グアム旅行に行ってきました。
……といっても、プライベートな旅行ではなく、職場の社員旅行ですけど(笑)
社員旅行と聞くと、青い海、白い砂浜、南国リゾートでのんびり……という優雅な光景を想像するかもしれません。
しかし、出発時点からなかなかのハードスケジュールでした。
業務終了後、そのままバスに乗って成田空港へ向かい、そこからグアム行きの飛行機に搭乗。
現地のホテルに到着したのは、なんと午前2時過ぎです。
仕事を終えてから海外旅行へ出発する。
文字だけを見ると、時間を無駄にしない効率的な旅程にも思えますが、実際には体力を容赦なく削ってくるスケジュールでした。
しかも、成田へ向かうバスの中では、早くも酒盛りがスタート。
さらに成田空港で搭乗を待っている間にも、お店でお酒を飲んでしまいました。
その結果、疲労と酔いが見事に合体。
ホテルに着く頃には、グッタリ気味になっている社員も少なくなかったようです。
まあ、社員旅行なんてこんなものですよね(笑)
翌日からは、プライベートビーチで遊んだり、ショッピングをしたり、グアムの街を散策したりと、なんだかんだ楽しんできました。
もちろん、美味しいものもしっかり食べています。
ということで今回は、グアム旅行を振り返りながら、現地で食べた伝統料理チャモロ料理を紹介したいと思います。
訪れたのは、タモン地区にあるチャモロ料理専門店チャモロ亭。
チキンのキラグエン、レッドライス、グアム生まれの地ビールなど、初心者にも挑戦しやすいチャモロ料理を食べてきました。
なお、この記事は訪問当時の体験をもとに、2026年時点で確認できる情報を補足してリライトしています。
店舗情報や営業時間は変更される可能性があるため、実際に訪れる際は最新情報をご確認ください。
ホテルの窓から見えたグアムの美しい海
現地のホテルに到着したのは深夜だったため、周囲の景色はほとんど分かりませんでした。
とりあえず部屋へ入り、荷物を置いて就寝。
そして翌朝。
目を覚まして窓の外を見てみると、思わずビックリ!
こんなに美しい海が、すぐ目の前に広がっていました。
これは感動ものですね。
深夜にホテルへ到着したときには、疲れと眠気で南国感がまったくありませんでした。
しかし、この景色を見た瞬間、
「本当にグアムへ来たんだな」
と一気に実感が湧いてきました。
海の色が日本の海とはまるで違います。
透明感のある青い海と、南国らしい明るい空。
ずっと眺めていたくなる景色ですが、とりあえずビーチは後回し。
まずは朝食を食べることにします。
ホテルの朝食ではなくチャモロ料理を食べに街へ
せっかくグアムまで来たのですから、ホテルの中だけで食事を済ませるのは少々もったいない。
そこで、朝から街へ繰り出すことにしました。
今回の目的は、グアムの先住民であるチャモロの人々に伝わるチャモロ料理。
グアムへ来たからには、パンケーキやハンバーガーだけでなく、現地の伝統料理も食べておきたいところです。
ホテルの外へ出てみると……
まだ朝だというのに暑い!
日本の夏とは少し違うものの、日差しはかなり強烈です。
ホテルの冷房が効いた部屋から出た直後ということもあり、暑さが余計にこたえます。
とりあえず、ホテルロードを散策しながら目的のお店へ向かいました。


グアムのタモン地区には、ホテルや飲食店、ショッピング施設が集まっています。
日本人観光客も多いため、日本語の看板や案内を見かけることも珍しくありません。
海外へ来たはずなのに、日本語が多くて安心するような、少し拍子抜けするような、不思議な感覚です。
チャモロ亭までは徒歩約10分!最後に厳しい坂道
目指すチャモロ亭までは、宿泊していたホテルから徒歩で10分程度。
距離だけを見れば、それほど遠くありません。
ところが、終盤になるとなかなか厳しい上り坂が待っていました。
南国の日差しを浴びながら坂を上る。
朝食を食べに行くだけなのに、ちょっとしたトレーニングになっています。
しばらく歩くと、ようやく看板を発見しました。
完全な日本語表記(笑)
ここまで分かりやすく書いてあれば、見落とす心配はありません。
目指すお店はここです。
……しかし、看板を見つけたからといって、到着したわけではありません。
まだ上り坂が続きます。
この時点ですでに汗だく。
朝食を食べる前に、摂取予定のカロリーを先払いしている気分です。
グアムの街中で遊園地のバイキングを発見
坂道を歩いている途中、遊園地でおなじみの乗り物を発見しました。
これは、左右へ大きく揺れる船型の乗り物バイキングですね。
日本では遊園地の中にあるイメージですが、グアムでは街中に遊園地のマシンが単体で置かれています。
周囲にジェットコースターや観覧車があるわけでもなく、バイキングだけが存在。
なかなかシュールな光景です。
夜になると営業するアトラクションだったのでしょうか。
朝の静かな時間帯に見ると、巨大な船だけが街中に取り残されているように見えました。
長すぎるリムジンにも遭遇
さらに歩いていると、ものすごく長いリムジンを発見。
これは長い。
普通の車なら2台、いや3台分くらいありそうです。
カーブを曲がるときは、どのような動きをするのでしょうか。
日本の狭い道路へ持ってきたら、最初の交差点で身動きが取れなくなりそうです。
ところで、このようなリムジンは普通免許で運転できるのでしょうか?
