箱根湯本で、少し珍しいご当地グルメを食べてみたい方におすすめのお店をご紹介します。
今回のお目当ては、箱根名物として人気を集めている湯葉丼です。
「湯葉」と聞いても、普段から頻繁に食べている方は、それほど多くないのではないでしょうか。
少し高級な和食やコース料理の中に、上品な顔をして数切れ入っている。
私にとって湯葉とは、そのくらいの距離感の食材です。
そんな湯葉が、脇役どころか丼の主役になるというのですから、非常に興味をそそられます。
ご飯の上に湯葉を少し乗せただけなのでしょうか。
それとも、湯葉だけでしっかり満足できる丼なのでしょうか。
箱根湯本の人気店「湯葉丼 直吉」で、実際に名物の湯葉丼を食べてみました。
箱根湯本で湯葉丼を食べるなら「直吉」
今回訪れたのは、箱根湯本駅から徒歩数分の場所にある「湯葉丼 直吉」です。
駅前のにぎやかな通りから少し入った、早川沿いにあります。
箱根湯本駅から歩いて行けるため、車がなくても訪れやすいお店です。
温泉街を散策する前の昼食や、帰りの電車へ乗る前の食事にも利用しやすいでしょう。
【直吉】神奈川県足柄下郡箱根町湯本696
湯葉丼 直吉の店舗情報【2026年】
店名:湯葉丼 直吉
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本696
アクセス:箱根湯本駅から徒歩約3~5分
営業時間:11:00から、ラストオーダー18:00
定休日:火曜日(祝日の場合は営業)
電話番号:0460-85-5148
予約:基本的に予約不可
駐車場:専用駐車場なし
※店舗情報は2026年8月時点で確認した内容です。閉店時刻の表記は案内媒体によって異なり、湯葉がなくなり次第終了する場合もあります。訪問前に最新の営業情報をご確認ください。
専用駐車場はありません。
箱根湯本駅から近いため、公共交通機関での訪問が便利です。
車の場合は、箱根湯本駅周辺の有料駐車場を利用することになります。
湯葉丼 直吉へ到着
早川沿いを歩いていくと、湯葉丼 直吉へ到着しました。
温泉街の雰囲気になじむ、落ち着いた和風の建物です。
大きく掲げられた「箱根名物 湯葉丼」の文字を見れば、ここまで来て別の料理を注文するという選択肢は、ほぼ消滅します。
湯葉丼を食べる気満々で、さっそく中へ入ってみましょう。
人気店なので混雑や待ち時間に注意
私たちが入店したときは、もう少し遅かったら満席になるところでした。
まさにギリギリセーフです。
湯葉という穏やかな食材を扱うお店ですが、入店競争まで穏やかとは限りません。
現在も箱根湱本を代表する人気店で、土・日曜日や祝日、観光シーズンには長い待ち時間が発生することがあります。
混雑時には1時間以上待つこともあるため、昼食の予定を立てる際は時間に余裕を持っておきましょう。
予約を前提に訪れるのではなく、開店時間に近い時間帯や、混雑のピークを外して訪れるのがおすすめです。
店内は早川を眺められる落ち着いた空間
店内の写真は撮影していませんが、ゆったりと食事を楽しめる落ち着いた空間でした。
各テーブルの間隔も比較的広く、周囲をそれほど気にせず過ごせます。
窓際の席からは、店のすぐそばを流れる早川を眺められます。
川の流れを眺めながら、熱々の湯葉料理をいただく。
それだけで、普通の昼食より少しぜいたくな気分になれますね。
ただし、窓際の席を必ず利用できるわけではありません。
案内されたらくらいに考えておきましょう。
箱根名物の湯葉は「姫の水」で作られる
直吉で使われている湯葉は、箱根・大平台から湧き出る名水「姫の水」と、良質な豆乳を使って作られています。
湯葉とは、豆乳を温めたときに表面へできる薄い膜を、丁寧にすくい取った食品です。
直吉では、柔らかな汲み上げ湯葉を、特製のかつお出汁で煮込み、玉子でふんわりとじた湯葉丼を提供しています。
京都の精進料理という印象が強い湯葉ですが、箱根の湧水で仕上げられた湯葉を味わえるのが、直吉ならではの魅力です。
まずは地酒「箱根山」と湯葉刺しをいただく
湯葉丼が出来上がるまで、地酒の「箱根山」を飲みながら、湯葉刺しや豆腐を楽しみます。
空腹の状態で飲む地酒は、体へよく染み渡ります。
染み渡りすぎるので、飲むペースには注意が必要です。
これから湯葉丼を味わう前に、地酒だけで気分よく仕上がってしまってはいけません。
日本酒を飲みながら湯葉刺しをつまむと、少し大人の箱根旅行を楽しんでいるような、ぜいたくな気分になります。
湯葉刺しと姫とうふの味は?
