【2026年版】えび千両ちらしを実食!玉子焼きをめくると海鮮4種が現れる驚きの駅弁

久しぶりの駅弁シリーズです。

今回ご紹介するのは、新潟県のご当地駅弁えび千両ちらし

「えび千両ちらし」という名前から想像するのは、エビが豪快に並んだ華やかな海鮮ちらし。

駅弁のフタを開けた瞬間、赤いエビがこちらへ向かって大集合しているのではないでしょうか。

それは、さぞかしおいしそうです。

そんな期待を胸に、購入してみました。

ところが、この駅弁。

フタを開けると、予想とはまったく違う光景が現れます。

一体どのようなちらし寿司なのでしょうか。

新潟の人気駅弁「えび千両ちらし」とは?

えび千両ちらしは、新潟県新潟市にある新発田三新軒が製造する寿司駅弁です。

最大の特徴は、ちらし寿司の具を厚焼き玉子で隠した、驚きの盛り付け。

普通のちらし寿司は、フタを開けた瞬間に具材の豪華さを見せます。

しかし、えび千両ちらしは正反対。

最初は具を見せません。

むしろ、

「本当に海鮮は入っているの?」

と不安にさせてから、一気に驚かせる駅弁です(笑)

見た目の仕掛けだけでなく、厚焼き玉子、酢飯、魚介の組み合わせにも工夫があり、東京駅でも人気の駅弁として長く販売されています。

フタを開けてみる

それでは、さっそくフタを開けてみましょう。

ん?

あれ?

ええっ、玉子焼きだけ!?

フタを開けて目に入るのは、きれいに並んだ厚焼き玉子。

確かに玉子の上には、エビのおぼろが少し載っています。

しかし、これだけを見て「えび千両ちらし」と見破れる人は、まずいないでしょう。

というより、ちらし寿司にすら見えません。

厚焼き玉子弁当。

あるいは、玉子焼きを大量に食べたい人専用の駅弁です(笑)

 

玉子焼きの上には自家製エビおぼろ

厚焼き玉子の上には、淡いピンク色をしたエビのおぼろが載っています。

商品名の「えび」は、ひとまず確認できました。

とはいえ、これだけでは、

「玉子焼きにエビのおぼろを載せた弁当」

です。

これをちらし寿司と呼んでよいのでしょうか。

少々疑問は残りますが、まずは厚焼き玉子から食べてみることにします。

厚焼き玉子を持ち上げると何かが見える

箸で厚焼き玉子をつまんでみます。

あれ?

玉子焼きの下に、何かが見えます。

ただの酢飯ではなさそうです。

さらに、厚焼き玉子をペラッとめくってみると……。

おおっ、海鮮がたくさん出てきました!

なるほど。

これが、えび千両ちらしの正体なのですね。

海鮮が少ないのではありません。

厚焼き玉子の下へ、すべて隠していたのです。

一見地味に見せてから、玉子をめくった瞬間に豪華さを見せる。

駅弁とは思えない、なかなか計算された演出です。

玉子焼きの下には海鮮4種類

厚焼き玉子の下には、4種類の海鮮が隠れていました。

入っているのは、次の4種類です。

・うなぎ

・こはだ

・イカ

・蒸しエビ

エビだけのちらし寿司ではありません。

うなぎ、こはだ、イカまで入った、想像以上に豪華な内容です。

エビに釣られて購入したら、玉子焼きの下から仲間を3種類も連れてきたというわけですね(笑)

