サイトアイコン マッコリ的ライフ

これぞ!大洗のあんこう鍋

冬を代表する東日本の鍋料理。

それがあんこう鍋

西のフグ、東のあんこうと言われ、高級料理の代表格にもなっています。

そして、あんこう鍋といえばやはり茨城県の大洗(おおあらい)!

この地域で食べるあんこう鍋は別格なのです。

ということで、本場の美味しいあんこう鍋を食べに行ってきました。



普段なら車で行くところですが、今回は年の瀬だし(?)電車でぶらりと行きたい気分。

いつも旅に行くときは、ルートからお店から何から何まで私が決めているのですが、今回は私が決めたのはお店だけ。

それ以外は、電車に詳しい友人に全てを任せて出発しました。

電車を乗り継ぎ到着しました「大洗駅」です。

そうそう、大洗駅は「ガルパン」というアニメで一躍有名になったそうですね。

もちろんご存じですよね!ガルパン。

私は初めて知りました。

さて、駅から徒歩15分ほどで目的のお店に到着しました。

お店は味処大森さんです。

【味処 大森】茨城県東茨城郡大洗町磯浜町3152-1

入口は、ちょっとした高級料理屋風。

老舗感がプンプンします。

テーブル席もありますが、予約しておいたせいか奥の座敷に案内されました。

足を延ばしてくつろげそうです。

まずは熱燗で一杯いきましょう。冷えた体と脳を活性化。

今回は、ただの「あんこう鍋」ではなく、あんこうどぶ汁鍋を頂きたいと思います。

要予約で一人3,600円。

大丈夫です!もう予約済み。

「どぶ汁」というのは、水を一切使わずにあんこうと野菜の水分だけで作るというあんこう鍋本来の調理法

水分が多く含まれているあんこうならではの調理法ですね。

ダシもとれて一石二鳥。

水を使わないので、漁師さんが船上で作るのにも好都合だったそうです。

味噌などを加えるだけで美味しい鍋が作れるというわけです。




さあ、登場。

これが大洗の「あんこう鍋」です。

骨以外の全ての部位が入っています。

・肝
・皮
・胃袋
・卵巣
・エラ
・ヒレ
・身

いわゆる「あんこうの7つ道具」ですね。

この鍋は一旦脇に置いといて・・・

別の鍋であん肝を炒めます。


そして、出汁を入れてよくかき混ぜ・・・

これを、先ほどの7つ道具の鍋に注ぎます。

そして、蓋をしてグツグツ煮えたらあんこうどぶ汁鍋の完成です!

とっても濃厚な味が口に広がります。

これは温まる。。

〆は雑炊で ↓



(鍋がちょっと汚くてごめんなさい)

満腹で大満足。

ところで、「あんこう」は身そのものには殆ど味がついてないそうです。

なので、どんな味になるかは味付け次第。

こちらのお店のはとても美味しかったですよ。

他のお店のも食べてみたくなりました。




モバイルバージョンを終了