伊豆半島には、本当にいろいろなタイプの宿があります。
高級感のあるリゾートホテルもあれば、ホテルから一歩も出なくても遊び尽くせるオールインクルーシブ宿、川沿いの小さな一棟貸し、そして「田舎のおばあちゃん家」のような古民家宿まで。
今回紹介するのは、私が実際に泊まった中でも驚くほどタイプが違う4つの宿です。
「伊豆で一番おすすめの宿はどこ?」
と聞かれても、この4軒については正直ひとつに決められません。
なぜなら、泊まる目的がまるで違うから。
・王道リゾートホテルなら「伊豆マリオットホテル修善寺」
・子どもとホテル内で遊び尽くすなら「アンダの森 伊豆いっぺき湖」
・別荘感覚とBBQを楽しむなら「Tiny Base The River HOUSE」
・温泉付き古民家で田舎暮らしを楽しむなら「彩里」
つまり、「どの宿が一番いいか」ではなく「自分ならどのタイプに泊まりたいか」で選ぶ4軒です。
さらに記事後半では、4軒それぞれと組み合わせやすい伊豆の観光スポットや、実際に食べ歩いたご当地グルメも紹介します。
伊豆で泊まった「全くタイプの違う宿4選」を比較
| 宿 | タイプ | 温泉 | 子連れ | 食事・過ごし方 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|
| 伊豆マリオットホテル修善寺 | 王道リゾート | ◎ | ◎ | ホテルで食事・温泉・プール | 快適なホテルステイ重視 |
| アンダの森 | オールインクルーシブ | ◎ | ◎◎ | 遊び・食事・飲み放題を満喫 | ホテル内で遊び尽くしたい |
| Tiny Base The River HOUSE | 一棟貸し | ○ | ○ | BBQ・自炊・別荘感覚 | 家族や仲間だけで過ごしたい |
| 彩里 | 貸切古民家 | ◎ | ○ | 自炊・囲炉裏・縁側 | 温泉と田舎暮らしを楽しみたい |
同じ「伊豆に泊まる」でも、この4軒では夜の過ごし方がまるで違います。
ホテルのレストランでゆっくり食事するのか、無料サービスを片っ端から楽しむのか、庭でBBQをするのか、縁側でのんびり酒を飲むのか。
もはや同じ競技に出場していない4軒です。
1.伊豆マリオットホテル修善寺|王道のリゾートホテル
まずは、伊豆市・修善寺エリアにある「伊豆マリオットホテル修善寺」。
今回の4軒の中では、一番「ホテルらしいホテル」です。
温泉大浴場、温水プール、キッズルーム、レストランなどがそろっていて、家族旅行でも利用しやすいリゾートホテルでした。
実際、子どもたちはプールとキッズルームをかなり楽しんでいました。
一方で、大人は温泉や食事を楽しめるので、単なる「子ども向けホテル」ではありません。
「せっかく旅行に行くなら、ちゃんとしたリゾートホテルに泊まりたい」
という人には、4軒の中ではマリオットが一番分かりやすい選択肢だと思います。
・ホテルらしい快適さを重視したい
・温泉とプールの両方を楽しみたい
・子連れでも過ごしやすいリゾートを探している
・修善寺周辺を観光したい
2.アンダの森 伊豆いっぺき湖|ホテルそのものが遊び場
次は静岡県伊東市の「アンダの森 伊豆いっぺき湖」。
ここはマリオットとは方向性がまるで違います。
特徴はオールインクルーシブ。
ウェルカムドリンクやお菓子だけでなく、館内にはさまざまな無料アクティビティがあります。
カラオケ、ゲーム、子どもの遊び場、各種体験コーナーなど、とにかくやることが多い。


観光に出かけるホテルというより、ホテルへ遊びに行くという感覚に近かったです。
チェックイン前後まで遊んでいると、1泊なのにかなり長く滞在した気分になります。
親として困るのは、子どもが次から次へと遊びを見つけること。
「そろそろ部屋へ行こう」が、なかなか通用しません。
2026年現在も、温泉大浴場や貸切温泉、豊富な無料施設が案内されており、子連れで「宿そのものを目的地」にしたい人にはかなり相性がいい宿です。
・子どもを思い切り遊ばせたい
・追加料金をあまり気にせず楽しみたい
・ホテルの中だけでも旅行を成立させたい
・飲み放題や無料サービスが好き
3.Tiny Base The River HOUSE|一棟貸しで別荘気分
3軒目は、河津町にある「Tiny Base The River HOUSE」。
一般的なホテルとは違い、一棟を自分たちだけで使える宿です。
目の前には河津川。
敷地へ入ると専用の庭があり、BBQグリルも用意されています。
ホテルのようにレストランへ行って夕食を食べるのではなく、自分たちで食材を用意してBBQ。
自分たちのペースで過ごせるのが、一棟貸しの大きな魅力です。
感覚としてはホテルより「伊豆にある自分たちだけの小さな別荘」に近いです。
なお、The River HOUSEはその後リニューアルされ、2026年現在は室内のお風呂が温泉付きになっています。私が宿泊した当時から変わっている点なので、予約時は最新設備を確認してください。
