通常、副業というと常に動いていないと稼げません。
株で儲けを出している人は四六時中モニターと睨めっこですよね。
売買のタイミングが大事ですから、うっかりそれを逃すとヘタしたら大損につながる可能性もあるわけです。
転売も同じですよね。
いかに安く仕入れて高く売るか?を常に考えないといけません。
ヤフオフやメルカリやリサイクルショップなどを常時チェックし、これはと思ったら買う。
そして出品し、売れたら発送する。
ライターは書いてなんぼですから、締め切りに追われて常にキーボードを叩いていないと稼げません。
アフター5や週末に飲食店でバイトをする・・・これは言うまでもありませんね。
これらの副業、ほんと常に動いていないと稼げないんですよね。
止まったら収入も止まってしまうんです。
病気やケガで動けなくなったら、一切ストップです。
収入も入ってきません。
これは副業に限らず本業にも言えることなんですけど。
ケガや病気で会社を辞めざるをえなくなったら、給料が入ってこなくなりますよね。
収入がスッパリと途絶えてしまうんですよ。
「収入が給与だけ」というサラリーマンはすごく多いんですけど、考えたら恐ろしいことなんですよね。
このあたりの話は、また今度記事にします。
話を元に戻すと、副業は常に動いてないとお金にならない。ということです。
自分の時間を切り売りしてお金と交換しているのと同じです。
それに対し、不動産投資の場合は何もしていなくても勝手にお金が入ってきます。
それはなぜでしょうか?
その前に、収益不動産を持っていると、どういう作業が想定できるでしょう。
・入居者から家賃が入金されたかどうかの確認
・建物敷地内および周辺の清掃
・建物に異常がないかの確認
・異常が発生した場合の修理業者への手配および修理業者への支払い
・入居者および近隣住民からのクレーム処理
・入居者の賃貸借契約の更新手続き
・入居者が退去するときの立ち合いおよび費用の清算
・空室になったときの部屋の原状回復
・新たに入居者を募集
・入居希望者の審査および賃貸借契約締結
まだまだありますが、思いつくものをざっと挙げてみました。
これだけでも多くの作業があることがおわかりだと思います。
しかし、これらの作業はすべて管理会社に委託することができるんですよ。
管理会社が自分に代わってやってくれるのです。
ですから、オーナーは本当にやることがありません(笑
月に一度、通帳を記帳して管理会社から振り込まれる家賃を確認するくらいです。
あとは、「入居者さんから修理依頼が来たけど、業者に発注していいか?」という連絡くらいですね。
でも、修理依頼はそう頻繁にはありません。
ですから、不動産投資は何もしていなくても家賃が入ってくるのです。
ある意味、ほったらかしです。
というか、特にやることがないのです。
ここが、株式投資や転売との大きな違いですね。
どちらが良いとか悪いとかではありませんよ。
株トレードをしているときが楽しいという人もいるでしょう。
転売で忙しく動いているときが「働いている実感がする」という人もいます。
でも、何もしなくてもお金が入ってくる「不動産投資」と組み合わせれば、より安心してそれらの副業に精を出せるのではないでしょうか。
うちの前のアパートの高齢のオーナーさんは、年中来てアパート周りの草取りをしています。
のんびりした様子を見ると、年金の他に収入がある人のゆとりを感じていいなあと思っちゃいます。
あんずさま
草取りなどは一般的には管理会社に委託するものですが、ご自身でやられるとは暇を持て余しているオーナーさんですね(笑
わたしもそのような老後を送りたいです。