【2026年版】永井食堂のもつ煮定食を実食!日本一と評判の味・行列・もつっ子を徹底紹介

群馬県を代表するもつ煮の名店、「永井食堂」へ行ってきました。

永井食堂のもつ煮は、店頭に掲げられた「もつ煮は日本一」の看板でも有名。

テレビや雑誌、インターネットなどでもたびたび紹介され、今や群馬県を代表するご当地グルメの1つになっています。

しかし、「日本一」とは、ずいぶん大きく出ましたね。

日本全国のもつ煮を食べ歩いて審査した人物がいるのか、それとも自己申告なのか。

その辺りは少々気になりますが、おいしければ細かいことは後回しです。

目次

以前食べたときは記憶がほとんどない

実は以前にも一度、スノーボードで群馬県を訪れた帰りに永井食堂へ連れてきてもらったことがあります。

当時は、現在ほど全国的に知られた店ではなかったように思います。

私はもつ煮が大好きですが、そのときまで永井食堂の存在を知りませんでした。

問題は、初めて食べたもつ煮の味をほとんど覚えていないこと。

日帰りスノーボードの帰りで、疲労と眠気は限界。

体は食堂にいましたが、意識の半分はすでに夢の中でした。

おいしかったような気はする。

しかし、その記憶が実体験なのか、後から聞いた評判なのかも少々怪しい。

今回は前回より元気です。

少なくとも、箸を持ったまま寝る心配はありません。

改めて、日本一と評判のもつ煮をしっかり味わってみたいと思います。

永井食堂の場所とアクセス

【永井食堂】群馬県渋川市上白井4477-1

永井食堂は、群馬県渋川市を通る国道17号沿いにあります。

関越自動車道の赤城ICからは、車でおよそ5分。

インターチェンジを降り、県道70号から国道17号へ入ると道路沿いに見えてきます。

周辺は山や川に囲まれた自然豊かな場所。

大都会の駅前にある人気店とは違い、基本的には車で訪れる食堂です。

国道沿いを走るトラック運転手や営業車の利用も多く、昔ながらのドライブインに近い雰囲気があります。

店の看板は大きいので見つけやすいですが、通り過ぎると簡単には戻れません。

永井食堂の前では、もつより先に車線変更の準備をしておきましょう。

平日の15時でもお客さんが多い

さあ、到着しました。

訪れたのは、平日の15時頃。

昼食のピークはとっくに過ぎている時間ですが、店内にはまだ多くのお客さんがいました。

さすが人気店。

通常の食堂なら、店員さんが少し休憩したくなる時間帯でしょう。

永井食堂では、もつ煮が休ませてくれないようです。

土曜日や昼時には、店の外まで行列ができることもあります。

できるだけ待ち時間を避けたい方は、平日の昼食時間を外して訪れるのがよいでしょう。

店内は横一列のカウンター席

永井食堂の店内は、長いカウンター席が中心です。

向かい合ってゆっくり食事を楽しむというより、横一列に座り、出てきた料理を素早く食べるスタイル。

人気店ですが、回転は比較的速いです。

注文から料理が出てくるまでの時間も短く、食べ終わった人から次々に席を立っていきます。

店のモットーは、

「うまい、安い、早い」

確かに、のんびり長居をするための食堂ではありません。

もつ煮を食べながら長編小説を読み始めると、周囲から少し心配されるかもしれません。

もつ煮定食の半ライスを注文

今回注文したのは、看板メニューのもつ煮定食。

ご飯は半ライスにしました。

こちらが、運ばれてきたもつ煮定食です。

もつ煮、ご飯、味噌汁、漬物、そして小皿のねぎ。

奇をてらった盛り付けはなく、実に正統派の定食です。

ただし、半ライスを注文したはずなのに、ご飯の量は一般的な店の普通盛り程度あります。

永井食堂では、ご飯の量が次のような独自基準になっています。

普通:他店の大盛り程度

半ライス:他店の普通盛り程度

レディース:他店の半ライス程度

つまり、永井食堂で「普通」を選ぶと、世間一般では大盛りが出てきます。

言葉は普通でも、茶碗のほうに普通でいる気はありません。

小食の方や、もつ煮を中心に食べたい方は、半ライスまたはレディースを選ぶとよいでしょう。

もつとこんにゃくだけの潔い煮込み

