格安レンタカーを借りて、横浜から長野まで行くことになりました。
この格安レンタカーというのは、とあるガソリンスタンドがやっているサービスで、かなり安く借りることができます。
たぶん、料金はメジャーなレンタカー屋の3分の1~4分の1くらい。
6人乗りのシエンタを48時間で予約をして、料金は6千円ちょいでした。
なぜ、こんなに安いのかというと・・・
車が古いから(笑)
今回は臨時的に借りるだけなので、古さは我慢することにし、安さをとることにしました。
しかし、一つ大きな問題が。
レンタカーにカーナビがついていないのです。
有料オプションで付けることもできるけど、かなりの旧式ナビなので道路情報が古く、動作にも難ありとか。
それなら、スマホのGoogleマップなどで代用できないだろうか?
ということで、実際にそれを試してみることにしました。
果たして、スマホはカーナビの代わりになるのでしょうか?
googleマップをナビ代わりにしても良いけど、あれはあくまで地図アプリ。
それよりも、カーナビアプリのほうが使い勝手が良いのでは?と思いつき、無料でダウンロードできる「ヤフーカーナビ(Y!カーナビ)」を試してみることにしました。

「Y!カーナビ」の画面は2Dと3Dが選べます。
2Dは真上から見下ろした感じ。

常にマップの向きが固定されていて、車が上下左右方向に動くようになっています。
3Dは斜め上から見下ろした感じ。

いわゆるバードビューですね。
車の進行方向は常に北向きに表示され、マップ側が動くようになっています。
さて、今回借りたシエンタのメーター周りはこんな感じのやつでした。

かなり古い型ですね。何世代前のでしょうか。
ちなみに、走行距離は約12万kmでした。
スマホを固定するスタンドが装着されていたのは有り難い。

スマホは縦でも横でも大丈夫。スタンドに装着すると、こんな感じになります。

とりあえずの行き先は、長野県の松本城とします。

ルートは、「おすすめ」「高速優先」「一般優先」の中から選べ、それぞれの場合の距離や時間、料金が表示されます。
では、スマホのカーナビアプリを使って無事に到着できるのか試してみます。
カーナビアプリを使ってみて、まず最初に感じたのは音が小さいこと。
スマホの音量ボリュームを最大にしても、普通のナビと比べるとかなり小さい音です。
このへんは車のオーディオ機器と接続することによって解消するのかもしれません。

今回試した電波は、モバイルのWi-Fi(Wi-MAX2)持参+スマホ(NTTコミュニケーションズ)です。
トンネル内では電波が途切れてナビも固まってしまいますが、トンネルを通過するとすぐさま案内がスタートするのでストレスはありませんでした。
渋滞が何ヵ所か発生しましたが、そのたびに渋滞地点・渋滞の長さがリアルタイムで案内され、一部の渋滞地点では自動的に迂回ルートが案内されたのが便利でした。
東名~圏央道~中央道~長野道と乗り継ぎ、無事に松本城に到着。
また、帰り道含めて道中全てのルートが「Y!カーナビ」頼りでしたが、全く問題ありませんでした。
結果、スマホの無料カーナビアプリは十分にナビの代わりになることがわかりました。
カーナビって10万円~20万円もするので、よく考えたら高額商品ですよね。
にもかかわらず、車を購入する人のほとんどが当たり前のように装着するのは、ドライブにはなくてはならないから。
しかし、それがスマホで済ませられることがわかったので、私の中のカーナビの概念が大きく変わりました。
ただ一つ注意しなければいけないのは、電波が届かないような場所に行くとき。
普通のカーナビならどんな山奥に行ってもほぼ使えますが、スマホの場合はそうはいきません。
ちょっとした山奥に行くだけで電波は届かなくなります。
私は冬に雪山に行く事があるのですが、そのような場合には普通のナビで行ったほうが良さそうです。
以下、私がスマホのカーナビを使ってみてのメリット・デメリットです。
メリット:ルート情報が最新、渋滞情報が反映される、費用負担が少ない。
デメリット:画面が小さい、音が小さい、スマホのバッテリーに注意する必要あり、スマホの電波が届かない場所では役に立たない。
スマホでカーナビアプリを使ってみようかな?と検討している方の参考になりますように。
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