レンジで回鍋肉の簡単レシピ|火を使わず600Wで作れる豚肉とキャベツのおかず

レンジで作るホイコーロー

こんにちは、マッコリです。

今回は、電子レンジで作る回鍋肉(ホイコーロー)に挑戦してみました。

回鍋肉って、おいしいですよね。

味噌のコク、豆板醤の辛味、豚肉のうま味。

そこへキャベツとピーマンが加わり、白いご飯がどんどん進みます。

本来ならフライパンで豪快に炒めたいところですが、今回試すのは電子レンジだけで作るレシピです。

「火を使わず、本当においしく作れるのか?」

正直なところ、作る前はあまり期待していませんでした。

電子レンジで肉と野菜を温めたら、炒め物というより、少し元気のない蒸し料理になってしまうのではないか。

そんな疑いを持ちながら作ってみたところ、これが予想以上においしい。

豚肉にはしっかり味が付き、キャベツとピーマンにも甘辛いタレが絡みます。

フライパンを使わないため、調理後の洗い物も少なめ。

暑くて火を使いたくない日や、手早くご飯のおかずを作りたい日に便利なレシピです。

今回は、600Wの電子レンジで作る簡単な回鍋肉を、写真付きで紹介します。

レンジで作る回鍋肉の材料(1~2人分)

主な材料

  • 豚切り落とし肉:200g
  • キャベツ:1/8個
  • ピーマン:2個
  • 長ネギ:少々
  • 塩:少々
  • こしょう:少々
  • ごま油:小さじ1

合わせ調味料

  • すりおろし生姜:小さじ2
  • 豆板醤:小さじ1/2
  • 料理酒:大さじ1
  • 砂糖:大さじ1/2
  • オイスターソース:大さじ1/2
  • 味噌:大さじ1
  • 片栗粉:小さじ2

