福岡市内から車で門司(もじ)港までドライブに行ってみました。
ここは九州の北の端っこ。
ここから関門海峡を渡れば本州の山口県です。
この辺りは「門司港レトロ」といって、ちょっとした観光スポットになっているのですね。
そういえば、以前に社員旅行でここらへんに来たらしい。
私は私用で不参加だったけど、偶然にもその用事で福岡に来ていたんだっけ(笑
遊覧船にも乗れるのですね。
「焼カレー」という看板のある黒船が遊覧船でしょうか?
そして、バックには高いビルが見えますね。
そばまで行ってみました。
たぶん展望台だと思われます。かなり見晴らしが良いのでしょうね。
バナナマンの像がありました。
バナナマンと同じポーズで撮影するのがお約束らしいです。大抵は韓国人旅行者。
周辺には焼きカレー屋さんが多いです。
実は、門司港の「焼きカレー」の歴史は半世紀にも及ぶそうです。
明治から昭和の初めにかけて、海外との貿易港として栄えたこの門司港には、数多くの洋食屋さんが立ち並んだそうです。
それと同時に、西洋と東洋の良さを取り込んだハイカラなメニューが生まれました。
それが「焼きカレー」。
諸説はいろいろとあるようですが、「焼きカレー」を始めたのは昭和30年代の門司港にあった喫茶店という説が有力。
当時、余ったカレーをグラタン風にオーブンで焼いたところ、実に香ばしくて美味しく仕上がったそうです。
そこで、お店のメニューとして出し、お客さんから好評を得たことからメニューとして定着。
また、家庭料理としても広く浸透し、現在ではご飯の上にカレーとチーズや玉子などをのせ、オーブンで焼いた「焼きカレー」として、門司港のローカルフードになったそうです。
街興しで発案されたグルメかと思っていましたが、港の発展とともに自然発生的に定着したメニューだったのですね。
そう聞くと、俄然興味が沸いてきました。
せっかくなので、私も食べてみたいと思います。
選んだお店は「伽哩本舗」さん。
【伽哩本舗 門司港レトロ店】福岡県北九州市門司区港町9−2 阿波屋ビル2階
「横濱カレーミュージアム」でNO.1の実績のお店だそうですよ。
メニューを開き、まず目に飛び込んできたのはバナナの焼カレー。
そういえば、門司港は「バナナの叩き売り」の発祥地としても知られています。
それにちなんだメニューかもしれませんね。
うーん、なかなか興味深い。
よし!コレにしよう。
バナナがとろりとしていますね。
熱するとバナナは甘くなりますが、カレーのせいかそこまで甘さは感じません。
玉子も入っていました。
かなりの変わり種と思っていたのですが、予想に反して美味いです。
次回は変わり種ではない焼きカレーをじっくりと味わってみようと思います。
ちなみに、門司港まで車で行く場合、周辺には無料駐車場はないようです。
有料駐車場は何か所もありますが、休日などは満車になる駐車場も多いとのこと。
JR鹿児島本線の「門司港駅」からすぐなので、休日に行く場合は電車も検討すると良いかもしれませんね。
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