少なくとも、私には運転できる気がしません。
バックで駐車しろと言われたら、その場で鍵を返すと思います。
グアムのチャモロ料理専門店「チャモロ亭」に到着
さて、汗をかきながら坂道を上り、ようやくお店に到着しました。
今回訪れたのは、チャモロ料理専門店、その名もチャモロ亭です。
英語表記ではChamoru Tei Restaurant。
1990年に開業した、グアムの伝統料理を提供するレストランです。
訪問当時は、タモンの高台にあるオーシャンビューホテル内で営業していました。
ホテルロードの中心部から少し坂を上った場所にあるため、徒歩で行く場合は暑さ対策をしておいたほうがよいでしょう。
朝の店内は空いていました。
観光客向けの派手なレストランというより、ホテル内にある落ち着いた食堂といった雰囲気です。
席に案内されました。
さっそくチャモロ料理を注文しましょう。
日本語表記付きのメニューで注文しやすい
こちらが訪問当時のメニューです。
もちろん日本語表記付き(笑
海外旅行で困ることの1つが、レストランでの注文です。
料理名を見ても、何が出てくるのか分からない。
何となく注文してみたら、予想とはまったく違う料理が登場することもあります。
その点、日本語で説明が書かれているのはありがたいですね。
チャモロ料理を初めて食べる人でも、比較的安心して注文できます。
日本語が通じやすく、日本人観光客向けの対応が整っているのも、チャモロ亭の特徴だったと思います。
3人なのにサラダは2皿?最初から謎が発生
注文を済ませると、最初にサラダが登場しました。
お通しのようなものでしょうか。
ところが、ここで1つの謎が発生。
3人で来たのに、サラダは2皿しかありません。
取り皿は3枚用意されているのに、なぜサラダは2つ?
1人分だけ忘れられたのでしょうか。
それとも、3人で2皿を仲良く分けなさいということでしょうか。
海外のレストランでは、日本とはシステムが違うこともあるので、この時点では理由が分かりませんでした。
真相は、後ほど明らかになります。
グアム生まれの地ビール「ミナゴフビール」
メニューを眺めていると、グアムの地ビールミナゴフビールを発見!