今回は肉をしっかり食べたかったため、野菜をやや少なめにして、豚肉を200g使いました。

野菜をたっぷり食べたい場合は、キャベツを増やしても構いません。

ただし、野菜を増やすと水分が多く出て味が薄くなるため、調味料も少しずつ増やして調整してください。

キャベツだけを大量に追加すると、回鍋肉というより、キャベツの中から豚肉を探す料理になります。

電子レンジで回鍋肉を作る際の注意点

電子レンジは、同じ600Wでも機種や容器、食材の量、調理前の温度によって加熱具合が変わります。

この記事では、実際に作ったときの600Wで合計6分を目安として紹介しますが、すべての環境で同じ時間になるとは限りません。

特に豚肉は、重なった部分や容器の中央付近で加熱ムラが起きることがあります。

途中で全体をよく混ぜ、豚肉の赤い部分が残っていないか確認してください。

厚生労働省では、食肉を中心部75℃で1分間以上加熱することを目安として案内しています。

合計6分加熱しても豚肉に生の部分が見られる場合は、30秒ずつ追加加熱しましょう。

家庭での食中毒予防に関する厚生労働省の案内

レンジで作る回鍋肉の作り方

1.キャベツを食べやすい大きさに切る

まずは、キャベツを食べやすい大きさにざく切りします。

レンジで作るホイコーロー

芯の部分は火が通りにくいため、葉よりも少し小さめ、または薄めに切っておくと加熱しやすくなります。

電子レンジで加熱するとキャベツのかさが減るので、切った直後に多く見えても心配ありません。

むしろ、加熱後には、

「あれだけあったキャベツはどこへ行った?」

と思うほど落ち着きます。

2.ピーマンと長ネギを切る

ピーマンは縦半分に切り、ヘタと種を取り除きます。

その後、食べやすい大きさに切りましょう。

レンジで作るホイコーロー

長ネギは斜め切り、または小口切りにします。

今回は少量ですが、長ネギを加えることで香りと甘味が加わります。

野菜の大きさをある程度そろえておくと、加熱ムラを抑えやすくなります。

もちろん、家庭料理なので完全に同じ大きさでなくても大丈夫です。

キャベツへ定規を当てる必要はありません。

3.豚肉を耐熱ボウルへ入れる

豚切り落とし肉を、電子レンジで使用できる大きめの耐熱ボウルへ入れます。

レンジで作るホイコーロー

肉が大きい場合は、あらかじめ食べやすい大きさに切っておきます。

加熱時に肉が固まらないよう、重なった部分を軽く広げておくと混ぜやすくなります。

生肉を触った箸や手で、加熱後の料理や食器に触れないよう注意してください。

4.豚肉へ合わせ調味料を加える

豚肉を入れた耐熱ボウルへ、次の調味料をすべて加えます。

  • すりおろし生姜:小さじ2
  • 豆板醤:小さじ1/2
  • 料理酒:大さじ1
  • 砂糖:大さじ1/2
  • オイスターソース:大さじ1/2
  • 味噌:大さじ1
  • 片栗粉:小さじ2
レンジで作るホイコーロー

