会員制リゾートホテルの「エクシブ箱根離宮」へ行ってきました。
箱根の宮ノ下に建つ、重厚感のある高級リゾートです。
「離宮」という名前からして、すでに普通の温泉ホテルとは少し違います。
建物へ入る前から、こちらの姿勢まで自然とよくなるような雰囲気です。
今回はエクシブ箱根離宮へ宿泊し、日本料理「箱根 華暦(はなごよみ)」で夕食をいただきました。
あわせて、2種類の泉質を楽しめる温泉大浴場についても紹介します。
※この記事は宿泊当時の体験を基に、2026年の客室料金、レストラン価格、温泉営業時間などを追記しています。写真に写っている料理とメニューは訪問当時のものです。
エクシブとは会員制のリゾートホテル
「エクシブ」は、リゾートトラストが全国各地で展開している会員制リゾートホテルです。
原則として、エクシブのオーナーと、その紹介を受けた方が利用できます。
一般的なホテルのように、誰でも通常の宿泊予約サイトから自由に予約できる施設とは、少し仕組みが異なります。
会社が法人会員になっている場合は、福利厚生を通じて利用できることもあります。
まずは家族や知人、勤務先などに会員権がないか確認してみましょう。
意外と身近な人が、エクシブへ入るための鍵を握っているかもしれません。
エクシブを利用できない方へ
エクシブ箱根離宮は会員制リゾートのため、一般的なホテルのように誰でも通常の宿泊予約サイトから自由に予約できる施設ではありません。
「箱根・宮ノ下には泊まりたい」という方は、周辺の温泉宿を料金や口コミで比較してみるのもおすすめです。
客室料金は1人ではなく1室単位
エクシブの特徴のひとつが、基本となる客室料金が1室単位で設定されていることです。
一般的な旅館では「1泊1人○円」と表示されることが多いですが、エクシブでは定員内なら、同じ部屋を何人で利用しても基本のルームチャージは変わりません。
2026年現在、エクシブ箱根離宮の客室料金は、次のように案内されています。
・スタンダードグレード:19,360~26,180円
・ラージグレード:23,760~33,440円
・スイートグレード:28,600~38,720円
・スーパースイートグレード:36,410~41,030円
いずれも税込の1室料金です。
部屋の定員はタイプによって2~5名。
例えば、5名で19,360円の部屋を利用した場合、ルームチャージだけなら1人あたり約3,872円です。
高級リゾートとは思えない金額になりますね。
ただし、食事代、入湯税、一部の施設利用料などは別途必要です。
部屋代で安心したところへ、夕食代が堂々と登場するのが高級リゾートというものです(笑)
エクシブ箱根離宮の基本情報【2026年】
施設名:エクシブ箱根離宮
住所:神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下112-2
電話番号:0460-85-0111
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
客室数:187室
駐車場:170台
最寄り駅:箱根登山電車・宮ノ下駅から徒歩約5分
箱根湯本駅から路線バスを利用する場合は、「宮ノ下温泉」バス停で下車し、ホテルまで徒歩約1分です。
箱根の山道は休日や観光シーズンに渋滞しやすいため、車の場合は時間に余裕を持って向かいましょう。
レストランは日本料理・中国料理・イタリア料理など
エクシブ箱根離宮には、複数のレストランがあります。
2026年現在の主な店舗は、次のとおりです。
・日本料理「箱根 華暦」
・炭火・鉄板焼「杜季」
・中国料理「翆陽」
・イタリア料理「リストランテ ターナ」
・ダイニング&ラウンジ「ベラヴィスタ」
日本料理、中国料理、イタリア料理、鉄板焼。
どれも捨てがたく、夕食を決めるだけでも悩みます。
今回は、日本料理の「箱根 華暦」で夕食をいただくことにしました。
