ひとり酒。
誰かとワイワイ飲むのも楽しいですが、たまには1人で静かに飲みたい日もあります。
自分の好きな物を注文し、自分のペースで飲み、読みたい本を読む。
会話を盛り上げる必要もなければ、料理を取り分ける必要もありません。
少々寂しく見えるかもしれませんが、慣れてしまえば1人飲みはかなり自由で快適です(笑)
今回訪れたのは、桜木町駅前のぴおシティ地下2階にあるゴールデンもつ。
ホッピー、もつ煮、焼きとんが人気の大衆酒場です。
昼から飲めるうえ、1人客も多いため、孤独酒にはぴったり。
名物の生ホッピーを飲みながら、しろもつ、かしら、もつ煮を味わってきました。
ゴールデンもつは桜木町ぴおシティ地下2階
【ゴールデンもつ】横浜市中区桜木町1-1 ぴおシティ B2F
ゴールデンもつがあるのは、JR桜木町駅の目の前にあるぴおシティ地下2階です。
横浜市営地下鉄の桜木町駅とは、ほぼ直結。
JR桜木町駅からも徒歩数分で、雨の日でもほとんど濡れずに向かえます。
みなとみらい線の馬車道駅からも徒歩圏内です。
ぴおシティの地下2階には、昼から営業している居酒屋や立ち飲み店が集まっています。
まだ外が明るい時間から、ビール、日本酒、ホッピーを楽しむ人たち。
地上のみなとみらいとは、まるで別世界です。
横浜ランドマークタワーを眺めながら優雅にランチするのも横浜。
地下で競馬新聞を読みながらホッピーを飲むのも横浜。
横浜とは、実に懐の深い街なのです(笑)
提灯と「もつ」「ホッピー」の文字が目印
ゴールデンもつの外観です。
賑やかな提灯。
大きく書かれた「もつ」と「ホッピー」の文字。
いかにも呑兵衛が好みそうな雰囲気ですね。
おしゃれなカクテルを飲みながら夜景を楽しむ店ではありません。
もつを食べ、ホッピーを飲み、テレビや競馬新聞を眺める店です。
しかし、この分かりやすさが良いのです。
店頭まで来て、
「ここは何料理のお店だろう?」
と悩む必要はありません。
店名もゴールデンもつ。
看板にも、もつ。
入る前から、ほぼ答えが出ています(笑)
ゴールデンもつの名物は「生ホッピー」
ゴールデンもつでは、生ビールならぬ生ホッピーを飲めます。
ところで、ホッピーをご存じでしょうか。
一般的なホッピーは、このような瓶に入っています。
居酒屋やスーパーのお酒売り場で、見かけたことがある方も多いでしょう。
ホッピーは、麦芽やホップを使った炭酸飲料です。
そのまま飲むこともできますが、居酒屋では焼酎をホッピーで割って飲むのが一般的。
ビールに似た香りや苦味がありながら、自分で焼酎とホッピーの割合を調整できます。
ホッピーそのもののアルコール度数は低いのですが、焼酎を加えるので、完成した飲み物は立派なお酒です。
「ホッピーはほぼノンアルコールだから何杯飲んでも大丈夫」
という解釈は、焼酎の存在を完全に無視しています(笑)
ホッピーの「中」と「外」とは?
ホッピーを初めて注文すると、メニューに書かれている「中」と「外」の意味が分からないかもしれません。
中:グラスやジョッキに入った焼酎
外:瓶入りのホッピー
最初は、焼酎とホッピーがセットになった商品を注文。
ホッピーだけ残ったら「中」を追加し、焼酎だけ残ったら「外」を追加します。
焼酎を少しずつ足して飲むつもりが、気づけば中ばかり追加している。
これがホッピー飲みの危険なところです。
見た目は薄いビール風ですが、中身の焼酎が増えるほど酔いは確実に回ります。
ホッピーは「3冷」で飲むのが基本
ホッピーのおいしい飲み方として知られているのが、3冷です。
・ホッピーを冷やす
・焼酎を冷やす
・ジョッキを冷やす
この3つをしっかり冷やすことで、氷を入れなくても冷たい状態で飲めます。
氷を入れないため、時間がたっても薄まりにくいのが特徴です。
焼酎を入れたジョッキへホッピーを勢いよく注げば、自然に混ざるため、マドラーで何度もかき混ぜる必要はありません。
もちろん、店や飲み方によって氷入りの場合もあります。
絶対的な決まりというより、ホッピーをおいしく飲む代表的な方法と考えるとよいでしょう。
低糖質でも飲みすぎには注意
ホッピーは、ビールと比べて低糖質・低カロリーの商品として知られています。
プリン体ゼロと案内されているのも特徴です。
そのため、ビールの代わりにホッピーを選ぶ方もいます。
ただし、実際には焼酎で割って飲みます。
焼酎の量や一緒に食べる料理によって、摂取カロリーや酔い方は変わります。
ホッピーだから健康的。
もつ煮と焼きとんを何皿食べても問題なし。
という夢のような計算式は成立しません(笑)
生ホッピーは瓶ではなくタンクから注ぐ
