「卵は一つのカゴに盛るな」という格言は有名ですね。
卵を全部同じカゴに入れていて、もしそのカゴが落ちてしまったら全ての卵が割れてしまう。ということですね。
そうならないように(リスク軽減のために)、卵を分散しなさいということです。
これを不動産投資に当てはめると、たとえば1棟アパートやマンションを持っていたとします。
その中の一室で事件や事故などがあった場合、そのアパートやマンションの全ての部屋に影響が出てしまいます。
ですので、複数棟を持つ、または区分マンションや戸建て、事務所など色々な形態の物件も合わせたほうが良いと言えます。これ分散投資です。
また、一つの地域に物件を集中してしまうと、その地域で自然災害などが発生した場合、全ての物件が影響を受けてしまいます。
なので、色々な地域に物件を持った方が良いと言えます。これも分散投資です。
さらに広い視点で見ると、不動産投資だけをするのではなく、その他の投資にも振り分けたほうが良いとも言えます。
不動産投資をしていれば一生安泰だ。などとは誰にも言えません。ある日突然立ち行かなくなる可能性もあるからです。
以上が「守りの投資」としての分散投資の考え方です。
次に、「攻めの投資」としての分散投資の考え方です。
たとえば、家賃が10万円の部屋を人に貸しているとします。
すると、毎月の売り上げは10万円が最高ですよね。
では、不動産投資以外にも別の投資をしていたらどうでしょうか?
毎月の収入は10万円プラスαになりますよね。
プラスα分を次の物件を買う資金にしたり、さらに別の投資に再投資したりできます。
そう考えると、「分散投資」というのはリスクを軽減する守りの投資という意味と、さらに資産を増やす攻めの投資という意味もあるのです。
「資産を分散させずに集中したほうがリターンが大きいので攻めといえるのでは?」
そう思いがちですが、それはその投資手法が順調な時にだけ言えることですね
長い目でみると、分散したほうが総資産が多くなる可能性の方が高いです。
わたしも不動産以外にも色々と投資をしています。
最近ではNFT、DeFi(パンケーキスワップ)、STEPNも始めました。
預貯金で保有しているのが一番もったいないので、本当は資産全額を投資したいくらいです。
以前に、「わたしの小遣いは1万円です」という記事を書きました。
わたしの毎月の小遣いは1万円。
でも、出費は1万円を超えている。
だから毎月の収支はマイナス。
それでやっていけているのは「不動産投資をやっているから」ということを記事にしたものですが、本当はその他の投資を行っていることも大きな理由であります。
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