THE FARMグランピング宿泊記|BBQ・温泉・収穫体験を徹底紹介【2026年版】

千葉・香取の「THE FARM」で初めてのグランピング体験

千葉県香取市にある農園リゾート「THE FARM(ザファーム)」へ行ってきました。

グランピングとは、「グラマラス」と「キャンピング」を組み合わせた造語です。

簡単にいえば、キャンプの楽しさは味わいたいけれど、設営や撤収といった大仕事はできれば誰かにお願いしたい人のための宿泊スタイル。

キャンプをしてみたい!

でも、テントやBBQの準備や後片付けが煩わしい。

それに、テントって夏も冬も過酷そう・・・

そもそも、そんなキャンプ道具は持ってない!

そんな人にぴったりなのが、道具をほとんど用意せずに自然の中で宿泊できるグランピングです。

THE FARMには、常設テントを利用するグランピングだけでなく、コテージ、キャンプサイト、農園、カフェ、アクティビティなどが集まっています。

さらに、敷地内には天然温泉とサウナを楽しめる「おふろcafé かりんの湯」もあります。

キャンプへ来たはずなのに、温泉へ何度も入り、サウナでととのい、漫画を読みながらゴロゴロすることも可能。

もはや自然へ立ち向かうというより、自然に囲まれながら徹底的に甘やかしてもらう施設です。

農園では季節の野菜収穫体験が毎日開催され、子どもが遊べる設備やジップラインなどのアクティビティも用意されています。

キャンプ初心者はもちろん、子ども連れの家族でも過ごしやすい農園リゾートでした。

この記事は2019年の宿泊体験をもとに、2026年7月時点の公式情報を加えてリライトしています。

写真に写っている設備、料理、料金、サービス内容は宿泊当時のものです。現在の宿泊プランや利用条件とは異なる場合があるため、予約前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

それでは、写真をたっぷり使いながら、THE FARMのグランピング、テント、BBQ、野菜収穫体験、温泉、朝食まで詳しくご紹介します。




THE FARMへのアクセスと駐車場

THE FARMがあるのは、千葉県香取市です。

住所は千葉県香取市西田部1309-29

敷地内には無料駐車場があり、グランピング利用者も車で訪れることができます。

私たちが住む横浜市の西の方からは、道路の混雑状況にもよりますが、車で約2時間の距離でした。

キャンプ道具を大量に積み込む必要はないものの、着替えや飲み物、子どもの荷物などを考えると、やはり車が便利です。

さあ、カーナビによれば、そろそろ目的地へ到着するはず。

THEファーム

周辺には畑や緑が広がり、少しずつ農園リゾートらしい景色へ変わってきました。

そして、「ザ ファームキャンプ駐車場」と書かれた看板を発見。

THEファームキャンプ場

どうやら無事に到着したようです。

白いテント群が見えた瞬間にテンションが上がる

駐車場へ入る直前、突然目の前に白いテント群が現れました。

THEファームキャンプ場

芝生の上に、同じ形をした白いテントがずらり。

普段の生活では、まず目にすることのない光景です。

一般的なキャンプ場なら、利用者が持ち込んだ色も形も異なるテントが並びます。

こちらは最初から設備として美しく配置されているため、まるで海外のリゾートへ来たような雰囲気。

まだ受付すら済ませていませんが、この時点ですでにテンションはかなり上がっています。

「これがグランピングか!」

何もしていないのに、すでにキャンプ上級者になったような気分です。

実際には、テントを張ったのは私ではありません。

むしろ自宅を出てから、車を運転した以外は何もしていません。

駐車場はグランピングエリアのすぐ近くにありました。

【THE FARM】千葉県香取市西田部1309-29

THE FARM|宿泊料金・空室を比較
予約サイトによって料金や宿泊プランが異なる場合があります。2社を比較してチェックしてみてください。
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※料金・空室状況・プラン内容は各予約サイトで最新情報をご確認ください。

ロープが長すぎる「ハイジのブランコ」

車を停めると、すぐそばに大きなブランコがありました。

最初に注目したのは、周囲の景色よりもロープの長さです。

THEファーム ハイジのブランコ
THEファーム ハイジのブランコ

高い位置から伸びた長いロープ。

これはもう、普通の公園にあるブランコではありません。

まさに、アニメ「アルプスの少女ハイジ」のオープニングで、ハイジが空を飛ぶようにこいでいるブランコです。

あのブランコを現実の物理法則で再現したら、ロープの長さは何メートルになるのか。

そんな議論はさておき、目の前に乗れるブランコがあるなら試さないわけにはいきません。

乗り物が好きな私は、もちろん乗ってみました。

THEファーム ハイジのブランコ

ロープが長いため、普通のブランコより動きが大きく、ゆったりと空中を進むような感覚があります。

ハイジほど高く飛ぶ勇気はありませんでしたが、大人でも十分楽しめました。

子どものための設備を見つけて、真っ先に大人が乗る。

我が家ではよくあることです。

園内マップを見ると想像以上に広かった

ブランコの近くには、THE FARMの園内マップが設置されていました。

THEファーム 案内図

地図を確認すると、THE FARMの敷地が想像していた以上に広いことが分かります。

先ほど見えたテント群は、施設全体のほんの一部。

園内にはグランピングエリア、コテージ、キャンプ場、農園、カフェ、温浴施設、アクティビティエリアなどが点在しています。

2026年現在は、温浴施設が「おふろcafé かりんの湯」として大幅に充実し、天然温泉だけでなく、男女共用のサウナガーデン、バレルサウナ、食堂、漫画や休憩スペースも利用できます。

宿泊当時の園内マップや施設配置とは変更されている可能性があります。

到着後は、現在のマップや案内表示を確認してから移動するのがおすすめです。

ハンモックは自由に利用できる

園内には、自由に利用できるハンモックもありました。

THEファームのハンモック

木陰でゆらゆら揺れながら昼寝をしたり、本を読んだりするのも気持ちよさそうです。

ただし、ハンモックは見た目以上に降りるのが難しい。

優雅に横になったつもりが、最後は網へ捕獲された魚のようにもがく可能性があります。

周囲に人がいる場合は、最後まで油断できません。

THE FARMグランピングのリバーサイドエリア

こちらが、浅い人工の川に沿ってテントが並ぶグランピングエリアです。

THE FARMのグランピングには複数の客室タイプがありますが、2026年現在も「リバーサイド」はスタンダードタイプとして案内されています。

目の前に浅瀬が流れ、子どもが水遊びを楽しめるのが大きな特徴です。

宿泊当時のテント群を、さまざまな角度から撮影してみました。

THEファーム
THEファーム
THEファーム
THEファーム
THEファームキャンプ場
THEファームキャンプ場
THEファームキャンプ場
THEファームキャンプ場
THEファームキャンプ場
THEファームキャンプ場

