経済産業省と国交省が、無人タクシーの実用化に向けたルール整備に着手するそうです。
しかし、本当に実用化されるのでしょうか?
無人タクシーといって思い出すのは、こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)。
ある日、派出所に通行人が来ました。
「お巡りさん、変なタクシーがいますよ」
ちなみに、「派出所」というのは現在の「交番」のこと。
以前は「派出所」という名称でしたが、一般的には「交番」の名で知れ渡っていたからか、いつの間にか「交番」に名称が変更されていました。
実際に交番を見ると、建物に「○○交番」という表示がありますが、「交番」の文字だけが不自然になっています。
これは、元々あった「派出所」の文字を消して付け加えたからですね。
さて、こち亀の話に戻ります。
通行人からの通報で道に出てみると、「セルフタクシー」が停まっています。
そこで両さんが「なんだこりゃ?」とそのタクシーに乗り込んでみると・・・
すると、ドアが閉まってしまい、開かなくなる。
「おーい、どうなってるんだよー!」とドアをドンドン叩いていると、後部座席シートの下で寝ていた運転手が「うるさいなー」と出てくる。
両津「ありゃ、運転手がこんなところにいた!?」
運転手「どうしたの?お客さん」
両津「客じゃない。勝手に閉じ込められたんだ」
運転手「お金を入れないと開かないよ」
両津「冗談じゃないよ!なんとかしろ」
運転手「仕方ないなぁ、よいしょっと」
と、運転手が自分で車を数メートル運転させ、両さんにお金を払わせる・・・というシーンがありました。
(記憶だけを頼りにしたので、実際にはセリフ等に違いがあると思います)
これは「無人タクシー」ではなくて、 自分で運転する「セルフタクシー」ですけどね(笑
無人タクシーの記事を読み、その昔に読んだ漫画を思い出してしまいました。
いずれにしても、運転手がいない完全な無人タクシーの時代がくるのでしょうか?
冒頭で述べた経済産業省と国交省とのルール整備では、無人化には段階があるようです。
レベル3だと運転手が同乗して何らかの形で運転に関わり、レベル4だと運転手は同乗しないのだとか。
2020年の東京オリンピックに間に合うように、このレベル4の実用化を目指すという話もありますが、一体どうなるのでしょうか。
これが本当に実現するとしたら、すごい事だと思います。
レベル4だと運転手が同乗しないということは、運転手とお客さんとのやりとりもなくなってしまうという事ですね。
運転手とお客とのやりとりで思い出すのは、その昔に放映された「バカヤロー!私、怒ってます」という映画。
お客「綾瀬まで」
運転手「どちらの綾瀬ですか?」
お客「綾瀬だよ綾瀬!」
「綾瀬」は東京と神奈川にあり、「どっちの綾瀬ですか?」という運転手に対し、「綾瀬といったら一つしかないだろう」というお客のやりとり。
ちなみに、たしかお客はイッセー尾形さんが演じていましたね。
このような運転手とお客とのやりとりもなくなってしまうことになります。
そして、最も高いレベル5は完全無人化ということですが・・・
このレベルの実用化の見通しはたっていないそうです。
レベル4との違いがイマイチわかりませんが。
無人のタクシーやAIによる自動運転、人が飛び出してきた時の究極の選択になった時の問題、人を引いて死なせてしまうか、ハンドルを切って壁に激突して、乗車している人が死ぬか、その判断が、議論されてるようですね😄!
坂田さま
コメントありがとうございます。
人を轢くか自分が死ぬか・・・どちらも避けたいですね(^^;
未知の分野なので、議論は尽きないかもしれませんね。