黄金町「征虎総本店」で元祖カレータンタン麺を実食
京急本線・黄金町駅から歩くこと約3分。
前里町の通りを歩いていると、黄色い看板がひときわ目立つラーメン店を見つけました。
看板をよく見ると、そこには「元祖カレータンタン麺」の文字。
カレーラーメンでもなければ、普通のタンタン麺でもない。
カレータンタン麺。
好物と好物を組み合わせたら、だいたい強い。
カレーとタンタン麺も、名前を聞いた時点ですでに反則気味です。
一体どのような味なのか気になり、横浜市南区前里町にある「元祖カレータンタン麺 征虎総本店」へ入ってみることにしました。
この記事では、看板メニューの元祖カレータンタン麺と、後日食べた人気のトマトカレータンタン麺を写真付きで紹介します。
- 元祖カレータンタン麺とはどんなラーメンなのか
- カレー・ニンニク・唐辛子・溶き卵の味
- 7段階から選べる辛さ
- 独特なテンキー式券売機の使い方
- 人気のトマトカレータンタン麺との違い
- 残ったスープとライスの楽しみ方
- 2026年現在の営業時間・定休日・メニュー価格
先に感想をお伝えすると、カレーのコクに、タンタンスープの辛さ、ニンニク、豚ひき肉、溶き卵が加わった、かなりクセになる一杯でした。
食べ始めはカレーの味を強く感じますが、食べ進めるほど辛さ、熱さ、ニンニクの存在感が前へ出てきます。
カレーとタンタン麺が同じ丼の中で、どちらが主役か争い始めるようなラーメンです。
元祖カレータンタン麺 征虎総本店の店舗情報【2026年】
元祖カレータンタン麺 征虎総本店は、京急本線・黄金町駅から徒歩約3分の場所にあります。
2026年7月時点で公式サイトに掲載されている店舗情報は、次のとおりです。
- 店名:元祖カレータンタン麺 征虎総本店
- 読み方:まさとらそうほんてん
- 住所:神奈川県横浜市南区前里町2-47
- 電話番号:045-252-8350
- アクセス:京急本線・黄金町駅から徒歩約3分
- 平日の営業時間:11:00~15:00(L.O.14:45)、18:00~翌5:00
- 土・日・祝日の営業時間:11:00~翌5:00
- 定休日:毎週月曜日
- 座席数:カウンター12席
- 駐車場:なし
- クレジットカード:利用不可
営業時間や定休日は、臨時休業、年末年始などで変更される可能性があります。
深夜まで営業しているのが大きな特徴ですが、遠方から訪れる場合は公式サイトや店舗SNSで最新情報を確認してください。
店内はカウンター12席のみで、予約をしてゆっくり会食するタイプのお店ではありません。
1人または少人数で、カレータンタン麺へ集中するのに向いています。
【元祖カレータンタン麺 征虎総本店】横浜市南区前里町2-47
2026年現在のカレータンタン麺は1,100円
公式メニューによると、2026年7月現在の主な価格は次のとおりです。
- 元祖カレータンタン麺:1,100円
- トマトカレータンタン麺(チーズ入り):1,300円
- 汁なしカレー混ぜそば:1,250円
- タンタン麺:900円
- 濃厚胡麻担々麺:1,100円
- 柚子胡椒タンタン麺:1,100円
- 胡麻カレー担々麺:1,300円
- カレータンタン麺セット:1,400円
カレータンタン麺セットには、カレータンタン麺、チーズ、ライスが組み合わされています。
残ったスープへライスを入れて、最後まで味わいたい方には分かりやすいセットです。
カレー、麺、チーズ、ライス。
炭水化物のオールスター戦ですが、おいしさの前では細かいことを考えない日も必要でしょう。
写真や本文の価格、券売機、サービス内容は訪問当時のものです。
現在は価格やメニュー構成が変更されているため、注文時には店内の最新表示を確認してください。
カレータンタン麺は横浜で生まれたB級グルメ
征虎総本店のカレータンタン麺は、川崎・横浜周辺で親しまれている、いわゆるニュータンタンメン系のラーメンをベースにしています。
一般的なゴマ味の担々麺とは異なり、スープには豚ひき肉、ニンニク、唐辛子、溶き卵などが入ります。
そこへ、タンタンスープに合うよう調整されたオリジナルカレーを組み合わせたのが、元祖カレータンタン麺です。
公式サイトでは、横浜の新しいB級グルメとして紹介されています。
選べる辛さは7段階。
辛いものが苦手な方から、刺激を求める方まで、自分に合った辛さを指定できます。
