【2026年版】伊豆大島「寿し光」のくさやピザを実食!においと味を正直レビュー

独特な香りと、噛むほどに広がる旨みが特徴の「くさや」

好きな人にとっては、たまらない珍味。

一方、初めて食べる人にとっては、香りの時点でかなり勇気を試される食べ物です。

好き嫌いがはっきり分かれるくさやですが、伊豆諸島を代表する伝統的な特産品でもあります。

東京都の地域資源紹介によると、ムロアジやトビウオなどを、発酵させた「くさや液」へ漬け込んでから乾燥させた干物です。

伊豆大島では、飲食店や土産店でくさやを見かける機会も少なくありません。

一般的には焼いたくさやを、そのまま食べたり定食として提供したりすることが多いですよね。

ところが、伊豆大島には、焼き魚ではない少し変わったくさや料理があるという情報をキャッチしました。

それは……

くさやをトッピングしたピザ。

その名も、「くさやピザ」です。

ピザにアンチョビをのせることはあります。

魚介とチーズの組み合わせ自体は、それほど珍しくありません。

しかし、相手はくさや。

チーズと出会うことで香りが穏やかになるのか、それとも両者が全力で主張し合うのか。

これは食べて確かめるしかありません。



くさやピザを食べられる「海鮮茶屋 寿し光」へ

くさやピザを提供しているのは、伊豆大島の元町港近くにある「海鮮茶屋 寿し光」です。

寿し光は、伊豆大島の地魚を使った寿司や刺身、べっこう寿司、島料理などを楽しめる飲食店。

店名のとおり、基本的には寿司や海鮮料理を中心としたお店です。

その寿司店で提供されているのが、まさかのピザ。

「寿司屋でピザ?」

しかも普通のピザではなく、くさやピザです。

気になる要素が重なりすぎていますが、とりあえずお店へ向かってみましょう。

海鮮茶屋 寿し光の店舗情報【2026年】

  • 店名:海鮮茶屋 寿し光
  • 住所:東京都大島町元町1-4-7
  • 電話番号:04992-2-0888
  • ランチ:11:00~15:00(ラストオーダー14:00)
  • ディナー:17:00~22:00(ラストオーダー21:00)
  • 定休日:水曜日
  • アクセス:元町港から徒歩約2分
  • 駐車場:4台

元町港から近いため、船が元町港へ到着する日であれば、伊豆大島へ着いてから徒歩で向かえます。

ただし、伊豆大島の船の発着港は、海況や風向きによって元町港と岡田港の間で変更されます。

岡田港へ到着した場合は、路線バスやレンタカーなどで元町方面へ移動しましょう。

営業時間や定休日は変更される場合があるため、旅行の日程が決まったら事前に確認しておくと安心です。

【寿し光】東京都大島町元町1-4-7

2026年現在も公式メニューに「くさやピザ」を掲載

店内のメニューを確認してみると……。

発見しました、くさやピザ。

伊豆大島の寿し光 くさやピザ

写真は訪問当時のメニューです。

2026年現在、寿し光の公式メニューにも「名物!くさやピザ」が掲載されており、価格は税込1,200円となっています。

島の名物として、現在も提供されているのはうれしいですね。

ただし、食材の仕入れ状況などによって提供できない場合や、価格が変更される可能性があります。

くさやピザを目当てに訪れる場合は、予約時や入店時に確認すると確実です。

メニューには完成写真がなかったため、注文した時点では、どのような姿で登場するのか想像できませんでした。

ピザ生地の上に、くさやが丸ごと1匹横たわっていたらどうしよう。

そんな少々恐ろしい想像もしてしまいます。

世の中にはさまざまなピザがありますが、くさやをトッピングしたピザには、そう簡単には出会えません。

さらに寿し光では、寿司や海鮮料理だけでなく、ステーキ、サラダ、揚げ物など幅広い料理を扱っています。

寿司店という名前だけでメニューを想像すると、よい意味で裏切られるお店です。

そもそも「くさや」とはどんな食べ物?

