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「星野リゾート界津軽」ではリンゴ風呂が楽しめる

高級リゾートホテルとして全国展開している星野リゾート

旅行好きなら一度は泊まってみたい宿の一つではないでしょうか。

私もずっと泊まってみたいとは思っていたものの、宿泊料が気軽に泊まれるレベルではないので、長い間憧れのままでした。

そんなある時、旅に行く予定の青森にも星野リゾートがあることを知ったのです。

詳細を調べてみると、私の中にあった「星野リゾート価格」よりもかなりリーズナブル!

部屋に空きがあることを確認し、すぐさま予約を入れました。

ということで、人生初の星野リゾート体験記をお伝えします。



青森県には3か所の星野リゾートがあります。

● 星野リゾート 青森屋
● 星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
● 星野リゾート 界津軽

今回私が行ったのは星野リゾート 界津軽です。

星野リゾート界津軽の特徴は、「ご当地部屋」となっている客室。

全室が津軽こぎん刺しをテーマにした部屋になっているそうです。

「津軽こぎん刺し」というのは、津軽地方の伝統工芸であり、簡単にいってしまえば刺繍のようなもの。

義理の母がこぎん刺しを趣味にしていて、私も多少の関心があったことが最終的な宿泊の決め手となりました。

それでは、星野リゾート界津軽をご紹介します。

入口を入ると、とても広いロビーがありました。

チェックイン後、こちらのソファーに座って待つように言われます。

ウエルカムドリンクを頂きながら、宿帳を記入。

従業員の方の対応がとても丁寧で、おもてなしの心を感じます。

私たちの部屋は「かちゃらずの間」でした。


「かちゃらず」というのはこぎん刺しの模様の一つ。

星野リゾート界津軽の客室は、全てこぎん刺しの模様の名前になっているそうです。

部屋の鍵もこぎん模様。

ここが「かちゃらずの間」です。



お部屋のいたるところにこぎん模様がありました。




和室にある障子ですが・・・

電気を消すと・・・

かちゃらず模様が浮かび上がるんです。

凝った演出ですね。

改めて、「津軽こぎん刺し」の説明です。


部屋だけでなく、館内いたる場所に「こぎん模様」がありました。

これらは実際に購入することができます。









雑貨、アクセサリーなど、全てがこぎん刺し関連の品。

これらを見てまわるだけで楽しいですね。




さて、この「星野リゾート界津軽」の特筆すべきもう一つの点は、りんご風呂があること。

大きなヒノキ風呂にたくさんのりんごがプカプカ浮いているお風呂です。

写真撮影はNGなので実際の風景をお見せすることができませんが、宿泊中に何度も入りたくなる温泉でした。

りんご風呂のそばに無料の冷酒が冷やされており、チビチビ飲みながらリンゴ風呂を楽しめるのです。

温泉も日本酒も好きな私のような人間には夢のような嬉しいサービス。

これはもう最高ですね。

そして、温泉から上がると廊下にはラムネの無料サービスもありました。

さらに、りんご酢の無料サービスも。

有料無料にこだわると何だか卑し気に思われるかもしれませんが、星野リゾート界津軽のおもてなしサービスを表現するためにお伝えしています。

館内を散策していると、階段に美味しそうなリンゴが置いてありました。

ちなみに、このりんごは有料です。

ツヤツヤで非常に綺麗なりんご。辺りには甘い香りが漂っていました。




さて、夕食の時間になりました。

星野リゾート界津軽の夕食は、部屋ではなくて食事処でいただきます。

時間は17:45と19:30のどちらかを選べます。


まずは、津軽の地ビールで乾杯を。

それでは、料理をご紹介します。



魚介刺しは5種。


大間のまぐろを食べられる喜び。


小鍋を火にかけて調理中。

この中は・・・

大根おろしではなくて、りんごのみぞれ鍋でした。

釜炊きごはんは文句ない味。

秋田名産のいぶりがっこ。

ご飯に合う。

程よい量で美味しい食事。

個室風の静かな空間で、じっくりと味わっていただくことができました。



夕食のあとは、ロビーにある大広間で【津軽三味線】の生演奏を鑑賞。

ソファーに座ってコーヒーを飲みながら、津軽三味線に耳を澄ませます。

津軽三味線というのは、絃を弾くよりも叩くことに重点がおかれた楽器だそうです。

大迫力の演奏でした。

演奏後は、希望者に津軽三味線体験をさせてくれますよ。

夜も更けはじめたころ、館内から窓の外を見ると・・・

灯ろうでしょうか?

幻想的なムードでした。

そして翌朝。

生憎の雨降りですが、とても綺麗な窓からの景色。

朝食も食事処でいただきます。





朝食も大満足。

おもてなしの宿、星野リゾート界津軽。

ここはとても気持ちの良い宿でした。

また行きたいと本気で思っています。

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