Tカードを「モバイルＴカード」にした人に今すぐ言いたい事

ある日、休日の習慣になりつつある早朝ジョギングを終え、ファミリーマートに行きました。

ジョギング後はここの店内でコーヒーを飲むのがお気に入りなのです。

「ブレンドＳをお願いします」

すると、店長らしき人に、「Ｔカードはございますか？」と言われました。

いつもは言われないのに、なぜかこの日は。

私は以前はＴカードを持っていたのですが、ある時期にモバイルＴカードに移行しました。

今更の感はありますが、モバイルＴカードというのは、Ｔカードのアプリををスマホに入れることで、スマホがＴカードの代わりになるというサービスです。

モバイルＳｕｉｃａやヨドバシポイントなどと同じですね。

Ｔカードを持っていなくてもスマホがあればポイントを貯めたり使ったできるので便利。

難点は、バーコード読み取りなので、使う都度Ｔポイントのアプリを立ち上げないといけないことでしょうか。

「Ｔカードはございますか？」と言われ、私はスマホを手にして画面操作をしようとしましたが、「アプリを探して起動する」という動作が面倒だしコーヒー代くらいなら別にいっか。と思い、「あ、やっぱりいいです」と言いました。

するとその店長らしき人は、「いいですよ、今は他にお客さんがいなくて暇なので。ポイントもチリも積もれば貯まりますから」。

私の気持ちを察してくれ、時間がかかってもいいからアプリを立ち上げてくださいと言うのです。

良い人だ。

では、お言葉に甘えて、アプリを立ち上げました。

右下の「モバイルＴカード」という部分をタッチすればバーコードが表示されます。

タッチすると・・・

こんな画面が出てきました。

「本人確認」ということですが・・・

どうやら、これは最初にモバイルＴカードを使う時に必要な操作のようです。

が、私はすでにモバイルＴカード何度も使っているのですが・・・

かなり久々に使おうとしたので、また入力が必要なのでしょうか？

いずれにしても、結局この場ではモバイルＴカードを使うことはできまず、自宅に戻って再設定を試みました。

画面ではＴカード番号の入力を求められていますが、カード自体はモバイルに移行したときに破棄しているので、番号がわかりません。

メモもとってないし。

どうしたらいいのかな？

調べると、「Ｔカードを破棄、紛失した場合のお手続き」というヘルプページがありました。

Ｔカード番号がわからなくなった方の救済措置があるのですね。

手順１．破棄、紛失したＴカードを停止する
手順２．Ｔカードを新しく作る／モバイル専用Ｔカード番号を発行する
手順３．停止したＴカードからＴポイントの引継ぎをする

なるほど。では、この手順にしたがって操作してみます。

まずは手順１のＴカードの停止ですね。

Ｔカードを特定するために、自分のＴカード番号を検索するようです。

ここに必要事項を入力して・・・

そして、実行！

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あれ？

エラーが出ました。Tカード番号が見つからない？

そんな・・・

旧住所の郵便番号や旧電話番号を入れて試しても同じ結果。

これはもうどうしようもないな。。

ポイントは1,000くらいあるから、Yahoo!ショッピングで何か買い物をして、全ポイントを使ってしまおう。それで、このモバイルTカードは抹殺だ。

しかし、ＴカードをモバイルＴカードにした時点で、多くの人はカード自体を破棄しちゃいそうなものですけどね。

まさか、あとになってＴカード番号が必要になるなんて夢にも思いませんでした。

ということで、モバイルＴカードを使う上でのメリットデメリット、気を付けなければいけない事などを挙げてみます。

◆Ｔカードを持ち運ぶ必要がない
多くの人はここに魅力を感じ、モバイルＴカードにすると思われます。

◆モバイルＴカードは使える店が限られる
今まで普通にＴカードを使っていた店でも、モバイルＴカードにした途端に「使えません」と言われる事が多かったです。

◆モバイルＴカードを使う時は、いちいちアプリを立ち上げバーコードを表示させないといけない
カードを提示するだけと比べるとかなり面倒。

◆Ｔカード番号は控えておくべき
本記事のような事も想定し、Ｔカードも破棄せず保管しておくか、Tカード番号をメモしておくか写メに撮ったりして後から確認できるようにしておきましょう。

この記事を読んで頂いた方には、私と同じ過ちを犯さないよう願っております。