【2026年版】野毛「三幸苑」のちゃーめんとは?ニンニク香る名物焼きそばを実食

本日は、横浜・野毛にある老舗の町中華をご紹介します。

お店の名前は「三幸苑(さんこうえん)」さん。

ニンニクの効いたタンメンや餃子が有名なお店ですが、メニューの中には初めて見ると正体がまったく分からない料理があります。

その名も、「ちゃーめん」

チャーハンとラーメンを合体させた料理なのか。

それとも、チャーシュー麺を略した呼び方なのか。

謎を解明するため、実際に注文してみました。

野毛の老舗町中華「三幸苑」へ

訪問当時の三幸苑は、JR桜木町駅から平戸桜木道路を日ノ出町方面へ5分ほど歩いた場所にありました。

こちらが、旧店舗の外観です。

赤いのれんが片側だけ落ちかけています。

これは営業中なのか。

それとも、今から休憩へ入るところなのか。

初めて訪れた人を少しだけ不安にさせる、絶妙なのれん具合です(笑)

【三幸苑】横浜市中区野毛町2-87

※上記は移転前の旧店舗です。現在は横浜市中区野毛町3-135で営業しています。

三幸苑は1964年創業の老舗

三幸苑は、1964年に野毛で創業した老舗の町中華です。

タンメン、餃子、ちゃーめんなど、ニンニクを効かせた力強い料理で長年親しまれてきました。

野毛といえば酒場のイメージが強い街ですが、昔ながらのラーメン店や町中華も多く残っています。

飲んだあとの締めはもちろん、昼食目当てに訪れるお客さんも多い人気店です。

現在の店舗は野毛町3丁目へ移転

旧店舗は野毛町2丁目にありましたが、現在は野毛町3丁目へ移転しています。

新店舗は横浜市中区野毛町3-135 中屋ビル1階

旧店舗からそれほど離れておらず、平戸桜木道路沿いにあります。

京急線の日ノ出町駅から徒歩約5分、JR・横浜市営地下鉄の桜木町駅から徒歩約7分です。

この記事に掲載している外観や店内の写真は、旧店舗を訪問した際のものとなります。

メニューは「らーめん」「たんめん」と平仮名表記

三幸苑のメニューを眺めて気付いたのが、料理名の多くが平仮名で書かれていること。

「らーめん」

「たんめん」

「ぎょうざ」

漢字や片仮名ではなく、どこか柔らかい雰囲気の平仮名表記です。

そんなメニューの中に、ひときわ気になる名前がありました。

「ちゃーめん」

何でしょう、ちゃーめん。

ラーメンにチャーハンを入れた、炭水化物同士の夢の共演でしょうか。

それとも、チャーシュー麺を短く呼んでいるだけなのでしょうか。

そもそも、なぜひらがな表記なのでしょう。

考えていても答えは出ません。

謎の「ちゃーめん」を注文してみた

とりあえず、注文してみましょう。

接客をしていたおばちゃんに、

「ちゃーめんください」

と伝えました。

すると、おばちゃんは厨房へ向かって、

「やきそば!」

と告げたように聞こえました。

えっ、やきそば?

私は確かに「ちゃーめん」を注文したはずです。

注文が通ったのか少々不安でしたが、しばらくして料理が運ばれてきました。

ちゃーめんの正体は焼きそばだった

こちらが、三幸苑の「ちゃーめん」です。

どう見ても焼きそばですね(笑)

チャーハンは入っていません。

チャーシュー麺でもありません。

汁のない太麺を、豚肉や野菜と一緒に炒めた料理です。

注文を受けたおばちゃんが厨房へ「やきそば」と伝えたのも間違いではありませんでした。

 

「炒麺」と書いてチャーメン?

ちゃーめんは、おそらく「炒麺」から来た呼び名なのでしょう。

中国語では、炒めた麺料理を炒麺と呼びます。

日本語でいえば焼きそばに近い料理です。

ただし、三幸苑のちゃーめんは、一般的なソース焼きそばとはかなり違います。

青のりや紅ショウガを載せた縁日の焼きそばを想像して注文すると、別物が出てきます。

麺は食べ応えのある太麺

麺は、かなり太めです。

見た目は焼きうどんにも近いですが、食べてみるときちんと中華麺。

もちっとした食感があり、力強い味付けにも負けません。

平たいパスタのようにも見えますが、イタリア料理の上品さとは少し方向が違います。

こちらはニンニクの香りをまとった、野毛らしい豪快な麺料理です(笑)

具材は豚肉・もやし・ニラ

主な具材は、豚肉、もやし、ニラ。

非常にシンプルな構成です。

豚肉には、少し焦げてカリカリになった部分も多くありました。

この焦げ目が香ばしく、太麺や野菜とよく合います。

もやしはシャキッとした歯応えを加え、ニラの香りも食欲を刺激します。

肉と野菜が特別豪華というわけではありませんが、町中華らしい潔い組み合わせですね。

ソース味ではなくニンニクが効いた塩味

皿の底にある汁は少し黒っぽく見えます。

最初はソース味の焼きそばかと思いましたが、食べてみると違いました。

塩気のある味付けに、しっかりとニンニクが効いています。

醤油や中華調味料の旨味、炒めた豚肉と野菜の風味が混ざり、独特の香ばしさがあります。

派手な味ではありません。

しかし、箸を止めようと思っても、つい次のひと口へ進んでしまう味です。

シンプルなのに、なぜか癖になる。

長年名物として残っている理由が分かる気がします。

野毛名物「パタン」と少し似ている?

