【2026年版】台北「京鼎小館」のタロイモ小籠包!甘い餡は小籠包というより台湾風あんまん?

台湾・台北で美味しい小籠包を食べるなら、候補に入れておきたい「京鼎小館」

こちらのお店については以前もご紹介しましたが、今回も少し珍しい小籠包を発見しました。

一般的な小籠包といえば、薄い皮の中に豚肉の餡と熱々のスープが入ったもの。

ところが、メニューを眺めていると「超人気」と書かれた、気になる一品を見つけました。

なんと、タロイモの小籠包です。

小籠包の中にタロイモ。

なかなか意外な組み合わせではないでしょうか。

肉汁があふれる小籠包を想像しているところへ、突然イモが参戦してきました。

しかし、台湾ではタロイモはそれほど珍しい食材ではありません。

台湾ではタロイモを「芋頭(ユートウ)」と呼び、スイーツやパン、かき氷、団子など、さまざまな料理に使います。

日本ではタロイモを日常的に食べる機会は少ないですが、台湾では身近な食材のひとつなのです。

今回は、京鼎小館で見つけた珍しいタロイモ小籠包を食べてみることにしました。

なお、この記事は訪問当時の体験をもとに、2026年時点で確認できる店舗情報を補足してリライトしています。




台北の人気小籠包店「京鼎小館」

京鼎小館は、台北市松山区にある点心料理のお店です。

日本人旅行者にもよく知られている「京鼎樓(ジンディンロウ)」の原点となった店舗で、1997年に開業しました。

観光客だけでなく、地元の人たちにも親しまれている小籠包店です。

鼎泰豊のような大規模な有名店と比べると、店内は庶民的で入りやすい雰囲気。

本格的な小籠包を気軽に楽しめるのが魅力です。

京鼎小館では、定番の小籠包だけでなく、烏龍茶小籠包やタロイモ小籠包など、少し変わったメニューも提供されています。

普通の小籠包だけでは終わらせない。

そんな台湾らしい遊び心を感じるお店ですね。

見た目は普通の小籠包とほとんど同じ

注文してしばらくすると、蒸したてのタロイモ小籠包が登場しました。

蒸籠に並んだ姿だけを見ると、一般的な小籠包とほとんど変わりません。

白くて薄そうな皮に包まれ、上部がきれいにひだ状へ閉じられています。

何も知らずに出されたら、肉汁たっぷりの小籠包だと思ってしまうでしょう。

しかし、よく見てみると少し様子が違います。

皮の中には、餡がパンパンに詰まっています。

一般的な小籠包のように、肉餡とスープがゆったり入っている感じではありません。

内側から皮を押し広げるように、タロイモ餡がみっちり入っているようです。

小籠包というより、すでに薄皮の蒸しまんじゅうに近い雰囲気があります。

タロイモはどんな味なのか

私は、それまでタロイモを食べた記憶がほとんどありませんでした。

名前は知っています。

南国らしい大きな葉の植物で、イモを食べるということも何となく知っています。

しかし、

「具体的にどんな味?」

と聞かれると、ほぼ未知の世界です。

里芋のような味なのか。

サツマイモのように甘いのか。

ジャガイモのようにホクホクしているのか。

いろいろ想像しましたが、考えていても答えは出ません。

とりあえず、食べてみましょう。

ひと口食べると完全にスイーツだった

それでは、いただきます。

がぶり。

食べる前から、

「おそらく甘いのだろう」

とは思っていました。

そして実際に食べてみると、案の定甘いです。

中には、なめらかに練られたタロイモ餡がたっぷり。

タロイモ特有の素朴な風味があり、やさしい甘さが口の中に広がります。

食感はホクホクというより、しっとりとしていて濃厚。

小籠包の薄い皮との相性もよく、完全にデザートとして成立しています。

これは、まるであんまんですね。

普通のあんまんより皮が薄く、中の餡がぎっしり詰まった台湾風あんまん。

小籠包を食べているつもりでしたが、突然おやつの時間が始まりました.