白いテント、ウッドデッキ、緑色の芝生、そして中央を流れる水路。

ただテントが並んでいるだけではなく、エリア全体が1つのリゾートとしてデザインされています。

隣のテントとの間隔も広めにとってあり、目の前には専用のデッキスペースがあります。

到着したばかりなのに、すでに「1泊だけでは足りないのでは?」という気持ちになってきました。

中央を流れる浅い川では水遊びもできる

テント群の中央を流れているのは、リバーサイドの名前の由来にもなっている浅い川です。

宿泊当時の案内では最大水深約30cmで、暑い季節には水遊びもできるとのことでした。

2026年現在も公式サイトでは、リバーサイドの目の前にある浅瀬で、子どもが水遊びを楽しめると紹介されています。

ただし、天候、水量、季節、メンテナンスなどによって利用できない場合があります。

子どもを遊ばせる際は、必ず大人が目を離さないようにしましょう。

昔ながらの井戸ポンプから水が出る

水路の近くには、昔ながらの手押し式井戸ポンプが数か所設置されていました。

THEファームキャンプ場 井戸ポンプ

レバーを上下に動かすと、きちんと水が出てきます。

本物の井戸水をくみ上げているのか、演出用の設備なのかは確認できませんでした。

しかし、子どもにとっては、水が出る仕組みそのものが面白いようです。

蛇口をひねれば水が出る時代に、あえて全身を使わなければ水が出ない設備。

便利さでは完全に蛇口の勝ちですが、楽しさでは井戸ポンプが圧勝です。

反対側から眺めても絵になるグランピングエリア

テント群を反対側から撮影してみました。

THEファームキャンプ場

どの方向から眺めても、白いテントと芝生の組み合わせが絵になります。

常設テントなので、到着してから「説明書はどこだ」「この棒は何に使うんだ」と家族会議を始める必要もありません。

テントはすでに完成済み。

利用者に残された仕事は、非日常感を存分に味わうことだけです。

芝生と水辺にはカエルの姿も

水場と草地が多いからでしょうか。

園内では、何匹ものカエルを見かけました。

THEファームキャンプ場 カエル

都会ではなかなか出会えない生き物を間近で観察できるのも、自然に囲まれた施設ならでは。

小さなカエルで、なかなかかわいいです。

ただし、カエルが苦手な人にとっては、かわいいという感想にはならないかもしれません。

見つけても追い回したり、むやみに触ったりせず、そっと見守りましょう。

手持ち花火を楽しめる専用スペース

園内には、花火を楽しめる専用スペースも用意されていました。

THEファームキャンプ場 花火エリア

グランピングの夜といえば、やはり花火。

自宅の庭では煙や音が気になりますが、指定された場所で楽しめるなら安心です。

宿泊当時は、フロントで手持ち花火のセットが500円で販売されていました。

花火の販売価格、利用時間、使用できる種類、実施場所などは変更される可能性があります。

2026年に利用する際は、必ず当日の案内やスタッフの指示に従ってください。

当然ながら、テントの前や芝生の好きな場所で勝手に始めるのは厳禁です。

グランピング施設を照らすのはランタンだけで十分。

テントそのものを盛大にライトアップする事態は避けましょう。

グランピングエリアの奥へ進んでみる

白いテント群を眺めながら、さらに奥へ進んでみます。

THEファームキャンプ場

歩いているだけでも、キャンプ場というより自然公園を散策しているような気分です。

すると、中央に大きな焚き火台のような設備がある広場を発見しました。

THEファームキャンプ場 キャンプファイヤー

園内マップによると、ここは「ファイヤープレイス」

キャンプファイヤーなどに使われる場所のようです。

これだけ立派なスペースがあれば、大勢で火を囲んだイベントも盛り上がりそうですね。

もっとも、私は火を見ながら静かに酒を飲むだけでも十分です。

キャンプファイヤーを前にして歌って踊る体力は、子どもたちへ譲りたいと思います。

頭上を滑空するTHE FARMのジップライン

ファイヤープレイスの上空には、長いワイヤーが張られていました。

こちらは、THE FARMの人気アクティビティであるジップラインです。

ワイヤーに取り付けた滑車とハーネスを使い、森の斜面を一気に滑り降ります。

下から見ているだけでも、かなり楽しそうです。

ただし、実際にスタート地点へ立ったら「下から見ているだけでよかった」と考え直す可能性もあります。

2026年現在、通常のジップラインは全長180m、高さ16m。

体重25kg以上100kg未満などの利用条件があり、サンダルやスカートでは参加できません。

さらに現在は、VRゴーグルを装着して物語を体験しながら滑空する「ジュラ・ザ・ジップ ~守れ!ぼくらの農園~」も登場しています。

普通に空を飛ぶだけでも十分刺激的なのに、恐竜まで加わりました。

農園リゾートの進化する方向が、なかなか予測できません。

実施時間、料金、対象条件は変更される場合があるため、参加を希望する場合は公式サイトで最新情報を確認しましょう。

子どもが遊べるミニアスレチック

ファイヤープレイスのすぐそばには、子ども向けのアスレチックスペースがありました。

THEファームキャンプ場 アスレチック

木を使った遊具が自然の景色になじんでいます。

THEファームキャンプ場 アスレチック
THEファームキャンプ場 アスレチック

テントを見ただけでも興奮している子どもに、アスレチックまで与えたらどうなるのか。

もちろん、体力が尽きるまで遊びます。

そして、子どもの体力が尽きるより先に、それを見守る親の体力が尽きそうです。

2026年現在も、通常のジップラインの利用条件に満たない小さな子ども向けとして、グランピングエリアのミニアスレチックが公式に案内されています。

遊具と一体になった宿泊用テント

宿泊当時は、アスレチック遊具と一体になったようなテントもありました。

THEファームキャンプ場 アスレチック

こんな場所に泊まったら、子どもは大喜びでしょう。

起床して扉を開けた瞬間から遊べます。

親が「朝ごはんにしよう」と呼んでも、遊具から戻ってくる気配はなさそうです。

THEファームキャンプ場 アスレチック
THEファームキャンプ場 アスレチック

アスレチック広場にはトイレも完備されていました。

子どもが夢中で遊んでいる最中に、遠くの管理棟まで戻らなくて済むのは助かります。

なお、写真のテントや遊具は2019年当時のものです。

現在の客室名称、設備、配置は変更されている場合があるため、宿泊するテントは予約ページの写真や設備欄で確認してください。

グランピングラウンジでチェックイン

園内をひと通り見て回ったところで、テントのチェックインを済ませます。

宿泊当時、グランピングエリアの手前にあったこちらの建物が、管理棟兼フロントでした。

THEファームキャンプ場のフロント

昼間もきれいな建物ですが、夜になると照明がともり、さらにおしゃれな雰囲気になります。

THEファームキャンプ場のフロント

白い外壁と暖色系の照明が、夜のグランピング場によく似合います。

この写真だけを見れば、森の中にある小さなホテルのようです。

管理棟の前では薪割り体験

管理棟の前には、薪割りができる場所もありました。

THEファームキャンプ場のフロント 薪割り

自宅では、なかなか経験できない薪割り。

うまく割れると気持ちよさそうですが、力任せに振り下ろせばよいわけではありません。

体験する場合は、必ずスタッフの案内や安全上の注意に従いましょう。

2026年現在は、薪割りや焚き火の着火を学ぶ宿泊者向けの「ブッシュクラフト」も用意されています。

荷物の運搬に便利な無料の荷車

管理棟の近くには、宿泊者が利用できる荷車が並んでいました。

THEファームキャンプ場のフロント

THE FARMの敷地は広いため、大きな荷物を抱えてテントまで歩くのは大変です。

着替え、飲み物、子どもの荷物、お菓子、念のため持ってきたけれど結局使わない物。

旅行の荷物は、なぜか出発直前になるほど増えていきます。

荷車があれば、まとめて運べるので非常に便利です。

数には限りがあるため、荷物が多い場合は早めに確保したほうがよいでしょう。

宿泊当時、スタッフへ確認したところ、小さな子どもを乗せて移動してもよいとのことでした。

THEファームキャンプ場のフロント

ただし、これは2019年当時に確認した内容です。

現在の利用ルールが変わっている可能性があるため、子どもを乗せる場合は必ず現地スタッフへ確認してください。

荷物を運ぶために借りたはずが、最後は子ども専用車両になる。

これも家族旅行ではよくある展開です。

ラウンジへ入ってみる

それでは、管理棟の中へ入ります。

THEファームキャンプ場

入口付近には、貸し出し用の傘がたくさん用意されていました。

THEファームキャンプ場 傘レンタル

宿泊当時は、雨天時に自由に借りることができました。

広い園内を移動する施設なので、突然雨が降ったときに傘を借りられるのは助かります。

今回の滞在中も天候には恵まれなかったため、こうした雨対策のありがたさを実感することになりました。

2019年当時の受付と2026年のチェックイン方法

こちらが、宿泊当時の受付です。

THEファームキャンプ場 受付

当時はこのカウンターでスタッフに手続きをしてもらい、施設や宿泊方法について説明を受けました。

一方、2026年現在のグランピングでは、タブレット端末を利用したセルフチェックイン方式が案内されています。

チェックイン時間は14時から19時までです。

