こちら横浜、ある日の22:30過ぎ。
子供たちを寝かしつけながらウトウトしていたところ、奥さんに起こされました。
「急に停電になってしまって電気がいつまで経っても復旧しない」
とのこと。
いつもなら、一時的に電力を大量に使ってブレーカーが落ちても、数秒後には自動的に復旧します。
しかし今回は違いました。
特に大きな電力を使用したわけでもありません。
事前の停電通知もありません。
それなのに突然電気が消え、そのまま復旧しないのです。
「これはおかしいね。なんなんだろう?」
スマホの明かりを頼りにブレーカーを確認しました。
特に問題はないように見えます。
そこで、ふと窓の外を見ると……
近所の街灯がすべて消えていました。
辺りは真っ暗です。
向かいのお宅も暗く、部屋の中では懐中電灯のような明かりが動いているのが見えました。
どうやら停電しているのは我が家だけではなく、周辺一帯に及んでいるようです。
一体、何が起こっているのでしょうか。
さっそくスマホで情報収集を試みます。
しかし、ネット回線が重いようで、なかなか接続できません。
これも停電の影響なのでしょうか。
そこで奥さんが福岡の実家のお母さんへ電話。
横浜周辺で何か情報が出ていないか調べてもらいました。
すると、横浜市・川崎市・町田市の一部で大規模停電が発生していることが分かりました。
原因は地下ケーブルのトラブルによるものだったようで、復旧時間の見通しは立っていません。
とりあえず原因が分かっただけでも安心しました。
「朝になれば復旧しているだろう」
そう考えて、この日は眠ることにしました。
長時間停電を経験して感じた不安
日付が変わって土曜日。
私も仕事が休みの日です。
休日のいつもの習慣通り、この日も朝4時に起床しました。
しかし……
まだ電気は復旧していません。
幸いノートパソコンのバッテリーは残っていたため、部屋が暗い中で作業をしていました。
そして4時30分過ぎ。
突然、照明がパッと点きました。
やっと復旧です。
電気が点く。
ただそれだけのことなのですが、これほど安心するものなのかと思いました。
こんなに長時間の停電を経験したのは、生まれて初めてかもしれません。
やっぱりポータブル電源を買おう
以前から何となく考えていたことですが、今回の停電をきっかけに購入を決断しました。
ポータブル電源です。
皆さんはモバイルバッテリーをお持ちでしょうか。
スマートフォンやタブレットなどを充電するための小型バッテリーですね。
ポータブル電源は、その大容量版のような存在です。
モバイルバッテリーよりも大きく重いですが、その分、使用できる電化製品の幅が大きく広がります。
製品によっては、
- スマートフォンの充電
- ノートパソコン
- 扇風機
- テレビ
- 電気毛布
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
などを動かすことも可能です。
もちろん家庭内のすべての電化製品を使えるわけではありません。
しかし停電時に「電気が使える」という安心感は非常に大きいものです。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源を購入
私が購入したポータブル電源は、
Jackery(ジャクリ)
です。
Jackeryはポータブル電源専門メーカーとして世界的に知られているブランドです。
キャンプや車中泊などのアウトドア用途だけではなく、防災用品として購入する人も増えています。
特徴は、
- 大容量バッテリー
- 簡単な操作性
- 持ち運びやすい設計
- ソーラーパネル充電への対応
などがあります。
非常時だけ使うために保管するのではなく、普段から使いながら備える。
そんな使い方をしてみることにしました。
購入したのはJackery 1000
今回購入したのは、
Jackery ポータブル電源 1000
です。
容量は1002Wh。
定格出力は1000Wです。
一般家庭で使用する電化製品の多くに対応できる、非常用と日常利用のバランスが良いモデルです。
搭載されている端子は、
- ACコンセント
- USBポート
- シガーソケット
です。
家庭のコンセントから充電できるだけではありません。
車のシガーソケットからも充電できます。
停電時、自宅の電気が使えなくなっても車があれば充電できるという安心感があります。
ソーラーパネルで太陽光充電も可能
Jackeryの大きな魅力のひとつが、別売りのソーラーパネルを利用した充電です。
災害時は電気の復旧まで時間がかかる場合があります。
そんな状況でも、太陽光から電気を作ることができれば安心です。
