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そしてミステリーツアーへ ~ 標高1,000mのおもてなしの宿『ホテル風か』

いよいよミステリーツアー出発当日になりました。

海のそばなのか?
山の中なのか?
温泉はあるのか?
宿はホテルなのか?
グランピングなのか?

全てが謎のミステリーツアー。

わかっているのは、自宅から車で2~3時間程度で行ける場所ということだけ。

奥さんとの会話の中で行き先を探ってみると「静岡県」と仄めかしていましたが、たぶんそれはフェイク。

ミステリーツアーとは何のことか?どういう経緯で行く事になったのか?はこちらの記事を参照ください。
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鎌倉のフランスレストラン『ナチュール エ サンス』で4度のサプライズ!~我が家史上初のミステリーツアー開催

当然わたしが車を運転するものと思っていたのですが、奥さんが運転してくれるとのこと。

わたしを労ってくれるのかな?

奥さん:はいコレ。つけてね。

と渡されたのはアイマスク。

ア、アイマスク・・・

現地に到着するまで装着してくれと。

徹底しているね。まるで電波少年。

一体どこに連れていかれるのでしょうか。



先に奥さんが車に乗り込み、目的地をナビにセット済み。

では、出発。

我が家のカーナビ、交差点を曲がる時に交差点名を言わないんですよ。ただ、「間もなく右です」だけなんです。

なので、どの辺りを走っているのか全くわかりません。

揺れる車内。視界が塞がれていては眠るしかないですよね。

途中休憩になりました。ここではアイマスクを外してOKとのこと。

どうやら高速道のサービスエリアらしい。

ん?「境川」。

ということは中央道か。

なるほど、恐らく目的地はあの県だろう。

トイレ休憩が終わり、再び出発です。おやすみなさい。

しばらく眠りについていると、突然奥さんに起こされました。

着いたのかな?

アイマスクを外して外を見ると・・・

「あの看板、写真に撮りたいでしょ?」

ん?なんて書いてあるの?

ホテル風(ふう)か

聞いたことないホテルだね。ここどこ?

ホテルの場所はもっと先みたいです。

さらに進みます。

着きました。

ここなの?

以前は保養所だったそうで、外観が何だか古っぽい。

え?ここ?
ここに泊まるの?

なんだか期待を裏切られた感がしましたが、のちに裏切られた期待を裏切られることになるとは、この時は思いもしなかった。

【ホテル風か】山梨県北杜市小淵沢町 字上の原3989-1

まだチェックインまでは時間があるので、車内で少し待機。

奥さんが、ここがどんなホテルなのかを教えてくれました。

ここは山梨県北杜市。八ヶ岳とのことです。

このホテルの魅力はたくさんあるが、特筆すべきなのはオールインクルーシブであるという事。

ホテル内の色々なサービス込みの料金になっているということですね。

ある意味、一定料金でサービスが使い放題です。

海外のリゾートホテルではよくありますけど、日本国内のホテルでは珍しい気がします。

ホテル前の林です。

なんの変哲もない林に見えるかもしれませんが、しっかりと手入れが行き届いていますね。

雑草とか落ち葉がないんですよ。

放置していては、こんなに綺麗な地面にはならないはず。

そろそろホテル内に行ってみましょう。

フロントです。


ホテル内部は綺麗にリノベーションされているのですね!

