今回は、埼玉県鴻巣市のご当地グルメをご紹介します。
その名も、川幅うどん。
名前のとおり、一般的なうどんとは比べものにならないほど、幅の広い麺を使った料理です。
太いうどんや平打ち麺なら、それほど珍しくありません。
しかし、鴻巣の川幅うどんは、きしめんを何本か横へ並べ、そのまま接着したような幅があります。
もはや「麺」というより、食べられる帯。
初めて目にすると、どこから箸を付ければよいのか少し考えてしまいます。
うどん好きなら、一度は食べておきたい「見た目のインパクトだけでは終わらないご当地うどん」です。
今回訪れたのは、JR鴻巣駅近くにある老舗「手打うどん 長木屋」。
幅約8cmにもなる手打ち麺の食感や食べにくさ、鰹だしを使ったつゆ、店内の雰囲気を写真付きでご紹介します。
あわせて、2026年の営業時間、定休日、価格、駐車場、アクセスなどもまとめました。
鴻巣名物「川幅うどん」とは?
川幅うどんは、埼玉県鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の「川幅日本一」にちなんで誕生したご当地グルメです。
一般的なうどんよりも極端に幅の広い麺を使い、荒川の雄大な川幅を表現しています。
提供店によって、麺の幅、厚さ、つゆ、具材、温かい料理か冷たい料理かは異なります。
同じ「川幅うどん」でも、店ごとに見た目や食感が違うため、複数店を食べ比べる楽しみもあります。
鴻巣市を流れる荒川の川幅は日本一
鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の川幅は、2,537mあります。
約2.5kmです。
徒歩で端から端まで移動するなら、ちょっとした散歩では済みません。
この川幅が日本一であることは、2008年に国土交通省荒川上流河川事務所によって確認されました。
鴻巣市の公式情報では、次のように説明されています。
鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の川幅は2,537mあり、日本一です。
普段の川幅は数十m程度ですが、国土交通省は河川敷を含めた堤防間を「川幅」と定めています。
つまり、水が常に流れている部分だけで2,537mあるわけではありません。
左右の堤防から堤防までの間に、川の流れや広大な河川敷が含まれ、その合計が日本一なのです。
「実際に水が流れている部分は数十mなのに、日本一を名乗ってよいのか」と思う方もいるでしょう。
しかし、川幅の測定ルールを決めているのは、私たちでも鴻巣市でもなく国土交通省です。
正式な基準に従った、正真正銘の日本一となります。
川幅日本一の場所は御成橋付近
川幅2,537mが確認されたのは、荒川の河口から上流約62kmの地点です。
鴻巣市側の御成橋のたもとと、対岸の吉見町側には「川幅日本一の標」が建てられています。
川幅うどんを食べるだけでも十分楽しめますが、時間に余裕があれば、実際の荒川と河川敷を見に行くのもおすすめです。
水面だけを見ていると、日本一という実感は湧きにくいかもしれません。
しかし、堤防間に広がる河川敷まで見渡すと、その広さが分かります。
川幅うどんが誕生したきっかけ
川幅日本一が確認されたあと、鴻巣市では地域を盛り上げるため、その特徴を生かしたご当地グルメが考案されました。
そこで誕生したのが、荒川の川幅を幅広い麺で表現する「こうのす川幅うどん」です。
2009年に市内の飲食店で提供が始まり、テレビや雑誌などで紹介されるようになりました。
その後はうどんだけでなく、川幅どら焼き、川幅せんべい、川幅ロールケーキ、川幅とんかつなど、横に長い「川幅グルメ」が次々に誕生しています。
川幅が広いだけで、これほど多くの食べ物が横長になるとは、荒川本人も予想していなかったでしょう。
川幅うどんはB級ご当地グルメ王で優勝
こうのす川幅うどんは、2014年に開催された「第12回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で優勝しています。
単に見た目が面白いだけではなく、ご当地グルメとして味も評価されたということですね。
現在では、鴻巣を代表する名物として複数の飲食店で提供されています。
店によって温かい煮込み、冷たいぶっかけ、肉汁、鴨汁など、さまざまな食べ方があります。
川幅うどんを食べに「長木屋」へ
鴻巣市内には、川幅うどんを提供する店が複数あります。