手続きや鍵の受け取り方法は宿泊プランによって変わる可能性があるため、予約後に届く案内を確認しておきましょう。

ここから、ラウンジ内に用意されていた貸出品やウェルカムドリンクを見ていきます。

ラウンジには無料で借りられる装飾品も

受付周辺には、キャンプらしい小物やインテリアが飾られていました。

THEファームキャンプ場ラウンジ
THEファームキャンプ場ラウンジ
THEファームキャンプ場ラウンジ

無骨なキャンプ用品と、おしゃれな雑貨がほどよく混ざった空間です。

野外施設の管理棟というより、アウトドアショップのショールームのよう。

受付を済ませるだけの場所でも、雰囲気づくりに一切の妥協がありません。

宿泊当時は、テントを飾るための電飾なども無料で借りることができました。

THEファームキャンプ場ラウンジ

こうした装飾を加えれば、テント内の雰囲気がさらに盛り上がりそうです。

すでに十分おしゃれなテントですが、電飾を付ければ写真映えも一段上。

普段は部屋の飾り付けなどしない私でも、グランピングへ来ると急にインテリアへの関心が高まります。

自宅では面倒なのに、旅行先では張り切る。

人間とは不思議なものです。

貸出品の種類や利用条件は変更される場合があるため、必要な物がある場合はチェックイン時に確認してください。

広々として落ち着けるラウンジ

ラウンジは広々としていて、落ち着いた雰囲気でした。

THEファームキャンプ場ラウンジ
THEファームキャンプ場ラウンジ

ソファやテーブルが置かれ、チェックインまでの待ち時間にもゆっくり過ごせます。

雨が降ったときや、テントの中だけでは少し気分が変わらないときにも便利そうです。

グランピングへ来たのだから、ずっと自然の中で過ごさなければならない。

そんな厳しい決まりはありません。

疲れたら、空調の効いたラウンジで休んでもいいのです。

自然との触れ合いは、無理のない範囲で楽しむのが一番です。

ウェルカムドリンクを飲みながら手続き

宿泊当時は、ウェルカムドリンクをいただきながらチェックイン手続きを行いました。

THEファームキャンプ場ラウンジ

スタッフから、テントの利用方法、BBQ、温泉、野菜収穫体験などについて説明を受けます。

THE FARMは敷地が広く、体験できることも多いため、最初の説明はしっかり聞いておいたほうがよいでしょう。

話を半分しか聞かずに出発すると、あとで家族全員から「さっき説明していたでしょ」と責められることになります。

旅行中の説明係になった人は、責任重大です。

受け取った鍵は「シャクナゲ R16」

こちらが、チェックイン時に受け取った鍵です。

THEファームキャンプ場ラウンジ

今回宿泊するのは、シャクナゲのR16。

ホテルのルームキーとは違い、鍵からもアウトドアらしさを感じます。

鍵と一緒に受け取ったのは、温泉を利用するためのパスカード、野菜収穫体験のチケット、朝食券など。

どれも滞在中に必要になるため、紛失しないように保管しておきます。

特に朝食券をなくすと、翌朝、家族が食事をしている横で見学することになりかねません。

鍵や各種チケットの受け取り方法は、現在のチェックイン方式や宿泊プランによって異なる場合があります。

受付ではサイドメニューやアルコールも注文可能

宿泊当時の受付では、食事に追加するサイドメニューやアルコール類も注文できました。

THEファームキャンプ場
THEファームキャンプ場 お酒
THEファームキャンプ場 お酒

BBQの食材だけでは少し足りないときや、飲み物を追加したくなったときに便利です。

キャンプ場では、いったん飲み始めてから買い出しへ行くのは大変。

そもそも車を運転できません。

そのため、アルコール類は到着前に準備するか、受付などで購入できる商品を確認しておくと安心です。

写真に写っている商品や価格は2019年当時のものです。

現在の販売内容や注文可能時間は、現地で確認してください。

手持ち花火もフロントで販売

先ほど紹介した手持ち花火も、宿泊当時はこちらの受付で購入できました。

THEファームキャンプ場 花火

花火を自宅から持参し忘れても、現地で購入できるのは助かります。

子どもに「今日は花火をしよう」と約束したあとで忘れたことに気づくと、親の信用問題に発展しますからね。

花火を利用する際は、指定された場所と時間を守り、使用後の片付けまできちんと行いましょう。

雨の日にも使えそうなパーティーゲーム

ラウンジでは、パーティーゲームも無料で貸し出していました。

THEファームキャンプ場 パーティグッズ

大人から子どもまで楽しめそうなゲームが並んでいます。

天気が悪く、屋外で遊びにくいときにも活躍しそうです。

グランピングの夜に家族でゲームをするのも楽しそうですね。

ただし、簡単なゲームほど本気になり、家族間に微妙な緊張感が生まれることがあります。

勝敗は翌日まで持ち越さないようにしましょう。

管理棟の横には飲料とたばこの自動販売機

管理棟の横には、ジュースやコーヒー、たばこの自動販売機が設置されていました。

THEファームキャンプ場 自販機

宿泊当時、ショート缶のコーヒーは120円から130円ほど。

観光施設だからといって極端に高く設定されておらず、一般的な自動販売機と同じくらいの価格でした。

この場所には、アルコール類の自動販売機はありませんでした。

夜に飲み物が足りなくなってから気づくと悲しいため、必要な分は早めに用意しておいたほうがよいでしょう。

自動販売機の商品、価格、設置場所は現在変更されている可能性があります。

夜になるとラウンジも落ち着いた雰囲気に

夜のラウンジは、昼間とはまた違った雰囲気になります。

THEファームキャンプ場ラウンジ

暖色の照明に包まれ、普通にくつろげそうな空間です。

宿泊当時、ラウンジは21時まで利用できました。

テントの中で過ごすのに少し飽きたときや、家族と違う場所で気分転換したいときにもよさそうです。

「グランピングへ来てラウンジにいるのはもったいない」と思うかもしれません。

しかし、雨が降っている夜に無理をして外で過ごし、全身びしょぬれになる必要もありません。

快適さを遠慮なく受け入れることこそ、グランピングの正しい楽しみ方でしょう。

現在のラウンジ利用時間やサービス内容は、チェックイン時の案内をご確認ください。



THE FARMの「リバーサイド」に泊まってみる

チェックインを終えたところで、今回宿泊するテントへ向かいます。

THE FARMのグランピングには複数の客室タイプがありますが、私たちが選んだのは「リバーサイド」です。

浅い人工の川を挟むように並んでいた白いテント群が、リバーサイドエリアです。

先ほどテント群を紹介した際に同じ写真を掲載しているため、ここでは重複を避けて省略します。

私たちは予約時に、できればラウンジから近いテントを希望していました。

案内されたのは16番のテントです。

THEファームキャンプ場 リバーサイド
THEファームキャンプ場 リバーサイド

こちらが、これから1泊する私たちのテントです。

白い大型テントの前には専用のウッドデッキが設けられています。

ホテルであれば客室番号を確認して扉を開けるだけですが、グランピングでは自分のテントを見つけた瞬間から妙に愛着が湧きます。

まだ中へ入ってもいないのに、すでに我が家です。

ウッドデッキには大きなテーブル

ウッドデッキの中央には、大きなテーブルと椅子が用意されていました。

THEファームキャンプ場 リバーサイド
THEファームキャンプ場 リバーサイド

夕食のBBQは、このデッキスペースで楽しみます。

テントとは別に食事用の空間が確保されているため、煙や炭のにおいを気にしながら寝具の横で肉を焼く必要はありません。

デッキの周囲にはビニールカーテンがあり、雨や風をある程度防げるようになっていました。

とはいえ完全な室内ではないため、気温に合わせた服装は必要です。

自然はグランピング利用者だからといって、特別に優しくしてくれるわけではありません。

各テント専用のBBQグリル

デッキには、テント専用のBBQグリルも用意されていました。

THEファームキャンプ場 リバーサイド

重たいグリルを自宅から運び、組み立て、使用後に油まみれの網を洗う必要はありません。

準備された道具を使い、食材を焼いて食べるだけ。

キャンプの楽しい部分だけを、実に上手に抽出しています。

THEファームキャンプ場

テントごとに専用の水道を完備

さらに便利だったのが、テント専用の水道です。

THEファームキャンプ場 テントの水道

手を洗ったり、食材や食器を扱ったりするたびに、共同の炊事場まで歩かなくて済みます。

ハンドソープが置かれていたのも、うれしいポイントでした。

テント泊と聞くと不便さを覚悟しますが、専用の水道まであるなら話は別です。

自宅より少しだけ野外にある、便利なダイニングといった雰囲気です。

デッキ脇には専用ハンモック

テーブルの脇には、このテント専用のハンモックもありました。

THEファームキャンプ場 リバーサイド

目の前には芝生と水辺。

BBQを楽しんだあと、ここに寝転がって星空を眺めることもできます。

ハンモック、専用デッキ、BBQ、水道、そして白い大型テント。

設備を確認しているうちに、1泊だけではもったいないという予感がますます強くなってきました。

続いて、いよいよテントの中を見てみましょう。

リバーサイドテントの内部をチェック

それでは、いよいよテントの中へ入ってみます。

THEファームキャンプ場 リバーサイド
THEファームキャンプ場 リバーサイド

外から見ても十分大きなテントでしたが、中へ入ると想像以上の広さ。

一般的なキャンプ用テントのように、腰をかがめながら移動する必要はありません。

