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幻の「クエ鍋」を食べに新橋の粟田口へ

本日は、クエ鍋を食べに新橋へ。

「クエ」というのは幻の高級魚。

その味は「フグより美味い」という噂も。

過去に、どこに行けばクエが食べられるのかをネットで検索したことがある。

その結果、クエが食べられるとうたっているお店全てがクエの予約は不可。

「当日になってみないとクエが入荷するかどうかわからない」というのがその理由だ。

希少価値があるクエだから仕方ないのかな・・・

しかし、最近になって、あるお店で「クエ鍋」の予約ができた。

クエを事前に予約するのはほぼ諦めていたのでラッキーだ。

夢にまで見た「クエ鍋」を実食した様子をお伝えします。




そのお店は、新橋にある「粟田口」さん。

仲間たちとJR新橋駅で待ち合わせてからお店に向かうことにした。

SL広場から徒歩数分で到着。

こちらが「粟田口」さんだ。

こじんまりとしたお店を想像していたが、予想に反して圧倒される外観であった。

【粟田口】東京都港区新橋2-11-1

お店の前にある大きな水槽。

小型の魚がたくさん泳いでいるが、これは間違いなくクエではない。

まずは必ず人目を惹くであろう店頭の水槽に、わざわざ小魚を泳がせている理由は後ほどわかることになる。

店内へと進むと・・・

和を感じさせる古風な内観。

2階席へと案内され、フロントにある赤い傘を上から見下ろす。

なかなか粋な店だ。

まずはビールで乾杯。

何をいただこうか。美味しそうなものばかりだ。

なかなか見られないメニュー、「泳ぎホンモロコの天ぷら」を頂くとしよう。

「ホンモロコ」というのは川魚。これが生簀で泳いでいた魚だということがわかった。

メニューでホンモロコを見かけるのは非常に珍しい。

それもそのはず、ホンモロコが食べられるお店は東京ではここ「粟田口」さんだけだそうだ。




ビールが空になってしまった。

本日は寒いので、2杯目は日本酒の熱燗を頂く。

そろそろ、予約していたクエ鍋をいただくことにしよう。

3人分が一皿にのって登場。

クエには複数の部位があるようだ。

それにしても、クエの身はほのかにピンク色で非常に綺麗。

粟田口さんは高級な特製紙鍋を使用している。

以前に、玄品ふぐでもお目にかかった「紙鍋」。

火にかけたら燃えてしまうのでは?とヒヤヒヤした覚えがある。

これが紙鍋 ↓↓

では、紙鍋を火にかけ調理していこう。



そろそろ食べ頃かな。いただきます。


うん、脂がのっている。

コラーゲンが豊富という話は聞いていたけど、なるほどこういう味か。

ラストは雑炊で。

クエの旨味がたっぷり詰まった雑炊。


これは最高の贅沢だ。

憧れのクエ鍋が食べられて大満足。

帰り際見つけた店内に飾ってある額。

「喜」という文字。

近づいてみると・・・

どういたしまして。

粟田口、落ち着いて飲める良いお店であった。

また今度来よう。



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