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Jackery(ジャクリ)のポータブル電源があれば災害不安が軽減される!日常使いとしてはどうなのか?

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源

2022年5月13日の22:30過ぎ。

子供たちを寝かしつけながらウトウトしていたところ、奥さんに起こされました。

「急に停電になってしまって電気がいつまで経っても復旧しない」とのこと。

いつもなら、一時的に電力を大量につかってブレーカーが落ちても、数秒後には自動復旧します。

今回はとくに大きな電力を使用していないにもかかわらず、何の前触れもなく急に停電。

それからずっと復旧しないのです。

これはおかしいね。なんなんだろう?

スマホの明かりを頼りにブレーカーを確認しました。

特に問題はないように思われる。

ふと、窓の外を見てみると・・・

街灯が消えている!

そして辺りは真っ暗だ。

お向かいのお宅の中も暗いものの、部屋の中で懐中電灯のような明かりが動いているのが見えました。どうやら、あのお宅も停電中。

どうやら、この停電はうちだけではなく周辺一帯に及んでいる様子。

一体なにが起こっているのでしょう。

早速、スマホで情報収集を試みます。

しかし、ネットの回線が重いようでなかなか繋がらない。

これも恐らく停電の影響で、多くの人がアクセスしているせいでしょう。

そこで、奥さんが実家(福岡)の母親に電話連絡し、ネットで横浜の停電について調べてもらうように依頼しました。

すると、横浜市と川崎市の一部、そして町田市で大規模停電が発生していることがわかりました。

原因は地下ケーブルがどうのこうので、電力復旧時期の見通しは立っていないそうです。

とりあえず、原因がわかっただけで良かった。

翌朝には復旧しているだろう。

今夜はこのまま寝ることにしました。



日付が変わって本日は土曜日。わたしも仕事が休みです。

休日のルーティン通り、この日も4:00に起きました。

が、まだ電気は復旧していない。

ノートパソコンのバッテリーは残っているので、部屋がまだ暗い中作業をしていました。

そして、4:30過ぎに照明がパッと点きました。やっと復旧です。

電気が点くとホッとしますね。

こんなに長い時間の停電は生まれて初めてかもしれません。

やっぱポータブル電源を買おう

以前から何となく考えていたことですが、今回の停電をきっかけに購入する決断をしました。

ポータブル電源です。

モバイルバッテリーってありますよね。

皆さんもお持ちかもしれません。

モバイルバッテリーは、主にスマホやタブレットなどを充電するための小型の携行用バッテリーです。

ポータブル電源はそれの大容量版といったところでしょうか。

モバイルバッテリーと比べると大きくて重いけれど、モノによっては電子レンジやエアコン、冷蔵庫まで動かすことができる電源装置です。

このポータブル電源を買うことで、多少なりとも停電時の不安が解消されるでしょう。

しかし、ただ非常用の電源として置いておくだけでは面白くないので、普段使いしてみようと思います。

わたしが買ったポータブル電源は「Jackery(ジャクリ)」という人気製品です。

このJackeryですが、本体への入力がコンセントはもちろん、車のシガライタからでもOK。

家が停電になってしまっても、車のエンジンをかければシガライタソケットからも充電できるということです。

ただ、普通にコンセントや車から充電をしてその電気を使うだけなら面白くもなんともないですよね。

このJackeryが面白いところは、別売りのソーラーパネルを使えば太陽光からの充電もできるんです。

ということで、ソーラーパネル付きセットを購入しました。

これで天気の良い日に太陽光で充電して、色々な電化製品に使ってみようと思います!

