熊本県の黒川温泉郷を散策していると、気になるお店が目に入りました。

温泉街に溶け込む、どこか懐かしくておしゃれな外観。
店頭のメニューを眺めてみると、さらに気になる料理を発見しました。
その名も、三種のカレー。
1種類でも十分なのに、カレーを3種類まとめて食べ比べられるようです。
この日は朝から黒川温泉を歩き回り、かなり空腹。
「今日はガッツリ食べたい」
という胃袋の要望にも、カレーならしっかり応えてくれそうです。
今回訪れたお店は、黒川温泉の中心部にある「わろく屋」さん。
訪問当時の人気メニューだった三種のカレーを、実際に食べ比べてみました。
黒川温泉の古民家レストラン「わろく屋」
【わろく屋】熊本県阿蘇郡南小国町満願寺黒川6600-1
わろく屋は、黒川温泉を流れる田の原川と丸鈴橋のそばにあるレストラン&カフェです。
黒川温泉の老舗旅館「歴史の宿 御客屋」の姉妹店でもあります。
明治時代の古民家を移築した建物を利用しており、温泉街の雰囲気にぴったり。
和風ですが堅苦しさはなく、散策途中のランチや休憩にも立ち寄りやすいお店です。
2026年現在の営業時間・駐車場
2026年8月時点で案内されている基本情報は、次のとおりです。
営業時間:11:00~16:00ラストオーダー
定休日:原則として木曜日・金曜日
電話番号:0967-44-0283
予約:予約制なし
席数:23席
専用駐車場:なし
金曜日は、あか牛メニューに限定して営業する場合があります。
営業日が変則的になることもあるため、訪問前に公式Instagramで最新情報を確認するのがおすすめです。
専用駐車場はありませんが、徒歩約3分の黒川温泉観光案内所「風の舎」に無料駐車場があります。
温泉街は道幅が狭い場所も多いため、指定された駐車場へ車を停め、徒歩で散策するのが安心です。
カウンター席には、くまモンがいた
店内へ入ってみると……
カウンター席に、熊本県の人気者が座っていました。

くまモンです!
ここは熊本県。
いわば、くまモンのホームグラウンドですからね(笑)
黒川温泉のお土産店を見て回ると、食品、文房具、衣類、ぬいぐるみなど、さまざまなくまモングッズが並んでいました。
全国にご当地キャラクターは数多く存在しますが、くまモンの知名度は別格です。
県外どころか海外からの旅行者にも知られており、熊本観光のシンボルとしてすっかり定着しています。
訪問当時の人気メニュー「三種のカレー」
改めて、メニュー表で三種のカレーを確認します。

違う味のカレーを、少しずつ一度に楽しめるメニュー。
1種類に決めきれない私のような人間には、実にありがたい構成です。
「馬肉も気になる。でも白カレーも黒カレーも捨てがたい」
そんな悩みを、全部まとめて解決してくれます。
迷う必要はありません。
これにしましょう。
なお、三種のカレーは訪問当時の人気メニューです。
現在のわろく屋は、熊本県産のくまもとあか牛を使った料理が中心となっています。
訪問時期によってメニューが変わるため、三種のカレーを目当てに行く場合は、事前に店舗へ確認してください。
これが「三種のカレー」
しばらくして、注文した三種のカレーが運ばれてきました。

訪問時の3種類は、次の組み合わせでした。
・馬肉カレー
・ハーブ鶏の白カレー
・肥皇豚黒カレー
赤茶色、白、黒。
見た目も味も異なるカレーが、縦に並んでいます。
普通のカレー店なら、同行者と違うメニューを注文して少しずつ交換するところ。
しかし、この一皿なら1人で堂々と3種類を独占できます(笑)
馬肉カレーは熊本らしい一品
まずは、馬肉カレーからいただきます。
熊本グルメといえば、馬刺しが有名です。
その馬肉を煮込み料理として楽しめるのも、熊本ならではでしょう。
馬肉はじっくり煮込まれており、カレーの旨味とよくなじんでいました。
クセが強いのではないかと少し心配しましたが、意外と食べやすい味。
牛肉や豚肉のカレーとは違う、熊本らしいご当地感を楽しめます。
ハーブ鶏の白カレーは不思議な味
3種類の中で、最も印象に残ったのが白カレーです。
地元のジャージー牛乳をベースにし、鶏肉と刻みショウガを加えたカレー。
見た目はクリームシチューに近く、一般的なカレーらしい色ではありません。
ひと口食べてみると、牛乳のまろやかさとショウガの香りが広がります。
カレーのような、カレーではないような。
実に不思議な味です。
スパイスの刺激を前面に出したカレーではなく、クリーミーで優しい味わい。
白いカレーというだけでも珍しいのに、ショウガが良いアクセントになっていました。
肥皇豚黒カレーは見た目も濃厚
続いて、肥皇豚を使った黒カレー。
肥皇豚は熊本県のブランド豚です。
訪問当時の黒カレーには、豚肉のほかにイカスミが使われていました。
黒い見た目から、かなり刺激的な味を想像します。
しかし、実際には豚肉の旨味と甘みを感じる、比較的まろやかなカレーでした。
白カレーと並べると、白と黒で見た目のコントラストも抜群。
服へ飛ばした場合、どちらが目立つかは服の色次第です(笑)
最後は3種類を全部がけ
まずは、それぞれのカレーを単独で味見しました。
その後は、3種類すべてをご飯へかけてみます。