大人が立ったまま歩ける高さがあり、ベッドやテーブルなどの家具も配置されています。

テントというより、布製の壁に囲まれたホテルの客室といったほうが近いかもしれません。

ただし、ホテルの客室と違って、扉を開ければ目の前は芝生と小川。

自然との距離は、圧倒的にこちらのほうが近いです。

THEファームキャンプ場 リバーサイド
THEファームキャンプ場 リバーサイド

テント内にはベッドが並び、その周囲にランプや小物類が置かれていました。

白い布地と木製家具を組み合わせた、明るく落ち着いた内装です。

寝袋だけを地面へ敷くキャンプを想像していた人は、少々拍子抜けするかもしれません。

地面の硬さに耐えながら眠る必要はなく、きちんとベッドで寝られます。

これなら翌朝、全身を痛めた状態で「自然って厳しいね」とつぶやく心配もなさそうです。

THEファームキャンプ場 リバーサイド
THEファームキャンプ場 リバーサイド

ベッド以外にも、荷物を置くスペースやくつろげる椅子が用意されています。

キャンプ用品を持ち込まずに、到着したその日から快適に過ごせるのがグランピングの魅力です。

利用者が持参するのは、基本的に着替えや身の回り品など。

テント、ベッド、寝具、家具を車へ無理やり積み込む必要はありません。

出発前の段階で荷室が限界を迎え、バックミラーから後ろが見えなくなるような事態も避けられます。

THEファームキャンプ場 リバーサイド
THEファームキャンプ場 リバーサイドテント内
THEファームキャンプ場 リバーサイドテント内

テント内を見回してみると、細かな備品までそろっていました。

単に寝るための空間ではなく、滞在そのものを楽しめるように作られています。

外では小川の音や虫の声を感じながら遊び、疲れたらエアコンの効いたテントへ戻ってベッドで休む。

アウトドアと快適な室内を、都合よく行き来できるのです。

自然を満喫すると言いながら、暑くなったら即エアコン。

これぞグランピングの正直な姿です。

テントの施錠には南京錠を使用

受付で受け取った鍵は、テントを施錠するための南京錠の鍵でした。

外出するときはテントの外側から、夜に就寝するときは内側からテントのファスナージップに南京錠を掛ける仕組みです。

ホテルのオートロックとは異なり、見た目も操作方法も実にキャンプらしい鍵。

とはいえ、貴重品をテント内へ置いたまま長時間離れるのは避けたほうがよいでしょう。

南京錠があるからといって、テントが金庫になるわけではありません。

宿泊当時、鍵と一緒に次の3点を受け取りました。

  • かりんの湯を利用するためのパスカード
  • 野菜収穫体験チケット
  • 朝食券

どれも滞在中に必要になるため、なくさないように保管します。

テントの鍵は覚えていても、温泉のパスや朝食券を別のバッグへ入れたまま忘れることがあります。

家族の誰か1人がまとめて管理するか、分かりやすい場所を決めておくと安心です。

現在の鍵やチケットの受け取り方法は、セルフチェックインの導入などにより変更されている可能性があります。

ベッドはスプリング感のある寝心地

テント内のベッドへ腰掛けてみると、底にはマットレスが敷かれているようで、しっかりとしたスプリング感がありました。

THEファームキャンプ場 リバーサイド ベッド

地面の凹凸や冷たさを直接感じることはありません。

寝床の快適さは、翌日の体力を大きく左右します。

野菜収穫体験やアスレチック、BBQ、温泉と動き回ったあとに、柔らかなベッドで眠れるのはありがたいですね。

キャンプらしい不便さを期待している人には物足りないかもしれませんが、私はまったく困りません。

寝床は快適であればあるほどよい。

そこに冒険心を求めるつもりはありません。

ランプは火を使わない電池式

ベッド脇には、アンティーク風のランプが置かれていました。

THEファームキャンプ場 リバーサイドテント内

見た目はオイルランタンのようですが、本物の炎ではなく電球です。

布製のテント内で火を使うのは危険なので、安全面を考えれば当然でしょう。

本物の火でなくても、暖色の灯りがあるだけで十分にキャンプらしい雰囲気になります。

安全性は現代的。

見た目だけは昔ながら。

よく考えられた演出です。

全室エアコン付きで夏も冬も快適

そして、テント内にはエアコンが設置されていました。

THEファームキャンプ場 リバーサイドテント エアコン

これがあるだけで、テント泊に対する不安は大きく減ります。

夏のテントは蒸し風呂、冬のテントは冷蔵庫。

そんな過酷な環境を想像していましたが、室内の温度をエアコンで調整できます。

2026年現在も、THE FARMのグランピングは全客室にエアコンが完備されています。

夏季には遮光ルーフも活用され、テント内で快適に過ごせるよう工夫されています。

ただし、デッキや園内は屋外です。

季節に合わせた服装、防寒具、帽子、虫よけなどは準備しておきましょう。

エアコンがあるからといって、真冬に半袖だけで訪れてよいわけではありません。

スマートフォンの充電に便利なコンセント

テント内のコンセントは、ざっと確認したところ3か所ほどありました。

THEファームキャンプ場 リバーサイドテント コンセント

スマートフォン、デジタルカメラ、モバイルバッテリーなどの充電に便利です。

自然の中で過ごすとはいえ、写真や動画を撮っていると電池は驚くほど早く減ります。

夕方には、家族全員のスマートフォンがコンセントを求め始めるかもしれません。

充電する機器が多い場合は、USB充電器や電源タップを持参すると役立ちます。

ただし、使用できる電化製品や電力には制限が設けられている可能性があります。

消費電力の大きな家電を持ち込む場合は、事前に施設へ確認しましょう。

3人目以降は寝袋を利用

宿泊当時、1つのリバーサイドテントには最大4人まで泊まれる案内でした。

2人はベッドを利用し、残りの2人分として寝袋が用意されています。

2026年現在も、リバーサイドなどでは3人以上で利用する場合、キャンプらしいシュラフが用意されると案内されています。

全員がベッドで眠るホテルとは違い、寝袋で眠る人もいる。

このあたりに、グランピングの「キャンプ部分」が残っています。

子どもにとっては、ベッドより寝袋のほうが楽しそうに見えるかもしれません。

そして就寝直前になり、「やっぱりベッドがいい」と言い出す可能性もあります。

家族で利用する場合は、誰がどこで寝るのか早めに決めておきましょう。

バスタオルとハンドタオルも用意

テント内には、バスタオルとハンドタオルも用意されていました。

かりんの湯へ行く際は、このタオルを持参します。

家族全員分のタオルは意外とかさばるため、客室に準備されているのは助かります。

温泉へ向かうときは、タオルだけでなく、着替えやパスカードも忘れないようにしましょう。

温泉に着いてから忘れ物に気づくと、広い園内を往復することになります。

歯ブラシやワインオープナーも完備

アメニティとして、歯ブラシセットなども用意されていました。

さらに、缶切りやワインオープナーまであります。

夕食にワインを持参したものの、オープナーを忘れて瓶を眺めるだけ。

そんな悲劇を避けられます。

キャンプ場でワインの栓を開ける方法を、家族全員で検索する必要もありません。

備品やアメニティの内容は客室タイプや時期によって変わる場合があるため、必要な物は予約ページで確認してください。

コーヒーやココアも用意されていた

宿泊当時は、ドリップ式コーヒーや、お湯で溶かすココアなども置かれていました。

朝の澄んだ空気の中、デッキで飲むコーヒーは格別でしょう。

夜に少し冷えたときは、温かいココアもよさそうです。

普段は何気なく飲んでいるものでも、テントの前で飲むと特別に感じます。

場所の雰囲気は、かなり優秀な調味料です。

リバーサイドには冷蔵庫がない

1つだけ残念だったのは、リバーサイドのテント内に冷蔵庫がなかったことです。

2019年当時は、フロントで保冷バッグを借りることができました。

2026年現在も、リバーサイドには冷蔵庫がなく、フロントで保冷剤を入れた保冷バッグを貸し出す方式が公式に案内されています。

冷蔵庫が設置されているのは、グランテラスやフォレスト、各スイートなど一部の客室タイプです。

冷たい飲み物や要冷蔵品を多く持ち込む場合は、客室設備を確認したうえで、クーラーボックスなどを用意すると安心です。

我が家は、お茶やチューハイなどを事前に凍らせ、発泡スチロールの箱へ入れて持参しました。

到着直後は、冷凍された飲み物が巨大な保冷剤として働きます。

時間がたてば、少しずつ溶けて飲めるようになる。

なかなか効率のよい方法でした。

ただし、全然溶けず、飲みたい時間にただの氷の塊だった場合は我慢が必要です。

子どもにはテントのすべてが新鮮

子どもにとって、テントでの生活は見るものすべてが新鮮だったようです。


ベッド、寝袋、ランプ、南京錠、テントの布地。

普段の家とは違う物ばかりで、なかなか飽きる様子がありません。

大人は設備を確認しながら、「冷蔵庫はないのか」「コンセントは何口あるのか」と現実的なことばかり考えます。

一方、子どもはテントの中にいるだけで楽しそうです。

グランピングを最も純粋に楽しんでいるのは、間違いなく子どものほうでしょう。

テント内をひと通り確認したところで、次はTHE FARM名物の野菜収穫体験へ向かいます。

THE FARM名物の野菜収穫体験へ

テントの設備を確認したあとは、THE FARMを代表するアクティビティの1つ、野菜の収穫体験へ向かいます。