ゴールデンもつの生ホッピーは、瓶入りのホッピーを自分で注ぐスタイルではありません。
生ビールのように、タンクにつながったサーバーから注がれます。
キンミヤ焼酎を生ホッピーで割った、ゴールデンもつの看板ドリンクです。
瓶ホッピーより泡立ちがあり、口当たりもなめらか。
生ホッピーを目当てに訪れるお客さんも少なくありません。
凍結寸前のキンキンに冷えた生ホッピー
凍結寸前の冷たさです(笑)
完全に凍ってシャリシャリになる一歩手前。
グラスも中身も、しっかり冷えています。
ひと口飲むと、冷たさと軽い苦味が一気に喉を通ります。
一般的な瓶ホッピーよりも、ビールに近い感覚で飲めますね。
しかも、もつや焼きとんの脂をすっきり流してくれます。
生ホッピー。
しろもつ。
また生ホッピー。
この流れが完成すると、なかなか店を出られません(笑)
ゴールデンもつのメニュー
さて、メニューを眺めてみます。


もつ焼き、もつ煮、刺身系、炒め物、揚げ物など、大衆酒場らしい料理が並びます。
訪問当時から価格は変更されていますが、少量ずつ注文できる料理が多く、1人飲みにも向いています。
2025年の訪問情報では、生ホッピーが1杯580円前後、しろもつ2本が400円前後で紹介されていました。
ただし、料理やドリンクの価格は変更される可能性があります。
最新価格は店内のメニューで確認してください。
名物「しろもつ」を塩で注文
まず注文したのは、しろもつです。
訪問当時は2本で270円でした。
味付けは塩。
表面は香ばしく焼かれ、中はふわふわ。
噛むと脂がじわっと広がります。
あっさりした部位ではありません。
むしろ、脂を楽しむ焼きとんです。
しかし、塩味なので、もつの旨味や脂の甘みが分かりやすい。
そこへ冷たい生ホッピー。
よくできた組み合わせですね。
店名に「もつ」と付けるだけあり、最初に注文しておきたい一品です。
柔らかい「かしら」はタレで
続いて、かしらを注文しました。
こちらも訪問当時は2本で270円。
味付けはタレです。
かしらは豚の頭部周辺の肉。
ホルモンの分類で扱われることもありますが、食感は内臓肉より普通の肉に近く、比較的食べやすい部位です。
こちらのかしらは、とても柔らかい。
甘辛いタレが絡み、ホッピーとの相性も抜群です。
ホルモンが苦手な方でも、かしらなら食べやすいかもしれません。
もつ煮込みは外せない定番
そして、これだけは押さえておきたいもつ煮込み。
もつは柔らかく煮込まれています。
味付けは濃すぎず、何度食べても飽きにくいタイプ。
焼きとんの合間に食べるのもよし。
汁を少し飲みながらホッピーを楽しむのもよし。
いかにも大衆酒場らしい、安心感のある一品です。
しろもつ。
かしら。
もつ煮。
ここまで、ほぼ肉と内臓しか食べていません。
どこからか、
「少しは野菜も食べなさい」
という声が聞こえてきそうです(笑)
大画面テレビが4台ある店内
店内には、大画面テレビが4台あります。
しかも、すべて別の番組を放送。
競馬、競輪、ニュース、スポーツなど、その日の状況によって異なる番組が映っています。
それぞれ字幕表示になっているため、複数のテレビから音声がぶつかり合うこともありません。
1つの店内に4台のテレビ。
どこを見ればよいのか迷いますが、1人飲みでは良い時間つぶしになります。
本を持っていなくても、テレビと人間観察だけでしばらく過ごせそうです。
昼飲み客は大テーブルで相席になることも
訪問当時、ランチを食べるお客さんは空いているテーブルへ案内されていました。
一方、昼飲み客は大きなテーブルで相席。
知らない人と向かい合わせに座るのは、最初は少し落ち着きません。
しかし、周囲のお客さんは競馬新聞を読んだり、テレビを眺めたり、静かに飲んだりしています。
皆さん、自分の世界に入っているため、こちらを気にする人はほとんどいません。
相席といっても、知らない人と会話をしなければならないわけではありません。
隣の人が競馬で大当たりした瞬間だけ、少し空気が変わるかもしれませんが(笑)
1人飲みでも落ち着ける理由
ゴールデンもつは、1人客が珍しくありません。
カウンターや大テーブルで、新聞を読む人。
テレビを見る人。
静かに酒を飲む人。
料理を食べて、すぐ帰る人。
過ごし方は自由です。
私は大抵、ホッピーを飲みながら読書をしています。
店内は賑やかですが、周囲から必要以上に話しかけられることはありません。
完全に静かな店ではないものの、1人で放っておいてもらえる心地よさがあります。
店内は喫煙可能なので注意