・一棟貸しで周囲を気にせず過ごしたい
・BBQを楽しみたい
・家族や友人だけの時間を重視したい
・ホテルより自由な滞在が好き
4.貸切古民家 彩里|温泉付き「田舎のおばあちゃん家」
4軒目は伊豆市の貸切古民家「彩里(いろり)」。
瓦屋根の平屋で、4軒の中では最も「昔ながらの日本」を感じる宿です。
古民家と聞くと、設備も昔ながらなのでは?と思いますが、彩里はそこが少し違います。
なんと、源泉かけ流しの天然温泉があります。
さらに畑で野菜を収穫したり、縁側で七輪を楽しんだり。
派手なアクティビティがあるわけではありません。
でも、縁側に座って酒を飲んでいるだけで妙に満足できます。
旅行へ来て「何もしない時間」を楽しめる宿。
これが彩里の一番の魅力だと思います。
・古民家へ泊まってみたい
・温泉が好き
・田舎暮らしを体験したい
・囲炉裏や縁側のある旅が好き
結局どの宿がおすすめ?4軒は「誰と何をするか」で選ぶ
この4軒は、単純に価格や豪華さだけで比べてもあまり意味がありません。
ホテルらしい安心感ならマリオット。
子どもと遊び倒すならアンダの森。
家族や仲間だけでBBQならTiny Base。
温泉付き古民家で何もしない贅沢なら彩里。
同じ伊豆旅行でも、宿を変えるだけで旅の内容まで別物になります。
個人的には、この「全部違う」ところが面白い4軒です。
宿と組み合わせたい!伊豆半島で実際に行った観光・グルメ
せっかく伊豆まで行くなら、宿だけで帰るのはもったいない。
ここからは、私が伊豆半島で実際に訪れた観光スポットや飲食店を、宿との組み合わせが分かりやすいように紹介します。
アンダの森・伊東方面|ぐらんぱる公園&伊東グルメ
アンダの森に泊まるなら、伊豆高原方面の観光と組み合わせやすいです。
リアルに動く恐竜や大型遊具があり、特に子連れならホテルとセットでかなり遊び倒せます。
伊東駅周辺で食事をするなら、実際に訪れた「まるげん」の記事も参考にしてください。
Tiny Base・河津方面|iZooと南伊豆グルメ
Tiny Base The River HOUSEは河津エリア。ここまで来たら、個性の強いスポットを組み合わせるのも面白いです。
普通の動物園とはかなり違うiZoo。カメや爬虫類との距離が近く、好きな人にはかなり刺さる場所です。
南伊豆方面まで足を延ばすなら、金目鯛をまさかのカツ丼で食べるという変化球もあります。
修善寺・天城方面|わさびソフト&地元食堂
マリオットや彩里から天城方面へドライブするなら、伊豆らしい食べ物も外せません。
伊豆といえばわさび。普通のバニラでは終わらないのが旅先の怖いところです。
ここでは珍しい「やまあらし丼」が食べられます。観光客向けの有名店だけでなく、地元の食堂へ入るのも旅の楽しみです。
しいたけとマドレーヌ。
普通なら開発会議で誰かが止めそうな組み合わせです。
でも実際に商品として存在しています。
西伊豆方面へ足を延ばすなら|海鮮と地元グルメ
旅程に余裕があるなら、西伊豆方面まで足を延ばすのもおすすめです。
伊豆といえばやっぱり海の幸。宿の食事とは別に、ドライブ途中の海鮮も楽しみたいところです。
こういう地元の一軒を旅行に混ぜると、有名観光地だけを回る旅とは少し違った伊豆が見えてきます。
伊豆旅行は「どこへ行くか」より「どんな宿に泊まるか」から決めても面白い
伊豆旅行というと、まず観光地を決めて、その近くのホテルを探す人が多いと思います。
でも今回の4軒のように宿の個性が強い場合は、逆でもいい。
「この宿に泊まりたいから伊豆へ行く」
という決め方です。
マリオットでリゾートステイ。
アンダの森で子どもと遊び尽くす。
Tiny BaseでBBQ。
彩里の縁側で、何もしない。
同じ伊豆なのに、4回ともまったく別の旅行になります。
そして宿が決まったら、その周辺の観光やグルメを足していく。
この順番で旅行を組み立てるのも、なかなか楽しいですよ。
まとめ|伊豆で泊まるなら「一番いい宿」より「自分に合う宿」を選ぶ
今回紹介した4軒は、どれも実際に泊まって印象に残った宿ですが、魅力はまったく違います。
快適なリゾートホテルなら伊豆マリオットホテル修善寺。
子連れでホテル内を遊び尽くすならアンダの森。
一棟貸しで自由に過ごすならTiny Base The River HOUSE。
温泉付き古民家で田舎暮らしを楽しむなら彩里。
「伊豆で一番おすすめは?」と聞かれても、やっぱり1軒には絞れません。
誰と行くのか。宿で何をしたいのか。ホテルの外へ観光に出たいのか、それとも宿そのものを楽しみたいのか。
そこから選ぶのが、この4軒では一番分かりやすいと思います。
さて、あなたならどのタイプの宿に泊まってみたいですか?














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