいにひだを付けられた小籠包が並んでいます。

皮は薄く、中には豚肉の餡と熱いスープがたっぷり。

箸で持ち上げると、中のスープの重みが伝わってきます。

付けだれは、日本でよく使う酢醤油とは少し異なり、中国の黒酢に近い深みのある味でした。

小籠包の肉のうま味と黒酢の酸味がよく合います。

まずは何も付けずにスープと餡の味を楽しみ、途中から黒酢やショウガを合わせる食べ方もおすすめです。

高級感のある小籠包も注文

続いて、通常の豚肉小籠包よりも高級な種類を注文してみました。

上海の南翔饅頭店 小籠包

訪問から時間が経っているため、正確な料理名は失念してしまいましたが、記憶ではトリュフを使った小籠包だったと思います。

定番の小籠包と比べると、価格は3倍以上。

小籠包にしては、なかなか勇気のいる金額でした。

しかし食べてみると、香りとコクがしっかり感じられ、定番とは明らかに違う味わいです。

これは高いけれど、おいしい!

財布には少し厳しくても、舌は大いに納得していました。

南翔饅頭店では季節やフロアによって、豚肉、カニ、エビなど、さまざまな具材を使った小籠包が提供されます。

現在のメニューや価格は変更されているため、店頭で確認してください。

辛いカニ小籠包は予想以上の刺激

さらに、辛い味付けのカニ小籠包も注文してみました。

上海の南翔饅頭店 小籠包
上海の南翔饅頭店

見た目からも、先ほどの小籠包とは少し違う雰囲気です。

口へ入れてみると、カニのうま味に続いて、しっかりとした辛さが広がります。

これは予想以上の刺激でした。

油断して食べたため、思わず少しむせてしまいます。

熱いスープと辛さが同時に来るので、慌てて丸ごと口へ入れるのは危険です。

それでもカニの風味は濃厚で、辛いだけではありません。

辛い料理が好きな方なら、クセになる味だと思います。

私は辛さに驚きながらも、もちろんおいしくいただきました。



小籠包の食べ方|いきなり噛むのは危険

小籠包を食べるときは、熱いスープに注意が必要です。

蒸したての小籠包には、皮の中に熱々の肉汁がたっぷり入っています。

そのまま丸ごと口へ入れ、歯で皮を噛み切ろうとすると、熱いスープが勢いよく飛び出すことがあります。

しかも、必ずしも自分が予想した方向へ出るとは限りません。

テーブル、服、隣の人。

肉汁は自由を求めて、思いがけない方向へ飛んでいきます。

これは実体験です。

小籠包を安全に食べる手順

  1. 小籠包を箸でそっと持ち上げる
  2. レンゲの上へ移す
  3. 箸で皮を少し破る
  4. 中のスープをレンゲへ流す
  5. スープを少し冷まして味わう
  6. 黒酢やショウガを添えて小籠包を食べる

重要なのは、最初に箸で皮を少し破ることです。

歯で豪快に噛み破るのではなく、まずはレンゲの上でスープを逃がしましょう。

熱さに強い方でも、蒸したては想像以上に高温です。

せっかくの小籠包なので、口の中をやけどして、その後の料理が全部同じ味になる事態は避けたいところです。

ストローで飲む巨大な蟹黄灌湯包

小籠包のほかに、カニみそのスープが入った蟹黄灌湯包も注文してみました。

日本語では、カニみその湯包やスープ入り蒸し饅頭などと紹介される料理です。

上海の南翔饅頭店

見た目は、巨大な小籠包。

そして中央には、ストローが刺さっています。

初めて見ると、

「小籠包にストローを刺して大丈夫なのか?」

と少し不安になります。

しかし、これは中に入ったスープをストローで楽しむ料理です。

普通の小籠包のように、皮と餡を一緒に食べることが主目的ではありません。

中のスープは熱いため、いきなり勢いよく吸い込むのは危険です。

最初は少しずつ、温度を確かめながら飲みましょう。

熱々のスープをストローで吸うという、普段の食事ではなかなか経験しない緊張感があります。

湯包の皮は食べるもの?

