【2026年版】箱根・田むら銀かつ亭の豆腐かつ煮定食!行列でも食べたい強羅名物を実食

箱根へ出かけた際、以前から一度行ってみたかった田むら銀かつ亭を訪れました。

箱根のグルメを検索すると、かなりの確率で名前が出てくる有名店です。

テレビや雑誌などでもたびたび紹介されており、休日には行列ができることでも知られています。

そんな田むら銀かつ亭の名物が、豚肉のトンカツでも牛肉のビフカツでもない、少し変わった豆腐かつ煮

豆腐の間に豚ひき肉を挟んで揚げ、カツ丼のように甘辛い出汁と卵で煮込んだ料理です。

豆腐なのにカツ。

しかも、それを卵でとじる。

文字だけでは味の想像がつきそうで、つかない料理ですよね。

以前から気になっていましたが、今回ようやく食べに行くことができました。

なお、この記事は訪問当時の体験をもとに、営業時間や価格、受付方法などを2026年時点の情報へ更新してリライトしています。

田むら銀かつ亭は箱根・強羅の人気店

田むら銀かつ亭があるのは、箱根登山電車の終点として知られる強羅。

強羅駅から徒歩数分という、観光客にも立ち寄りやすい場所にあります。

【田むら銀かつ亭】神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-739

創業は1972年。

現在では、箱根・強羅を代表する飲食店の1つとして定着しています。

名物の豆腐かつ煮には、強羅にある豆腐店「銀豆腐」が特別に作った豆腐を使用。

その豆腐へ国産豚のひき肉を挟んで揚げ、サバ節の出汁と長ネギ、タマネギ、卵で煮込んで仕上げます。

豆腐料理だから軽そうに見えますが、カツとして揚げたうえに卵でとじているため、味はかなりしっかりしています。

箱根らしい名物料理を食べたい人はもちろん、普通のトンカツとは違うものを食べたい人にも人気のお店です。

強羅駅から徒歩約3分

田むら銀かつ亭は、箱根登山電車「強羅駅」から徒歩約3分。

駅から近いため、電車で箱根を観光している人にも便利です。

強羅駅を出てから坂道を少し歩きますが、箱根の観光地としては比較的アクセスしやすい場所にあります。

箱根登山ケーブルカーへ乗り換える前後に立ち寄ることもできますが、人気店なので、観光スケジュールには待ち時間を含めておいたほうがよいでしょう。

車の場合は店舗の駐車場を利用できます。

ただし、公式観光情報では駐車台数は15台ほどと案内されており、混雑時には満車になる可能性があります。

強羅周辺の道路は狭い場所も多いため、店舗前で駐車場が空くのを長時間待つのは避けたほうがよさそうです。

休日や繁忙期は電車で訪れるか、周辺の時間貸し駐車場も確認しておきましょう。

雨の日でも店の前には多くのお客さん

訪問日は、あいにくの空模様でした。

それでも、せっかく箱根まで来たのです。

雨だからといって、名物の豆腐かつ煮を諦めるわけにはいきません。

傘を差しながらお店へ向かいました。

田むら銀かつ亭外観

雨が降っているにもかかわらず、店の前にはすでに多くのお客さんが待っている様子。

晴れている休日なら、さらに混雑するのでしょう。

「雨なら少しは空いているかもしれない」

という淡い期待は、あっさりと打ち砕かれました(笑)