今回は、鴻巣駅近くにある「手打うどん 長木屋(ながきや)」へ行ってみました。
【長木屋】埼玉県鴻巣市本町5-5-2
長木屋は1891年創業の老舗
長木屋は、1891年(明治24年)創業。
130年以上にわたり、鴻巣で営業を続けている老舗のうどん店です。
川幅うどんが誕生するより、はるか前から地域の方々にうどんやそばを提供してきました。
観光客向けの川幅うどん専門店として突然開業したのではなく、昔から続く町のうどん屋さんが、ご当地グルメにも取り組んでいるということですね。
そのため、メニューには川幅うどんだけでなく、一般的なもりうどん、温かいうどん、そば、天ぷら、ご飯物などもあります。
北海道産小麦100%の手打ち麺
長木屋のうどんには、北海道産小麦が100%使用されています。
店内で手打ちされ、幅広の川幅うどんにも、通常の太さのうどんにも使われています。
川幅うどんは見た目の話題性へ注目が集まりがちです。
しかし、長木屋はもともと手打ちうどんの老舗。
単に普通のうどんを横へ広げただけではなく、幅広にしても食感を楽しめるように仕上げられています。
鹿児島県産鰹節を使っただし
つゆには、鹿児島県産の鰹節を使っただしが使用されています。
鰹の香りを感じる、やや濃いめの味です。
麺の表面積が非常に広いため、普通のうどんよりもつゆがよく絡みます。
幅広麺そのものの食感だけでなく、だしとの組み合わせも長木屋の魅力です。
長木屋の店舗情報【2026年】
店名:手打うどん 長木屋
住所:埼玉県鴻巣市本町5-5-2
電話番号:048-541-0371
営業時間:11:30~14:30、17:00~19:30
定休日:木曜日、第2金曜日
アクセス:JR高崎線・鴻巣駅東口から徒歩約5~6分
駐車場:計7台(店前2台、店舗手前5台)
座席:カウンター、テーブル、座敷あり
喫煙:全席禁煙
支払い方法:掲載情報ではPayPay対応。カード・電子マネーは利用不可
※昼・夜ともに、麺や材料がなくなり次第、営業時間より早く終了する場合があります。不定休もあるため、遠方から訪れる場合は公式サイトや電話で最新情報をご確認ください。
ゴールデンウィークや休日は営業日に注意
長木屋の定休日は、基本的に木曜日と第2金曜日です。
ただし、年末年始、お盆、ゴールデンウィークなどは通常と異なる営業になる場合があります。
また、川幅うどんは観光客にも人気があり、休日は昼の営業終了前に受付を締め切ることがあります。
確実に食べたいなら、開店直後から正午前後の訪問がおすすめです。
14:20に到着して「営業時間内だから大丈夫」と思っても、うどんが売り切れていれば終了です。
幅は広くても、在庫まで無限に広いわけではありません。
鴻巣駅から徒歩約5~6分
長木屋は、JR高崎線の鴻巣駅東口から徒歩約5~6分です。
私が訪れたときも、駅から歩いて7~8分ほどで到着しました。
駅から近いため、電車で訪れやすい店です。
鴻巣駅には快速列車や特別快速が停車し、上野東京ラインや湘南新宿ラインを利用できます。
東京方面や横浜方面からも、乗り換え回数を抑えて向かえる場合があります。
長木屋の駐車場は7台
車で訪れる場合は、専用駐車場を利用できます。
駐車スペースは、店の前に2台分、店の少し手前に5台分の計7台です。
店舗周辺は広い幹線道路沿いではなく、住宅や商店が並ぶ町中。
店前が満車だからといって、周辺道路へ無断駐車しないようにしましょう。
駐車場の位置が分からない場合は、店へ確認してください。
鴻巣駅から近いため、混雑が予想される休日は電車のほうが気楽かもしれません。
自転車用のサイクルスタンドもある
長木屋には、自転車を停めるためのサイクルスタンドも用意されています。
荒川の河川敷周辺はサイクリングを楽しむ方も多く、途中の食事にも利用しやすい店です。
ただし、幅広うどんを満腹まで食べた直後に全力で走ると、胃の中でも荒川が氾濫しかねません。
食後は少し休憩してから出発しましょう。
注文したのは「川幅彩うどん」
それでは、さっそく川幅うどんを注文します。
写真の具材や盛り付けから見ると、今回注文した料理は、現在のメニューでいう「川幅彩(いろどり)うどん」に当たると思われます。
水菜、大根おろし、花かつお、温泉卵などを乗せた、冷たいぶっかけタイプの川幅うどんです。
荒川河川敷の四季をイメージした、彩り豊かなメニューとなっています。
川幅彩うどんの2026年価格
2026年時点の観光情報などでは、川幅彩うどんは税込990円と掲載されています。