THE FARMには広大な農園があり、その時期に育っている旬の野菜を自分の手で収穫できます。

2026年現在も収穫体験は毎日開催され、農園では年間約60品目、100種類の野菜を栽培しているそうです。

実施時間は通常、午前の部が11時、午後の部が16時。

ただし、11月から2月までは午後の部が15時30分に変更されます。

収穫できる野菜の種類や量は、季節や生育状況によって変わります。

グランピング宿泊者向けの無料アクティビティとして案内されるプランもありますが、宿泊プランによって条件が異なる可能性があるため、予約内容を確認しておきましょう。

私たちは到着日の16時から行われる収穫体験へ参加することにしました。

開始5分前に集合して説明を受ける

16時の開始に間に合うよう、5分ほど前に指定された場所へ集合します。

参加者がそろったところで、スタッフから収穫体験の流れや注意事項について説明がありました。

THEファームキャンプ場 野菜収穫体験

野菜収穫体験チケットと引き換えに、収穫した野菜を入れるビニール袋を受け取ります。

宿泊当時は、手袋や靴を汚さないためのシューズカバーも無料で借りることができました。

畑の土は、前日や当日の天候によって状態が大きく変わります。

汚れてもよい靴と服装で参加したほうが安心です。

白いスニーカーで農業体験へ参加し、帰る頃には見事な土色へ染め上げる必要はありません。

スタッフと一緒に農園へ移動

説明を受けたら、スタッフの案内で畑へ移動します。

THEファームキャンプ場 野菜収穫体験
THEファームキャンプ場 野菜収穫体験

周囲には、さまざまな野菜が育てられています。

普段はスーパーに並んだ完成形しか見ていないため、土から生えている状態を見るだけでも新鮮です。

どの野菜も同じような緑色の葉に見えますが、土の下ではまったく異なるものが育っています。

野菜に詳しくない私が葉だけを見て当てようとしても、正解率はかなり低そうです。

気になる「サラダごぼう」を発見

畑を歩いていると、「サラダごぼう」と書かれた場所がありました。

THEファームキャンプ場 野菜収穫体験

サラダごぼう。

なかなか興味深い名前です。

ごぼうといえば、煮物やきんぴらに使う硬くて長い根菜という印象があります。

それをサラダで食べるとなると、普通のごぼうより柔らかく、アクも少ないのでしょうか。

残念ながら、この日の収穫対象はサラダごぼうではありませんでした。

目の前に気になる野菜があるからといえ、勝手に引き抜いてはいけません。

農園は野菜の宝探し会場ではなく、きちんと管理された畑です。

この日に収穫できた野菜は3種類

宿泊当時、この日に収穫できたのは次の3種類でした。

  1. 長ねぎ
  2. ラディッシュ
  3. さつまいも

スタッフが、それぞれの野菜の見分け方や収穫方法を実演してくれます。

野菜によって、引っ張り方も掘り方も異なります。

とにかく力任せに引き抜けばよいと思っていましたが、葉だけが取れたり、野菜を傷つけたりしないよう、意外と慎重な作業が必要です。

スーパーで野菜をかごへ入れるだけなら数秒。

自分で収穫するとなると、その1本を手に入れるまでにもいろいろなコツがあります。

長ねぎは1グループ5本まで

まずは長ねぎから収穫します。

宿泊当時は、1グループにつき5本まで持ち帰ることができました。

畑から伸びている葉を持ち、根元からゆっくりと引き抜きます。

THEファームキャンプ場 野菜収穫体験

収穫できた長ねぎは、私が普段スーパーで見ているものより少し短く、細めでした。

「本当にこれで完成なのだろうか」と少し心配になりましたが、スタッフが収穫してよいと言っているので間違いありません。

野菜にも個性があります。

全員がスーパーの規格に合わせて、同じ太さと長さに育つわけではないのです。

細くても長ねぎは長ねぎ。

しっかり5本収穫させていただきました。

さつまいもは「紅あずま」を選択

続いては、さつまいもの収穫です。

この日は2品種から選ぶことができ、私たちは「紅あずま」を選びました。

THEファームキャンプ場 野菜収穫体験

宿泊当時、さつまいもは1グループにつき1株を収穫できました。

土を少し掘り、根をたどりながら慎重に引き上げます。

大きなさつまいもが1本付いていることもあれば、小さないもが複数連なっていることもあるそうです。

地上からは、土の中がどうなっているのか分かりません。

引き抜くまで当たりか外れか分からない、天然のくじ引きです。

THEファームキャンプ場 野菜収穫体験

茎を引っ張っただけでは、きれいに全部が出てこないこともあります。

土の中にさつまいもを残さないよう、周囲を手で探して確認します。

土の中から紫色のさつまいもが見えた瞬間は、大人でもうれしいものです。

普段食べているさつまいもが、どのような状態で育っているのかを知るよい体験になりました。

ラディッシュは子どもでも簡単に抜ける

最後はラディッシュです。

宿泊当時は、1グループにつき5個を持ち帰ることができました。

赤いラディッシュが、土の表面から少し顔を出しています。

収穫する前から場所が分かりやすく、宝探しの難易度は低めです。

THEファームキャンプ場 野菜収穫体験

葉の根元を持って軽く引くと、スポッと簡単に抜けました。

強い力は必要なく、小さな子どもでも収穫しやすい野菜です。

赤く丸い実が土の中から現れるため、見た目にも分かりやすく、子どもの反応もよさそう。

あまりに簡単に抜けるので、勢い余って後ろへ転ばないようにだけ注意しましょう。

持ち帰る量より体験そのものが楽しい

最初に渡されたビニール袋が大きかったため、私は少し期待していました。

「もしかして、この袋いっぱいに野菜を持ち帰れるのでは?」

しかし、実際に収穫できる量は、長ねぎ5本、さつまいも1株、ラディッシュ5個。

大きな袋は、野菜を大量に詰めるためではなく、長ねぎの葉まで収めるために必要だったようです。

考えてみれば、これは野菜の詰め放題ではなく収穫体験。

持ち帰る量の多さより、畑へ入り、自分の手で野菜を抜く経験に価値があります。

特に子どもにとっては、野菜がスーパーの棚で誕生しているわけではないことを知るよい機会です。

2026年現在の収穫体験では、季節の野菜3種類を専用袋へ収穫します。

野菜の種類や数量は、その日の生育状況によって変わるため、何を収穫できるかは参加してからのお楽しみです。

農園の近くにあったミニ牧場

収穫体験を終えたあと、テントへ戻る前に農園のそばにあったミニ牧場へ立ち寄りました。

柵の中にいたのは、ヤギとロバでしょうか。

THEファームキャンプ場 牧場
THEファームキャンプ場 牧場

畑で野菜を収穫した直後に動物を見ると、農場へ来た実感が一気に増します。

白いテントで過ごすリゾート感と、畑や動物に触れる農業体験。

まったく違う要素が、同じ敷地の中に共存しています。

宿泊当時は、周囲に落ちていた枯れ草を差し出すと、動物たちがおいしそうに食べてくれました。

THEファームキャンプ場 牧場

ただし、現在も自由に餌を与えてよいとは限りません。

動物の健康管理や安全上の理由から、持ち込みの食べ物や周囲の草を与えることが禁止されている場合もあります。

餌やりをしたい場合は、必ず現地の表示やスタッフの案内に従ってください。

動物が喜んで食べるからといって、何でも与えてよいわけではありません。

日が暮れるとテントが一段とおしゃれに

野菜と動物に触れたところで、リバーサイドのテントへ戻ります。

収穫体験へ出発したときより日が傾き、園内が少しずつ夕方の空気に変わってきました。

テントの入口へランプを吊るしてみます。

THEファームキャンプ場 テント

暖色の灯りが加わるだけで、昼間とはまったく違った雰囲気になりました。

白いテントと木製デッキに、ランタンの柔らかな光。

いかにもグランピングらしい景色です。

昼間は子どもの遊び場に見えたテントが、夕方になると大人もくつろげるリゾート空間へ変わります。

何気なく撮った写真でも、それなりにおしゃれに見える。

施設の演出力に、かなり助けられています。

日が暮れるにつれて気温も下がってきました。

デッキを囲むビニールカーテンを閉め、いよいよ夕食のBBQに取りかかります。

食材、グリル、炭、調理器具は用意済み。

私たちに残された仕事は、火をつけ、肉を焼き、食べることです。

キャンプで最も楽しい部分だけが、いよいよ始まります。




THE FARMのBBQは準備も後片付けも不要

野菜収穫体験から戻る頃には、日もすっかり暮れてきました。

いよいよ、お待ちかねの夕食です。

グランピングの夕食といえば、もちろんBBQ

食材やグリル、炭、調理器具は施設側が用意してくれるため、自宅から重たい道具を運ぶ必要はありません。

食材は指定された場所で受け取り、自分たちのテントにある専用デッキで焼いて食べるスタイルでした。

一般的なキャンプなら、買い出し、食材の下ごしらえ、炭やコンロの準備、食後の洗い物まで必要です。

ところがグランピングでは、面倒な部分の大半を施設へお任せできます。

私たちが担当するのは、火をつけて、肉を焼いて、食べること。

キャンプの楽しい部分だけを担当する、かなり待遇のよい役職です。

こちらが、2019年に宿泊した際のBBQメニュー表です。

THEファームキャンプ場 BBQ

写真に写っている料理や食材は宿泊当時のものです。

2026年現在の定番「THE FARM BBQプラン」では、大人1人前につき0.5ポンドのストリップロインビーフ、地元産の豚肉を使ったオリジナルソーセージ、季節野菜、ジャーサラダ、農園野菜のスープ、バゲット、スモアなどが案内されています。

