今回は、高知県を流れる清流「四万十川」で楽しんだ川遊びの様子を紹介します。
前回の記事では、四万十市の古民家宿「百々世庵」に宿泊。
囲炉裏を囲んで宴会をしたり、薪で沸かした五右衛門風呂へ入ったりと、普段なかなかできない田舎暮らしを満喫しました。
そして今回の旅のもうひとつの目的が、
四万十川で思いっきり遊ぶこと。
四万十川といえば、やっぱり印象的なのが「沈下橋」です。
沈下橋は欄干(らんかん)がなく、増水時には橋そのものが水中へ沈むことを想定して造られた橋。
川の流れや流木の抵抗を受けにくいシンプルな構造で、現在も四万十川を象徴する風景のひとつになっています。
訪問当時の私たちは、そんな沈下橋の周辺で釣りをしたり、泳いだり、橋から川へ飛び込んだりして1日遊びました。
ただし、ここは重要。
この記事で紹介する沈下橋からの飛び込みは、あくまで私が訪問当時に行った体験談です。川の水深・流速・川底の状態は常に変化します。現在同じ場所・同じ方法で安全に飛び込めることを保証するものではありません。
四万十川で遊泳する場合は、ライフジャケットを着用し、当日の天候・水位・流れを確認してください。増水時や安全を確認できない場合は川へ入らないようにしましょう。
四万十川の「長生沈下橋」へ
四万十川には数多くの沈下橋があります。
今回向かったのが「長生(ながおい)沈下橋」です。
長生沈下橋周辺は四万十らしい川の風景が広がり、夏にはキャンプやカヌーなどを楽しむ人も訪れるエリア。
場所はこちらです。
ところが、四万十へ向かう直前に思わぬ情報が入ります。
なんと台風の影響で、長生沈下橋の一部が流され、通行止めになっているとのこと。
※これは私が訪れた当時の状況です。長生沈下橋はその後復旧しています。
「え?せっかく楽しみにしていたのに……」
と思いましたが、そこで助け舟を出してくれたのが、宿泊していた百々世庵のオーナーさん。
「車は通れないけど、歩いて橋まで行っている人もいるよ」
とのこと。
なるほど。
それなら、橋の様子を見に行ってみましょう。
百々世庵で朝食を食べて四万十川へ出発
まずは宿で簡単な朝食を作ります。
百々世庵は古民家一棟貸しなので、食事は自分たちで準備。
ちなみに私は、前夜の囲炉裏宴会が楽しすぎて少々飲みすぎました。
つまり朝から、
絶賛二日酔い中。
これから川で遊ぼうという日に、コンディション調整を完全に間違えています(笑)
それでも朝ご飯を食べると、少し元気が出てきました。
準備ができたら、いよいよ四万十川へ出発です。
長生沈下橋へ到着!訪問当時は橋が壊れていた
当初は長生沈下橋を渡って、反対側の河原へ行く予定でした。
ところが橋は通行止め。
そこで反対側から向かうことにしました。
ただ、この道がなかなかのクセ者。
道幅がかなり狭く、
「ここで対向車が来たら、どうするんだ?」
と少しドキドキしながら進みます。
なんとか通行止め地点まで到着。
レンタカーを停め、ここから徒歩で橋へ向かいました。
そして、ついに長生沈下橋へ。
あ、本当に橋が壊れてる……。
台風の影響で、沈下橋の中央部分が大きく流されていました。
地元の方にとって沈下橋は単なる観光スポットではなく、大切な生活道路でもあります。
※写真は訪問当時の状況です。現在の長生沈下橋は復旧しています。
いよいよ四万十川で川遊びスタート!