ご飯は新潟県産米を使った酢飯

海鮮の下には、酢飯が詰められています。

新潟県産米を使用した酢飯で、魚介や厚焼き玉子との相性を考えた味付けです。

酢は強すぎず、駅弁として冷めた状態でも食べやすい仕上がり。

ご飯の上には海鮮だけでなく、おぼろ昆布も使われています。

昆布の旨味が加わることで、魚介と酢飯の味がまとまり、単純な海鮮ちらしとは少し違う奥行きが生まれています。

うなぎは甘辛く濃厚

うなぎは、甘辛い味付け。

酢飯と一緒に食べると、寿司でありながら、うな重のような濃厚さも感じられます。

厚焼き玉子の優しい甘さとも相性がよく、4種類の具の中でも存在感があります。

駅弁へうなぎが少し入っているだけで、急に高級感が増しますね。

うなぎは、量よりも存在そのものが強い食材です(笑)

こはだの酢締めが味を引き締める

こはだは、酢締めのさっぱりした味。

うなぎや厚焼き玉子の甘みが続く中で、ほどよい酸味が全体を引き締めてくれます。

こはだは江戸前寿司でもおなじみの魚。

脂のある具材と交互に食べると、最後まで飽きにくくなります。

海鮮4種類を適当に詰め込んだのではなく、味の強弱まで考えて組み合わせているのでしょう。

イカは柔らかく食べやすい

イカは、柔らかく仕上げられています。

駅弁は冷たい状態で食べることが多いため、硬いイカでは食べにくくなってしまいます。

こちらは酢飯と一緒に箸で食べやすく、ほかの具材を邪魔しない優しい味です。

見た目の派手さではエビやうなぎに負けますが、4種類をまとめる重要な存在かもしれません。

商品名の主役・蒸しエビ

そして、商品名にも使われている蒸しエビ。

プリッとした食感があり、厚焼き玉子の上に載ったエビおぼろと合わせて、エビの風味を楽しめます。

フタを開けた瞬間には見えません。

しかし、玉子焼きをめくれば、きちんと主役が登場します。

最初から姿を見せず、最後に登場するあたり、少しもったいぶったエビです(笑)

一番おいしかったのは厚焼き玉子

うなぎ、こはだ、イカ、エビ。

どの具も、とてもおいしくいただきました。

それでも、個人的に一番印象へ残ったのは厚焼き玉子です。

出汁の風味があり、ほんのり甘い。

さらに、酢飯と一緒に食べることで、わずかな酸味も感じられます。

まさに、寿司店で食べる玉子焼きの味。

単に具材を隠すためのフタではありません。

玉子焼きそのものが、きちんと主役級のおいしさです。

玉子焼きと具を一緒に食べるのがおすすめ

えび千両ちらしは、厚焼き玉子を全部先に食べるより、下の具材や酢飯と一緒に食べるのがおすすめです。

玉子焼きの甘み。

魚介の旨味。

酢飯の酸味。

おぼろ昆布の風味。

これらを一緒に口へ運ぶことで、味のバランスが完成します。

玉子焼きを全部めくって写真を撮るのも楽しいですが、食べるときは元の位置へ戻してもよいでしょう。

せっかく隠してあるのですから、何度でもめくって楽しめます(笑)

2026年の価格は販売場所で異なる場合あり

私が購入した当時の価格は1,380円でした。

現在は原材料費や輸送費などの影響もあり、価格が改定されています。

2026年にJR東日本の事前予約サービスで案内されている東京駅受取価格は、税込1,690円です。

新発田三新軒側の販売案内や、催事、販売店舗によっては価格が異なる場合があります。

購入する際は、店頭や予約画面に表示された最新価格をご確認ください。

決して安い駅弁ではありません。

しかし、厚焼き玉子の下に4種類の海鮮が入り、食べる楽しさもあることを考えれば、少し贅沢な旅行弁当として納得できる内容です。

 