ただし、最初から最高レベルを選ぶと、味の感想より舌の痛みと汗の実況が中心になる可能性があります。
初めてなら、まずは標準に近い辛さから試すのが無難でしょう。
店内はカウンター12席ですっきりした雰囲気
黄色い看板に引かれ、店内へ入ります。
広いお店ではありませんが、余計な装飾が少なく、すっきりとした雰囲気でした。
座席はカウンターのみ。
ラーメンを食べることへ集中しやすい、昔ながらのラーメン店に近い造りです。
まずは券売機で食券を購入します。
ところが、この券売機が普通のラーメン店にあるボタン式とは少し違いました。
券売機はテンキー式でコインパーキングの精算機のよう
訪問当時に設置されていたのは、数字を入力して食券を買うテンキー式の券売機です。
見た目は、ラーメン店の券売機というより、コインパーキングの精算機に近いものがあります。
うっかり車の駐車番号を入力したくなりますが、ここで出てくるのは駐車料金ではなく食券です。
券売機の横にあるメニュー表を確認し、注文したい料理に対応する番号を入力します。
カレータンタン麺の番号は「01」。
ところが私は、素直に「1」を押してから購入ボタンを押しました。
……買えません。
もう一度押しても反応なし。
機械に拒否されるようなことをした覚えはありません。
何度試しても購入できないため、店員さんを呼んで聞いてみました。
すると、入力するのは「1」ではなく、「01」とのこと。
なるほど。
確かにメニュー表にも、しっかり「01」と書かれています。
2桁入力だったのですね。
券売機は故障しておらず、故障していたのは私の理解力でした。
現在も同じ券売機が使われているかは確認できませんが、テンキー式の場合は、メニュー番号を表示どおりに入力しましょう。
注文から約5分で元祖カレータンタン麺が登場
食券を渡し、注文から約5分。
看板メニューの「カレータンタン麺」が運ばれてきました。
スープの表面には、ふわっとした溶き卵、豚ひき肉、唐辛子、ニンニクが広がっています。
一般的なカレーラーメンとも、ゴマを使った担々麺とも違う見た目です。
卵とじが入ったラーメンは、それほど多くありません。
黄色い卵が辛そうなスープを包み、見た目を少しだけ優しくしています。
ただし、唐辛子とニンニクはしっかり入っています。
見た目が優しいからといって、完全に気を許してはいけません。
続いて、カレー、辛さ、ニンニク、溶き卵が重なるスープと、少し太めの麺を実際に食べてみます。
カレー・辛さ・ニンニクが重なる濃厚スープ
まずは、カレータンタン麺のスープを飲んでみます。
ベースは、豚ひき肉、ニンニク、唐辛子、溶き卵を組み合わせた、ニュータンタンメン系のスープです。
そこへカレーのコクと香りが加わっています。
最初のひと口では、カレーの味をはっきり感じました。
しかし、食べ進めるうちに唐辛子の辛さ、スープの熱さ、ニンニクの風味が前へ出てきます。
次第にカレー味だけを強く感じるのではなく、すべてが一体になった独特の味へ変化していきました。
カレーが消えたわけではありません。
辛さとニンニクが、カレーの前へ堂々と割り込んでくるのです。
丼の中が、なかなかの混雑具合です。
溶き卵が辛さをまろやかにしてくれる
スープには溶き卵がたっぷり入っています。
ふわっとした卵が唐辛子の刺激を少しまろやかにし、豚ひき肉やカレー味のスープともよく合います。
辛さのあるラーメンですが、卵のおかげで尖りすぎず、食べやすく仕上がっていました。
ただし、卵が入っているから辛くないという意味ではありません。
卵はあくまで支援役。
唐辛子の活動を完全に停止させる権限までは持っていません。
辛さは7段階から選べる
征虎総本店のカレータンタン麺は、辛さを7段階から選べます。
訪問時は、辛さを特に指定しない場合、比較的控えめな「中辛」で提供されました。
現在も公式メニューでは7段階の辛さが案内されています。
辛いものが苦手な方は、注文時に控えめな辛さを指定すると安心です。
反対に、刺激が欲しい方は段階を上げられますが、初めて訪れるなら、まず標準的な辛さでスープ本来の味を確認するのがおすすめです。
いきなり最高レベルへ挑戦すると、カレーの感想より、汗の量とティッシュの消費枚数が気になる食事になるかもしれません。
ニンニク抜きにも対応
カレータンタン麺には、しっかりニンニクが入っています。