味噌は種類によって塩味や甘味が異なります。

塩分の強い味噌を使う場合は、やや少なめから試してもよいでしょう。

豆板醤は小さじ1/2でも、ほどよい辛味が付きます。

辛いものが苦手な方や子どもが食べる場合は、豆板醤を減らすか、入れずに作っても構いません。

5.豚肉と調味料をよく混ぜる

豚肉をほぐしながら、調味料をしっかりともみ込みます。

レンジで作るホイコーロー

味噌や片栗粉が一部分に固まらないよう、肉全体へ行き渡らせましょう。

片栗粉を加えることで、加熱中に豚肉から出る水分と調味料がまとまり、タレが具材へ絡みやすくなります。

豚肉同士が大きな塊になっている場合は、この段階でできるだけ離しておきます。

肉が団結したまま加熱すると、外側だけ加熱され、内側に生の部分が残る原因になります。

6.キャベツ・ピーマン・長ネギを加える

味付けした豚肉の上へ、切ったキャベツ、ピーマン、長ネギを入れます。

レンジで作るホイコーロー

最初はボウルいっぱいに見えますが、電子レンジで加熱するとキャベツがしんなりし、全体のかさが減ります。

小さなボウルを使うと混ぜる際に野菜がこぼれやすいため、少し余裕のある大きさを選ぶのがおすすめです。

7.豚肉と野菜を全体的に混ぜる

豚肉、野菜、合わせ調味料をしっかり混ぜ合わせます。

レンジで作るホイコーロー

ボウルの底に調味料がたまっている場合は、底からすくい上げるように混ぜます。

豚肉が野菜の間へ分散するように混ぜておくと、電子レンジの熱が通りやすくなります。

混ぜ終わったら、具材をなるべく平らに広げます。

中央だけ山盛りにすると、外側と内側で加熱具合に差が出やすくなります。

8.ふんわりラップをして600Wで2分加熱する

耐熱ボウルへラップをふんわりとかけ、600Wの電子レンジで2分加熱します。

ラップをぴったり密閉するのではなく、蒸気が少し逃げられるようにふんわりとかけてください。

加熱後は容器や蒸気が非常に熱くなっています。

ラップを外す際は、顔や手に蒸気が当たらないよう、手前ではなく奥側から開けると安全です。

9.全体を混ぜ、再び600Wで2分加熱する

一度電子レンジから取り出し、豚肉をほぐしながら全体をよく混ぜます。

容器の外側と中央、上と下の具材を入れ替えるように混ぜるのがポイントです。

混ぜ終えたら、再びふんわりとラップをかけ、600Wで2分加熱します。

ここまでの加熱時間は、合計4分です。

レンジで作るホイコーロー

電子レンジ調理では、この途中で混ぜる工程が大切です。

少々面倒に感じても、ここで全体を動かすことで加熱ムラを抑えやすくなります。

電子レンジへすべてを任せたいところですが、ときどき現場監督が必要です。

10.塩・こしょうを加えてさらに2分加熱する

再び耐熱ボウルを取り出し、塩とこしょうを少々振ります。

豚肉に赤い部分が残っていないか確認しながら、全体をもう一度よく混ぜます。

ふんわりとラップをかけ、600Wでさらに2分加熱します。

これで加熱時間は合計6分です。

ただし、合計6分は今回使用した材料と電子レンジでの目安です。

豚肉に赤い部分や生っぽい部分が残っている場合は食べず、全体を混ぜてから30秒ずつ追加加熱してください。

見た目だけでは分かりにくい場合は、中心温度計を使って確認すると、より確実です。

11.ごま油を加えて仕上げる

豚肉へ十分に火が通ったことを確認したら、ごま油小さじ1を加えます。

全体へなじむように混ぜ合わせれば、レンジで作る回鍋肉の完成です。

レンジで作るホイコーロー
レンジで作るホイコーロー

ごま油を最後に加えることで、香ばしい風味が残りやすくなります。

電子レンジから取り出した直後は、ボウルの底に水分がたまっていることがあります。

片栗粉が入っているため、全体をよく混ぜると水分と調味料がまとまり、具材へタレが絡んできます。

レンジで作った回鍋肉を実食

正直なところ、作る前は、

「電子レンジで作る回鍋肉が、本当においしいのか?」

と半信半疑でした。

ところが、食べてみると予想以上のおいしさ。

味噌とオイスターソースのコクに、豆板醤の辛味がしっかり効いています。

豚肉にも下味がなじみ、キャベツとピーマンには甘辛いタレが絡んでいます。

フライパンで炒めた回鍋肉のような強い焼き目や香ばしさはありません。

その代わり、豚肉と野菜から出たうま味がタレへ混ざり、全体的にしっとりとした仕上がりです。

これはこれで、十分においしい。

そして何より、火を使わずに完成したのがうれしいところです。

ご飯の上へのせ、タレまで一緒に食べると箸が止まりません。

心配していた電子レンジ調理でしたが、食べ終わる頃には疑いもきれいになくなっていました。

回鍋肉をレンジでおいしく作るコツ

大きめの耐熱ボウルを使う

材料を混ぜる工程が多いため、具材を入れても余裕のある耐熱ボウルがおすすめです。

小さい容器では、混ぜるたびにキャベツや豚肉が外へ飛び出します。

料理を作っているのか、台所へ具材を配っているのか分からなくなります。

豚肉を重ねたままにしない

豚肉が何枚も重なった状態では、中心まで熱が通りにくくなります。

調味料を混ぜる段階と途中で混ぜる段階の両方で、肉をしっかりほぐしましょう。

途中で必ず全体を混ぜる