大人2人分を合わせると、メインのビーフステーキは合計1ポンド。

2019年当時と食材の内容は変わっていますが、巨大な肉を前にテンションを上げるという基本姿勢は受け継がれているようです。

プラン料金や内容は宿泊日によって変わる場合があるため、予約ページで確認してください。

火のつけ方やゴミの分別方法も説明書付き

食材と一緒に、炭への着火方法やゴミの分別方法が書かれた説明書も渡されました。

THEファームキャンプ場 BBQ

イラスト付きで分かりやすく、キャンプ初心者でも手順を確認しながら進められます。

「炭はどこへ置くのか」「何を使って火をつけるのか」「食後のゴミはどうするのか」

野外で突然すべてを任されると不安になりますが、説明が丁寧なので安心です。

説明書を読まず、勘だけで炭と格闘する方法もあります。

ただし、それはベテランキャンパーではなく、単に説明書を読まない人です。

ランタンの明かりで始まる夜の晩餐

デッキを照らすランタンは、暗すぎず明るすぎず、食事をするのにちょうどよい明るさでした。

THEファームキャンプ場 BBQ

強い照明で昼間のように照らすのではなく、テーブルと手元を柔らかく照らしてくれます。

周囲のテントでも、続々と夕食が始まっているようです。

THEファームキャンプ場 BBQ

暗闇の中にテントとランタンの明かりが並び、昼間よりもグランピングらしい雰囲気になってきました。

あちらこちらから肉の焼ける香りが漂ってきます。

まだ自分たちの火はついていないのに、周囲の香りだけで空腹が加速します。

BBQの食材を確認

こちらが、宿泊当時に受け取った食材と調理用品です。

THEファームキャンプ場 BBQ
THEファームキャンプ場 BBQ
THEファームキャンプ場 BBQ

肉、野菜、パン、サラダ、スモアの材料などがまとめて用意されています。

包丁やまな板など、調理に必要な道具も一緒です。

必要な物が最初からそろっているため、「塩を忘れた」「トングがない」「肉はあるのに焼く網がない」といったキャンプ特有の悲劇も起こりにくくなっています。

あとは、説明に従って調理を進めるだけです。

サラダを食べながら炭に火をつける

まずはサラダをつまみながら、炭へ火をつけていきます。

THEファームキャンプ場 BBQ

炭火は、スイッチを押せばすぐに最大火力になるガスコンロとは違います。

着火剤へ火をつけ、炭へ燃え移るまで少し待つ必要があります。

火を眺めながらゆっくり食事を始める時間も、BBQの楽しみの1つです。

もっとも、空腹が限界に近い子どもにとっては、情緒より速さが重要。

「肉はまだ?」という質問が、数分おきに繰り返されます。

炭火の準備が完了

しばらく待つと、炭全体へ火が回ってきました。

THEファームキャンプ場 BBQ

肉を焼く準備は完了です。

肉眼では赤く見える炭火が、写真では紫色に写っています。

炎や炭の色は、カメラの設定や周囲の明るさによって不思議な写り方をするようです。

見た目は紫でも、火力には何の問題もありません。

ここから本格的に肉を焼いていきます。

巨大な1ポンドビーフステーキを焼く

最初に網へ載せたのは、BBQの主役であるビーフステーキです。

THEファームキャプ場 BBQ

写真でも分かるように、本当に分厚い肉です。

宿泊当時のメニューでは、1ポンドのビーフステーキが丸ごと用意されていました。

1ポンドは約454g。

普段の家庭料理では、なかなか網へ載せる機会のない大きさです。

薄切り肉なら焼けるまで数分ですが、この厚さになると簡単ではありません。

表面だけ焦がして、中は完全な生肉。

そんなワイルドすぎる料理にしないよう、火加減を見ながらじっくり焼きます。

両面を焼いてから食べやすくカット

まずは大きな塊のまま両面へ焼き色をつけます。

THEファームキャンプ場 BBQ

表面が焼けたところで、食べやすい大きさにカット。

肉を切ると、まだ赤い断面が現れます。

このままでも好みの焼き加減であれば食べられそうですが、今回は切った断面も網へ戻して軽く焼くことにしました。

THEファームキャンプ場 BBQ

大きな肉を自分たちで焼き、切り分けながら好みの焼き加減に仕上げる。

レストランで完成したステーキを食べるのとは違う楽しさがあります。

多少焼きすぎても、責任者は自分。

店員さんへ文句を言うことはできません。

豚肉も炭火で香ばしく焼く

続いて、豚肉も焼いていきます。

THEファームキャンプ場 BBQ

宿泊当時のメニューに記載されていた豚肉だったと思いますが、写真だけでは品種を断定できません。

炭火で焼くと表面は香ばしく、中には肉汁が残っています。

ビーフステーキが豪快な主役なら、こちらはじっくり味わいたい実力派。

牛肉と豚肉を交互に食べると、なかなか箸が止まりません。

火元の近くは暑い

ビニールカーテンで囲まれたデッキ内は風を防げる反面、炭火の近くに座っているとかなり暑くなります。

THEファームキャンプ場 BBQ
THEファームキャンプ場 BBQ

ときどきテントの外へ出ると、夜の涼しい空気が気持ちよく感じられました。

火のそばで肉を焼き、暑くなったら外で涼む。

そして寒くなったら、また火のそばへ戻る。

農園らしく野菜もたっぷり

肉ばかりではなく、野菜も焼いていきましょう。

THEファームキャンプ場 BBQ

農園リゾートだけあり、BBQでも野菜の存在感があります。

バーニャカウダ風にソースを付けたり、網の上で焼いて甘みを引き出したり。

炭火で焼いた野菜は、普段のフライパン調理とは違った香ばしさがあります。

2026年現在の定番BBQには、農園や地元で採れた季節野菜を選べる「野菜マルシェ」が含まれています。

肉を食べるだけでなく、自分で選んだ旬の野菜を焼けるのもTHE FARMらしいポイントです。

オイルサーディンもいい具合に

オイルサーディンも、炭火で温めていきます。

THEファームキャンプ場 BBQ

オイルが温まり、魚の香りが立ってきました。

肉を焼くだけでなく、こうした小さな料理を少しずつ楽しめるのもいいですね。

酒を飲みながらつまむ料理としても申し分ありません。

子どもは巨大ステーキ。

大人はオイルサーディンをつまみながら酒。

それぞれのBBQが始まっています。

パンは少しくらい焦げても香ばしい

パンも網の上で軽く焼いてみました。

THEファームキャンプ場 BBQ

少し目を離した間に焦げましたが、炭火で焼いたパンは表面がカリッとして香ばしい。

完全に黒くなる前なら、「失敗」ではなく「香ばしく仕上げた」と言い張ることができます。

BBQでは、多少の焦げも調味料です。

ただし、炭のようになるまで焼いた場合は、さすがにパンではありません。

肉と野菜が焼き上がった

肉、野菜、パンなどが焼き上がり、食卓が整いました。

THEファームキャンプ場 BBQ

大きなステーキを中心に、さまざまな料理が並んでいます。

自分たちで火を起こし、少しずつ焼き上げた料理なので、完成したときの満足感もひとしおです。

事前に凍らせて持参したチューハイも、ちょうどよい冷たさになっていました。

まったく溶けていなければ飲めず、溶けすぎればぬるい。

今回は運よく、夕食に合わせて絶妙な状態です。

これで肉も酒も準備完了。

あとは食べるだけです。

BBQのデザートはスモア

肉と野菜をたっぷり食べたあとは、デザートのスモアを作ります。

マシュマロを串へ刺し、炭火の近くでゆっくり焼いていきます。

THEファームキャンプ場 BBQ

マシュマロは火に近づけすぎると、表面へ一気に火がつきます。