一方、鴻巣市の川幅グルメ紹介ページには、税込968円という以前の価格も残っています。
価格改定が反映される時期は、公式サイトや観光サイトによって異なります。
実際の注文時には、店内にある最新メニューの価格を確認してください。
麺の幅は最大約8cm
まず驚くのは、うどんの幅です。
現在紹介されている長木屋の川幅うどんは、最大幅が約8cm。
一般的なきしめんの比ではありません。
名刺の短辺に近い幅のうどんが、器の中へ何本も入っています。
うどんを箸で持ち上げるだけで、ちょっとした幕が上がったような光景になります。
知らずに注文した方なら、「これは本当に1本として数えてよいのか」と戸惑うでしょう。
普通のうどんのようにはすすれない
一般的なうどんなら、箸で持ち上げ、そのままズルズルとすすれます。
しかし、川幅うどんで同じことをするのはおすすめしません。
幅が広いため、勢いよくすすると麺が左右へ揺れ、つゆが周囲へ飛ぶ可能性があります。
向かい側の人まで大根おろし味にしてしまいそうです。
麺を少しずつ持ち上げ、途中で折り畳むようにしたり、端から噛み切ったりして食べるのが無難です。
白い服や大切な衣類で訪れる場合は、特に慎重に食べましょう。
箸で持ち上げるのが難しい
川幅うどんの難点は、箸ですくいにくいことです。
表面が滑らかなうえに、幅が広く重量もあります。
普通の麺の感覚で先端だけを挟むと、途中で滑り落ちてつゆの中へ戻ります。
その結果、つゆが飛びます。
麺の中央付近をしっかり挟み、少量ずつ持ち上げるのがコツです。
食べやすさだけを考えれば、通常幅のうどんが圧倒的に有利。
それでも、あえて幅8cmへ挑む姿勢こそ、ご当地グルメの心意気なのでしょう。
もっちりとしてコシがある
川幅うどんは、単に薄いだけの平打ち麺ではありません。
口へ入れると、もっちりとした弾力があります。
幅が広いため、一般的なうどんとは異なり、麺の面を噛んでいるような感覚です。
噛むたびに小麦の風味を感じ、しっかりしたコシも楽しめます。
表面積が広く、口の中で麺が存在を主張してきます。
普通のうどんが「麺をすする料理」だとすれば、川幅うどんは「麺を噛んで味わう料理」です。
川幅うどんの食べ方
初めて食べる方は、次の方法を試してみてください。
1.麺を1枚ずつ探す
2.中央付近を箸でしっかり挟む
3.一気に高く持ち上げず、器の近くで折り畳む
4.端から少しずつ口へ運ぶ
5.すすらず、適度な長さで噛み切る
6.温泉卵や大根おろしと絡めて味を変える
最初から美しく食べようとしなくても大丈夫です。
幅8cmの麺を、普通のうどんと同じ所作で食べるほうが無理があります。
多少苦戦する時間まで含めて、川幅うどんの体験です。
鰹だしベースのつゆは少し濃いめ
つゆは、鰹だしをベースにした少し濃いめの味です。
麺の表面積が広いため、だしが全体へよく絡みます。
大根おろしや温泉卵を混ぜると味がまろやかになり、最後まで飽きにくくなります。
訪問当時の印象では、鰹節の香りもしっかり感じられました。
幅広麺のインパクトへ目が行きますが、つゆが弱ければ料理として成立しません。
長木屋が長年うどん店として培ってきただしが、川幅うどんをきちんと支えています。
大根おろし・温泉卵・花かつおが相性抜群
訪問時の川幅うどんには、花かつお、大根おろし、温泉卵、三つ葉などが乗っていました。
さらに、好みで天かすと刻みネギを加えられます。
大根おろしがたっぷり乗っているのは、個人的にうれしいところ。
幅広麺は食べ応えがありますが、大根おろしのおかげで、さっぱりと食べられます。
温泉卵を崩すと、濃いめのつゆがまろやかになります。
最初から全部混ぜず、途中で温泉卵を崩して味の変化を楽しむのもよいでしょう。
天かすは少しずつ入れる
天かすを加えると、香ばしさとコクが増します。
ただし、最初から大量に入れると、つゆを吸って全体が重くなることがあります。
まずは川幅うどんと大根おろしを味わい、途中から少しずつ加えるのがおすすめです。
川幅うどん自体の存在感が非常に強いため、薬味は少量でも十分に働きます。
食べにくいのに、なぜか応援したくなる
正直にいうと、川幅うどんは一般的なうどんより食べにくいです。
箸で持ち上げにくい。
すすりにくい。
勢いを付けると、つゆが飛びやすい。
食べやすさだけを追求するなら、もう少し細くしたほうがよいでしょう。
しかし、細くした瞬間に、川幅うどんではなくなってしまいます。
食べにくいと分かっていながら、川幅日本一を表現するために、頑なに幅広麺を提供し続ける。
