私の奥さんは、結婚する直前まで上海に住んでいました(日本人です)。
で、私が上海に遊びに行った時に、上海蟹のお店に連れて行ってくれたんです。
初めて口にした上海蟹でした。
その時のことを記事にしてみます。
上海といって思い浮かぶのは上海蟹。
しかし、実は「上海蟹」というのは日本流の呼び方で、現地ではそんな呼び方はしないそうですよ。
そのお店の場所は、「新天地」というオシャレスポットにありました。
そしてお店に到着です。
「夜上海」というお店のようですね。

中に入ってびっくり。
高級店っぽいですが・・・ドレスコードはないのでしょうか??
ラフな格好で来てしまったので心配でしたが・・・・普通に入れました(笑
テーブルの上にはワインボトルが乗っていますね。

「お、凄いサービス!」
と思ったら・・・違いました。
お店のオススメ的なワインのようで、当然有料です(笑
たしか、1本が日本円で10,000円のところ、6,000円ほどに安くなっていました。
では、メニューから手ごろなコース料理を注文します。
中国語がわからない私には手頃かどうかわからないので、もちろん全て奥さん任せ。

まずは前菜が登場しました ↓

そして、蟹の小籠包 ↓

こちらは蟹のスープ ↓

蟹の麻婆豆腐 ↓

これは蟹のグラタン? ↓

このグラタン、中身は蟹の身でギッシリでした!
でも、食べ始めは蟹の身ではなくて豆腐だと思い込んでいました。
色といい食感といい豆腐そっくりだったもので。。
タラバとかズワイのように、いかにも蟹!という感じではないのですね。
もっともっと繊細な味です。
では、これ以外の料理は割愛して・・・
上海蟹です!
手の平に収まるサイズでかわいいですね。
これだけ小さいと身はさぞ少ないだろうと思いがちですが、上海蟹は身よりもミソを楽しむものだそうです。
殻をなるべく上手に外して頂きます。

ミソももちろん美味しいですが、私的に一番美味しかったのは、この赤い〇で囲まれた部分 ↓

食感が凄く独特なのです。
硬めのゼラチン状というか、ちょっと硬めのご飯粒を潰して糊状にしたような・・・。
まるで、茹で卵の黄身だけを食べているようなねっとりした歯触り。
奥さんは片栗粉を水で溶いた感じと言っていましたが。
イメージできます?
とにかく、この部分が凄く美味しいのです!
上海蟹を食べるのは最初で最後かもしれないので、よく味わって頂きました。
そして、フィンガーボールで手をよく洗ってディナー終了です。
ごちそうさまでした。
落ち着いた雰囲気のお店なので、上海蟹をじっくり味わいたい方にオススメです。
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