以前に、とても珍しい「うなぎの刺身」をご紹介しましたが、今回は更なる珍グルメのししゃもの刺身です。
友人と野毛をブラついていて、目に飛び込んできた看板。
「ししゃも刺身」
お店の名は「うだつ」さんです。
【炉端焼き うだつ】横浜市中区野毛町1-25-1LACOMOS野毛町
ししゃもの刺身なんてあまり聞きませんよね。かなり珍しい。
「炉端焼き」という響きにも誘われ、入ってみる事にしました。
店内は混雑していました。
待ち必至かな?と思ったら、混んでいるのは1階の炉端カウンターだけで、2階は普通に座れるとのこと。
どうやら1階の炉端カウンターが人気のようです。
2階に行ってみると、1階のガヤガヤした雰囲気とはガラッと異なり、ちょっと照明落とした静かで落ち着いた空間。
囲炉裏をグルっと囲んだ口の字カウンターに案内されました。
この席は15人くらい座れそうです。
お隣では外国人と日本人のグループがいました。
そういえば、こういう雰囲気のお店は外国人に人気があるのだそうです。
この日一緒だった友人には妹さんがいるのですが、その妹さんはアメリカ人の旦那さんとお子さんとシアトル暮らし。
その旦那さんが来日する際に、友人がご馳走するために「日本に来たらどこに行きたい?」と尋ねたら、「居酒屋」と答えたそうです。
なんでも、アメリカの飲食店は専門店ばかりなので、日本の居酒屋のように一つの店で色々な料理が食べられるのが珍しいのだとか。
言われてみれば確かにそうかもしれませんね。
一店で色々な種類の料理が食べられれば効率的。
そのうえ、こちらのお店のように雰囲気が良くて居心地が良いとなおさら好まれるでしょうね。
さて、登場しました「ししゃもの刺身」。
おつまみの焼いた子持ちししゃもはたまに食べますが、刺身はさすがに初体験。
醤油に付けて・・・
さて、お味は。
ししゃもと言われればそんな気もしますが・・・。
刺身は初めてなので、よくわかりません(笑
ちなみに、一般的に「ししゃも」と呼ばれているのは、正式名称が「カペリン」という魚だそうです。
霊長類最強の人みたいな名前ですが、いわゆる代用魚というやつですね。
そしてなんと、市場に流通している「ししゃも」と呼ばれているモノの9割が、実はこの「カペリン」なんですって!
ししゃもは北海道の太平洋沿岸の一部でしか獲れないので、他の魚を代用にし始めたのでしょうね。
見た目と味が似ているから代わりに使っちゃえ!という安い回転すし屋的発想。
しかし・・・「ししゃも」と「カペリン」は味が全然違うのだとか(笑
それはもう、ウナギとアナゴくらい違うそうですよ(笑
後から知ったのですが、こちらのお店のは本物のししゃもだそうです。
私が知っているシシャモとはちょっと違う味だったのも頷けます。
さらに、「大統領しいたけ」も頂きました。
すごい肉厚!
しいたけ好きには堪りません(^^
それにしても、野毛は珍グルメネタの宝庫ですね。
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