焦らず回転させながら、外側がきつね色になるまで温めるのがポイントです。

うっかり炎上した場合は、落ち着いて火を消しましょう。

燃え上がるマシュマロを振り回してはいけません。

焼いたマシュマロをクラッカーで挟めば、スモアの完成です。

THEファームキャンプ場 BBQ

温まったマシュマロは、とろりと柔らかくなっています。

クラッカーのサクサクした食感と、マシュマロの甘さがよく合います。

ステーキを食べて満腹だったはずなのに、甘い物は別腹。

体のどこかに、スモア専用の小さな空間が残っていたようです。

肉の量も多く、家族全員がお腹いっぱい。

準備や後片付けの負担をほとんど感じることなく、本格的なBBQを楽しめました。

食後は「おふろcafé かりんの湯」へ

BBQのあとは、家族そろって温泉へ向かいました。

宿泊当時の施設名は、シンプルに「かりんの湯」

かりんの湯は、リバーサイドのテント群の奥にある階段を上った場所にあります。

THEファーム かりんの湯
THEファーム かりんの湯

現在はリニューアルされ、「おふろcafé かりんの湯」として営業しています。

天然温泉の内湯や露天風呂に加え、サウナ、男女共用のサウナガーデン、休憩スペース、漫画、食事処などを備えた大型の温浴施設です。

2026年7月現在の営業時間は7時から24時までで、最終入館は23時。

THE FARMの宿泊プランには、滞在中の温泉入り放題が含まれるものがあります。

ただし、宿泊プランや客室タイプによって条件が異なる場合があるため、予約内容を確認してください。

宿泊当時も、グランピング利用者はパスカードを使って何度でも入浴できました。

BBQの煙と汗を洗い流し、温泉へゆっくり浸かります。

キャンプ場で遊んだあとに、大きなお風呂へ入れるのは本当にありがたい。

テントへ戻り、狭いシャワー設備で順番待ちをする必要もありません。

温泉で眠ってしまった息子

朝から移動し、アスレチックで遊び、野菜を収穫し、BBQを食べた息子。

さすがに体力を使い果たしたようで、温泉内で眠ってしまいました。

声を掛けても、まったく起きません。

仕方がないので、服を着せそのまま抱えてテントまで運ぶことにしました。

温泉で温まり、完全に脱力した子どもは驚くほど重い。

眠っている本人は快適。

運ぶ親だけが、最後のアクティビティへ強制参加です。

雨の夜はテント内で2次会

晴れていれば、デッキのハンモックへ寝転びながら星空を眺めたり、外で酒を飲んだりしたいところです。

しかし、残念ながらこの夜は雨。

星空観賞はあきらめ、息子が眠ったあとはテント内で奥さんと2次会を始めました。

THEファームキャンプ場 BBQ

雨音を聞きながら、テントの中で静かに酒を飲みます。

星は見えませんでしたが、雨のテント泊にも独特の雰囲気があります。

通常のキャンプなら、浸水や荷物の濡れ、翌朝の撤収が気になって落ち着かないかもしれません。

しかし、常設テントのグランピングなら、自分で濡れたテントを畳んで持ち帰る必要はありません。

雨の音だけを楽しみ、撤収作業のことは施設へお任せできます。

実に都合のよいアウトドアです。

2次会のあと、私は1人でもう1度かりんの湯へ向かいました。

宿泊者は何度でも利用できる。

そう聞いた以上、使わなければ損だという貧乏性が発動します。

1日に2回温泉へ入り、体を十分に温めてからテントへ戻りました。

エアコンの効いた室内と柔らかなベッドのおかげで、雨の夜でも快適に就寝。

こうして、THE FARMでのグランピング1日目が終了しました。

翌朝はTHE FARMカフェの朝食ビュッフェへ

テントで一晩過ごし、翌朝を迎えました。

雨の夜でもエアコンとベッドのおかげで快適に眠ることができ、一般的なキャンプで想像するような体の痛みもありません。

目を覚ましてテントの外へ出ると、昨日と同じ風景なのに、朝の澄んだ空気のおかげで少し違って見えます。

本格的なキャンプなら、ここから火を起こして朝食を作り、使用した道具を洗うのでしょう。

しかし、私たちはグランピング利用者。

朝食は自分たちで作らず、「THE FARMカフェ」へ食べに行きます。

最後まで、キャンプのおいしいところだけをいただく方針です。

THE FARMカフェはかりんの湯の近く

THE FARMカフェは、おふろcafé かりんの湯の近くにあります。

THEファームキャンプ場 朝食

宿泊当時は、かりんの湯とTHE FARMカフェのどちらにも車で移動することができました。

グランピングエリアの奥にあるテントからなら、階段を上って徒歩で向かえます。

一方、私たちが泊まったラウンジ寄りの16番テントからは少し距離があるため、車を利用したほうが楽に感じました。

朝から園内を散歩するのも気持ちよさそうですが、朝食を食べる前はできるだけ歩きたくない。

空腹になると、自然を楽しむ心より最短経路を求める気持ちが勝ります。

園内の通行方法や駐車場所は変更されている可能性があるため、現在の案内表示に従って移動してください。

朝食券を忘れずに持参

2019年の宿泊時は、朝食を利用するために1人につき1枚の朝食券が必要でした。

テントを出る前に、家族全員分を持っているか確認します。

温泉のパスカード、テントの鍵、朝食券。

滞在中は普段持ち歩かない物が増えるため、毎回のように小さな持ち物検査が始まります。

カフェへ到着してから朝食券を忘れたことに気づけば、テントまで往復しなければなりません。

空腹時の忘れ物は、家族から通常より厳しく追及されます。

2026年現在の朝食受付方法は、予約内容やチェックイン方式によって変更されている可能性があります。

朝食の利用時間や必要な物は、チェックイン時の案内で確認しておきましょう。

木の温もりを感じるカフェ店内

THE FARMカフェの店内は、このような雰囲気でした。

THEファームキャンプ場 朝食

木を多く使った明るい空間で、農園リゾートらしい開放感があります。

昨夜はテントのデッキで炭火を囲みましたが、朝は屋内のテーブルで落ち着いて食事。

野外と屋内を、そのときの気分や天候に応じて使い分けられます。

前日のBBQで自然は十分に満喫しました。

朝くらいは、屋根と壁に守られながら食べても罰は当たりません。

天気がよければテラス席も気持ちよさそう

カフェには、屋外のテラス席もありました。

THEファームキャンプ場 朝食
THEファームキャンプ場 朝食

天気のよい朝なら、農園の景色や風を感じながら食事を楽しめそうです。

昨夜のような雨でなければ、テラス席を選ぶのもよいでしょう。

ただし、真夏の暑さや冬の寒さ、強風、花粉、虫など、屋外ならではの事情もあります。

テラス席に座って数分後、家族全員で無言のまま室内へ移動する可能性もあります。

無理に自然と戦わず、その日の天候に合わせて席を選びましょう。

農園野菜を楽しめる朝食ビュッフェ

宿泊当時の朝食は、ビュッフェ形式でした。

料理の品数は巨大ホテルのビュッフェほど多くありませんが、野菜を中心に、朝でも食べやすい料理が並んでいます。

THEファームキャンプ場 朝食
THEファームキャンプ場 朝食

前日に自分たちが収穫体験をした農園で育った野菜だと思うと、普段から食べ慣れている料理も少し特別に感じます。

自分たちが収穫した長ねぎやラディッシュが、わずか一晩で料理になって戻ってきたわけではないでしょう。

それでも、畑を歩き、土から野菜を抜いた経験があるだけで、食材への見方が変わります。