ゴールデンもつは、2026年現在も喫煙可能な店舗として案内されています。
競馬新聞、ホッピー、もつ焼き、たばこの煙。
昔ながらの大衆酒場らしい雰囲気ですが、煙が苦手な方には向かない可能性があります。
また、受動喫煙防止の観点から、20歳未満の方は入店できない場合があります。
家族でランチ利用を考えている場合は、事前に店舗へ確認してください。
平日はランチ定食も楽しめる
ゴールデンもつは、昼飲みだけのお店ではありません。
平日の12:00~14:00には、ランチメニューが提供されています。
定食を食べる会社員や、桜木町周辺で働く方も利用しています。
居酒屋のランチは、夜の仕込みで使う肉や魚を活用した料理が多く、意外と侮れません。
夜の店へ入るのは少し勇気が必要でも、ランチなら利用しやすいでしょう。
スパム巻きセット
こちらは訪問当時のスパム巻きセットです。


スパムをご飯と海苔で巻いた、沖縄のポーク玉子おにぎりにも近い料理。
塩気のあるスパムは、ご飯とよく合います。
昼食として食べてもよいですし、ホッピーのつまみにしても成立します。
ただし、現在も同じセットが提供されているとは限りません。
ランチメニューは変更される場合があるため、店頭で確認してください。
ホルモン炒め定食
こちらはホルモン炒め定食。


濃いめに味付けされたホルモン炒めと、ご飯、味噌汁などが付いていました。
ホルモンの脂とタレで、ご飯が進みます。
昼から飲めない日でも、ゴールデンもつらしい料理を楽しめる定食です。
しかし、目の前で生ホッピーを飲んでいる人を見ると、仕事中であることを少し恨みたくなるかもしれません(笑)
場外馬券売り場からも近い
ゴールデンもつから徒歩圏内には、場外馬券売り場があります。
店内のテレビで競馬中継が流れ、競馬新聞を読むお客さんが多いのも納得です。
日曜日の昼は競馬客で大混雑かと思いきや、訪問時には意外とそれほど混んでいない日もありました。
ただし、G1レース開催日や連休、野毛周辺のイベント開催日は混雑する可能性があります。
確実に入りたいなら、開店直後を狙うのがおすすめです。
予約不可なので来店順
ゴールデンもつは、2026年現在も予約不可と案内されています。
基本的に、来店した順に空いている席へ案内されます。
少人数なら比較的入りやすいですが、大人数の宴会には向きません。
1~2人でふらっと立ち寄り、空いていれば入る。
満席なら、ぴおシティ内の別のお店へ行く。
そのくらいの気軽さで利用するのが、ぴおシティらしい楽しみ方でしょう。
2026年の営業時間・店舗情報
店舗名:ゴールデンもつ
住所:神奈川県横浜市中区桜木町1-1 ぴおシティ地下2階
電話番号:045-681-2538
営業時間(平日):12:00~21:00
営業時間(土・日曜):11:00~21:00
平日ランチ:12:00~14:00
定休日:年末年始、8月第3水曜日
予約:不可
アクセス:JR桜木町駅から徒歩約2~3分、横浜市営地下鉄桜木町駅直結、みなとみらい線馬車道駅から徒歩約3分
駐車場:ぴおシティ有料駐車場あり
主な支払い方法:現金、クレジットカードの一部、PayPayなど
喫煙:喫煙可能
一部の飲食店情報では、金・土曜日を22:00までとする案内もあります。
ぴおシティ公式の掲載時間とは異なるため、夜遅い時間に訪れる場合は、当日に店舗へ電話で確認すると確実です。
生ホッピーともつで楽しむ桜木町の1人昼飲み
桜木町ぴおシティ地下2階にある、ゴールデンもつ。
凍結寸前まで冷えた生ホッピー。
脂の甘みを楽しめるしろもつ。
柔らかいかしら。
飽きのこないもつ煮。
1人飲みに必要な物が、ほぼ揃っています。
店内には複数のテレビがあり、相席になっても周囲のお客さんは自分の時間を楽しんでいます。
1人で静かに飲みたい方。
昼からホッピーを楽しみたい方。
競馬中継を見ながらもつを食べたい方。
そんな方には、特に居心地のよいお店でしょう。
みなとみらい観光の帰りに、少しだけ地下へ潜ってみてください。
地上の華やかな横浜とは違う、もう1つの横浜が待っています。
ただし、生ホッピーが冷たくて飲みやすいからといって、焼酎まで消えたわけではありません。
立ち上がった瞬間に、予想以上に足元がゴールデンになっている可能性があります(笑)
ごちそうさまでした。













いいですねぇ~近所にこういうお店がないので、うらやましいですよ!野菜は食べましょうね、一日365g!笑
popeさま
ご忠告ありがとうございます(笑)
ホルモン系が旨い店なのでどうしても・・・
次回は気をつけます😁