特別定額給付金の申請で、「マイナンバーカードを発行しておけば良かったなぁ」と感じた人はけっこう多いです。
発行手続きの為に慌てて役所に行くも、密になってしまうということで役所内に入れず外で数時間待ち。
なんていう人もいるようです。
その後、給付金の申請を書面で済ませ、今となってはマイナンバーカードのことなど忘れてしまっているかもしれませんね。
政府はマイナンバーカード普及のために色々な施策を打ち出しています。
すでに、住民票や印鑑証明書などはマイナンバーカードがあればコンビニで取得できるようになっています。
わたしも使ったことがあるのですが、これはめちゃくちゃ便利なんですよ。
今までだと、仕事の合間をぬって役所や行政サービスコーナーまでわざわざ足を運び、申請用紙に記入して印紙を買って長い時間待たされ、やっと交付だったわけです。
それが、マイナンバーカードがあれば、コンビニの複合機(コピー機)で即発行されるのですからね。
しかも役所での交付より印紙代が安いんですよ!
さらに、2021年からはマイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになります。
これは受診者、医療機関双方にメリットがあるのですが、わたしたち受診者のメリットとしては
● 就職や引っ越しをしても、そのままマイナンバーカードで受診できる。
● マイナポータルに記録された診療情報を取得して、領収証がなくても確定申告の医療費控除が可能になる。
などが挙げられます。
と、ここまでは住民票や印鑑証明を頻繁に必要としている人。または頻繁に病院に行く人だけに関係する話なわけです。
が、
2020年の9月からは、いよいよマイナポイント制度が始まります。
日本人が大好きな「ポイント制度」を使い、マイナンバーカードの普及を促進させようという政府の一大プロジェクトなのです。
といっても、2020年9月から2021年3月までの期間限定なんですけど。
そのマイナポイント制度とは、早い話がマイナンバーカードを持っている人を対象に、キャッシュレスで買い物をしたときにポイントを付与するというもの。
ただし、ポイントは国から与えられるわけではなく、LINE Pay、楽天ペイなどのキャッシュレス決済事業者から付与されます。
わたしたちに馴染みのある決済サービスは大抵フォローしているようですね。
わたしは通勤時にコンビニでおにぎりやパンを買って、支払いはいつも楽天エディを使っています。
すると、チリも積もればではありませんが、いつの間にか楽天スーパーポイントがけっこう貯まるんですよね。
このマイナポイント制度を利用すれば、さらにたくさん貯まる!ということに。
ただし、マイナンバーカードを発行するだけでなく、「マイキーID」を設定しておく必要があります。
流れとしては、
1.マイナンバーカード発行
2.マイキーID設定
3.キャッシュレスで買い物
4.ポイント還元
という感じになると思います。
ポイント還元は25%らしいです。すごいですよね。
ただし上限が一人5千円。
上記でも述べたとおり、2020年9月から2021年3月までの期間限定です。
このマイナポイントの申し込みは、2020年7月から開始されます。
もう来月ですね!
知っています?マイナンバーカードの発行手続きは役所まで行く必要はないのですよ。
パソコンさえあれば、自宅からでも簡単に手続きができるんです。
その他、郵送でもできますし、街中にある証明写真の機械からでもOK。
マイナンバーカードの発行には時間がかかります。
いつか手続きをしようと思っている方、早いに越したことはないですね。