肉汁はなく、タロイモ餡がたっぷり

一般的な小籠包を食べるときは、皮を破った瞬間に流れ出す熱いスープへ注意しなければなりません。

不用意にかぶりつけば、口の中が大変なことになります。

しかし、このタロイモ小籠包には、肉汁たっぷりのスープは入っていません。

中身の大部分は、しっかりとしたタロイモ餡です。

そのため、普通の小籠包のようにレンゲの上で慎重に皮を破らなくても、比較的食べやすいでしょう。

とはいえ、蒸したては餡そのものが熱くなっています。

スープが入っていないからと安心して勢いよくかぶりつくと、結局は口の中をやけどする可能性があります。

小籠包である以上、油断は禁物です。

黒酢をかければ甘さは消えるのか

タロイモ餡の甘さは、想像していた以上にしっかりしています。

そこで、少しイタズラ心が湧いてきました。

「黒酢をかけたら、甘さが打ち消されるのでは?」

試してみましょう。

普通の小籠包ではおなじみの黒酢。

肉の旨味や脂をさっぱりさせてくれる調味料です。

しかし今回の相手は、甘いタロイモ餡。

黒酢をかけて食べてみると、確かに酸味は加わりました。

しかし、タロイモ餡の甘さは思った以上に強力です。

黒酢が正面から挑んでも、甘さはほとんど引き下がりません。

むしろ、

「甘酸っぱいタロイモ小籠包」

という新しい味が完成しました。

悪くはありません。

ただ、甘さを消すという当初の目的は達成できませんでした。

ショウガを載せても甘さが勝つ

続いて、刻んだショウガも試してみます。

ショウガの爽やかな辛味が加われば、今度こそ甘さが弱まるかもしれません。

ところが、こちらもタロイモ餡の勝利。

ショウガの風味は感じますが、最後まで主役は甘いタロイモです。

黒酢をかけても甘い。

ショウガを載せても甘い。

タロイモ餡は、こちらの小細工など気にせず、自分の甘さを貫いてきます。

なかなか芯の強い小籠包ですね。

個人的には、無理に黒酢やショウガを加えず、そのままデザート感覚で食べるのが一番美味しいと思いました。




スープが少ないので手づかみでも食べられる?

タロイモ小籠包は、一般的な小籠包と比べて水分が少なめです。

タロイモの小籠包

中から熱いスープが流れ出す心配が少ないため、手づかみでも比較的食べやすいでしょう。

実際に持ってみると、小さな肉まんやあんまんのようです。

とはいえ、小籠包を手で持って食べる姿は、店内では少し目立つかもしれません。

普通に箸で食べたほうが上品です。

また、蒸したては皮も餡も熱くなっています。

手で持つ場合は、温度を確かめてからにしましょう。

甘いタロイモ小籠包に台湾ビール

美味しい台湾料理には、やはり台湾ビールがよく合います。

タロイモ小籠包は甘いので、ビールとの組み合わせとしては少し意外かもしれません。

しかし、台湾ビールのすっきりした味わいが、口の中に残る甘さをほどよく流してくれます。

甘いものを食べる。

ビールを飲む。

また甘いものを食べる。

デザートとお酒を同時に楽しむ、大人ならではの食べ方ですね。

ただし、タロイモ小籠包だけを何個も食べると、甘さと餡の密度でかなりお腹にたまりそうです。

肉入りの小籠包や炒飯、青菜炒めなどを食べたあと、最後にデザートとして1~2個味わうくらいがちょうどよいかもしれません。

タロイモ小籠包は食事というよりデザート

今回食べたタロイモ小籠包は、一般的な小籠包とはまったく違う料理でした。

皮の中から肉汁があふれるのではなく、甘く練られたタロイモ餡がたっぷり。

見た目は小籠包ですが、味わいはあんまんや蒸しまんじゅうに近いものです。

小籠包だと思って口へ入れると驚きます。

しかし、最初から台湾スイーツだと思って食べれば、素朴な甘さが美味しい一品です。

黒酢やショウガも試してみましたが、タロイモ餡の甘さは消えませんでした。

これは、無理に一般的な小籠包と同じ食べ方をせず、そのまま味わうのが正解でしょう。

京鼎小館の2026年店舗情報

店名:京鼎小館(ジンディンショウカン)

住所:台北市松山区敦化北路155巷13号

電話番号:02-2546-7711

最寄り駅:台北MRT松山新店線「台北小巨蛋駅」から徒歩圏内

予約:予約可能と案内されています

主な料理:小籠包、烏龍茶小籠包、タロイモ小籠包、点心、炒飯、麺料理など

営業時間は平日と土日祝日で異なる情報が掲載されている場合があります。

また、休憩時間やラストオーダー、メニューの提供状況が変更されることもあります。

タロイモ小籠包を目的に訪れる場合は、営業日時とあわせて、現在も提供されているか事前に確認しておくと安心です。

【京鼎小館】台北市敦化北路155巷13号

台北で定番の小籠包を何度か食べたあと、

「今度は少し変わった小籠包を食べてみたい」

と思った方には、タロイモ小籠包がおすすめです。

肉汁たっぷりの小籠包とは別物ですが、台湾で親しまれているタロイモ文化を気軽に体験できます。

小籠包を食べに来たはずなのに、最後はあんまんのようなスイーツで締める。

そんな少し不思議な台湾グルメを楽しむことができました。

ごちそうさまでした




2 件のコメント

  • 小籠包といえばジュワ〜っと肉汁が溢れでるアレを想像しますが、タロイモとは意外!
    あんまん風か〜
    そんなに甘いなら、デザートにいいですね笑(*^^*)

    • ゆーたんさま

      あ、あんまんというのは言い過ぎで、そこまでは甘くありませんが、スイーツ的でなかなか良かったです。

      熱々の汁がジュワーと溢れる本格派のやつももちろん美味しかったです😆

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