ということで、私はソーラーパネル付きセットを購入しました。
天気の良い日に太陽光で充電し、その電気を普段の生活で使う。
そんな使い方を試してみたいと思います。
Jackery 1000を開封してみる
さて、こちらが今回購入したJackeryのポータブル電源本体です。
ポータブル電源というと、もっと大きな機械を想像していましたが、実際に手にしてみると意外とコンパクトでした。
もちろんスマートフォン用のモバイルバッテリーと比べれば大きいですが、防災用品やアウトドア用品として考えると、十分持ち運べるサイズです。
箱にはソーラーパネルを使って充電しているイメージ写真が掲載されています。
箱を開けると、本体のほかに必要なケーブル類が入っています。
- AC充電ケーブル
- 車載用シガーソケット充電ケーブル
- 取扱説明書
本体重量は約10kg。
数字だけを見ると重そうですが、上部のハンドルが握りやすく、実際に持ってみると思ったほど苦には感じませんでした。
ただし、日常的に家の中から庭へ移動させたり、車へ積み下ろしたりする場合は、それなりに重量を感じます。
「コンパクトだけれど、バッテリーが詰まっている」という感じですね。
購入時、本体には約40%ほど充電された状態でした。
Jackeryのソーラーパネルで充電してみる
こちらが別売りのソーラーパネルです。
せっかく購入したので、さっそく太陽光で充電してみます。
庭にあるエアコン室外機の上にパネルを設置しました。
この日は快晴。
太陽の光がパネルにしっかり当たっています。
しばらくすると……
少しずつ充電量が増えていることが確認できました。
太陽光だけで電気を作れるというのは、災害時には非常に心強い機能です。
もちろん天候によって発電量は変わります。
快晴の日は効率よく充電できますが、曇りの日や冬場は充電速度が落ちます。
そのため、ソーラーパネルは「いつでも大量の電気を作れる魔法の装置」というより、
電源を確保するための選択肢を増やしてくれるもの
と考えるのが良いと思います。
Jackery 1000で家電を実際に動かしてみる
今回購入したJackery 1000は、最大1000Wまでの電化製品に対応しています。
では、実際に家庭の電化製品で試してみます。
サーキュレーター
風量を最大にしても問題なく動作しました。
夏場の停電では、エアコンが使えない状況も考えられます。
そんな時、扇風機やサーキュレーターが使えるだけでも暑さ対策になります。
電子レンジ・オーブントースター
電子レンジやオーブントースターも使用できました。
ただし、電子レンジは消費電力が大きい家電です。
長時間使うとバッテリー残量が大きく減少します。
災害時には、
- 温かい食事を作る
- 冷凍食品を温める
- ミルクを温める
など、短時間の利用が現実的だと思います。
洗濯機も動かしてみた
洗濯機も試してみました。
結果は、洗い・すすぎ・脱水まで問題なく完了。
2回試しましたが、正常に動作しました。
ただし後日確認したところ、我が家の洗濯機は1000W以上の消費電力が必要な機種でした。
ポータブル電源を選ぶ際は、使用したい家電の消費電力を事前に確認することが重要です。
炊飯器で消費電力を確認
続いて炊飯器です。
ご飯が炊けるまでの40〜50分で、バッテリー残量がどれくらい減るのか確認しました。
開始時は92%。
炊飯終了後……
残量は66%になっていました。
炊飯器は思っていた以上に電力を消費する家電だということが分かります。
ただし、停電時に温かいご飯が食べられるという安心感は非常に大きいですね。
災害時には食事の準備そのものが大きな負担になります。
ポータブル電源があれば、普段使っている炊飯器をそのまま利用できる可能性があるという点は、大きなメリットだと感じました。
エアコンは使えるのか試してみた
最後に試したのはエアコンです。
夏や冬の停電で一番心配になるのが、やはり室温管理ではないでしょうか。
特に小さな子供や高齢者がいる家庭では、停電時の暑さ・寒さ対策は重要です。
まず、我が家のリビングにある大型エアコンで試してみました。
しかし、こちらは残念ながら使用できませんでした。
理由は消費電力の問題というより、コンセント形状が特殊だったためです。
また、一般的な家庭用エアコンでも、運転開始時には一時的に大きな電力を必要とする場合があります。
ポータブル電源を選ぶ際には、単純に「1000Wまで使える」という数字だけを見るのではなく、使用したい家電の消費電力や起動時の電力まで確認することが大切ですね。