もつ煮の器には、豚もつがたっぷり入っています。

そのほかの具材は、基本的にこんにゃくのみ。

大根、にんじん、ごぼうなどを入れるタイプのもつ煮もありますが、永井食堂は非常にシンプルです。

余計な野菜を入れず、もつとこんにゃくで直球勝負。

野菜でかさを増やすような小細工はしません。

「もつ煮を食べに来たのだから、もつを食べて帰ってください」

そんな店側の強い意志を感じます。

もつ好きにはうれしい構成ですが、野菜をたっぷり食べたい方は別の食事で調整しましょう。

ねぎは別皿で提供

刻みねぎは、小皿に入れて別添えで提供されます。

最初からもつ煮へ入れるのもよし。

途中で加えて味や食感を変えるのもよし。

ねぎが苦手な方なら、入れずに食べることもできます。

私はねぎ好きなので、個人的にはもう少し山盛りでも歓迎です。

小皿ではなく、丼で出してもらっても困りません。

ただし、それではもつ煮定食ではなく、ねぎの合宿所になってしまいます。

柔らかくて臭みのない豚もつ

それでは、もつをいただきます。

うん、これはうまい。

もつは驚くほど柔らかく、歯で簡単にかみ切れます。

噛むと、肉の旨味がじゅわっと広がります。

一般的なもつ煮にありがちな、独特の臭みやゴムのような食感はほとんどありません。

もつが苦手な方の多くは、においや硬さが気になるのではないでしょうか。

永井食堂のもつはクセが少ないので、苦手意識がある方でも比較的食べやすいと思います。

もちろん、もつそのものが視界に入った時点で気持ちが固まる方には、少々難しいかもしれません。

冷凍していない国産もつを使用

永井食堂では、国産の豚もつを使用しています。

冷凍品を使わず、新鮮なもつを丁寧に下処理することで、柔らかく臭みの少ない味に仕上げているそうです。

もつ煮は、食材そのものよりも下処理が味を左右する料理。

雑に処理すると臭みが残りますが、丁寧に脂や汚れを取り除けば、驚くほど食べやすくなります。

見た目は素朴な煮込みですが、器へ入るまでに相当な手間がかかっているのでしょう。

早く出てくる料理ほど、厨房では早くない仕事をしています。

味噌は濃いめで少しピリ辛

煮汁は、さらさらというより少しとろみのあるタイプ。

味噌の味は濃いめで、七味唐辛子やにんにくの風味も感じます。

後から、ほどよい辛さがじんわり。

激辛ではありませんが、甘い味噌煮込みを想像していると、少し刺激を感じるでしょう。

このピリ辛具合が、白いご飯によく合います。

もつをひと口。

ご飯をひと口。

煮汁をご飯へ少しかける。

この繰り返しで、半ライスが半分とは思えない速度で消えていきます。

人によっては少ししょっぱく感じるかも

永井食堂のもつ煮は、しっかりした味付けです。

薄味に慣れている方や、もつ煮だけを単品で食べる方には、少ししょっぱく感じる可能性があります。

しかし、ご飯と一緒に食べるとバランスがよくなります。

もともと、定食の白米を進ませるための味付けなのでしょう。

もつ煮だけを上品に少しずつ味わうより、ご飯と交互に勢いよく食べるのが似合います。

濃い煮汁をご飯へ載せた瞬間、茶碗側も自分の役割を理解します。

「うまい・安い・早い」の三拍子

永井食堂の魅力を簡潔に表すなら、まさに、

「うまい・安い・早い」

の三拍子。

注文してから提供までが早く、もつは柔らかくて味もよい。

しかも、2026年現在のもつ煮定食は普通盛り590円。

この内容とご飯の量を考えると、かなり良心的な価格です。

近年はラーメン1杯が1,000円を超える店も珍しくありません。

その中で、もつ煮定食が590円。

価格表だけ、少し前の時代から動くのを拒んでいるようです。

2026年現在のもつ煮定食の価格

公式サイトに掲載されている現在の主な料金は、次のとおりです。

もつ煮定食・普通:590円

もつ煮定食・もつ大:770円

もつ煮単品:340円

ラーメン:320円

目玉焼き定食:540円

納豆定食:490円

目玉焼き:260円

冷奴:120円

納豆:80円

おひたし:70円

ビール大瓶:500円