フロント前にはお土産コーナーがありました。

こちらの休憩スペース、夜はバーになるんですって。
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チェックイン手続きが始まりました。

こちらはウェルカムドリンクコーナー。

お菓子もありますよ。もちろん食べてOK。

この一杯(プレモル)が美味かった。

疲れが吹き飛びますね(車内で眠っていただけだけど)

この日は晴天。窓から見渡せる庭も良い感じ。

では、お部屋に向かいましょう。

その前に、浴衣や作務衣をフロントから持っていきましょう。部屋にはありませんからね。

好きな色・柄・サイズを選べます。

エレベーターに乗りました。

ここは標高992m。どうりでちょっと涼しい気がした。

子供たちは、いつもと違う環境にはしゃぎまくり。

室内の様子です。

温泉付きの部屋とか良さげな部屋はすでに満室だったそうで、かろうじて予約できた部屋がこちらだそうです。



窓から見える景色も絵になります。


すっきりしていながらも、やはり綺麗に手入れが行き届いている。

できたてピザ食べ放題とヤギのお散歩サービスがあるらしいので行ってみましょう。

ロビーから見えた庭に出てみます。



デッキではスタッフの方がピザを焼いているようです。

すぐ近寄る子供ら。好奇心ありすぎ。

「焼き立てのピザはいかがですか?」とお客にピザを振舞ってくれました。

薄くてカリカリしていて、なかなか美味い。

ヤギのお散歩が始まっていました。

順番待ちの子供たち。

ヤギはかわいいですね。人慣れしている感じです。



何だか煙いと思っていたら、すぐそばで炭火焼をしていました。

これは「焼きマシュマロ」のサービスなのですね。


庭には大量の松ぼっくりが落ちていました。

ホテル風かでは、子供向けの『キーワード宝探し』というイベントがあります。

ヒントに沿って館内に隠されたキーワードを探し、キーワードを全部埋めるとある言葉になる。

すると、駄菓子引換券が貰えるとか。

館内のどこかにある5つの文字を探せば良いそうです。

せっかくなので、やってみましょう。

館内探検スタート!

キーワードの一つは、「お風呂上りに休憩できる場所にあるかも・・・」とのことです。

湯上り休憩所は、お風呂場の目の前。


マッサージチェアは無料です。

さあ、どこかにキーワードがあるみたい。探せ!

ありました!