このニンニクが、カレーと辛いスープに力強い風味を加えています。
一方、仕事中のランチや、人と会う予定がある場合は、食後の香りが気になるところです。
ニンニク抜きにも対応しているため、必要な場合は注文時に伝えましょう。
ただし、ニンニクを抜くと、このラーメンらしいパンチも少し控えめになります。
午後の予定を守るか、ラーメンの完成度を守るか。
会社員にとっては、意外と難しい判断です。
少し太めの麺が濃厚スープによく絡む
続いて、麺を食べてみます。
麺は、一般的な細麺より少し太めです。
適度な弾力があり、カレーと卵、ひき肉が入った濃厚なスープをしっかり持ち上げます。
細すぎる麺ではスープに負けそうですが、この太さなら存在感があります。
カレー味のスープが麺へよく絡むため、勢いよくすすると汁が飛びやすい点には注意が必要です。
普通盛りは少し少なく感じた
今回は普通盛りを注文しました。
味には満足しましたが、麺の量は私には少し少なく感じます。
たくさん食べたい方は、大盛りやライス、セットメニューを検討するとよいでしょう。
特にカレータンタン麺は、丼の底に豚ひき肉や卵が残ります。
麺を食べ終えた時点で満腹になっていなければ、ライスを追加したくなる可能性が高いです。
スープ側も、明らかにご飯が来るのを待っている顔をしています。
初めて食べたのにクセになりそうな味
カレータンタン麺を食べるのは、このときが初めてでした。
カレーラーメンとも、一般的な担々麺とも、ニュータンタンメンとも少し違います。
カレー、唐辛子、ニンニク、豚ひき肉、溶き卵が一緒になった、征虎総本店ならではの味です。
最初は少し変わった組み合わせだと思いましたが、食べ終える頃には、また食べたくなっていました。
かなりクセになりそうです。
「カレーとタンタン麺を一緒にする必要はあるのか」と聞かれれば、食べる前なら迷ったでしょう。
食べたあとは、必要だったと答えます。
カレー色の汁は服へ飛ぶと目立つ
食べ終えて、何気なく自分のシャツを見ると、スープが1滴飛んでいました。
麺類を食べるときは、勢いよくすすらず、できるだけ汁を飛ばさないよう気を付けているつもりです。
それでも、カレータンタン麺のスープは見事に防御を突破してきました。
カレー色の汁は、白いシャツへ付くとかなり目立ちます。
重要な商談やデートの直前に食べる場合は、服装にも注意しましょう。
訪問時は紙エプロンを販売
訪問当時、店内では紙エプロンが1枚10円で販売されていました。
紙エプロンの価格や提供方法は、現在変更されている可能性があります。
必要な方は、注文時に店員さんへ確認してください。
数円を惜しんでシャツへカレーの模様を追加するより、紙エプロンを使ったほうが安心です。
人気のトマトカレータンタン麺も実食
征虎総本店では、元祖カレータンタン麺だけでなく、「トマトカレータンタン麺」も人気です。
カレー、タンタン麺、トマト、チーズ。
ここまで来ると、どの国の料理なのか少し分からなくなります。
しかし、おいしいものに国境はありません。
後日、気になっていたトマトカレータンタン麺も食べてみました。
基本となるスープには、豚ひき肉、ニンニク、唐辛子、溶き卵が入っています。
そこへトマトとチーズが加わり、通常のカレータンタン麺より、まろやかで洋風の味わいになっています。
トマトとチーズでイタリアン風の味に
スープをよく見ると、小さく切られたトマトが入っています。
中央に見える白く細長いものはチーズです。
トマトの酸味とチーズのコクが加わり、どこかイタリア料理のような雰囲気があります。
ただし、ベースはしっかりカレータンタン麺。
ニンニクと唐辛子も存在するため、完全にトマトパスタの方向へは進みません。
イタリアへ向かおうとしたところを、横浜のタンタン麺が途中で引き戻しているような味です。
通常版よりカレー味は控えめに感じた
私には、通常のカレータンタン麺より、さらにカレーの味を感じにくい仕上がりに思えました。
トマトの酸味、チーズのまろやかさ、ニンニク、唐辛子など、複数の味が加わるためです。
カレー味を前面に求めるなら、まずは元祖カレータンタン麺がおすすめ。
濃厚でまろやかな洋風アレンジを楽しみたい方には、トマトカレータンタン麺が向いています。
残ったスープにはライスを入れたい
麺を食べ終えたあとの丼には、カレー味のスープ、豚ひき肉、溶き卵、トマト、チーズなどが残ります。