その潔さを見ていると、何となく応援したくなります。
便利さや効率だけでは生まれない料理です。
冷たい川幅うどんと温かい川幅うどん
長木屋では、冷たい川幅うどんだけでなく、温かい川幅うどんも提供されています。
冷たいぶっかけタイプは、幅広麺の強いコシや弾力を感じやすく、大根おろしと合わせてさっぱり食べられます。
温かいタイプは、麺が少し柔らかくなり、だしをまとったもちもち感を楽しめます。
初めて訪れる場合は、季節や好みに応じて選びましょう。
夏なら冷たい川幅彩うどん、寒い季節なら温かいこうのす川幅うどんや、季節限定メニューも候補になります。
長木屋には複数の川幅うどんがある
長木屋では、時期によって複数の川幅うどんが提供されています。
・川幅彩うどん
・こうのす川幅うどん
・川幅御三家うどん
・季節限定の川幅うどん
メニュー内容や提供時期は変更される場合があります。
川幅御三家うどんは、例年10月から6月ごろまでの期間限定として紹介されています。
鴻巣が誇る複数の「日本一」を、ちくわ天、彩り豆腐、玉子焼きなどで表現したメニューです。
「こうのす川幅うどん」はコウノトリの巣を表現
現在の看板メニューのひとつである「こうのす川幅うどん」は、コウノトリの巣をイメージした盛り付けです。
レタスの上へひき肉を乗せ、中央に卵を配置。
ナス天や水菜なども添えられ、見た目にも華やかな一杯です。
鴻巣市は「コウノトリが住める環境づくり」に取り組んでおり、店名ならぬ市名の「こうのす」とも相性のよい料理となっています。
普通幅のうどんやそばもある
長木屋は川幅うどん専門店ではありません。
川幅うどん以外にも、通常の太さのうどんやそば、天ぷら、ご飯物などがそろっています。
家族やグループの中に、「今日は巨大な麺と格闘する気分ではない」という方がいても大丈夫です。
1人は川幅うどん、もう1人は普通のもりそばという選び方もできます。
川幅うどんを1杯注文し、複数人で少しずつ試す場合は、店のルールや人数分の注文条件を確認してください。
店内からうどんを打つ様子が見える
店内には、うどんを打つ作業場をガラス越しに見られる場所があります。
私が訪れたときは、残念ながら実際の作業を見ることはできませんでした。
タイミングが合えば、生地を伸ばし、幅広の麺へ切っていく様子を見られるかもしれません。
一般的なうどんですら均一に切るのは難しそうですが、川幅うどんは1本の面積が大きい分、切り方にも技術が必要でしょう。
注文後は少し時間がかかる場合がある
長木屋では、注文を受けてからうどんを茹でます。
混雑状況や注文内容によっては、料理の提供まで少し時間がかかることがあります。
特に休日の昼は、川幅うどんを目当てに訪れるお客さんが増えます。
入店して数分で食べ、すぐ帰るタイプの店ではありません。
時間に余裕を持って訪れましょう。
幅広麺が茹で上がるまで、こちらの心も広くして待つ必要があります。
店内は清潔で落ち着いた雰囲気
長木屋の店内は、きれいに整えられており、清潔感があります。
カウンター、テーブル、小上がりの座敷があるため、1人でも家族でも利用しやすい店です。
訪問時には、トイレも非常にきれいに清掃されていました。
料理がおいしくても、店内や水回りが汚れていると、全体の印象は下がります。
細かな場所まで手入れされていると、安心して食事を楽しめますね。
接客も柔らかく好印象
接客は、町の老舗うどん店らしい柔らかな雰囲気でした。
川幅うどんを初めて注文する観光客にも、特別に構えることなく対応してくれます。
派手なパフォーマンスや長い料理説明があるわけではありません。
地元で長年営業してきた店らしい、落ち着いた接客です。
子ども連れでも利用しやすい
長木屋には座敷席があり、子ども連れでも利用しやすい店です。
ただし、小さな子どもが川幅うどんを食べる場合は、長い麺を短く切り分けてあげたほうがよいでしょう。
幅が広いうえに弾力があるため、一度に口へ入れるのは危険です。
温かい川幅うどんは、麺やつゆが高温になっている場合もあります。
取り分けたあと、十分に冷ましてから食べさせてください。
川幅うどんを食べるときの注意点
初めて川幅うどんを食べる方は、次の点を覚えておくと安心です。
・普通のうどんのように勢いよくすすらない
・麺を1枚ずつ箸で持ち上げる
・白い服にはつゆを飛ばさないよう注意する
・温かい川幅うどんは麺の内部まで熱い場合がある
・提供まで時間がかかることがある