ちなみに、この休憩所にはアイスキャンディがあります。

これも無料です。凄いぞオールインクルーシブ。

わたしはアイス大好きなので、これだけでかなり得した気分。

次は、「ぬりえやプラレールがある部屋にあるかも・・・」、これはキッズルームですね。

行ってみましょう。

ここがキッズルームです。



キッズルームには、小さな女の子と祖母とみられる年配の女性がいて、わたしの子供たちがキーワード探しをしている様子を楽しそうに見ていました。

いつまで経ってもキーワードを発見できない子供たちにヒントをくれました。

「ドアの方をみてごらん」

そして・・・

「あー!あったー!!」

嬉しそうです笑

こんな感じで、5つのキーワードをみつけました。

キーワードを繋げると・・・

ラ ン ド セ ル

偶然にも、前回書いた記事のランドセルと被る笑

では、フロントに行って報告しましょう。

キーワードを完成させたご褒美に、駄菓子交換券(100円分)が貰えました。

100円分の駄菓子と交換できるそうです。

後ほど、お土産コーナーにある駄菓子を100円分選び、スタッフさんの元へ。


選んだ駄菓子を袋に入れてくれました。

そして、ガチャガチャができるメダルも貰ったので、さっそくやってみました。

こういうガチャガチャ、ファミレスなどでもよく見ますけど子供喜びますよね。

夕食まではまだ時間があるので、息子を連れてお風呂に行くことにしました。

脱衣所です。

昔ながらの銭湯のように、衣服をカゴに入れておくタイプ。

貴重品ロッカーはあります。100円の返却式のやつ。

内風呂は備長炭を使ったお風呂だそうです。


浴槽は結構広い。

床が黒いですよね。これ、実は畳なんです。

聞いた時は、「洗い場の床が畳なんて不衛生じゃないの?」と思ったのですが、そんなことなかったです。
とても綺麗なのが驚きでした。

畳なので、お湯で濡れてもすぐに水分が吸い込まれてしまうんですよね。

畳なら滑ることはないですし、もし子供が転んだとしても怪我は軽いでしょう。

この「ホテル風か」のお風呂は温泉ではないと奥さんから聞いていたのですが、実は露天風呂は温泉でした。

しっかりと温泉分析表がありましたよ。お肌に優しいアルカリ性のようです。

標高が高いせいか、息子は露天風呂では「寒い寒い」と言っていましたが、とても気持ちの良い温泉でした。



お風呂から上がり、部屋で少しくつろいだら夕食です。

夕食会場はダイニングカフェ炙。

お客さんはファミリーが多いみたいですね。


皆さんお風呂上りなのでしょうか?くつろいでいる雰囲気が漂っていますね。

こちらが夕食のメニューです。


けっこう地元の素材を使っているのですね。

ドリンクメニューです。


繰り返しになりますが、「ホテル風か」はオールインクルーシブのホテル。

これらのドリンクも料金込々なので、追加料金なしで飲み放題!

とりあえず生ビール。

冷蔵庫から冷えたグラスを取り出し注ぎます。

次は黒ビール。

3杯目は地元の米焼酎をロックで頂きました。

食事いきます。



このパン、ほんのり温かくてふんわりしていて微かに甘く、本当に美味しかったです。家族全員で何個もおかわりしちゃいました笑。




程よい間隔で提供されるので、じっくりと味わうことができますね。




こちらはキッズメニュー。

お腹一杯に食べて大満足。

「ホテル風か」の食事会場の雰囲気って良いですね、わたしは好きです。

その後、息子がプラレールをしたいと言うので再びキッズルームへ。

それからお部屋に戻ってくつろぎました。

持参したiPadでおさるのジョージを観ています。

さらに、畳&布団におおはしゃぎ。

わたしが子供たちを寝かしつけている間に、奥さんは一人お風呂へ。

子供たちは疲れているからすぐに寝るだろうと思っていたのですが、テンションがなかなか下がらず。

二人とも寝るまでに結構な時間がかかりました。

奥さんが帰ってきてから、今度はわたしがお風呂に行きます。

深夜に入る標高1,000mの露天風呂、とても気持ちよかったです。

翌朝

朝食も前夜と同じ「炙」で頂くそうです。

子供たちは寝間着のままで行かせることにしました。

この基本メニューは大人も子供も一緒でした。

ビュッフェ形式なので、これ以外のパンやらご飯ものやら汁ものは各自自由に。

朝食会場でも、自由すぎるマイペース娘。

奥さんがとってきてくれたカレー。

このカレーがとても美味しかった。

具もしっかり入っていて、コクと辛さもそれなりにあってね。ホテルの朝食ビュッフェにありがちな安っぽい味ではないんです。

「ホテル風か」のその他のサービスをご紹介します。

読書コーナー。


漫画、小説などがありました。

小説はわたしも大好きな東野圭吾作品が数冊ありました。

このような読書コーナーは「良いなあ」と思いますが、一泊の滞在だとなかなか使う機会がないんですよね。

コインランドリーもありますよ。これは有料(別料金)です。

アルコールの自販機も一台ありました。(これも別料金)

以上、『1,000mのおもてなし 八ヶ岳ホテル風か』をお伝えしました。

色々なところにサービスが行き届いている、かなり好印象なホテルでした。

オールインクルーシブなので、夜のバーでのアルコールやおつまみなども別途料金が発生しないというのが嬉しいですね。

今回は小さな子供連れだったのでバーには行けませんでしたが、お酒を飲むカップルや夫婦のみで行くには最適な宿だと思います。

「オールインクルーシブということは、その分料金設定が高いんでしょ?」という声も聞こえてきそうです。

それはもちろんあるのですが、そのちょっと高い料金を補って余りあるサービス・おもてなしがある、とても気持ちの良いホテルでした。

奥さんは一度行っただけで満足だったようですが、わたしは「また行きたい!」そう思いましたね。

今回のミステリーツアー、高かったハードルを越えましたよ。ありがとう奥さん。

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