スーパーで購入した野菜は冷蔵庫へ直行しますが、農園ではどのように育っているのか、どれほどの手間がかかるのかを実際に見られました。

子どもにとっても、野菜を身近に感じるよい機会です。

朝食には、小さな子どもでも食べやすい料理が多くありました。

好きな料理を自分で選べるビュッフェなら、子どもの食べられる物が見つからず困る可能性も低くなります。

ただし、自分で取らせると、同じ料理だけで皿を満杯にすることがあります。

2026年も農園野菜と地元食材の朝食を提供

2026年現在も、グランピングの朝食はTHE FARMカフェのビュッフェ形式です。

農園野菜や地元の食材を使った料理が提供され、宿泊者は予約プランにかかわらず朝食ビュッフェを利用できると案内されています。

時期によっては、農園で採れたいちごの食べ放題など、季節限定の企画が行われることもあります。

料理の内容や提供場所、利用時間は、季節や営業状況によって変更される可能性があります。

写真の料理は2019年当時のものなので、現在の品数やメニューを示すものではありません。

しっかり食べて1日のエネルギーを補給

前日は、移動、園内散策、アスレチック、野菜収穫体験、BBQ、温泉と、朝から夜まで動き回りました。

一晩眠ったとはいえ、体はしっかりエネルギーを求めています。

新鮮な野菜と温かい料理を皿へ取り、おいしい朝食をいただきました。

旅行中の朝食は、なぜか普段よりたくさん食べられます。

自宅ではコーヒーだけで済ませることがあっても、ビュッフェを前にすると急に健康的な朝食への意欲が湧いてきます。

問題は、食べすぎてチェックアウトまで動きたくなくなることです。

チェックアウトまではハンモックや温泉でのんびり

宿泊当時のチェックアウト時間は10時でした。

朝食を終えてすぐに荷物をまとめてもよいのですが、少し時間が残っています。

ハンモックへ寝転がり、朝の空気を感じながらのんびり過ごすのもよさそうです。

せっかくの農園リゾートなのですから、最後まで慌てずに楽しみたいところ。

しかし私は、もう1度かりんの湯へ入ることにしました。

昨夜2回入ったので、これで滞在中3回目です。

温泉入り放題という言葉を、かなり真剣に受け止めています。

元を取ろうとして入浴回数を増やしすぎると、かえって体力を消耗する可能性もあります。

それでも、朝風呂の誘惑には勝てませんでした。

2026年現在のチェックアウト時刻は客室タイプによって異なる場合があります。

チェックイン時の案内や予約確認画面で、自分たちの退出時刻を確認しておきましょう。

THE FARMでグランピングを体験した感想

以上、千葉県香取市にある農園リゾート「THE FARM」のグランピング宿泊記でした。

実際に泊まってみて感じた最大の魅力は、キャンプらしい非日常感と、ホテルのような快適さを同時に楽しめることです。

テントやBBQグリルは設営済み。

寝具、エアコン、コンセント、タオル、アメニティも用意され、食事の準備や面倒な撤収作業もほとんど必要ありません。

自分たちで行うのは、肉を焼き、野菜を収穫し、温泉へ入り、テントで眠ること。

キャンプ経験の少ない家族でも、無理なくアウトドア気分を味わえました。

野菜収穫体験や遊具があり子連れにもおすすめ

THE FARMは、ただテントへ泊まるだけの施設ではありません。

農園での野菜収穫体験、水遊びができる浅瀬、アスレチック、ジップラインなど、子どもが楽しめる要素が充実しています。

テント内にいるだけでも新鮮なのに、外へ出れば次々と遊ぶ場所が現れます。

子どもが退屈しにくい反面、大人は追いかけ続ける覚悟が必要です。

「自然の中でのんびり過ごす旅」を想像していても、子連れの場合はなかなか座らせてもらえません。

それも含めて、家族のよい思い出になりました。

BBQ後すぐ温泉へ入れるのがうれしい

個人的に特に気に入ったのは、BBQを楽しんだあとに天然温泉へ入れることです。

炭火の煙や汗を洗い流し、広い湯船で疲れを癒やしてからテントへ戻れます。

2026年現在の「おふろcafé かりんの湯」は、温泉だけでなくサウナや休憩スペースも充実。

キャンプ場に付属した小さな入浴施設という規模ではなく、温浴施設だけを目的に訪れても楽しめる内容へ進化しています。

自然の中で思い切り遊び、その後は温泉で何もしない。

活動と休息のバランスが、実に見事です。

雨でも楽しめたグランピング

今回の夜は、残念ながら雨でした。

予定していた星空観賞や、デッキでの晩酌はできませんでした。

それでも、屋根とビニールカーテンのあるデッキでBBQを楽しみ、テント内では雨音を聞きながら2次会。

濡れたテントを翌朝自分たちで撤収する必要もありません。

天候に左右される部分はありますが、通常のキャンプより雨への精神的な負担は小さく感じました。

雨にまで勝てるわけではない。

しかし、雨の後片付けからは逃げられる。

それだけでも、グランピングを選ぶ価値は十分にあります。

THE FARM|料金・空室をチェック
予約サイトによって料金や宿泊プランが異なる場合があります。2社を比較してチェックしてみてください。
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※料金・空室状況・プラン内容は各予約サイトで最新情報をご確認ください。

THE FARMはキャンプ初心者にもおすすめ

キャンプへ興味はあるものの、道具をそろえたり、テントを設営したりする自信がない。

子どもと自然の中で過ごしたいけれど、不便すぎる宿泊は避けたい。

そんな人に、THE FARMのグランピングはぴったりです。

準備や後片付けがほとんどいらないBBQを楽しみ、野菜を収穫し、アスレチックで遊び、疲れたら温泉へ。

夜は花火や星空を楽しみ、朝は農園野菜を使ったビュッフェをいただく。

1泊の中に、家族旅行でやりたいことがぎっしり詰まっています。

施設やサービスは2019年の宿泊当時からさらに進化し、2026年現在はサウナ、季節のイベント、新しいアクティビティなども充実しています。

一方で、写真に写っている客室設備、BBQメニュー、貸出品、料金、利用時間などは現在と異なる場合があります。

予約時には、希望する客室タイプの設備、食事内容、温泉の利用条件、収穫体験の時間などを公式サイトで確認してください。

キャンプらしい自然体験はしたい。

でも、暑さや寒さ、不便さとは必要以上に戦いたくない。

そんな少々わがままな希望を、THE FARMは見事にかなえてくれました。

またいつか、今度は晴れた日に訪れ、デッキのハンモックから星空を眺めてみたいと思います。



2 件のコメント

  • いたせり尽せりのグランピングを味わってしまったのですね^^; キャンプをする者としてちょっと違うかなぁって感じで拝見していましたが…コォやって拝見すると中々良い感じですね(笑)自然を感じながら泊まるというスタイルは普通のキャンプと一緒だし道具も要らず寝る時はエアコンも付いて快適ってもう味わったら戻れないですねこれ^^;

    なので自分はもう少し道具を持ってキャンプする方で頑張りたいと思っています^^;

    • 魔王さま
      僕もちょっと違うかな?と思ったのですが、調べて行くうちに段々と面白そうだと感じるようになりました(笑)
      普通のキャンパーとは違う客層を狙っていますよね。
      ノーマルな魔王さんのキャンプにもお供するので、また誘ってください😆

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