湯葉刺しは、柔らかくなめらかな食感です。
強い味付けで食べるものではなく、大豆の風味や舌触りを楽しむ料理ですね。
普段は湯葉を食べる機会が少ないため、湯葉だけを刺身のように味わうと、少し特別感があります。
豆腐も口当たりがよく、地酒との相性は良好。
揚げ物や肉料理のような派手さはありませんが、箱根の落ち着いた雰囲気にはよく合っています。
名物の湯葉丼が登場
そして、いよいよ名物の湯葉丼が運ばれてきました。
名前は「湯葉丼」ですが、ご飯の上へ最初から湯葉が乗っているわけではありません。
ご飯と、湯葉を煮込んだ土鍋が別々に提供されます。
土鍋の中では、湯葉と玉子がグツグツ。
非常に熱そうです。
見た目は優しい和食ですが、温度だけは優しくありません。
油断して勢いよく口へ運ぶと、箱根旅行の思い出に「口のやけど」が追加される可能性があります。
2026年の湯葉丼セットの価格
2026年8月時点では、名物の湯葉丼セットは1,800円で案内されています。
セット内容は、湯葉丼、湯葉刺し、姫とうふ、小鉢です。
湯葉丼だけを味わう単品メニューや、デザート付きの湯葉丼ご膳などが用意されることもあります。
価格やセット内容は変更される場合があるため、当日のメニューをご確認ください。
熱々の湯葉をご飯へ乗せて食べる
それでは、土鍋の湯葉をご飯の上へ乗せてみましょう。
玉子でとじられた湯葉を、れんげですくってご飯へかけていきます。
柔らかな湯葉と、ふんわりとした玉子。
見た目だけでも、かなり優しそうな丼です。
カツ丼や天丼のように、丼からはみ出す具材もありません。
最近、巨大な丼物ばかり見ていた方には、心まで穏やかになる光景でしょう。
湯葉丼の味は薄い?実際に食べた感想
実際に食べてみると、かつお出汁の風味が広がり、湯葉と玉子がご飯へ優しく絡みます。
私には、味付けが若干薄めに感じられました。
しかし、その控えめな味付けが、湯葉や豆腐の繊細な風味を邪魔しません。
濃い味の丼を期待すると、少し物足りなく感じるかもしれません。
一方で、旅館の朝食や体に優しい和食が好きな方には、ちょうどよい味だと思います。
ガツンと攻めてくる丼ではなく、出汁と湯葉が静かに寄り添ってくる丼です。
食べ終わるころには「薄い」というより、上品で優しい味という印象が残りました。
土鍋なので最後まで熱々
湯葉丼は、湯葉が土鍋に入った状態で提供されます。
そのため、食べ始めだけでなく、最後のほうまで熱々の状態を保っています。
ゆっくり食事をしても冷めにくいのは、うれしいポイントです。
ただし、土鍋そのものも非常に熱くなっています。
料理を近くへ寄せようとして、鍋を素手でつかまないようにしましょう。
湯葉丼は優しくても、土鍋は容赦してくれません。
湯葉丼はボリュームが少ない?
