欲しい車があるとします。価格は500万円です。
そして、手元には500万円があります。
さあ、その欲しい車を得るためにはどうしますか?
「手元にある500万円で車を買う」。
それが普通の人の考え方ですね。
でも、投資家の考え方はちょっと違います。
その500万円を頭金にして、不動産を買うのです。
たとえば、1,500万円の融資を受けて2,000万円の不動産を買います。
その不動産を人に貸して家賃収入を得ます。
一方、欲しい車はローンで購入します。
借りた1,500万円と車のローン500万円は不動産の家賃収入で返済するのです。
そうすれば、元手500万円で不動産と車が手に入ります。
たとえば、1,500万円を利率2%、期間20年で借りることができれば、毎月の元利金返済額は7万8千円ほど。
2,000万円の利回り12%のアパートを購入すれば、家賃収入は年間240万円得られます。月々に換算すると20万円です。
20万円から7万8千円の融資の返済をすると、12万2千円残ります。
この中から車のローンを払っていくのです。
仮に、12万2千円全額を毎月車のローンに回せば、4年ほどで完済となります。
そして、返済が終われば不動産と車が手に入った上に不動産収入すべてを受け取れる・・・というわけです。
12%の満室利回りがずっと続くわけがない。
20年間のうちに大規模修繕だって発生する。
保険や税金、物件管理料だって発生する。
という声が聞こえてきそうね。
その通りなんですけど、なるべくそうならないような物件を選んだり、色々とやりくりをしてリスクを減らすことはできるんですよ。
このような考え方もあることに『へー、なるほどね』って思いませんか?
これが投資家の思考なのです。
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