一度に6分加熱するのではなく、2分ごとに取り出して全体を混ぜます。

容器の中央と外側、上と下の具材を入れ替えることで、加熱ムラを抑えやすくなります。

野菜の水分を考えて味を調整する

キャベツを多くすると、加熱中に水分がたくさん出ます。

味が薄く感じた場合は、味噌やオイスターソースを少量追加して調整してください。

追加する際は、調味料を少量の汁で溶いてから混ぜるとなじみやすくなります。

ごま油は最後に加える

仕上げにごま油を加えると、香りが立ち、電子レンジ調理でも中華料理らしい風味が出ます。

入れすぎると油っぽくなるため、小さじ1程度で十分です。

辛さを調整する方法

今回のレシピでは、豆板醤を小さじ1/2使用しています。

ピリ辛が好きな方は、豆板醤を少し増やしてもよいでしょう。

辛さを強くしたい場合

  • 豆板醤を小さじ1程度に増やす
  • 仕上げにラー油を加える
  • 一味唐辛子や花椒を振る

辛さを控えたい場合

  • 豆板醤を小さじ1/4程度に減らす
  • 豆板醤を入れずに作る
  • 砂糖を少量増やす
  • 卵黄や温泉卵を添える

豆板醤は商品によって塩味や辛さが異なります。

最初から大量に入れず、少なめから試してください。

辛さは後から追加できますが、入れすぎた豆板醤を回収する作業は、ほぼ不可能です。

レンジ回鍋肉のおすすめアレンジ

豚バラ肉で作る

豚切り落とし肉の代わりに、豚バラ薄切り肉を使ってもおいしく作れます。

豚バラ肉は脂が多いため、コクのある仕上がりになります。

脂っこさが気になる場合は、ごま油を少なめにしてください。

玉ねぎを加える

薄切りにした玉ねぎを加えると、甘味とボリュームが増します。

火が通りやすいよう、薄めに切っておくのがポイントです。

ニンニクを加える

すりおろしニンニクを小さじ1/2程度加えると、パンチのある味になります。

翌日に大切な予定がある場合は、量を控えめにしましょう。

キノコを加える

シメジやエリンギを加えると、うま味とかさが増します。

キノコからも水分が出るため、味を見て調味料を調整してください。

回鍋肉丼にする

温かいご飯の上へ盛り付ければ、簡単な回鍋肉丼になります。

ボウルの底に残ったタレもご飯へかければ、最後まで無駄なく楽しめます。

丼にすれば食器も少なくなり、電子レンジ調理の利点がさらに増します。

500Wや700Wで作る場合の加熱時間

電子レンジの出力が600W以外の場合は、加熱時間を調整します。

おおよその目安は次のとおりです。

  • 500W:600Wより約1.2倍長く加熱
  • 700W:600Wより少し短めに加熱

ただし、単純に時間を換算するだけでは、豚肉の重なり方や食材の温度による違いまでは補えません。

500Wの場合も700Wの場合も、途中で取り出して全体を混ぜ、豚肉の状態を確認してください。

追加加熱する場合は、30秒ずつ行うと加熱しすぎを防ぎやすくなります。

作り置きする場合の注意点

回鍋肉が余った場合は、長時間室温に置かず、粗熱が取れたら清潔な保存容器へ移して冷蔵庫で保存します。

なるべく早めに食べ切り、食べる際は全体が十分に熱くなるまで再加熱してください。

電子レンジで再加熱するときも、途中で一度混ぜると温度が均一になりやすくなります。

保存後はキャベツから水分が出て、作りたてより食感が柔らかくなることがあります。

シャキッとした食感を楽しみたい場合は、完成後すぐに食べるのがおすすめです。

まとめ|火を使わなくても回鍋肉はおいしく作れる

電子レンジで作る、簡単な回鍋肉を紹介しました。

作り方の流れは次のとおりです。

  1. キャベツをざく切りにする
  2. ピーマンと長ネギを食べやすく切る
  3. 耐熱ボウルへ豚肉を入れる
  4. 生姜、豆板醤、酒、砂糖、オイスターソース、味噌、片栗粉を混ぜる
  5. キャベツ、ピーマン、長ネギを加えて混ぜる
  6. ふんわりラップをして600Wで2分加熱する
  7. 全体をよく混ぜ、再び600Wで2分加熱する
  8. 塩・こしょうを加えて混ぜ、さらに2分加熱する
  9. 豚肉へ十分に火が通ったことを確認する
  10. ごま油を混ぜたら完成

今回の加熱時間は600Wで合計6分でしたが、電子レンジや食材の状態によって必要な時間は変わります。

2分ごとに全体をよく混ぜ、豚肉の中心部まで確実に火を通すことが大切です。

フライパンで炒める回鍋肉とは少し違い、全体的にしっとりとした仕上がり。

それでも、味噌とオイスターソースのコク、豆板醤の辛味、ごま油の香りがそろい、ご飯が進む味になりました。

火を使いたくない日や、できるだけ洗い物を減らしたい日におすすめです。

作る前はあまり期待していませんでしたが、食べてみてびっくり。

電子レンジ、なかなかやります。

こちらが疑っている間に、立派な回鍋肉を完成させてくれました。




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ABOUTこの記事をかいた人

横浜市在住、旅行・温泉・グルメが好きで、実際に訪れた場所を写真多めで紹介しています。温泉ソムリエ。家族旅行から一人旅、ご当地グルメ・珍グルメまで、実体験だからこそ分かる情報をお届けしています。