日本酒1合:320円

価格は変更される可能性がありますので、来店時には店内の最新メニューをご確認ください。

お土産用「もつっ子」が大人気

永井食堂では、店内で食べるもつ煮だけでなく、持ち帰り用の商品も販売しています。

それが、「もつっ子」。

永井食堂のもつ煮を袋詰めにした冷蔵商品で、自宅では湯せんなどで温めるだけで食べられます。

私が食事をしている間にも、もつっ子だけを購入しに来る人が何人もいました。

食堂へ入って席へ座ることもなく、売店で商品を受け取って帰っていきます。

まさに飛ぶように売れる状態。

袋に羽はありませんが、売れ方にはしっかり付いています。

もつっ子の内容量と価格

2026年現在、もつっ子は1袋800g入り。

価格は税込1,000円です。

以前は内容量が異なりましたが、2024年7月から800gへ変更されています。

800gあれば、家族で食べるにも十分な量。

1人で全部食べることも不可能ではありませんが、食後しばらくは自分自身ももつ煮の一部になったような気分になるでしょう。

原材料は、豚腸、こんにゃく、味噌、七味唐辛子、にんにく、砂糖、ごま、牛乳など。

賞味期限は製造から約1か月で、要冷蔵です。

持ち帰りには保冷対策が必要

もつっ子は冷蔵商品です。

遠方まで持ち帰る場合は、クーラーボックスや保冷バッグを用意しておくと安心。

用意できない場合は、店頭で保冷剤付きの発泡スチロールを購入できます。

群馬県から自宅まで長距離を移動する場合、特に夏場は注意が必要です。

せっかくのもつ煮を車内で常温熟成させても、新しい名物にはなりません。

公式通販でも購入できる

もつっ子は、公式通販からも購入できます。

通常商品は3袋から注文可能。

電話注文にも対応しており、受付時間は平日の10:00~15:00です。

遠方に住んでいて群馬県まで行けない方でも、自宅で永井食堂の味を楽しめます。

店内の活気やカウンターの雰囲気までは届きませんが、味噌の香りはしっかり届きます。

ただし、公式通販では転売目的の購入を禁止しています。

インターネット上には割高な価格で販売されている商品もあるため、購入時は公式通販かどうかを確認しましょう。

※上記の通販リンクは公式販売店ではない商品が含まれる可能性があります。内容量、価格、賞味期限、販売元を確認し、公式通販の価格とも比較してから購入してください。

元気な接客で店内に活気がある

改めて永井食堂を訪れて、味以外で印象に残ったのが店員さんの接客です。

皆さん声が大きく、動きもきびきび。

注文を受け、料理を運び、空いた器を片付ける流れが非常に早いです。

店内には常に声が飛び交い、昔ながらの人気食堂らしい活気があります。

高級レストランのような静けさはありません。

しかし、もつ煮定食を590円で食べる場所に、弦楽四重奏は必要ないでしょう。

元気な声と食器の音も含めて、永井食堂らしい雰囲気です。

メニューで気になった320円のラーメン

店内に掲げられたメニューを眺めていると、気になる商品を発見しました。

もつ煮単品が340円。

それに対して、ラーメンは320円。

なんと、もつ煮より20円安いのです。

現在のラーメン業界では、トッピングを追加すると1杯1,500円近くになる店もあります。

その一方、永井食堂のラーメンは320円。

味玉を追加する金額ではありません。

それどころか、都会なら替え玉と飲み物だけで超えることもあります。

320円のラーメンはどんな味?

ラーメンは、昔ながらの醤油味とのこと。

見た目も具材も比較的シンプルで、食堂らしい一杯です。

永井食堂を訪れる人の多くがもつ煮定食を注文するため、ラーメンはどうしても脇役になりがち。

しかし、320円という価格を見ると、急に気になります。

もつ煮定食にラーメンを追加しても910円。

ご飯を半ライスにしたとしても、食事量は十分にデンジャーです。

次回はもつ煮ではなく、あえてラーメンを注文してみたいところ。

ただし、店へ到着してもつ煮の香りを嗅いだ瞬間、予定が崩れる可能性はかなり高いでしょう。

 

