カレーうどん専門店として知られる「古奈屋(こなや)」。
クリーミーでまろやかなカレースープと、細めのうどんを組み合わせた人気店です。
そんな古奈屋のメニューには、少々変わった天ぷらがあります。
海老でも、ちくわでも、カボチャでもありません。
その正体は……。
バナナの天ぷらです。
バナナを揚げる料理自体は海外にもありますが、それをカレーうどんへ合わせるとは、なかなか大胆な発想。
バナナはデザートなのか。
天ぷらなのか。
それとも、カレーうどんの具として本当に成立するのか。
気になったので、横浜駅の地下街にある「古奈屋 横浜ジョイナス店」へ食べに行ってみました。
カレーうどん専門店「古奈屋」とは?
古奈屋は、1983年に東京・巣鴨で創業したカレーうどん専門店です。
一般的なカレーうどんというと、和風だしにカレー粉を加えた、濃くて少しとろみのあるスープを想像します。
一方、古奈屋のカレースープは、オリジナルのカレールウに濃厚なかつおだしと牛乳を合わせた、クリーミーでまろやかな味わいが特徴です。
スープに合わせるうどんも比較的細め。
濃厚でありながら重たすぎず、カレーうどんのスープを最後まで飲みたくなるような一杯に仕上げられています。
カレーうどん専門店ですが、天ぷらの種類も豊富です。
定番の海老天や餅天に混ざり、当然のような顔でバナナ天が並んでいます。
バナナ側も、まさか自分がカレーうどん専門店へ就職するとは思っていなかったでしょう。
古奈屋の国内店舗は現在2店舗
私が訪問した当時、古奈屋は首都圏に複数の店舗を展開していました。
しかし、2026年7月時点で公式に案内されている国内店舗は、次の2店舗です。
・古奈屋 巣鴨本店
・古奈屋 横浜ジョイナス店
このほか、韓国には海外フランチャイズ店舗があります。
以前は丸の内や上野などにも店舗がありましたが、現在は国内2店舗で営業しています。
横浜駅周辺で古奈屋のカレーうどんを食べられるのは、今回訪れた横浜ジョイナス店です。
古奈屋 横浜ジョイナス店の店舗情報【2026年】
店名:古奈屋 横浜ジョイナス店
住所:神奈川県横浜市西区南幸1-5-1 ジョイナスB1F
アクセス:横浜駅西口直結
電話番号:045-594-8222
営業時間:11:00~23:00
ラストオーダー:22:00
定休日:ジョイナスの休館日に準ずる
喫煙:終日禁煙
テイクアウト:対応
※店舗情報は2026年7月時点で確認した内容です。営業時間やメニュー、価格は変更される場合があります。訪問前に公式サイトやジョイナスの店舗ページをご確認ください。
横浜駅から地下街を通って行けるため、雨の日でもほとんどぬれずにアクセスできます。
駅直結というより、横浜駅の地下を歩いていたら、そのままカレーうどんへ吸い込まれるような立地です。
古奈屋でバナナ天カレーうどんを注文
お店へ入り、メニューを確認します。
すると、本当にありました。
バナナ天カレーうどんです。
期間限定の冗談メニューではありません。
古奈屋では以前から提供されている、れっきとした人気メニューのひとつです。
せっかくバナナ天を目的に来たので、迷わず注文しました。
こちらが、バナナ天カレーうどんです。
クリーミーなカレーうどんの横に、衣をまとったバナナ天が添えられています。
カレーうどんとバナナ。
写真を見ても、頭の中でまだ両者が正式に握手できていません。
バナナ天カレーうどんの価格は?
私が訪れた当時の価格は、1,300円ほどでした。
2026年7月時点の古奈屋公式メニューでは、バナナ天カレーうどんは1,520円と案内されています。
原材料費や光熱費が上がる中、こちらも以前より値上がりしています。
ただし、公式サイトには店舗によって販売メニューや価格が異なる場合があるとの注意書きがあります。
横浜ジョイナス店での最新価格は、店頭のメニューで確認してください。
衣に包まれたバナナを観察
まずは、カレーへ入れずにバナナ天だけを食べてみます。
見た目は、衣に包まれた普通の天ぷらです。
中身がバナナだと知らなければ、サツマイモ天か何かだと思うかもしれません。
衣は揚げたてで、表面はサクッとしています。
それでは、バナナを天ぷらにすると、どのような味になるのでしょうか。
結論からいうと……。
普通にバナナを天ぷらにした、見た目どおりの味でした(笑)
予想を裏切る謎の風味が現れるわけでもありません。
食べた瞬間に、リンゴやサツマイモへ変身することもありません。
衣の中には、いつものバナナがいます。
バナナ天の食感は?
加熱したバナナと聞くと、かなり柔らかくなっている姿を想像します。
しかし、古奈屋のバナナ天は、極端にトロトロというわけではありませんでした。
硬すぎず、柔らかすぎず、バナナらしい食感が残っています。
生のバナナより少し温かく、表面には天ぷら衣のサクサク感があります。
衣と果肉の食感が違うため、普通にバナナだけを食べるより変化がありますね。
天ぷらの衣をまとったことで、バナナも少しだけ料理らしい顔になっています。
揚げるとバナナの甘さは増す?
