500万円あったら車を買う?不動産を買う?投資家ならではのお金の使い方

欲しい車があるとします。

価格は500万円。

そして、手元にはちょうど500万円の現金があります。

さて、この場合、あなたならどうしますか?

多くの人は、こう考えると思います。

「500万円あるなら、そのお金で車を買えばいい」

はい。普通に考えれば、それが一番わかりやすいですよね。

現金で買えばローンもありません。

毎月の返済もなし。

利息もなし。

気持ちよく500万円の車に乗ることができます。

ただし。

投資をしている人の中には、まったく違う考え方をする人もいます。

目次

投資家なら500万円を車の購入資金に使わないこともある

わたしなら、500万円の現金があったとしても、そのまま車を現金で買うとは限りません。

むしろ、こんなことを考えます。

「この500万円を頭金にして、不動産を買えないだろうか?」

例えば、手元の500万円を頭金として使い、金融機関から1,500万円を融資してもらうとします。

すると、合計2,000万円。

この資金で収益不動産を購入するわけです。

購入した不動産を人に貸し、毎月家賃収入を得る。

一方で、欲しかった500万円の車については、現金ではなくローンを利用する。

つまり、ざっくり言えばこんなイメージです。

  • 手元の500万円 → 不動産購入の頭金
  • 金融機関から1,500万円借りる → 収益不動産を購入
  • 欲しい500万円の車 → カーローンなどを利用して購入
  • 不動産から得られる家賃収入 → 不動産ローンや車の支払いに充てる

もちろん、実際にはそんなに単純な話ではありません。

車にもローンがありますし、不動産にも融資があります。

税金や修繕費、空室などのリスクもあります。

それでも、「現金500万円を使って500万円の車だけを買う」以外の選択肢もあるということです。

ここが、投資をする人としない人で考え方が分かれるところかもしれません。



2,000万円の不動産を購入した場合で考えてみる

では、数字を使って簡単に考えてみます。

仮に、1,500万円を年利2%、返済期間20年で借りることができたとします。

この場合、毎月の返済額はおよそ7万6,000円程度です。

もちろん、実際の返済額は借入条件や返済方法によって変わります。

ここでは、あくまで考え方をわかりやすくするためのシンプルな例です。

そして、購入する不動産の価格は2,000万円。

仮に表面利回り12%の物件であれば、年間の家賃収入は240万円です。

月額にすると、約20万円。

ここから毎月約7万6,000円の融資返済をすると、単純計算では約12万円が残ります。

このお金から、管理費や修繕費、固定資産税、火災保険などを支払う必要があります。

そして、残ったキャッシュフローを車のローン返済などに回す、という考え方です。

つまり。

不動産が生み出す家賃収入を活用しながら、自分が欲しかった車の購入費用も返済していく。

これが、今回お伝えしたい考え方です。

現金で車を買うと、お金はそこで終わる

もちろん、現金500万円で車を買うこと自体が悪いわけではありません。

借金が嫌いな人もいるでしょう。

毎月ローンを返済する生活が嫌な人もいると思います。

それなら現金で買うのも、立派な選択です。

ただ、500万円を車の購入に使えば、その500万円は車に変わります。

車は生活を豊かにしてくれる素晴らしいものですが、基本的には時間の経過とともに価値が下がっていく資産です。

一方で、その500万円を頭金として収益不動産を購入すれば、うまく運営できた場合は家賃収入を生み出す可能性があります。

ここが大きな違いです。

500万円を使って「消費するもの」を買うのか。

それとも、将来的にお金を生み出す可能性がある「資産」を先に買うのか。

投資家は、この順番を考えることがあります。

不動産を買えば本当に車のローンを返せるのか?

ここまで読んで、こんな声が聞こえてきそうです。

「12%の満室利回りが20年間ずっと続くわけがない」

「途中で大規模修繕が発生するかもしれない」

「固定資産税や保険料、管理費もかかる」

「そもそも空室になったらどうするの?」

はい。

その通りです。

むしろ、そこを考えずに不動産投資を始めると痛い目を見る可能性があります。

家賃収入が20万円あったとしても、その20万円がそのまま手元に残るわけではありません。

空室。

修繕。

設備交換。

管理費。

固定資産税。

火災保険。

そして、予想していなかったトラブル。

不動産投資をしていると、いろいろなことが起こります。

だからこそ、購入する物件選びが重要になります。

なるべく空室リスクを抑えられる地域を選ぶ。

購入前に修繕履歴や建物の状態を確認する。

家賃だけでなく、維持費や将来の修繕費も考える。

そして、最初からギリギリの資金計画にしない。

こうした準備をしながら、リスクをできるだけ小さくしていく必要があります。

「車を先に買う」か「資産を先に買う」か

今回の話は、必ずしも「車を買うな」ということではありません。

欲しい車があるなら買えばいいと思います。

人生を楽しむためにお金を使うことも大切ですからね。

ただし、もし手元に500万円があるなら。

「500万円で何を買うか?」

という視点だけでなく、

「この500万円をどう使えば、将来的にお金を生み出せるだろう?」

と考えてみるのも面白いと思います。

例えば、先に収益不動産を購入する。

その不動産から家賃収入を得る。

家賃収入をローン返済や次の投資、あるいは自分が欲しいものの購入資金に活用する。

こうした考え方をすると、同じ500万円でも使い方が変わってきます。

投資家は「お金を使って何を得るか」を考える

普通に考えれば、500万円あれば500万円の車を買います。

でも、投資家の中にはこう考える人もいます。

「500万円をそのまま使うのではなく、まず資産を作れないか?」

その資産が毎月お金を生み出してくれれば、その収入を使って欲しい車を買うこともできるかもしれません。

もちろん、これはレバレッジを利用する投資の考え方であり、ローンを使う以上、リスクもあります。

誰にでもおすすめできる方法ではありません。

収入や資産状況、借入条件、不動産投資の経験によっても判断は変わります。

それでも。

「欲しいものを買うためにお金を使う」

だけではなく、

「先にお金を生み出す資産を作り、その収入で欲しいものを手に入れる」

という考え方もある。

この違いは、なかなか面白いと思いませんか?

500万円の車を買う。

それも良し。

500万円を頭金にして資産を買い、その資産が生み出す収入を活用する。

そんな選択肢を考えてみるのも良し。

これが、わたしが考える投資家ならではのお金の使い方です。




この記事を書いた人

横浜市在住、旅行・温泉・グルメが好きで、実際に訪れた場所を写真多めで紹介しています。温泉ソムリエ。家族旅行から一人旅、ご当地グルメ・珍グルメまで、実体験だからこそ分かる情報をお届けしています。

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