湯葉が主役と聞くと、「食べてもお腹がいっぱいにならないのでは?」と思う方もいるでしょう。
確かに、肉が何枚も乗った丼物と比べると、見た目の迫力は控えめです。
しかし、ご飯に加えて、玉子でとじた湯葉、湯葉刺し、豆腐などを味わうため、セットなら昼食として十分な満足感がありました。
大食いの方には少し軽く感じられる可能性がありますが、箱根湯本で食べ歩きも楽しみたい方には、ちょうどよい量でしょう。
温泉まんじゅうやソフトクリームのために、少し胃袋を残しておけます。
直吉の湯葉丼がおすすめな人
湯葉丼 直吉は、次のような方におすすめです。
・箱根湯本らしい名物料理を食べたい方
・肉や揚げ物ではなく、優しい和食を食べたい方
・湯葉をさまざまな食べ方で味わいたい方
・箱根湯本駅から徒歩で行けるランチ店を探している方
・早川を眺めながら落ち着いて食事をしたい方
反対に、濃い味付けや大盛り料理を求めている方には、少し物足りなく感じられるかもしれません。
「とにかく肉を食べたい」という日に訪れる店ではなく、出汁や大豆の風味をゆっくり楽しみたい日に向いています。
まとめ|箱根湯本で優しいランチを食べるなら湯葉丼 直吉
箱根湯本の「湯葉丼 直吉」で食べた湯葉丼は、一般的な丼物とはまったく違う、優しい味わいの料理でした。
箱根・大平台の湧水「姫の水」で作られた湯葉を、かつお出汁で煮込み、玉子でふんわりとじています。
熱々の湯葉をご飯へ乗せながら、自分のペースで食べるのも楽しいですね。
私には少し薄味に感じられましたが、その控えめな味付けが、湯葉本来の柔らかな食感や大豆の風味を引き立てていました。
土鍋で提供されるため、最後まで冷めにくいのも魅力です。
湯葉刺しや姫とうふ、地酒と一緒に味わえば、少しぜいたくな箱根ランチになります。
箱根湯本の人気店なので、休日や観光シーズンは待ち時間に注意が必要です。
時間に余裕を持ち、できれば早めの時間帯に訪れることをおすすめします。
普段はコース料理の片隅で控えめにしている湯葉。
直吉では、堂々と丼の主役を務めていました。
箱根湯本で胃にも心にも優しいランチを食べたい方は、名物の湯葉丼を試してみてはいかがでしょうか。
ただし、グツグツ煮えた土鍋を前にしても、気持ちまで熱くならず、最初のひと口は慎重にどうぞ(笑)
湯葉丼とはタイプの違う箱根グルメも実際に食べています。
▶ 箱根湯本「麺処 彩」|鯛ラーメン+鯛茶漬けを実食
鯛と羅臼昆布のスープを味わったあと、焼きおにぎりを入れて鯛茶漬けまで楽しめます。
▶ 強羅「田むら銀かつ亭」|名物・豆腐かつ煮を実食
熱々の土鍋で味わう、豆腐が主役なのにしっかり満足できる箱根名物です。
▶ 小田原「えれんなごっそ」|鈴廣かまぼこのビュッフェを実食
いろいろな料理を少しずつ楽しみたい方に向く、鈴廣かまぼこのビュッフェです。














湯葉丼美味しそう~・・・以前から京都の湯葉丼のお店に行きたいと思って居ました
神奈川にも湯葉丼のお店有るんですね、パソコンから拝見しているのですが面白い事に気が付きました
マウスを湯葉丼にカーソールを持って行くと、熱々の湯気が出てる雰囲気に・・・・(笑)
最初わざとしてあるのかと思いました…(笑)
坂田さま
京都も湯葉丼が似合う街ですね!私も一度食べてみたいです。
私がアップした画像にそんなトリックがあるとは気がつきませんてました(笑)