グアムで造られたビールとなれば、注文しないわけにはいきません。
前日から飲み続けているような気もしますが、これは現地文化の勉強です(笑)
迷わず注文しました。
グラスを見ると、ほとんど泡がありません。
日本で普段飲んでいるビールとは、見た目からして少し違います。
一瞬、
「ウーロン茶が運ばれてきたのか?」
と思いました。
しかし、飲んでみると、しっかりビールの味がします。
泡が少ないため、喉ごしも日本の一般的な生ビールとは少し違います。
なお、MINAGOFはチャモロ語で「幸せ」「喜び」「楽しさ」などを意味する言葉。
グアムのクラフトビールらしい、明るく縁起のよい名前ですね。
ピリ辛で爽やかな「チキンのキラグエン」
まず登場した料理は、チキンのキラグエンです。
キラグエンは、肉や魚介類を細かく刻み、レモンや唐辛子、タマネギ、ココナツなどで和えたチャモロ料理です。
日本料理で例えるなら、南国風の和え物やマリネに近いでしょうか。
こちらのチキンのキラグエンは、唐辛子とコショウが利いたピリ辛味。
一緒に食べた同僚は、
「辛い!」
と言っていましたが、私は好きな味でした。
辛さはありますが、油っこさは少なく、あっさりしていて食べやすい。
南国の暑い気候にも合いそうです。
上に載っているパンのような、クラッカーのようなものと一緒に食べるのでしょう。
キラグエンを載せて食べると、おつまみにもちょうどよさそうです。
ミナゴフビールとの相性も悪くありません。
肉料理「ビステキチャモロスタイル」
続いて登場したのは、ビステキチャモロスタイル。
ビステキとは、スペイン語圏などでステーキや牛肉料理を指す言葉です。
チャモロ料理には、スペインやアメリカ、フィリピン、日本など、さまざまな国や地域の食文化の影響が見られます。
こちらは牛肉とタマネギを使った、親しみやすい味付け。
日本人にも食べやすい料理だと思います。
味は美味しかったのですが、ちょっと値段が高かった記憶があります。
グアムの観光エリアにあるレストランなので、日本の感覚で考えると割高に感じる料理もありました。
もっとも、海外旅行中は財布の感覚が少しおかしくなります。
日本では悩む金額でも、
「せっかくグアムに来たんだから」
という魔法の言葉で注文できてしまうから不思議です。
名前を忘れてしまったチャモロ風ビーフン
そして、こちらの料理。
料理名は忘れてしまいましたが、見た目はビーフンです。
おそらく、チャモロ料理でよく食べられる麺料理パンシットの一種でしょうか。
パンシットはフィリピン文化の影響を受けた麺料理で、グアムでも親しまれています。
細い麺に野菜や肉などを合わせて炒めた料理で、日本人にもなじみやすい味。
海外の料理を食べているはずなのに、どこか懐かしさも感じます。
刺激的な味ではありませんが、肉料理やキラグエンの合間に食べるにはちょうどよい料理でした。
チャモロ料理を象徴する「レッドライス」
さらに、チャモロ料理の象徴ともいえるレッドライスが登場しました。
……ん?
これは注文していないはずですが。
間違えて運ばれてきたのでしょうか。
メニューを見直してみると、先ほど注文したビステキチャモロスタイルに、レッドライスが付いてくることが分かりました。
なるほど!
そして、ここで最初に登場したサラダの謎も解けました。
注文した3品のうち、2品にサラダが付いていたため、サラダが2皿だけ運ばれてきたのです。
3人いるのに2皿しか来なかったわけではなく、セットメニューの一部だったということですね。
店員さんのミスを疑ってしまい、申し訳ありませんでした。
レッドライスはなぜ赤い?
チャモロ料理で定番のレッドライスは、その名のとおり赤みのあるご飯です。
ただし、ケチャップライスやチキンライスとは異なります。
伝統的には、アチョーテと呼ばれるベニノキの種から取った色素を使って炊き上げます。
見た目は味が濃そうですが、実際には色ほど強烈な味ではありません。
ほんのりと風味が付き、肉料理や魚料理の付け合わせとして食べられます。
チャモロ料理のプレートにはよく登場するため、グアムを訪れたら一度は食べておきたい料理です。
赤い見た目は写真映えもします。
白いご飯では少々地味になりがちなプレートも、レッドライスが加わると一気に南国料理らしくなりますね。
チャモロ料理を自分流に3種盛り
注文した料理を少しずつ盛り付け、マッコリ流3種盛りを作ってみました。
レッドライス、キラグエン、ビステキ、ビーフン。
こうして1皿にまとめると、チャモロ料理のプレートランチらしい雰囲気になります。
酸味と辛さのあるキラグエン。
食べ慣れた味に近い牛肉料理。
やさしい味の麺料理。
そして、料理を受け止めるレッドライス。