それだけ多くの人が、天気に関係なく食べに来るお店ということですね。

店頭で受付番号を発券

訪問当時は、お店の入口で番号札を取り、番号を呼ばれたら入店するシステムでした。

まだ順番は回ってきそうにありません。

しかし、雨が降っているため、遠くへ出かけるのも少々面倒です。

とりあえず、屋根のある場所で待機することにしました。

かなり待つのではないかと思いましたが、お客さんは本館や別の建物へ振り分けられているようで、予想していたよりも早く列が進んでいきます。

現在も店頭の受付機で人数などを入力し、受付番号を取得する方式が使われています。

受付票に表示されたQRコードをスマートフォンで読み込むと、順番を確認できる場合があります。

店の前でずっと立って待たなくてもよいため、待ち時間が長いときは強羅駅周辺を散策したり、近くで時間をつぶしたりしやすくなっています。

ただし、呼び出し時に店の近くへいないと、案内が遅れる可能性があります。

遠くへ行きすぎないよう注意しましょう。

通常の席予約は不可!FastPassも利用可能

田むら銀かつ亭本店では、通常の席予約は受け付けていません。

基本的には、当日に受付を済ませた順番で案内されます。

一方、2026年現在は、来店時間を指定して優先案内を受けられる有料サービス「FastPass」も用意されています。

ただし、FastPassは席を確保する予約ではありません。

指定時刻に行けば、通常受付より優先的に案内してもらえる仕組みです。

店内の混雑状況によっては、指定時刻を過ぎても待つ場合があります。

また、FastPassの手数料には飲食代が含まれておらず、キャンセル時にも手数料は返金されません。

当日分は、昼の部が9:30、夜の部が17:00から販売されます。

箱根観光の予定が詰まっており、できるだけ待ち時間を短くしたい人には便利でしょう。

反対に、時間に余裕がある場合は、通常どおり店頭で受付して待つ方法でも問題ありません。

玄関内に入ると有名人のサインがびっしり

徐々に私たちの番号が近づき、ようやく玄関内へ入ることができました。

すると、入口を入ってすぐの場所に、サイン色紙がびっしりと飾られています。

田むら銀かつ亭の店内サイン色紙
田むら銀かつ亭店内サイン色紙

しかも、よく知らないローカルタレントの名前ばかりというわけではありません。

テレビで見たことのある有名人のサインが、本当にたくさんあります。

写真から確認できただけでも、

つるの剛士

マイケル富岡

柴田理恵

林修

ウド鈴木

川原亜矢子

森三中・村上知子

天童よしみ

高木澪

ふかわりょう

中村あゆみ

鈴木砂羽

柳原可奈子

石原良純

松野明美

古閑美保

アンジャッシュ・渡部建

TKO・木下隆行

清水アキラ

デビット伊東

高田純次

など、数多くの名前が並んでいました。

もちろん、テレビ番組や雑誌の取材で訪れた人も多いのでしょう。

それにしても、この数はすごい。

豆腐かつ煮そのものより先に、サイン色紙の物量で圧倒されました。

これだけ多くのメディアで紹介されてきたことが、人気の大きさを物語っています。




庭園を眺められる窓際席へ

しばらくして、テーブルへ案内されました。

今回の席は、外の景色を眺められる気持ちのよい窓際席です。

田むら銀かつ亭の店内

窓の外には、手入れされた庭園が広がっています。

箱根の和食店らしい、落ち着いた雰囲気ですね。

雨に濡れた庭も風情があり、待った疲れが少し和らぎます。

食事をしている途中、その庭園の中をなぜか人が横切っていきました。

田むら銀かつ亭店内写真

従業員の方だったのでしょうか。

静かな庭を眺めていたところへ突然人が現れたため、少々驚きました。

庭園の景色に人間が含まれるとは思っていませんでした(笑)

「銀かつ亭」の名物は何のカツ?

さて、こちらのお店の名前は「銀かつ亭」

店名に「かつ」と付いていますが、一体何のカツだと思いますか?