くさやを食べたことがない方のために、どのような食べ物なのか簡単に紹介します。

くさやは、ムロアジやトビウオ、アオムロなどの魚を開き、「くさや液」と呼ばれる発酵液へ漬け込んでから乾燥させた、伊豆諸島特産の干物です。

くさや液は、同じ液を手入れしながら長期間繰り返し使用してきたもの。

魚の成分と微生物の働きによって発酵が進み、独特の香りと深い旨みが生まれます。

強烈なにおいだけが注目されがちですが、単に腐敗した魚ではありません。

魚を保存するために生まれた、伊豆諸島の伝統的な発酵食品です。

くさやのにおいはどれくらい強い?

くさやの最大の特徴は、やはり独特のにおいです。

以前、わたしの友人が別のお店で「くさや定食」を注文したときのこと。

店員さんが、ほかのお客さんへ向かって、

「今からくさやを焼きますのでー」

と声をかけていました。

料理の提供というより、ほぼ緊急放送です。

事前に周囲へ知らせなければならないほど、焼いているときの香りには存在感があります。

ただし、口へ入れると、においの印象に反して魚の旨みが濃く、お酒やご飯と合うと感じる人も多い食べ物です。

焼いたくさやと、ほぐし身を比較

こちらは、くさやを1匹丸ごと焼いたものです。

寿し光さんで撮影したものではありません。

伊豆大島の寿し光 くさやピザ

見た目は一般的な焼き魚や干物に近く、写真だけでは強烈な香りまでは伝わりません。

続いて、こちらが寿し光さんで提供されたくさやのほぐし身です。

伊豆大島の寿し光 くさやピザ

細かくほぐされているため、そのまま少しずつ食べたり、お酒のつまみにしたりしやすい形です。

くさやを食べた経験がある方なら、この写真を見ただけで、あの香りと味を思い出すかもしれません。

そして、このほぐし身をピザへトッピングし、チーズと一緒に焼き上げたものが「くさやピザ」です。

寿し光名物「くさやピザ」が登場

しばらく待つと、注文したくさやピザが運ばれてきました。

伊豆大島の寿し光 くさやピザ
伊豆大島の寿し光 くさやピザ

見た目は、意外にも普通のピザに近いです。

ピザ生地の上にはチーズがたっぷりとのり、その間にくさやのほぐし身が散りばめられています。

くさやが丸ごと1匹のっているわけではありません。

その点については、少し安心しました。

見た目だけなら、魚を使ったシーフードピザのようにも見えます。

しかし、顔を近づけてみると……。

確かに、くさやの存在を感じます。

チーズの香りに完全に隠れているわけではありません。

とはいえ、焼いたくさやを単体で食べるときほど、強烈な香りではないように感じました。

くさやピザを実食

それでは、いただきます。

伊豆大島の寿し光 くさやピザ

ひと口食べてみると、最初に感じるのはピザ生地とチーズのまろやかな味です。

そのあとから、くさや独特の香りと魚の旨みが追いかけてきます。

やはりチーズと一緒に焼かれているためか、くさやを単体で食べるよりも、香りと味は穏やかに感じました。

チーズのコクと塩気が、くさやの強い個性を包み込んでいます。

そのため、くさやを初めて食べる人でも、焼いたものをそのまま食べるよりは挑戦しやすいかもしれません。

ただし……。

くさやの存在感が消えているわけではありません。

ピザの中に小さなほぐし身が1片入っているだけでも、口の中ではしっかりと主張してきます。

チーズの後ろへ隠れているように見せかけて、食べた瞬間に前へ出てくる。

なかなか忍耐強いトッピングです。

くさやとチーズの相性は?

魚の発酵食品とチーズという組み合わせは、少し不思議に思えるかもしれません。

しかし、チーズも発酵食品です。

濃い旨みや塩気を持つ食材同士なので、意外にも相性は悪くありません。

アンチョビやブルーチーズを使ったピザが好きな人なら、比較的受け入れやすい味だと思います。

くさやの魚らしい旨みと、溶けたチーズのコクが合わさり、お酒にも合いそうな味わいです。

一方で、くさや特有の香りは残っています。

発酵食品や魚の干物が苦手な人にとっては、ピザになっても難易度は高いかもしれません。

くさや初心者でも食べやすい?