それぞれの料理を単品で食べるより、少しずつ組み合わせて食べたほうが楽しめる気がしました。
チャモロ亭を正直にレビュー
初めて食べたチャモロ料理。
キラグエンやレッドライスなど、グアムらしい料理をまとめて体験できたのはよかったです。
日本語付きのメニューもあり、海外のレストランに慣れていない人でも利用しやすいと思います。
一方で、訪問当時の率直な感想としては、
「味や量を考えると、少し割高な日本人観光客向けのお店かもしれない」
とも感じました。
もちろん、これはあくまでも私が訪れたときの印象です。
海外旅行のレストランは、為替や物価、注文する料理によっても満足度が変わります。
本格的なローカル食堂を求める人よりも、
「日本語メニューのあるお店で、安心してチャモロ料理を試してみたい」
という人に向いているお店でしょう。
グアム初心者だった私たちにとっては、チャモロ料理への入門店としてちょうどよかったと思います。
何より、キラグエンやレッドライス、ミナゴフビールなど、グアムらしい料理と飲み物を一度に体験できました。
坂道を上って汗だくになったことも含めて、よい思い出です(笑)
チャモロ亭の現在について【2026年版】
2026年時点でも、グアム政府観光局のウェブサイトにはChamoru Tei Restaurantの店舗情報が掲載されています。
ただし、インターネット上では住所や電話番号、営業時間が異なる情報も確認できます。
訪問当時は、オーシャンビューホテル&レジデンス内の店舗を利用しました。
一方、現在の観光局の掲載情報には、訪問当時とは異なる住所が記載されている場合があります。
移転や営業形態の変更、掲載情報の更新時期による違いの可能性があるため、昔の記事だけを頼りに現地へ向かうのはおすすめできません。
チャモロ亭を訪れる場合は、出発前または宿泊ホテルのフロントで、以下を確認しておきましょう。
・現在の営業場所
・営業時間
・定休日
・予約の必要性
・送迎サービスの有無
・朝食やランチ営業の有無
特に、グアムの飲食店は営業時間や営業日が変更されることがあります。
現地に着いてから、
「あの坂を上ったのに営業していない!」
という悲劇を避けるためにも、最新情報の確認は大切です。
チャモロ亭の基本情報
店名:Chamoru Tei Restaurant(チャモロ亭)
料理:チャモロ料理、肉料理、魚介料理、レッドライス、キラグエンなど
訪問当時の所在地:グアム島タモン地区・オーシャンビューホテル&レジデンス内
日本語メニュー:訪問当時はあり
予約:最新の受付状況を店舗へ要確認
営業時間:掲載情報によって異なるため要確認
アクセス:タモンのホテルロードから高台へ上った場所。徒歩の場合は坂道あり
店舗情報は変更されている可能性があります。
訪問前には、グアム政府観光局、店舗、宿泊ホテルなどで最新情報を確認してください。
グアムのチャモロ料理を食べてみた感想まとめ
グアムのチャモロ亭では、チキンのキラグエン、ビステキチャモロスタイル、ビーフンのような麺料理、レッドライスなどをいただきました。
特に印象に残ったのは、ピリ辛でさっぱりとしたチキンのキラグエン。
暑いグアムでも食べやすく、ビールのおつまみにもぴったりです。
チャモロ料理を象徴するレッドライスも、現地へ行ったら一度は試しておきたい料理でしょう。
グアム生まれのミナゴフビールも、日本で普段飲んでいるビールとは少し違う味わいを楽しめました。
価格については少々割高に感じましたが、日本語メニューがあり、複数のチャモロ料理を安心して注文できる点は魅力です。
グアムで初めて伝統料理を食べる人には、利用しやすいお店だと思います。
美しい海やショッピングもグアム旅行の楽しみですが、現地の食文化に触れるのも海外旅行の醍醐味。
パンケーキやハンバーガーだけでなく、キラグエンやレッドライスなどのチャモロ料理にも挑戦してみてはいかがでしょうか。
少なくとも、社員旅行で朝から坂道を上り、汗だくになりながら食べたチャモロ料理は、今でも記憶に残っています(笑)












面白い料理たくさん!
なかなか訪問できずごめんなさいねー。
leavesさま
これからも面白い料理をたくさんアップします!
気が向いた時に遊びに来てくださいね(^^
チャモロ料理ハワイの文化食なんですね、
私も、一度食べてみたいなーって、テレビなんかで放送しているのを見て感じます。
文化食、その地域の繋がれて来た文化も感じますね😄!
坂田さま
私も今回グアムに行くにあたって色々と調べ、初めてチャモロのことを知りました。
見た目は味の想像がつかない料理ですが、日本人の口にも非常に合う料理でした!