田むら銀かつ亭

トンカツ。

ヒレカツ。

メンチカツ。

チキンカツ。

普通なら、そのあたりを想像するでしょう。

実は、箱根で有名な「豆腐カツ」です。

妻は、その豆腐かつ煮の単品を注文。

私は、ご飯や味噌汁などが付いた定食を注文してみました。

ほかのテーブルへ運ばれる巨大な器

注文を終えて待っていると、店員さんがほかのテーブルへ大きな器を運んでいくのが目に入りました。

そのサイズは、まるでラーメンの丼。

「えっ、あれがかつ煮の器なの?」

思わず二度見してしまいました。

単品でも、食べきれるかどうか不安になるほどの大きさです。

豆腐料理と聞いて、比較的軽いものを想像していたのですが、器を見る限りではまったく軽そうに見えません。

もし中身がすべてトンカツなら、夕食は不要になりそうです。




巨大な豆腐かつ煮の単品が登場

しばらくすると、先ほど見かけた巨大な器が私たちのテーブルにも運ばれてきました。

妻が注文した豆腐かつ煮の単品です。

田むら銀かつ亭のかつ煮

やはり大きい。

手と比較すると、器の大きさが分かりやすいでしょう。

田むら銀かつ亭のかつ煮

ただし、外側の器いっぱいに料理が入っているわけではありません。

器の内側には、厚みのある土鍋のような構造が仕込まれています。

遠くから見た印象ほど、実際の容量は多くないようです。

それでも、最初に見たときの迫力は十分。

テーブルへ運ばれてきた瞬間、料理そのものより先に器の大きさが話題になります。

豆腐かつ煮定食も到着

続いて、私が注文した豆腐かつ煮定食も運ばれてきました。

田むら銀かつ亭のかつ煮定食

豆腐かつ煮に、ご飯、味噌汁、お新香が付いた定食です。

2026年8月時点の公式メニューでは、豆腐かつ煮定食は1,793円

箱根の人気観光地にある名物料理ということを考えれば、極端に高い価格ではないでしょう。

単品の器と比べると、定食のかつ煮鍋は標準的なサイズに見えます。

田むら銀かつ亭のかつ煮

もっとも、先ほど巨大な器を見た直後なので、普通の大きさが小さく見えているだけかもしれません。

火がついたまま熱々で提供

豆腐かつ煮は、鍋の下にまだ火がついた状態で提供されます。

田むら銀かつ亭のかつ煮

鍋の中では、出汁と卵がグツグツ。

最後まで熱々の状態で食べられる仕組みです。

トロトロの卵。

上に散らされた三つ葉。

甘辛そうな出汁。

この見た目なら、中身が何のカツであろうと、おいしいに決まっています。

ただし、鍋や器は非常に熱くなっています。

料理を取り分ける際は、鍋へ直接手を触れないよう注意しましょう。

卵が煮詰まりすぎるのが気になる人は、火が消える前に早めに取り分けるのもよさそうです。

名物の正体は「豆腐かつ」

それでは、銀かつ亭名物の豆腐かつ煮、いただきます。

まずは、鍋から豆腐かつを取り皿へ移します。

田むら銀かつ亭のかつ煮

そして、こちらが断面です。

田むら銀かつ亭の豆腐かつ煮

少し分かりにくいかもしれませんが、カツの中身はちゃんと豆腐です。

つまり、これが名物の豆腐かつ。

普通のトンカツのような肉の塊ではないため、単品の大きな器でも食べきれそうです。

豆腐はやわらかく、外側の衣は出汁を吸っています。

揚げ物なのに、口当たりは比較的軽め。

しかし、ただ豆腐へ衣を付けて揚げただけではありません。

豆腐の間には豚ひき肉

豆腐の断面をよく見てみると、間に豚ひき肉のようなものが挟まっています。

田むら銀かつ亭のカツ煮

豆腐だけでは淡泊になりすぎるところへ、味付けされた豚ひき肉を加えているのです。

このひき肉には生姜が効いており、本当においしい。

豆腐のやさしい味。

豚ひき肉の旨味。

衣へ染み込んだ甘辛い出汁。

トロトロの卵。

それぞれが一体になっています。

豆腐料理というより、しっかりとご飯が進むおかずです。

「豆腐ならヘルシーだから、ご飯を多めに食べても大丈夫」

などと自分へ言い聞かせたくなりますが、豆腐は揚げられ、ひき肉を挟み、卵でとじられています。

サバ節の出汁とタマネギの甘み

豆腐かつ煮に使われているのは、サバ節を利かせた出汁。

そこへ長ネギやタマネギの甘みが加わっています。

味付けはカツ丼に近いものの、肉のトンカツほど重たくありません。

豆腐が出汁を吸い込み、噛むたびに甘辛い味が口へ広がります。

生姜の効いた豚ひき肉がアクセントとなり、豆腐だけを食べるよりも味に奥行きがあります。

そして、この出汁がご飯によく合う。

ご飯を豆腐かつと一緒に食べてもよし。

卵と出汁をかけてもよし。

思っていた以上に、白いご飯を消費する料理でした。

並んででも食べる価値はある?

田むら銀かつ亭の豆腐かつ煮は、噂どおりの絶品でした。

珍しい料理だから話題になっているだけではありません。

豆腐、豚ひき肉、衣、出汁、卵の組み合わせがよく考えられており、きちんと味でお客さんを集めている実力店です。

観光地の人気店には、

「立地と知名度だけで混雑しているのでは?」

と思う店もあります。

しかし、田むら銀かつ亭は、食べ終わったあとに人気の理由が分かるお店でした。

待ち時間がまったく苦にならないとは申しません。

それでも、箱根・強羅でしか味わえない名物料理を探しているなら、一度並んで食べてみる価値はあります。

混雑を避けるなら何時がおすすめ?