ニンニクを強く効かせた太麺ということで、以前ご紹介した野毛の名物麺「パタン」を少し思い出しました。

どちらも野毛周辺で食べられ、ニンニクの存在感が強い麺料理。

見た目も味も同じではありませんが、方向性には少し共通点があります。

野毛では、飲んだあとの締めにニンニクを追加し、翌朝まで香りを持ち帰る文化があるのでしょうか(笑)

なぜ厨房では「やきそば」と呼ぶのか

それにしても、なぜメニューに「ちゃーめん」と書いてあるのに、厨房へは「やきそば」と伝えるのでしょう。

メニューを眺めていて、1つの仮説を思い付きました。

「ちゃーめん」と「たんめん」は、発音が似ているからではないか?

忙しい厨房で、

「ちゃーめん1つ!」

と伝えると、

「たんめん1つ!」

に聞こえる可能性があります。

そこで、聞き間違いを防ぐため、ちゃーめんは厨房内で「やきそば」と呼んでいるのではないでしょうか。

なかなか合理的な仕組みです。

ただし、それなら接客のおばちゃんがお客さんの注文を聞き間違える可能性は残っています(笑)

次は「たんめん」で検証したい

次回は三幸苑の看板メニューである「たんめん」を注文し、おばちゃんが厨房へ何と伝えるのか確認してみたいですね。

普通に「たんめん」と伝えるのか。

それとも、厨房だけで通じる別の呼び名があるのか。

料理の味とは関係ありませんが、妙に気になります。

三幸苑の人気メニューはタンメン・ちゃーめん・餃子

三幸苑では、ちゃーめん以外にもタンメンと餃子が人気です。

タンメンは野菜がたっぷり入り、ニンニクをしっかり効かせた力強い味。

一般的なあっさり塩味のタンメンとは少し違い、食べ終わったあとまで印象に残ります。

餃子も大ぶりで、タンメンやちゃーめんと一緒に注文する人が多いようです。

ただし、麺料理はボリュームがあります。

1人でタンメン、ちゃーめん、餃子をすべて注文すると、食後に野毛を散策する余力がなくなるかもしれません。

複数人で訪れ、シェアするのが平和でしょう。

ちゃーめんは移転後も提供中

旧店舗が閉店したあとも、ちゃーめんが消えてしまったわけではありません。

移転後の三幸苑でも、タンメンと並ぶ名物として提供されています。

現在のちゃーめんも、太麺に豚肉や野菜を合わせ、ニンニクを効かせた汁なしの炒め麺です。

新店舗になっても、三幸苑らしい味を楽しめるのはうれしいですね。

2026年現在の営業時間

2026年8月時点で案内されている営業時間は、次のとおりです。

火~金曜日:10:30~15:00、17:00~22:00

土・日曜日:10:30~22:00

定休日:月曜日

月曜日が祝日の場合も休業と案内されることがあります。

営業時間や臨時休業は変更される可能性があるため、遠方から訪れる場合は電話で確認すると安心です。

予約はできる?

掲載されている店舗情報では予約可能とされています。

ただし、昼の混雑時間や少人数での利用など、時間帯や人数によっては予約できない可能性があります。

宴会や複数人で訪れる場合は、事前に店舗へ相談してください。

1人または2人での食事なら、直接訪れて空席を待つ利用が基本になりそうです。

支払い方法と駐車場

専用駐車場はありません。

車で訪れる場合は、野毛や日ノ出町周辺のコインパーキングを利用します。

周辺は一方通行や細い道も多いため、初めて車で行く方は注意してください。

また、支払い方法は現金を用意しておくと安心です。

町中華で満腹になったあと、キャッシュレス決済が使えずATMまで歩くのは、ちょっとした追加トレーニングになります(笑)

2026年版・三幸苑 野毛店の店舗情報

店舗名:三幸苑 野毛店

住所:神奈川県横浜市中区野毛町3-135 中屋ビル1階

電話番号:045-231-4450

営業時間:火~金曜日10:30~15:00、17:00~22:00

土・日曜日:10:30~22:00

定休日:月曜日

アクセス:京急線日ノ出町駅から徒歩約5分、JR・横浜市営地下鉄桜木町駅から徒歩約7分

予約:可能。人数や時間帯については電話で要確認

駐車場:専用駐車場なし

主な名物:タンメン、ちゃーめん、餃子

予算:昼・夜ともに1人1,000~2,000円程度

営業時間、定休日、メニュー、価格、支払い方法は変更される場合があります。

訪問前に店舗へ最新情報をご確認ください。

まとめ|「ちゃーめん」はニンニク香る三幸苑名物の焼きそば

初めて名前を見たときは、どのような料理なのかまったく分からなかった「ちゃーめん」

その正体は、太い中華麺を豚肉、もやし、ニラと一緒に炒めた、三幸苑名物の焼きそばでした。

ソース味ではなく、塩気とニンニクを効かせた香ばしい味付け。

シンプルですが、太麺のもちっとした食感と焦げた豚肉の旨味が合わさり、癖になるおいしさです。

旧店舗から移転した現在も、ちゃーめんは健在。

野毛でタンメンや餃子を食べる予定の方は、謎の名前にひるまず、ちゃーめんも候補へ入れてみてください。

注文すると、厨房から「やきそば!」と聞こえてくるかもしれません。

しかし、安心してください。

注文は間違っていません(笑)

※この記事の外観・料理写真は、野毛町2-87にあった旧店舗を訪問した際のものです。現在は横浜市中区野毛町3-135 中屋ビル1階へ移転しています。




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ABOUTこの記事をかいた人

横浜市在住、旅行・温泉・グルメが好きで、実際に訪れた場所を写真多めで紹介しています。温泉ソムリエ。家族旅行から一人旅、ご当地グルメ・珍グルメまで、実体験だからこそ分かる情報をお届けしています。