蟹黄灌湯包の皮は、普通の小籠包よりもかなり厚めです。

スープを包み、蒸している間に破れないよう、丈夫に作られているのでしょう。

そのため、スープを飲んだあとに皮を残す人も多いようです。

私も皮は食べずに残しました。

訪問時の皮は少しパサパサとしており、積極的に食べたい食感ではありませんでした。

あくまでスープを守る器のような存在と考えたほうがよさそうです。

皮を破ると大きなカニみその塊を発見

スープを楽しんだあと、湯包の皮を破って中を確認してみました。

上海の南翔饅頭店 小籠包

中には、大きなカニみその塊が入っています。

スープだけでもカニの風味を十分に感じましたが、実物を見ると濃厚さにも納得です。

カニのうま味が凝縮されており、ぜいたくな味わいでした。

小籠包とは食べ方も見た目も違い、上海ならではの料理を体験したという満足感があります。

南翔饅頭店を訪れたら、通常の小籠包と食べ比べてみるのも面白いでしょう。

中国語中心のメニュー表に苦戦

こちらが、訪問当時のメニュー表です。

上海の南翔饅頭店

当時のメニューには料理の写真がなく、中国語が分からない私には、何がどの料理なのか判断するのが難しい状態でした。

漢字から何となく想像できる料理もありますが、予想と実物が一致する保証はありません。

「蟹」という文字を見てカニだと分かっても、その前後に付いている文字で調理法や具材が変わります。

漢字文化圏だから何とかなると思っていると、途中から急に分からなくなります。

現在は翻訳アプリを活用すると便利

現在はスマートフォンのカメラ翻訳を使えば、中国語のメニューも以前より理解しやすくなっています。

メニューを撮影し、その場で日本語へ翻訳できるため、上海旅行では準備しておくと便利です。

ただし、自動翻訳では料理名が不思議な日本語になる場合があります。

分からないときは、料理の写真を見せたり、店員さんへ人気メニューを尋ねたりする方法もおすすめです。

食べたい料理の中国語名を、あらかじめスマートフォンへ保存しておくと、注文がスムーズになります。

南翔饅頭店本店で混雑を避けるポイント

南翔饅頭店本店は、上海でも有名な観光客向けの人気店です。

曜日や時間帯によっては、1階のテイクアウト、上階のレストランともに長い行列ができます。

できるだけ待ち時間を減らしたい場合は、次の点を意識するとよいでしょう。

  • 昼食のピーク時間を避ける
  • 土・日・中国の祝日をできるだけ避ける
  • 豫園商城が混み始める前の時間帯に行く
  • 1階と上階の待ち時間を比較する
  • 入店前に最低注文金額や利用条件を確認する

私は比較的空いている時間帯に3階へ入ったため、すぐに座ることができました。

行列店では、料理の注文より先に、時間帯選びが最初の勝負です。

南翔饅頭店本店のよかったところ

  • 上海を代表する老舗で本場の小籠包を味わえる
  • 定番の豚肉から高級食材を使った種類まで選べる
  • 黒酢と小籠包の相性がよい
  • 蟹黄灌湯包という珍しい料理を体験できる
  • 豫園商城の観光と一緒に立ち寄れる
  • 歴史ある建物で食事ができる

気になったところ

  • 人気店なので行列ができやすい
  • フロアによって価格や注文条件が異なる場合がある
  • 観光地価格と感じるメニューもある
  • 中国語が分からないと注文に迷いやすい
  • 小籠包とスープは非常に熱い
  • 混雑時は相席になる可能性がある

安さや静かな食事を最優先する方には、合わない可能性があります。

一方、上海の有名店で本場の味と雰囲気を体験したい方には、訪れる価値のあるお店です。

南翔饅頭店本店はこんな人におすすめ

  • 上海で本場の小籠包を食べたい人
  • 老舗の有名店を訪れてみたい人
  • 豫園観光と食事を一緒に楽しみたい人
  • 豚肉やカニなど複数の小籠包を食べ比べたい人
  • 蟹黄灌湯包を体験したい人
  • 行列も含めて人気店の雰囲気を楽しめる人

まとめ|南翔饅頭店本店は上海で一度は食べたい小籠包の老舗

上海・豫園商城にある南翔饅頭店本店を訪れました。

定番の豚肉小籠包は、薄い皮の中に肉のうま味と熱いスープがたっぷり。

黒酢との相性もよく、上海まで来て食べる価値を感じられる味でした。

高級な小籠包や辛いカニ小籠包など、種類によって異なる味を楽しめるのも魅力です。

さらに、ストローでスープを飲む巨大な蟹黄灌湯包は、味だけでなく見た目と食べ方も印象に残りました。

メニューの中国語には少し苦戦しましたが、おいしい小籠包をたくさん食べることができて大満足です。

人気観光地にあるため混雑は覚悟する必要がありますが、上海で小籠包を食べるなら、候補に入れておきたい老舗です。

南翔饅頭店本店は、噂どおりのおいしい小籠包を味わえるお店でした。




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