伊豆大島に行ったら是非とも飲みたかった大島牛乳。
その名が示すように、大島産の牛乳です。
実はこの「大島牛乳」、一度市場から消えたのですが、地元の熱烈ファンの支持で復活しました。
そこには涙なくしては語れないストーリーがあるのです。
かつて、伊豆大島は「ホルスタイン島」と呼ばれるほど酪農が盛んでした。
それは、伊豆大島の気候が牛の飼育に適している上に、明日葉などの青草が一年中繁茂していたからと言われています。
そんな牛から絞った牛乳を使い、「大島牛乳」や「大島バター」が誕生。
島の特産品として長く愛されていました。
ところが、2000年代になると大手メーカーとの価格競争により、牛乳やバターの生産会社が工場を閉鎖。
そして、大島牛乳や大島バターは店頭から姿を消してしまったのでした。
しかし、2008年に有志が集まって再び「大島牛乳」、「大島バター」復活を目指して立ち上がり、再び店頭に並ぶまでになりました。
(伊豆大島ナビ:大島牛乳ものがたりより)
・・・ということで
これが、その噂の大島牛乳です。
もちろん、島内限定販売。
お店で見つけて迷わず購入。
パッケージの椿と三原山のデザインで、一目で「大島!」ってわかりますね。
そして、宿泊先のホテルで飲んでみました。
うん、甘い!美味しい!
なんだか普段飲んでいる牛乳より美味しく感じます。
たぶん気のせいでしょうけどね(笑
そして、レンタカー内で飲むつもりで買ったけど、ドリンクホルダーがなくて飲めずにずっと持っていた缶コーヒーでカフェオレを作ってみました(笑
大島牛乳の歴史を思いながら飲むと、より美味しく感じます。
ところで、スーパーなどの牛乳売り場には色々なパッケージの牛乳がありますが、安いという理由だけで選んでしまうと、それは牛乳ではないかもしれませんよ。
パッケージの「種類別名称」という欄を見て下さい。
「乳飲料」とか「加工乳」とか「低脂肪乳」と記載されていませんか?
それらは純粋な牛乳ではありません。
牛乳の場合には、きちんと「牛乳」と表示されているのです。
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