田むら銀かつ亭は、昼食時間帯を中心に混雑します。

特に土日祝日、連休、紅葉シーズン、箱根の観光繁忙期は、開店前から受付をする人も少なくありません。

待ち時間を少しでも短くしたい場合は、昼の受付開始後なるべく早い時間に訪れるか、昼のピークを外す方法があります。

ただし、受付状況によっては営業時間終了前に案内を締め切る可能性もあります。

遅い時間を狙いすぎるのも注意が必要です。

店頭受付の場合は、次のような流れを想定しておくとよいでしょう。

・店舗へ到着したら最初に受付機を確認する

・受付番号と待ち組数を確認する

・QRコードで順番確認ができる場合は登録する

・呼び出しの数組前には店舗周辺へ戻る

・待ち時間を強羅観光へ活用する

強羅駅周辺には箱根強羅公園や箱根美術館などがあるため、待ち時間が長ければ周辺観光と組み合わせるのもよいでしょう。

ただし、移動時間と呼び出しのタイミングには注意してください。

2026年の営業時間・定休日

2026年8月時点で公式サイトに掲載されている、田むら銀かつ亭本店の基本情報は次のとおりです。

店名:田むら銀かつ亭 本店

住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-739

電話番号:0460-82-1440

営業時間(月・木~日曜日):11:00~14:30受付終了、17:00~19:00受付終了、21:00閉店

営業時間(火曜日):11:00~14:30受付終了、16:00閉店

定休日:水曜日、火曜日の夜営業

通常予約:不可

優先案内:有料のFastPassあり

最寄り駅:箱根登山電車「強羅駅」から徒歩約3分

駐車場:あり

受付終了時刻は、必ずしもその時間まで入店できるという意味ではありません。

混雑状況や食材の在庫によって、早めに受付が終了する可能性があります。

年末年始や臨時営業、臨時休業の情報も含め、訪問前に公式サイトで最新情報を確認してください。

強羅以外でも豆腐かつ煮を食べられる

田むら銀かつ亭は、強羅本店のほかにハルネ小田原店御殿場プレミアム・アウトレット店も展開しています。

強羅本店へ行く時間が取れない場合や、長い待ち時間を避けたい場合は、系列店を利用する方法もあります。

ただし、店舗によってメニュー、価格、営業時間、予約方法などが異なります。

強羅の庭園や本店らしい雰囲気も含めて楽しみたいなら、やはり本店がおすすめ。

豆腐かつ煮そのものを食べてみたい場合は、旅行ルートに合わせて店舗を選ぶとよいでしょう。

箱根へ行くたびに気になっていた田むら銀かつ亭。

今回ようやく食べることができましたが、豆腐かつ煮は期待を裏切らないおいしさでした。

豆腐だから軽い。

カツだから満足感がある。

生姜の効いた豚ひき肉と甘辛い出汁で、ご飯もしっかり進む。

このバランスが、長く愛されている理由なのでしょう。

雨の中で待った甲斐がありました。

箱根・強羅を訪れた際は、時間に余裕を持って立ち寄ってみてください。

箱根で実際に食べたおすすめグルメ

豆腐かつ煮のほかにも、箱根周辺で実際に食べたおすすめグルメがあります。

▶ 箱根湯本「湯葉丼 直吉」|名物の湯葉丼を実食
かつお出汁と玉子でとじた湯葉を、ご飯にかけて味わう箱根湯本の人気グルメです。

▶ 箱根湯本「麺処 彩」|鯛ラーメン+鯛茶漬けを実食
あっさりした鯛スープと、最後の鯛茶漬けまで楽しめる一度で二度おいしい一杯です。

▶ 小田原「えれんなごっそ」|鈴廣かまぼこのビュッフェを実食
箱根旅行の行き帰りにも寄りやすい、鈴廣かまぼこが楽しめるビュッフェです。



4 件のコメント

  • 30年ほど前、強羅に温泉に入りに行くことが多かったですが、必ずこちらでとんかつを頂いていました。
    最近では豆腐のかつが人気なんですね・・。私が行っている頃にはなかった気がしますが。挽肉入りで美味しそうですね。今度行った時に食べてみたいですww

    • primex64さま

      コメントありがとうございます(^0^)
      30年前の常連さんでしたか(笑
      今は豆腐かつが看板メニューのような感じでしたが、当時はなかったのですね・・・
      かなり美味しかったので、私もまた食べたいです。

  • お店の雰囲気最高ですね!・・・・庭なんか、凄くこだわりが・・・・
    鉄プレート・・・・不思議に感じましたが、火が付いて出て来るんですね・・・
    超~アツアツを食べれますね!・・・美味しそう~

    • 坂田さま

      お店の雰囲気はとても良かったです。
      箱根なので、余計にそんな気がしましたね(笑
      かつは豆腐なのでヘルシーですが、軽過ぎずちょうど良い満腹感を味わえました(^^

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