一般的に、果物は加熱すると水分が抜け、甘みを強く感じやすくなることがあります。
そのため、砂糖をかけたように甘くなっているのではないかと予想していました。
ところが、実際に食べた印象では、思っていたほど強い甘さはありません。
もちろんバナナらしい甘みはありますが、デザートのような濃厚な甘さではなく、むしろ少しさっぱりしているようにも感じました。
使われているバナナの熟し具合によっても、甘さや食感は変わるのでしょう。
完熟バナナの猛烈な甘さを想像すると、少し拍子抜けするかもしれません。
しかし、カレーうどんと合わせるなら、このくらいの控えめな甘さがちょうどよさそうです。
バナナ天は単品でも楽しめる
私が訪れた当時、バナナ天は単品でも注文できました。
カレーうどんへ入れる前に、そのままの味を試してみたい方は、単品で追加するのもよいでしょう。
卓上にある天ぷら用のカレー粉をまぶして食べる方法もあります。
バナナの甘さとカレー粉の香りを、天ぷらだけで味わえます。
ただし、単品メニューの有無や価格は店舗や時期によって変わる可能性があります。
注文時に最新メニューを確認してください。
バナナ天をカレーうどんへ入れてみる
そのまま食べても面白いのですが、ここはカレーうどん専門店です。
バナナ天をカレースープへ入れて食べてみましょう。
バナナ天をスープへ沈めると、衣がカレーを吸って少し柔らかくなります。
サクサクの状態を楽しみたいなら、最初から全部入れず、食べる分だけ少しずつスープへ付けるのがおすすめです。
天ぷらの衣へカレースープが染み込み、バナナの甘さと一緒に口の中へ広がります。
バナナとカレーうどんは合うのか?
カレーとバナナという組み合わせ自体は、そこまで不自然ではありません。
カレーの隠し味として、すりおろしたリンゴやバナナなどの果物を使うことがあります。
スパイスの刺激を果物の甘みが和らげ、味へ奥行きを加えてくれるためです。
ただし、古奈屋のカレーは、もともと牛乳を使ったクリーミーでマイルドな味。
激辛カレーへ甘いバナナを合わせるような、強烈な味の対比はありません。
マイルドなカレーにバナナを加えるため、全体がさらにマイルドになります。
例えるなら、優しい人にもう1人優しい人を連れてきたような状態です。
誰も争いません。
カレーうどん界に、極めて平和な空気が流れています。
辛いカレーが好きな人には物足りない?
古奈屋のカレーうどんは、強烈な辛さを楽しむタイプではありません。
かつおだしの旨味と牛乳のコクがあり、スパイスを感じながらも、全体的にはまろやかです。
そこへバナナ天を合わせるため、辛さを求めている方には少し物足りなく感じる可能性があります。
反対に、辛いカレーが苦手な方や、クリーミーなカレーが好きな方には食べやすい組み合わせです。
卓上のカレー粉などで香りや刺激を追加し、自分好みに調整するのもよいでしょう。
古奈屋のカレーうどんは服への跳ねに注意
古奈屋のうどんは比較的細いため、スープが麺へよく絡みます。
それは味の面では魅力ですが、勢いよくすすればカレーが服へ飛ぶ可能性もあります。
特に白いシャツで訪れた日は、食事中ずっと緊張感が続きます。
バナナ天よりも先に、自分の服がカレー色へ染まらないよう注意しましょう。
麺を一気にすすらず、少量ずつ持ち上げて食べると、スープが跳ねにくくなります。
バナナ天カレーうどんがおすすめな人
古奈屋のバナナ天カレーうどんは、次のような方におすすめです。
・珍しいカレーうどんを食べてみたい方
・バナナを使った変わった料理に興味がある方
・辛すぎないクリーミーなカレーが好きな方
・横浜駅から近い飲食店を探している方
・普通の海老天や肉入りカレーうどんでは物足りない方
一方、強い辛さや肉のボリュームを求める方には、別のメニューのほうが向いているかもしれません。
初めて古奈屋へ行く方は、名物の海老天カレーうどんと迷うところです。
同行者がいるなら、海老天とバナナ天を別々に注文し、少しずつ交換するのもよいでしょう。
まとめ|バナナ天は意外と普通にカレーうどんになじむ
古奈屋のバナナ天カレーうどんは、名前のインパクトほど奇抜な味ではありませんでした。
バナナ天だけを食べると、衣の中に入っているのは、見た目どおりのバナナです。
適度な甘みとバナナらしい食感があり、揚げたての衣との組み合わせを楽しめます。
カレースープへ入れると、衣がスープを吸い、バナナの甘みがカレーをさらにマイルドにします。
古奈屋のカレー自体がクリーミーなので、辛さと甘さが激しくぶつかるというより、全体がより穏やかになる印象でした。
「バナナとカレーうどんなんて、本当に合うの?」と思う方もいるでしょう。
ものすごく相性がよいと断言するほどではありませんが、不思議と違和感なく食べられます。
少なくとも、食べた瞬間に後悔するような組み合わせではありません。
むしろ、誰が最初にバナナへ天ぷら衣を着せ、カレーうどんの横へ座らせようと思ったのかが気になります。
こうした遊び心のあるメニューは、ぜひ今後も続けてほしいですね。
横浜駅を利用した際は、古奈屋 横浜ジョイナス店でバナナ天カレーうどんを試してみてはいかがでしょうか。
普通のカレーうどんでは得られない、「私は今、バナナの天ぷらをカレーへ入れている」という特別な体験ができます。
誰がこんなメニューを考えたのでしょうか。
もっと色々な天ぷらを期待したいところです、
【古奈屋 横浜ジョイナス店】神奈川県横浜市西区南幸1-5-1 ジョイナスB1F












単品は塩がおすすめ!とのことでしたが、カレーうどんのトッピングとは・・・でも相性はよさそうですね。マイルドではなく激辛に入れたらおもしろいアクセントになると思いますが、どうでしょう?
popeさま
はい、私も激辛のカレーに入れて味を調節しながら食べると良いと思うのですが、古奈屋には激辛カレーないようで・・・残念です(^^;