これをご飯へかければ、おいしくないはずがありません。
むしろ、ライスを入れるところまで含めて、1つの料理が完成するようにも見えます。
現在は、カレータンタン麺、チーズ、ライスを組み合わせたセットメニューも公式メニューへ掲載されています。
最初からスープご飯まで楽しみたい方は、セットを選ぶと注文しやすいでしょう。
おすすめの締め方
- 麺を食べ終える
- スープに残ったひき肉と卵を軽く混ぜる
- ライスを少しずつ加える
- 好みでチーズを合わせる
- カレーリゾットのように味わう
スープを全部飲むより、ご飯と一緒に食べたほうが、丼の底に残った具材まで楽しめます。
ただし、麺を大盛りにしてライスも追加すると、かなりのボリュームになります。
お腹と相談しながら注文してください。
空腹時のお腹は、だいたい「全部いける」と無責任な回答をします。
征虎総本店でおすすめの人気メニュー
公式メニューをもとに、初めて訪れる方が選びやすいメニューをまとめます。
元祖カレータンタン麺
初来店なら、まず食べたい看板メニューです。
カレー、ニンニク、唐辛子、豚ひき肉、溶き卵の一体感を楽しめます。
トマトカレータンタン麺
トマトとチーズを加えた、まろやかな人気メニューです。
通常版より酸味とコクがあり、洋風の味が好きな方に向いています。
カレータンタン麺セット
カレータンタン麺にチーズとライスが付くセットです。
麺のあとに、残ったスープで締めのカレーご飯を楽しみたい方におすすめです。
汁なしカレー混ぜそば
スープのないタイプで、カレー味と麺をより濃厚に楽しめます。
汁はねが気になる方にも候補ですが、タレが服へ付かない保証まではありません。
タンタン麺
カレーを加えない、基本のタンタン麺です。
豚ひき肉、ニンニク、唐辛子、溶き卵という、ニュータンタンメン系の味を楽しめます。
濃厚胡麻担々麺
ゴマのコクを楽しめる担々麺です。
一般的なゴマ系担々麺が好きな方には、こちらが選びやすいでしょう。
元祖カレータンタン麺のよかった点
- カレーとタンタン麺を組み合わせた独特の味
- ニンニクと唐辛子のパンチがある
- 溶き卵が辛さをまろやかにしてくれる
- 豚ひき肉がたっぷり入っている
- 少し太めの麺が濃厚スープによく絡む
- 辛さを7段階から選べる
- ニンニク抜きにも対応している
- 深夜まで営業している
- 黄金町駅から徒歩約3分と近い
- 残ったスープとライスの相性がよい
気になった点
- 普通盛りでは麺が少なく感じる人もいる
- カレー色のスープが服へ飛ぶと目立つ
- ニンニクの香りが強い
- 辛さの段階を上げすぎると味を感じにくくなる可能性がある
- 駐車場がない
- クレジットカードを利用できない
- カウンター12席のみで混雑時は待つ可能性がある
- 月曜日は定休日
征虎総本店はこんな人におすすめ
- カレーラーメンが好きな人
- ニュータンタンメン系の味が好きな人
- ニンニクと辛い料理が好きな人
- 普通とは違うラーメンを食べたい人
- 深夜に黄金町周辺でラーメンを探している人
- 麺のあとにライスで締めたい人
- トマトやチーズを使った変わり種ラーメンが好きな人
まとめ|カレーとタンタン麺が合体したクセになる一杯
横浜市南区前里町にある「元祖カレータンタン麺 征虎総本店」で、看板メニューのカレータンタン麺を食べました。
カレー、豚ひき肉、ニンニク、唐辛子、溶き卵を組み合わせた、ほかではあまり見かけないラーメンです。
最初はカレー味を強く感じますが、食べ進めると辛さ、熱さ、ニンニクが重なり、独特の濃厚な味へ変化します。
少し太めの麺もスープによく絡み、初めて食べたのにクセになりそうなおいしさでした。
後日食べたトマトカレータンタン麺は、トマトの酸味とチーズのコクが加わった、まろやかな洋風アレンジです。
まずは元祖カレータンタン麺を食べ、2回目にトマト版を試すと、味の違いが分かりやすいでしょう。
お腹に余裕があるなら、残ったスープへライスを入れる締め方もおすすめです。
ただし、白いシャツで訪れる方は紙エプロンをお忘れなく。
カレータンタン麺は、味だけでなく、服にも思い出を残してくる可能性があります。







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