くさやを初めて食べるなら、くさやピザは比較的挑戦しやすい料理だと思います。

その理由は、

  • くさやが細かくほぐされている
  • チーズの香りとコクが加わる
  • ピザ生地と一緒に食べられる
  • 1切れずつ少量から試せる

という点です。

くさやを丸ごと1匹焼いたものは、見た目も香りも迫力があります。

最初から正面突破するのは、少々勇気が必要です。

その点、くさやピザなら、食べ慣れたピザの中にくさやが入っています。

まずは小さめの1切れを食べて、自分に合うか確かめられます。

ただし、くさやが苦手な人でも絶対に食べられる、という意味ではありません。

チーズに包まれていても、くさやはくさや。

一片のほぐし身でも、十分な存在感がありました。

伊豆大島旅行でくさやを2回食べた感想

今回の伊豆大島旅行では、くさやを2回食べました。

最初に食べたときは、やはり独特のにおいが強く感じられました。

しかし、2回目になると少し慣れてきたのか、魚の旨みも分かるようになってきます。

「もしかすると、慣れればおいしいのかも」

と、ほんの少しだけ思えるようになりました。

くさやが好きな人の中には、最初は苦手だったものの、何度か食べるうちにクセになったという人もいます。

発酵食品らしい独特の香りと濃い旨みは、確かにほかの干物にはない味わいです。

ただし、無理に好きになる必要はありません。

旅先の名物として一度体験し、

「これは好き」

または、

「私はここまでで大丈夫」

と判断するのも、立派な旅行の思い出です。

寿し光でくさやピザを食べる際の注意点

  • くさや独特の香りはピザになっても残っている
  • 発酵食品や魚の干物が苦手な人には向かない可能性がある
  • 複数人で注文すれば少量ずつ試しやすい
  • 仕入れ状況によって提供されない場合がある
  • 価格やメニュー内容は変更される場合がある
  • 船の到着港が岡田港になると、元町までの移動が必要

くさやピザは、1人で丸ごと注文するより、家族や友人と分けて食べるのもおすすめです。

全員が気に入ればそのまま完食。

誰かが苦手でも、くさや好きの人が責任を持って引き受けられます。

寿し光はこんな人におすすめ

  • 伊豆大島ならではの料理を食べたい人
  • くさやを初めて試してみたい人
  • 発酵食品や珍味が好きな人
  • 寿司や地魚料理と一緒に島料理を楽しみたい人
  • 元町港周辺でランチや夕食を探している人
  • 普通とは違う変わり種ピザを食べたい人
  • 旅行先で話のネタになる料理へ挑戦したい人

まとめ|伊豆大島名物のくさやをピザで体験

伊豆大島の元町港近くにある「海鮮茶屋 寿し光」で、名物のくさやピザを食べました。

見た目は一般的なピザに近いものの、チーズの間にはくさやのほぐし身がトッピングされています。

くさやを単体で食べるより香りと味は穏やかに感じましたが、独特の存在感はしっかり残っていました。

チーズのコクとくさやの旨みは意外にも相性がよく、発酵食品や魚の干物が好きな人なら楽しめる味だと思います。

くさやを初めて食べる人にとっても、丸ごと焼いたものよりは挑戦しやすいでしょう。

それでも、ひと口食べれば、

「あ、くさやだ」

と分かるだけの個性はあります。

伊豆大島を訪れたら、寿司やべっこう丼だけでなく、少し変わった島グルメへ挑戦してみるのも旅の楽しみです。

寿司店で食べる、くさやをのせたピザ。

文字だけでは想像しにくい味だからこそ、現地で一度試してみる価値があります。

くさやを見かけたら、ぜひ勇気を出して挑戦してみてください。

海鮮茶屋 寿し光の店舗情報

  • 店名:海鮮茶屋 寿し光
  • 住所:東京都大島町元町1-4-7
  • 電話番号:04992-2-0888
  • ランチ:11:00~15:00(ラストオーダー14:00)
  • ディナー:17:00~22:00(ラストオーダー21:00)
  • 定休日:水曜日
  • アクセス:元町港から徒歩約2分
  • 駐車場:4台
  • くさやピザ:税込1,200円

営業時間、定休日、料理内容、料金は変更される場合があります。

くさやピザを目当てに訪れる場合は、事前に店舗へ提供状況を確認してください。




コメントを残しましょう