そこで、別の部屋に設置している小型のエアコンで試してみました。
こちらは問題なく動作しました。
冷房もしっかり効いており、停電時でも暑さをしのげる可能性があることを確認できました。
Jackery 1000を日常生活で使って感じたメリット
ここからは、実際にJackery 1000を使って感じた良かった点をまとめます。
充電方法が3種類ある安心感
Jackeryの大きな特徴のひとつが、複数の充電方法に対応していることです。
通常は家庭用コンセントから充電します。
しかし停電時にはコンセントが使えません。
そんな場合でも、車のシガーソケットから充電できます。
さらに別売りのソーラーパネルを利用すれば、太陽光による充電も可能です。
災害時には電気の復旧まで時間がかかることがあります。
そのような状況でも、太陽が出ていれば自分で電気を作れるという安心感があります。
もちろん天候に左右されるため、ソーラー充電だけですべてをまかなうことは難しいですが、非常用電源として大きな意味があります。
複数の家電を同時に使用できる
Jackery 1000には複数の出力ポートがあります。
例えば停電時なら、スマホを充電しながら照明を使い、さらに小型家電を動かすといった使い方ができます。
災害時はスマホが情報収集や連絡手段として非常に重要になります。
電源を確保できるだけで安心感は大きく変わりますね。
キャンプやアウトドアでも活躍する
ポータブル電源は防災用品として購入しましたが、実際には普段から使える便利なアイテムです。
キャンプ、車中泊、庭でのバーベキューなど、電源がない場所でも家電を使えるようになります。
スマホの充電だけではなく、照明、扇風機、小型冷蔵庫などにも利用できます。
「非常時のためだけに購入する」というより、アウトドアでも楽しめる防災グッズという感覚ですね。
サイズの割にパワーがある
Jackery 1000は本体重量が10kgを超えます。
決して軽量とは言えません。
しかし、このサイズで電子レンジや炊飯器などの家電を動かせることを考えると、十分コンパクトだと思います。
以前は「大容量バッテリー=巨大で扱いにくい」というイメージでしたが、家庭で保管できるサイズに収まっている点は魅力です。
気になった点は重量
一方で、気になる点もあります。
それはやはり重量です。
Jackery 1000は約10kg以上あります。
家の中で頻繁に移動させたり、毎日のようにソーラー充電のため外へ持ち出したりするには、少し負担を感じる重さです。
そのため、普段は決めた場所に保管しておき、必要な時に取り出すという使い方が向いていると思います。
ポータブル電源を防災用品として考える
今回、Jackeryを購入するきっかけになったのは、突然の停電でした。
それまで停電というものをどこか他人事のように考えていました。
しかし、実際に数時間とはいえ電気が使えなくなると、普段どれだけ電気に頼った生活をしているのかを実感します。
照明が消える。
スマホの充電が減っていく。
冷蔵庫の中身が心配になる。
エアコンや扇風機が使えない。
たった数時間でも不安になることは多くありました。
もしこれが大規模災害による停電だったら、復旧まで数日かかる可能性もあります。
そんな時にポータブル電源が1台あるだけで、生活の安心感は大きく変わると思います。
特に現代ではスマホが重要な情報源になります。
家族との連絡、災害情報の確認、避難場所の検索など、スマホの電源を確保することは非常に重要です。
大容量のポータブル電源なら、スマホの充電だけではなく、照明や小型家電にも電気を供給できます。
Jackery 1000を購入する前に知っておきたいこと
実際に使ってみて感じた、購入前に確認しておいたほうが良いポイントもあります。
使用したい家電の消費電力を確認する
ポータブル電源を選ぶ際、最も重要なのが「どんな家電を使いたいか」です。
例えばスマホやノートパソコン、LEDライトなどは比較的少ない電力で使用できます。
一方で、電子レンジ、ドライヤー、電気ケトル、エアコンなどは大きな電力を必要とします。
Jackery 1000は最大1000Wクラスの出力に対応していますが、家電によっては起動時に一時的な大きな電力が必要になる場合があります。
購入前には、使用予定の家電の消費電力を確認しておくことをおすすめします。
容量(Wh)も重要
ポータブル電源を見る時によく出てくる数字が「Wh(ワットアワー)」です。
これは簡単に言うと、どれくらい電気を蓄えられるかを表す数字です。
容量が大きいほど長時間使用できますが、その分本体サイズや重量、価格も大きくなります。