・営業時間内でも売り切れで終了する場合がある
・価格や季節メニューは店内の最新表示を確認する
・駐車場が満車の場合は路上駐車しない
特に注意したいのは、麺の温度です。
表面が食べられる温度に見えても、折り畳まれた部分には熱がこもっていることがあります。
慌てず、少しずつ食べましょう。
川幅うどんがおすすめな人
鴻巣の川幅うどんは、次のような方におすすめです。
・うどんが好きな方
・幅広麺や平打ち麺が好きな方
・埼玉県のご当地グルメを食べたい方
・見た目にインパクトのある料理を探している方
・鴻巣駅や運転免許センター周辺で食事をしたい方
・子どもと一緒に楽しめるご当地料理を探している方
・荒川の川幅日本一を体感したい方
・SNSや旅行記に載せたくなる料理を食べたい方
一方、食べやすさを最優先したい方や、麺を勢いよくすすりたい方には、通常幅のうどんのほうが向いています。
川幅うどんは、味だけでなく、その形に苦戦する過程まで楽しむ料理です。
川幅日本一の標と一緒に巡るのもおすすめ
長木屋で川幅うどんを食べたあとは、御成橋付近にある「川幅日本一の標」を見に行くのもおすすめです。
店から御成橋までは距離があるため、車やバスなどの移動手段を確認してください。
実際の荒川河川敷を見たあとに川幅うどんを食べるか、先にうどんを食べてから川を眺めるか。
どちらの順番でも、鴻巣の川幅日本一をより深く楽しめます。
鴻巣には川幅うどん以外の川幅グルメもある
鴻巣市内には、川幅うどん以外にもさまざまな川幅グルメがあります。
・川幅どら焼き
・川幅せんべい、川幅おかき
・川幅ロールケーキ
・川幅とんかつ
・川幅鉄火丼
・土産用の川幅うどん
どの商品も、基本的には横幅の広さや長さで荒川を表現しています。
川幅うどんを食べたあと、土産まで川幅商品でそろえれば、かなり横に広い旅行になります。
長木屋の川幅うどんを食べた感想
長木屋の川幅うどんは、まず見た目のインパクトが強烈です。
きしめんよりはるかに広い麺が器へ折り重なり、箸で持ち上げると、その大きさがさらに際立ちます。
食べやすいかと聞かれれば、決して食べやすくはありません。
箸でつかみにくく、すすりにくく、油断するとつゆが飛びます。
しかし、もっちりした弾力とコシがあり、鰹だしのつゆともよく合っていました。
大根おろしや温泉卵を絡めれば、濃いめのつゆもまろやかになります。
見た目だけを狙った料理ではなく、手打ちうどんとしても、きちんとおいしい一杯です。
まとめ|幅約8cmのうどんは鴻巣でしかできない食体験
埼玉県鴻巣市のご当地グルメ「川幅うどん」を、老舗の手打うどん店「長木屋」でいただきました。
鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川は、河川敷を含む堤防間の幅が2,537mあり、日本一です。
その川幅日本一を、極端に幅の広い麺で表現したのが川幅うどん。
長木屋の麺は最大幅約8cmあり、一般的なきしめんとは比べものにならない存在感です。
北海道産小麦100%の手打ち麺は、もっちりとしてコシがあり、鹿児島県産鰹節を使っただしがよく絡みます。
今回食べたのは、現在のメニューでは「川幅彩うどん」に当たると思われる冷たいぶっかけタイプ。
大根おろし、温泉卵、花かつおなどが添えられ、幅広麺をさっぱり食べられました。
2026年時点の掲載価格は税込990円ですが、価格は変更される可能性があります。
長木屋の営業時間は11:30~14:30、17:00~19:30。
定休日は木曜日と第2金曜日で、売り切れによって早く終了する場合があります。
鴻巣駅から徒歩約5~6分、駐車場は計7台分です。
川幅うどんは、普通のうどんより明らかに食べにくい料理です。
それでも、川幅日本一を表現するため、頑なに幅広麺を守り続けています。
箸から麺を落としそうになり、つゆを飛ばさないよう慎重に口へ運び、最後には食べ方にも慣れてくる。
その一連の体験まで含めて、鴻巣でしか味わえないご当地グルメでした。
うどん好きの方はもちろん、普通の麺では少々物足りなくなった方も、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
ただし、勢いよくすすってはいけません。
自分だけでなく、向かいの席まで川幅うどんの一部になる可能性があります(笑)













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