食堂と売店では営業日が異なる

永井食堂を訪れる際に注意したいのが、食堂と売店で営業時間や営業日が異なることです。

食堂は日曜・祝日が定休日。

一方、お土産用のもつっ子を販売する売店は、日曜・祝日も営業しています。

つまり、休日に訪れても、もつ煮定食は食べられませんが、もつっ子を買って帰ることは可能です。

店の前まで来てから、

「今日は食べられないのか」

と落ち込んでも、売店はあなたを見捨てません。

その場では食べられなくても、自宅で再戦できます。

2026年版・永井食堂の営業時間

食堂・月~金曜日:9:00~18:00

ラストオーダー:17:30

食堂・土曜日:9:00~15:00

食堂定休日:日曜日・祝日

売店・月~金曜日:9:00~18:00

売店・土日祝日:9:00~17:00

自動販売機:17:00から。売り切れ次第終了

長期休業:年末年始、ゴールデンウィーク、お盆

都合により早仕舞いや臨時休業となる場合があります。

遠方から訪れる場合は、事前に公式サイトのお知らせや電話で営業状況をご確認ください。

日曜・祝日は食堂が休みなので注意

観光やドライブで出かけやすい日曜・祝日に、食堂が休みなのは重要なポイントです。

知らずに訪れると、店の前で食欲だけが営業を続けることになります。

もつ煮定食を店内で食べたい方は、平日または土曜日に予定を組みましょう。

また、ゴールデンウィークやお盆も食堂は休業します。

大型連休に群馬旅行を計画する場合は、特に注意してください。

予約はできない

永井食堂は予約を受け付けていません。

来店した順に案内されます。

行列ができている場合は、最後尾へ並びましょう。

カウンター中心で回転が速いため、列の長さに比べて待ち時間が短いこともあります。

ただし、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。

「日本一だから先に入れてください」

という制度も、もちろんありません。

支払いは現金を用意

支払いは現金が基本です。

クレジットカード、電子マネー、QRコード決済は利用できないと案内されています。

店へ入る前に、財布の中を確認しておきましょう。

価格は安いので大金は必要ありませんが、スマートフォンだけを握り締めても、もつ煮定食は出てきません。

富岡市にも「もつっ子」の販売店がある

お土産用のもつっ子は、渋川市の永井食堂だけでなく、富岡市にも販売店があります。

富岡店は、世界遺産の富岡製糸場から徒歩約5分。

こちらは食堂ではなく、もつっ子の販売専門店です。

営業時間は9:00~16:00で、水曜日が定休日。

富岡製糸場を観光した帰りに購入することもできます。

生糸を見た後に豚もつを買う。

群馬観光の振り幅は、なかなか広いです。

2026年版・永井食堂の店舗情報

店舗名:永井食堂

住所:群馬県渋川市上白井4477-1

電話番号:0279-26-3988

通販・フリーダイヤル:0120-53-2338

食堂営業時間:平日9:00~18:00、土曜日9:00~15:00

ラストオーダー:平日17:30

食堂定休日:日曜日・祝日

長期休業:年末年始、ゴールデンウィーク、お盆

売店営業時間:平日9:00~18:00、土日祝日9:00~17:00

アクセス:関越自動車道・赤城ICから車で約5分

予約:不可

支払い:現金のみ

もつ煮定食:普通590円、もつ大770円

もつ煮単品:340円

ラーメン:320円

もつっ子:800g・税込1,000円

通販:公式オンラインショップでは3袋から注文可能

営業時間、定休日、価格、商品内容、売店の営業状況は変更される場合があります。

訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

まとめ|日本一を名乗るだけの満足感

群馬県渋川市にある、もつ煮の名店「永井食堂」。

名物のもつ煮は、具材を豚もつとこんにゃくに絞ったシンプルな構成です。

もつは非常に柔らかく、独特の臭みもほとんどありません。

濃いめで少しピリ辛の味噌味が、白いご飯とよく合います。

もつ煮定食は、早い、安い、うまい。

2026年現在も普通盛り590円という、驚くほど良心的な価格です。

本当に日本一かどうかは、すべてのもつ煮を食べ比べなければ判断できません。

しかし、少なくとも「日本一と名乗っても、誰も強く反論したくならない味」ではありました。

お土産用のもつっ子も人気が高く、自宅で永井食堂の味を楽しめます。

群馬県をドライブする際や、赤城・伊香保方面へ出かける際には、立ち寄ってみてください。

次回こそ320円のラーメンを食べたいと思います。

ただし、店へ入って最初に聞こえる「もつ煮定食!」の声に流されず、自分の意思を保てた場合に限ります。




この記事を書いた人

横浜市在住、旅行・温泉・グルメが好きで、実際に訪れた場所を写真多めで紹介しています。温泉ソムリエ。家族旅行から一人旅、ご当地グルメ・珍グルメまで、実体験だからこそ分かる情報をお届けしています。

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