橋の状態には驚きましたが、四万十川そのものはやっぱりきれいです。
訪問時は台風後だったため、普段より少し濁りがありました。
それでも、都会で見る川とは雰囲気がまったく違います。
山に囲まれた四万十川。
広い河原。
聞こえてくるのは川の流れる音。
ここまで来たら、もう遊ぶしかありません。
四万十川で「あんま釣り」に挑戦
まず挑戦したのが、当時教えてもらった「あんま釣り」。
川底の石をひっくり返し、そこにいる小さな水生昆虫の幼虫をエサとして使います。
私たちは、この虫を「チョロ虫」と呼んでいました。
石の裏を探して、エサになりそうな虫を見つけます。
これを針につけて川へ。
すると小魚がワーッと寄ってきます。
しかも、人が近くにいても意外と逃げない。
手を入れると一旦散るのですが、少し待つとまた集まってきます。
四万十川の魚、距離感が近い。
ただし、エサ探しは意外と大変。
石をひっくり返し続けているうちに……
腰が痛い(笑)
自然遊びには、思わぬところで体力を使います。
ということで、少し休憩。
釣りをしたり、水へ入ったりしながら、のんびり過ごしました。
一緒に来たSさんは釣りが上手。
なんと20cmほどのニゴイを釣り上げていました。
※四万十川では、魚種・場所・漁法によって遊漁期間や遊漁券などのルールがあります。現在釣りをする場合は、対象魚や漁法に応じた最新ルールを確認してください。
二日酔いが復活。沈下橋の上で休憩
そのころ私はというと……
朝から抱えていた二日酔いが、ここへ来てまさかの復活。
強烈な吐き気。
せっかく四万十川まで来た人間とは思えないコンディションです。
少し横になりたい。
しかし河原には大きな石がゴロゴロ。
「どこか休める場所はないかな?」
と周囲を見渡すと……
当時は通行止めになっていた橋の上に、休めそうな場所がありました。
そこで少し横になって体調を整えることに。
太陽に照らされて暑くなる。
↓
川へ入って体を冷やす。
↓
また休む。
……何をしに四万十川へ来たのか、だんだん分からなくなってきました(笑)
それでも休んでいるうちに体調は回復。
そして、訪問当時の私が挑戦したのが沈下橋からの飛び込みでした。
沈下橋ダイブに挑戦した当時の体験
ここからは、あくまで訪問当時の個人的な体験談として紹介します。
当時は飛び込む前に川へ入り、水深や流れを確認しました。
橋の上から見ると、なかなかの高さがあります。
ただし、川は同じ場所でも増水や土砂の移動によって水深・流れ・川底の状態が変化します。
「以前ここから飛べた」「誰かが飛び込んでいる」という情報だけで安全だと判断しないでください。
さらに当時の私はライフジャケットを持参していませんでした。
今振り返れば、これは安全面でおすすめできません。
川遊びではライフジャケットを着用し、少しでも危険を感じる状況なら水へ入らないことが大切です。
訪問当時の1回目のダイブ
飛び込んでみると……
なんと足が川底につきました。
幸い痛みはありませんでしたが、
「想像していたより浅かった」
ということです。
この経験だけでも、外から見ただけでは水深を判断できないことが分かります。
訪問当時の2回目のダイブ
2回目はSさんが近距離から撮影。
なかなか良い写真です。
しかし、この2回目で事件が発生しました。
着水した瞬間……
右足のビーサンが脱げた。
泳いで取りに行こうとしたら、
今度は左足のビーサンまで壊れた。
100円ショップのビーサン、まさかの連続離脱です。
右足のビーサンは川へ流され、そのまま見えなくなってしまいました。
100円なので金銭的ダメージは小さい。
問題は、
帰りの足元。
ところがここで救世主登場。
友人Nが、
なぜかサンダルを2足持ってきていた(笑)
なぜ2足なのか。
理由は分かりません。
でも、この日のMVPです。
最後はバック宙で飛び込んだのですが……
何度か川へ入って、そろそろ最後にすることにしました。
当時の私は少し調子に乗り、最後にバック宙で飛び込みました。
ビーサンはもう片方ありません。