馬肉カレー。
白カレー。
黒カレー。
味の方向性がまったく異なるため、混ぜると何が勝つのか少し不安です。
しかし、意外にもそれぞれの味が大げんかすることはありませんでした。
白カレーのまろやかさ。
馬肉カレーのコク。
黒カレーの旨味。
少しずつ混ざり合い、単独で食べたときとは違う味になります。
3種盛りを注文したからには、最後に全部混ぜてみたくなりますよね。
理科の実験ではありませんが、試さずにはいられません(笑)
ご飯の量はかなり控えめ
どのカレーもおいしかったのですが、気になった点が1つあります。
写真をご覧ください。
ご飯の量が、かなり控えめです。
空腹状態でガッツリ食べるつもりだったため、少々物足りなく感じました。
3種類のルーを味わうための試食的な構成だったのかもしれません。
あるいは、温泉街で食べ歩きを楽しむ人を想定した量なのでしょう。
ただ、これだけ異なるカレーがあると、もう少しご飯が欲しくなります。
ルーは残っているのに、ご飯だけ先に消えてしまう。
カレー好きにとって、少々悲しい展開です(笑)
現在のメニューでは、料理の内容や盛り付け、価格が変更されている可能性があります。
ご飯の量が気になる方は、注文時に大盛りや追加が可能か確認してみてください。
古民家を移築した落ち着きある店内
店内は、古民家らしい落ち着いた雰囲気です。
木の柱や梁を生かした内装で、黒川温泉の景観にもよく合っています。
一般的なテーブル席だけでなく、ソファ席もありました。

ソファ席は、食後のコーヒーやスイーツを楽しみながらくつろぐには最適です。
ただし、低いテーブルでカレーを食べる場合は、少々前かがみになるかもしれません。
くつろぎやすさと、食べやすさ。
どちらを優先するかで、選ぶ席が変わりそうですね。
早めの来店がおすすめ
入店した時点では、店内は比較的空いていました。
しかし、昼食の時間が近づくにつれて、少しずつお客さんが増えてきます。
食事を終える頃には、店の外で待っている人の姿も見えました。
わろく屋は総席数23席のコンパクトなお店です。
さらに、予約制ではありません。
土日祝日、紅葉シーズン、湯あかり、連休などは混雑する可能性があります。
確実に入りたいなら、営業開始直後の11:00頃を狙うのがおすすめです。
海外からの旅行者にも人気の黒川温泉
店内や温泉街では、海外から訪れた旅行者の姿も多く見かけました。
黒川温泉は、日本の温泉文化や昔ながらの街並みを体験できる場所として、国内外から人気を集めています。
宿泊した旅館でも、さまざまな国や地域から旅行者が訪れると聞きました。
文化や習慣の違いから、入浴方法や館内での過ごし方をめぐって戸惑いが生じる場合もあるようです。
これは特定の国籍に限った話ではありません。
訪れる側が地域や施設のルールを確認し、迎える側も分かりやすく案内する。
お互いが少しずつ配慮することで、誰もが気持ちよく温泉地を楽しめるのではないでしょうか。
温泉へ入る前に、まずはルールを確認。
そして帰りには、くまモングッズを確認。
熊本観光では、どちらも大切です(笑)
現在は「あか牛料理」が中心
2026年現在のわろく屋は、希少な熊本県産のくまもとあか牛を使った料理を中心に提供しています。
黒川温泉公式サイトでは、次のようなメニューが紹介されています。
・特選あか牛重
・あか牛ステーキライス
・あか牛焼カレー
・あか牛カレー
あか牛は赤身のおいしさが特徴で、脂が多すぎず、肉そのものの旨味を楽しめます。
訪問当時の三種のカレーが見当たらない場合は、現在の看板メニューであるあか牛料理を選ぶのもよいでしょう。
わろく屋の2026年店舗情報
店舗名:Restaurant&Cafe わろく屋
住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6600-1
電話番号:0967-44-0283
営業時間:11:00~16:00ラストオーダー
定休日:原則として木曜日・金曜日
金曜日:営業する場合は、あか牛メニュー限定となることあり
予約:予約制なし
席数:23席
専用駐車場:なし
推奨駐車場:黒川温泉観光案内所「風の舎」の無料駐車場
アクセス:黒川温泉バス停および観光案内所から徒歩圏内
営業日や提供メニューは変更される場合があります。
遠方から訪れる場合は、公式Instagramで最新情報を確認するか、店舗へ電話で問い合わせてください。
まとめ|黒川温泉散策のランチに立ち寄りたい古民家カフェ
黒川温泉のわろく屋でいただいた、訪問当時の人気メニュー「三種のカレー」。
馬肉カレー、白カレー、黒カレーという、熊本らしさの詰まった食べ比べセットでした。
中でも印象に残ったのは、ジャージー牛乳とショウガを使った白カレー。
一般的なカレーとは違う、不思議でまろやかな味わいです。
ご飯の量は少々控えめでしたが、3種類を食べ比べ、最後に全部を混ぜる楽しさもありました。
現在はあか牛料理が中心となっているため、この記事と同じメニューが必ず食べられるわけではありません。
それでも、古民家の落ち着いた空間で熊本・阿蘇の食材を味わえる魅力は変わりません。
黒川温泉で入湯手形を片手に温泉を巡り、少しお腹が空いたところで立ち寄る。
そんな使い方にぴったりのお店です。
ただし、温泉へ入る前に食べすぎると、湯船でお腹が少々苦しくなるかもしれません。
カレーも温泉も、腹八分目ならぬ湯八分目で楽しみましょう(笑)

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