さて、これがJackeryのポータブル電源本体です ↓↓


箱には、ソーラー充電をしているイメージ写真が。

箱を開けてみました。

コンセントケーブル、シガライタケーブルも同梱です。

本体の重量は10kg超。

ずっしりとしていますが、取っ手が握りやすい太さのせいか思ったほど重さは感じませんね。

すでに本体には充電残量が40%ほどありました。

こちらがソーラーパネル ↓↓


さっそく、太陽光で充電してみたいと思います。

庭にあるエアコン室外機の上にパネルを設置してみました。

この日は快晴、日光がパネルにしっかりと当たっています。

徐々に・・・

充電値が増えているのがわかりますね。

では、色々な家電に使ってみたいと思います。

今回わたしが買ったのは、「Jackery 1000」。

1,000ワットまでの家電品に使うことができます。



一応、1,000ワットまでとなっているのですが、この商品を買った人のレビューでは、1,000以上の家電品も使えるという書き込みも多数ありました。

とりあえず、色々と試してみたいと思います。

サーキュレーター ↓↓

風力を最大にしても問題なく動きました。

電子レンジやオーブントースターもOKでした ↓↓

洗濯機も大丈夫でした ↓↓

2度試しましたが、洗い~すすぎ~脱水まで問題なく稼働。

が・・・後日、我が家の洗濯機は1,000ワット以上ということが判明。

炊飯器も試してみました ↓↓

ご飯が炊けるまでの40~50分で、バッテリー残量がどのように変化するか確認します。

スタート残量は92%でした。

炊きあがり後の残量は66%でした。

炊飯器は結構電力を使うことがわかりますね。

最後はエアコン。

我が家のリビングで使っている大型エアコン(20畳用くらいかな)は、さすがに無理?というか、そもそもコンセントプラグの形状が特殊なので使えませんでした。

夏・冬で一番多くの電力を使うのがエアコン。

太陽光で充電した電気でこのエアコンを使えば省エネになるかも!という淡い期待は消えました。

仕方ないので、別の部屋で使っている6畳用エアコンで試してみることに。

エアコンのコンセントケーブルは短いので、延長コードを付けてジャクリ本体に差し込みます。

結果、問題なく使えました。

※エアコンは使用の様子を動画に撮ったのですが、動画サイズが大きくてアップできませんでした。

その他、日常使いとしてはテレビやドライヤーや扇風機などが思いつきますが、これらも問題なく使えると思います。

ポータブル電源を使った感想

● 充電方法が3種類あるのが便利

非常用として使うことを想定した場合、常に充電を100%にしておくのが望ましいです。

しかし、実際にはなかなか難しいかもしれません。

電気は時間が経つにつれて放電しますし、定期的に充電するつもりでも本体の重さも手伝ってつい億劫になりがち。

いざ使おうと思ったらバッテリー残量がわずか・・・

ということになりかねません。

そんなときでも、このJackeryなら車からでも充電できます。

いざというときには太陽光からでも充電できます(ソーラーパネルは別売り)

● 一度に複数の家電が使える

Jackery本体のコンセントプラグは3つあります。

一度に3つの家電を動かすことができるということです。

例えば、停電時に電気ランタンとパソコンと扇風機を同時に使う・・・なども可能になります。

また、当然ながらUSBも使えるので、それらコンセントと同時にスマホやタブレットの充電も可能です。

● 小さいのがイイ

小型バッテリーなので、保管時は省スペースで済むのが嬉しいですね。

また、持ち運びにも便利。

キャンプやイベント、庭でのBBQなど屋外で電気が必要な場面で大活躍しそうです。

● ちょっと重い

本体のサイズは小さいですが、重量はそこそこあります。

わたしが購入したJackery1000で10kgちょっと。

これは日常使いをするにはかなり重さを感じる点ではありますね。

太陽光充電をするために庭に移動し、また部屋に持ち込んで家電にセットする・・・という作業を毎回するのは結構面倒くさいかもしれません。

ですので、アウトドアまたは非常時専用と割り切ったほうが良いかもしれませんね。

余談ですが、わたしは青森県の「ランプの宿」に宿泊したことがあります。

この宿は電気が通っていないんですよ。

夜はランプの灯りがあるとはいえ、読書もできないほど心細い灯でした。

青森県の「ランプの宿」は本当にランプの灯りだけだった

スマホやカメラの充電ができないんですよ。温泉に入ってもドライヤーも使えません。

ランプの宿は「電気も電波もなにもない」のが良いわけですが、車にポータブル電源が1台あると、いざという時に安心かもしれませんね。

以上、ポータブル電源「Jackery(ジャクリ)」の紹介でした。




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