東京駅でも購入できる

えび千両ちらしは新潟の駅弁ですが、東京駅でも購入できます。

東京駅改札内の「駅弁屋 祭 グランスタ東京」などで取り扱われる人気商品です。

また、JR東日本の事前予約サービスでは、東京駅の「駅弁屋 踊 グランスタ東京店」を受取場所として予約できます。

駅弁屋 踊は、東京駅改札内の中央コンコース、新幹線乗換口付近にあります。

新幹線へ乗る前に購入しやすい場所ですね。

ただし、駅弁屋 祭や駅弁屋 踊を利用するには、原則として東京駅の改札内へ入る必要があります。

確実に買うなら事前予約が便利

えび千両ちらしは人気商品のため、時間帯や入荷数によっては売り切れることがあります。

東京駅で確実に購入したい場合は、JR東日本の「ネットでエキナカ」を利用した事前予約が便利です。

予約画面で商品、受取日、受取時間を指定し、当日に指定店舗で受け取ります。

新幹線の出発直前に売り場へ行き、

「売り切れている!」

と慌てる心配を減らせます。

予約受付期限や受取可能時間は変更される場合があるため、予約画面で確認してください。

新潟駅でも販売

新潟では、新潟駅周辺の駅弁売り場などで販売されます。

ただし、すべての売店へ常に並んでいるとは限りません。

入荷時間や販売数によって、早い時間に売り切れる場合もあります。

新潟旅行で必ず食べたい場合は、製造元や販売店へ事前に確認すると安心です。

消費期限と持ち歩きに注意

えび千両ちらしは、魚介や玉子を使った寿司駅弁です。

購入後はパッケージに記載された消費期限と保存方法を確認し、できるだけ早めに食べましょう。

特に夏場は、高温になる車内や直射日光の当たる場所へ長時間放置しないことが大切です。

新幹線へ乗る何時間も前に買い、真夏の東京を持ち歩くのは避けたほうがよいでしょう。

写真を撮るために何度もフタを開け閉めするより、早めに食べることを優先してください(笑)

製造元は新潟の老舗「新発田三新軒」

えび千両ちらしを製造しているのは、株式会社新発田三新軒です。

新潟の駅弁を長年手がけている弁当メーカーで、海鮮系から肉系まで、さまざまな駅弁を製造しています。

えび千両ちらしのように、味だけでなくフタを開ける楽しさまで考えた商品も特徴的です。

駅弁は移動中に食べる物ですが、単なる携帯食ではありません。

パッケージを見て期待し、フタを開けて驚き、その土地の味を楽しむ。

旅行の思い出を作る、小さなイベントでもあるのです。

えび千両ちらし風おにぎりも登場

2026年5月には、JR東日本クロスステーションから「新発田三新軒 えび千両ちらし風おにぎり」も発売されました。

生姜入りの酢飯に、うなぎ、こはだ、エビ、イカを合わせ、玉子シートで具を隠した商品です。

価格は税込360円。

本家の駅弁をそのまま小さくしたわけではありませんが、特徴的な仕掛けと4種類の具を手軽に楽しめます。

首都圏や新潟県などの一部NewDaysで取り扱われていますが、店舗によっては販売していません。

駅弁を食べ切る自信がない方や、まず味を試してみたい方には面白い選択肢でしょう。

見た目と中身のギャップを楽しむ駅弁

一見すると、厚焼き玉子が並んでいるだけ。

ところが、その玉子をめくると、うなぎ、こはだ、イカ、蒸しエビが現れる。

えび千両ちらしは、見た目と中身のギャップを楽しめる駅弁でした。

もちろん、仕掛けだけの駅弁ではありません。

出汁の効いた厚焼き玉子。

新潟県産米の酢飯。

味の異なる4種類の魚介。

それぞれがよく合い、最後までおいしく食べられます。

個人的な一番は、やはり厚焼き玉子。

海鮮を隠して驚かせるだけでなく、玉子自体もしっかりおいしいところが気に入りました。

新潟駅だけでなく東京駅でも購入できるため、旅行や出張で見かけたら候補に入れてみてください。

ただし、初めて食べる人と一緒の場合は、玉子焼きの下に何があるのか教えてはいけません。

「玉子だけなの?」

と驚かせてから、めくってもらいましょう(笑)




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