そのカフェは、大分県日田市にありました。
とてもとても気になっていたカフェ。
「珈琲工房」というかわいい看板がなければ、そこがお店だとは絶対に思わないお店です。
バラック小屋のような建物に絡まる青々としたツタ。
夏は緑のカーテン効果で涼しいのかもしれません。
しかし、鬱蒼としていますが・・・営業しているのでしょうか?というか、本当にお店なのか?
一応事前に電話をしてみました。
電話対応は普通。ちゃんと営業していて席も空いているそうです。ほっ。
【珈琲工房原田】大分県日田市上城内町13−7
営業時間:11:00~21:00
定休日:月曜日
お店には数台分の駐車スペースがあるようです。その一角になんとか止められました。
ここは、自家焙煎珈琲のお店なのです。
お店に入るとカウンター席が見えました。普通のお店的な雰囲気ですね。
しかし、ちょっと混雑気味の様で、「お2階へどうぞ」とのこと。
2階に通じる扉には謎のメッセージがありました。
「土宙の間(とちゅうのま)」・・・
土宙って何だろう?
とりあえず、扉を開けて階段を上ってみます。
生きて帰れますように。
階段を上がって2階に行くと・・・
何でしょう・・・何とも形容しがたい異空間がありました。
何をモチーフにしているのでしょうか??
ギターやラジカセは本物のようです。
この空間は全てマスターが作ったそうです。きっと芸術家肌なのでしょうね。
大きなテーブル席があるので、大人数にも対応可。
そこへ、そのマスターが現れました。
そして、ストーブに灯油を入れ始めました。
「土宙の間」は誰もお客さんがいなかったので寒々としています。
なので、ストーブをつけてくれるのですね。
優しいマスター!
と思いきや・・・灯油を入れただけでストーブを点けずに去ってしまったマスター。
何かの謎かけでしょうか?マスター!
さて、コーヒーが来ましたよ。
見た目は普通ですが、油断なりません。
味は・・・
美味しいです。
ん?ミルクは付いてこないのですね。
それにしても・・・この空間は暗いし寒いし奇妙だし。。
私はやっぱり太陽の下でコーヒーが飲みたい(笑
コーヒー以外にも、パスタやピザやトーストやアイスクリームなど、普通の喫茶店にあるようなメニューは揃っているようです。
ということで、マッコリの奇妙な冒険 in 珈琲工房原田でした。
この空間気になる!落ち着けそう!という方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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