※これは、2年ほど前にアップした記事を再編集したものです
古民家遊び好きのマッコリです。
今回は、新潟県十日町市にある泊まれる古民家をご紹介します。
もちろん1グループ1棟丸ごと貸し切りの宿で、週末の予約はなかなか取れないほどの人気宿です。
場所は新潟県。とりあえず、東京駅から越後湯沢駅までは上越新幹線で行きました。
1時間20分ほどで到着です。
大抵はここからレンタカーを借りるのが私たちの旅パターン。
でも、今回行く古民家は駅のそばとのことなので、レンタカーは借りずに電車で行くことにしました。
越後湯沢駅は新幹線の他に「ほくほく線」という鉄道が走っています。
そのほくほく線で珍百景を発見!
謎の「0番線」です。
とても不思議ですね。
0番線にも電車はしっかりと停まります。
越後湯沢駅は新幹線が停まる駅だけあって割と大きな駅。
飲食店や土産物店など店種も豊富で、結構活気があります。
野菜の販売所がありました。
上の写真に「ししとう」が47円とあります。
こんなに入って47円
網焼きにして食べると美味いんだ。
これらの野菜類、今夜の鍋パーティの材料にちょうどいい。
電車移動だから持ち運びが大変になるけど、安いから買って行くか。
ニンジンの詰め放題がありました。
やっちゃいます。
私たちがたくさん買い出しをしているのを見た店主が、「合宿でもやるの?」と(笑。
私:「古民家に遊びに行くんですよ」
店主:「あぁ、何かそんなのがあるらしいね」
そんな言葉を交わしました。
都会から来た人を歓迎する。そんな温かい印象を受けました。
では、古民家を目指してほくほく線に乗りましょう。
越後湯沢駅からほくほく線に乗り、目指す駅は「まつだい駅」。
普段乗り慣れている電車とは何かと勝手が違うのが新鮮。
まつだい駅に着きました。
だいぶ日が暮れたのもあり、ちょっと寂しい印象の駅。
駅前にはちょっとしたロータリーがありますね。
驚くことに、電気自動車の充電所がありました。
古民家はこのまつだい駅から徒歩で数分ですが、オーナーさんが駅まで迎えに来てくれることになっています。
オーナーは有限会社ワカイ測量さん。
個人ではなくて法人なのですね。
お迎えに来てくれた方から名刺を受け取りました。
若井さんという穏やかそうな方です。
専務さんだったかな?社長のご子息なのでしょう。
若井さんの車に乗り込み、移動すること数分で到着しました。
【貸民家みらい 3号館】新潟県十日町市松代2067
上の地図を見てもらえれば、まつだい駅から近いことがおわかりだと思います。
「貸民家みらい」は1号館・2号館・3号館・5号館があり、今回お世話になるのは3号館です。
外はもう暗いので、3号館の外観写真は翌日に撮影することにしました。
では、貸民家みらい3号館内に足を踏み入れます。
古民家っぽい素朴な内観ですね。
テレビでは、日ハム入団が決まった当時の清宮くんの映像が流れていました。
どぶろく製造所がありました。
貸民家みらいさんは、新潟県のどぶろく特区全国第1号を取得。
「農林漁業体験民宿業その他酒類を自己の営業場において飲用に供する業を併せ営む農業者」というわけですね。
今回貸民家みらいに行く前に、宿泊した方のブログを拝見したことろ、「ワカイ測量の社長さんが直々にどぶろく製造所を案内してくれ、どぶろくの試飲もさせてくれた」とありましたが、今回はそのようなサービスはありませんでした。
囲炉裏があるとグッと雰囲気がでますね。
缶ビールで乾杯し、ちょっとのんびり。
その後、近所のスーパーに買い出しに行きました。
買い物カゴを手に商品を物色する友人。
たくさん買い込み宿に戻ります。
宴会の前に風呂に入ってさっぱりしたいところだけど、どうせ囲炉裏で煙まみれになるだろうから後回しにすることに。
ということで、友人たちが宴会の準備を始めました。
私の役割は囲炉裏の火守り。
炭火を絶やさないよう頑張りました。
さあできました。囲炉裏宴会の開始です。
味噌ベースの味付けに、たっぷりの野菜・鶏肉・鶏つくね・牛すじ・海藻・豆腐・おでんの具等、かなりの具材が入ったちゃんこ鍋。
翌日は具材も変え、うどんなども入れてみた。
囲炉裏で焼き物も楽しいけど、やっぱ鍋は最高!
ただ、やはり至近距離に炭火があると服は煙くさくなります。
宴会後、疲れと酔いでこたつで寝てしまった友人たち。
私はお風呂に入る事にしました。
貸民家みらい3号館のお風呂はけっこう綺麗。
お湯は温泉ではないけど、浴槽にお湯を張ってしっかりと温まれます。
翌朝、チェックアウトの時間がきました。
2階の窓から外を眺める。
とても良い天気です。
そして、こちらが今回泊まった貸民家みらい3号館の外観です。
では、再びまつだい駅に向けて出発します。徒歩で10分くらいかな。
のどかな景色に癒されつつ。
まつだい駅で、ほくほく線に乗り。
越後湯沢駅での昼食後、再び上越新幹線で東京駅へ。
電車オンリーの旅もなかなか楽しい。
以上、週末はなかなか予約が取れない人気の古民家「貸民家みらい」での古民家遊びの様子をお伝えしました。
そうですね。5番線にすると、西側から5、1、2、3、4っていう並びになって不自然だからですかね?
ゼロ番線のことは結構取り上げられていて、愛好者も多いようです。以下、ご参考まで:
https://www.minemura.org/platform_0/
primex64様
たしかに数字の並びが変だと利用者にわかりにくいかもしれませんね。
0A番線や0B番線などというホームがある駅もあるそうですが、さすがにそこまでいくと配番し直したほうが良い気もしますけど(^^;
ほくほく線(北越急行)の開通は1997年で、上越線のホーム番線は1~4が既にありました。その西側に新設ホームを作ったためJR在来線の番線はそのままで、0を北越急行用にしたんだと思います。こういったケースはわりに全国的にも多く、0番線のある駅もままありますよ。
primex64様
解説ありがとうございます(^^
私も自分で調べてみて初めて経緯を知りました。
それにしても、5番線ではなくて0番線というのが何ともユニークですね。