完全に裸足です。
撮影してくれたSさんのカメラワークは見事。
常に画面中央へ私を入れてくれています。
友人同士の旅行では、こういう何気ない動画が何年経ってもいい思い出になります。
ただし、
このバック宙を含む飛び込みは過去の私の体験を紹介したもので、再現をおすすめするものではありません。沈下橋や高所からの飛び込みは重大事故につながる可能性があります。
四万十川で遊ぶなら安全対策を忘れずに
私が訪れた当時と比べ、今なら川遊びの安全対策についてもっと慎重に考えます。
特にライフジャケットは重要です。
また、前日に雨が降った場合や上流で雨が降っている場合など、自分がいる場所では晴れていても水位や流れが変化することがあります。
川へ入る前に天候・水位・流れを確認し、子供から目を離さない。
飲酒後や体調が悪い状態では泳がない。
そして沈下橋は観光用の遊具ではなく、地元の方が実際に利用する橋です。
橋の上で撮影したり見学したりするときも、通行の邪魔にならないよう注意しましょう。
やっぱり四万十川は最高でした
いろいろありましたが、四万十川は本当にきれいでした。
川で遊びながら、当時は水までガボガボ飲んでしまいました。
幸いお腹は壊しませんでしたが(笑)、もちろん川の水をそのまま飲むのはおすすめしません。
都会ではなかなか味わえない、自然の中で過ごす時間。
前日は古民家「百々世庵」に泊まり、囲炉裏を囲んで酒を飲み、五右衛門風呂へ入る。
翌日は四万十川で釣りや川遊び。
まさに、
大人の夏休み。
という感じの旅でした。
ホテルへ泊まる旅行ももちろん好きです。
でも、たまには仲間や家族と一棟貸しの古民家へ泊まり、自然の中で思いっきり遊ぶ旅行もいい。
少し不便。
虫もいる。
思い通りにならないこともある。
でも、それが何年経っても覚えている思い出になったりします。
まとめ|百々世庵+四万十川で忘れられない夏旅に
今回の旅では、高知県四万十市の古民家「百々世庵」へ泊まり、その翌日に四万十川で川遊びを楽しみました。
前日の囲炉裏宴会と五右衛門風呂。
そして翌日の釣りと川遊び。
普通のホテル旅行とは、まったく違う2日間です。
訪問当時に体験した沈下橋からの飛び込みも、今となっては忘れられない思い出。
ただし、川の状況は毎日変わります。
この記事を読んで、
「同じ場所から飛び込んでみよう」
ではなく、
「四万十川で安全に自然を楽しんでみよう」
と思ってもらえたらと思います。
四万十川には、泳ぐこと以外にもカヌー、キャンプ、釣り、沈下橋巡りなど、自然を満喫できる楽しみ方があります。
大人だけの旅にも、家族の夏休みにも。
四万十の自然は、普通の観光旅行とはひと味違う思い出を作ってくれます。












楽しそうですね!しかも綺麗〜。行ってみたいです。
しっしー様
ありがとうございます(^^
もう飛び込むことはないと思いますが、私もまた行きたいです。
私の地元です!
よくここで飛び込んでましたねー
懐かしく拝見させてもらいました♪
角打ち同好会さま
コメントありがとうございます!
こんな素敵な場所が地元だなんて羨ましいです。毎日飛び込みたいです(^^
わぁ~楽しそう~!・・
私もこういうの大好きで、子供の頃近くの川の低い砂防提からダイブしていました
四万十川最高の水と自然ですよね、テナガエビなんかも食べたい気分です・・・
坂田さま
こういう遊びお好きですか。私と同じですね(笑)
四万十川はテナガエビやウナギもいるそうなので、水が綺麗で安心してダイブできますね☺️
まるで少年に戻ってしまったかのような・・・こういうことが出来るのがうらやましいです!小生がやったら間違いなく四万十が三途になりますww初めての台湾旅行!楽しんできましたよ!
popeさま
四万十川が三途・・・(笑
少年時代の体力はもうありませんが、こういうのを楽しめる気持ちはいつまでも大事にしたいです(^^
それはそうと、台湾からお帰りなさい!ご無事でよかったです。
ブログを拝見させて頂き、今度は私が色々と参考にさせて頂きますね!