防災目的なら大容量モデルが安心ですが、キャンプでスマホ充電だけに使うのであれば小型モデルでも十分な場合があります。
定期的な充電・確認が必要
防災用品として購入した場合、置いておくだけでは十分ではありません。
バッテリーは少しずつ自然放電します。
いざという時に使えるよう、定期的に残量を確認しておく必要があります。
また、長期間使用しない場合でも、数か月に一度は状態を確認しておくと安心です。
Jackeryは日常使いできる防災アイテムだった
今回、突然の停電を経験したことがきっかけで購入したJackeryのポータブル電源。
最初は「非常時のための保険」という感覚でした。
しかし実際に使ってみると、普段の生活でも便利な場面が多くあります。
庭で家電を使いたい時。
キャンプや車中泊をするとき。
屋外イベントで電源が必要な時。
そして、もちろん災害による停電時。
1台持っているだけで、電気を使える場所の自由度が大きく広がります。
特にソーラーパネルと組み合わせることで、「電気を貯める」だけではなく「自分で電気を作る」という安心感も得られます。
重量はありますが、それ以上に得られる安心感は大きいと感じました。
普段から使いながら、いざという時にも役立つ。
Jackeryのポータブル電源は、防災対策を考えている家庭には心強いアイテムだと思います。
突然の停電を経験したからこそ感じたことですが、電気が当たり前に使える生活は決して当たり前ではありません。
もしもの時の備えとして、ポータブル電源を検討してみる価値は十分にあると思います。
以上、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源を実際に使ってみたレビューでした。












亀コメです(>_<)これね、ずーっと頭にあったのです。ただ、どのメーカーのものが間違いないのか調べるのが億劫で。これは米国メーカーですか、製造はともかく中華メーカーは避けたい。
これでクーラー使えますかね。コンセントの形的に。日常的に節電対策に使用しながらなれておきたいので。電気代高騰なのでこれで節電になるかしら。マッコリさん購入はどこですか、Amazon高いですね。楽天のメーカーショップがいいのかしら。
はへほ様
私も、節電になるかな?と考えたので、エアコンで試してみました。
20畳用程度の大型エアコンは、そもそもコンセントプラグが違うので無理でした。
6畳用くらいの小型エアコンは問題なく作動しましたよ。
しかし、本体の充電を満タンにしていても数十分稼働しただけで充電量はゼロになりそうでした。
太陽光で本体の充電を満タンにするには、真夏の太陽光でも数時間必要です。
それを考えると、明らかに効率が悪すぎますね。
あくまでも非常用の少量電源と割り切りましょう。
私はメーカー公式サイトで本体と太陽光パネルのセットを割安で購入しましたよ。
ありがとうございました。そうですか。日常的に使いたい電化製品って、案外ないことに気が付きました。冷蔵庫にしろ、PCにしろ、残量消化でいきなり切れたら困りますしね。
スマホやノートPCを充電しながらランタンとラジオと扇風機を同時に使う。という程度なら問題ないと思います。
また、停電時などに「もう本体のバッテリーがない!」という時でも、車のシガライタから充電できるのも便利だと思います。持ち運べるので、キャンプなどアウトドアでも活躍しそうです。
度々ありがとうございます。ソーラーパネルが使えるときなら「充電しつつ消費」出来るんですね。断捨離世代なので物を増やすことに慎重になりまして。それと、カセットコンロが怖くて用意しているのですが使ったことがない。これと電気調理器があればいいかな、と考えたりします。
これ私も買うの検討しましたが、結局お値段を理由に断念しました
非常時への備えとしてはやっぱり欲しい所ですね。
私はソーラーチャージャーで我慢しました
クロ様
こんにちは(^^)
確かに、非常時の備えとして購入するにはちょっと高額に感じる部分ではあります。
ソーラーチャージャーですか。太陽光を利用できるというのはありがたいですよね。
今日もうだるような暑さが続いています😅
電力不足が心配なので、これは、便利そうですね。節電にもなりそうだし、買ってみようかな?
私にも使えるでしょうか?
こんにちは!
風花さんからの初コメント、とても嬉しいです(^^
ありがとうございます!
電力需給ひっ迫注意報が発令されている最中ですし、太陽光で充電して扇風機を使えば節電になって良いかもしれませんね。
ボタンの配置などがシンプルなので、説明書を見なくても操作方法はわかると思いますよ。