日本料理「箱根 華暦」へ
箱根 華暦では、旬の魚介や山の幸を取り入れた会席料理を楽しめます。
大きなガラス窓から箱根の山や渓谷を望める、景観にもこだわった日本料理店です。
夕食だけでなく、和朝食も提供されています。
2026年現在の夕食営業時間は17:00~22:00、ラストオーダーは21:00です。
人気の時間帯やコースは満席になる可能性があるため、宿泊予約と一緒に夕食も押さえておくのがおすすめです。
落ち着いた雰囲気の店内
店内は照明が抑えられ、とても落ち着いた雰囲気でした。
上の写真は、暗く写ってしまったため少し明るく編集しています。
実際の店内はもう少し照明が落とされ、静かに食事を楽しめる空間でした。
普段の夕食なら、料理が届く前からスマートフォンを眺めてしまうこともあります。
しかし、この雰囲気の中では、自然と背筋を伸ばして料理を待ちたくなります。
メニュー表まで上品
メニュー表ひとつを見ても、上品な雰囲気です。
今回注文したのは、訪問当時のカジュアル会席「初花(はつはな)」。
箱根 華暦のコース料理では、最も手頃な位置付けです。
「カジュアル」といっても、居酒屋へ普段着で立ち寄るような価格ではありません(笑)
あくまで、箱根離宮の会席料理の中ではカジュアルという意味です。
現在もカジュアルコース「初花」を提供
カジュアルコース「初花」は、2026年現在も提供されています。
現在の料金は、料理代9,800円。
消費税とサービス料を含めると、1人11,858円です。
訪問当時は1人8,000円だったので、価格は上がっています。
また、献立は季節や仕入れ状況によって変わるため、この記事の写真と同じ料理が現在提供されているわけではありません。
現在の初花には、箱根 華暦の名物料理である箱根牛鍋も組み込まれています。
より上位のスタンダードコースや料理長推奨コース、寿司会席なども用意されています。
リッチで舌が肥えている方は、ぜひ上位コースへどうぞ。
私はまず、一番手頃なコースで十分に緊張しておきます。
カジュアル会席でも十分に豪華
「初花」は一番手頃なコースとはいっても、訪問当時でも1人8,000円。
金額だけを見れば、決して安い夕食ではありません。
しかし、料理は季節感があり、ひと皿ずつ丁寧に仕上げられています。
品数も多く、食べ終わるころには十分な満足感がありました。
ここからは、訪問時にいただいた料理を写真で紹介します。
まずは華やかな料理からスタート
器や盛り付けにも春らしさが感じられます。
日本料理では味だけでなく、器の形や色、料理を置く向きまで計算されているのでしょう。
普段なら数分で食べ終わってしまう量でも、まずはじっくり眺めたくなります。
ひとつの器の中にも、食感や味付けの異なる料理が少しずつ盛り付けられています。
少量ずつではありますが、品数が多いため、ひと口ごとに違う味を楽しめます。
上品なだしを味わう
日本料理では、だしのおいしさが料理全体の印象を左右します。
強い味付けで押してくるのではなく、素材の風味を残しながら、うま味を感じられる仕上がりでした。
ひと皿の量だけを見ると、「これで足りるのかな」と少し心配になります。
しかし、会席料理はまだ始まったばかり。
最初から全力で食べると、後半になって急に無口になる可能性があります。
刺身も丁寧な盛り付け
刺身も、一切れずつ丁寧に盛り付けられています。
量を一気に食べる料理ではなく、魚の食感や甘みをゆっくり味わう料理です。
若いころなら「もう少し厚く切ってください」と思ったかもしれません。
年齢を重ねると、このくらいを静かに味わうよさが少し分かってきます。
料理が運ばれるたびに器も変わる
料理が変わるたびに、器や盛り付けの雰囲気も変わります。
味覚だけでなく、目でも楽しめるのが会席料理の魅力ですね。
家庭でこれだけの器をそろえたら、収納場所だけで台所がいっぱいになりそうです。
焼き物や煮物にも、季節の野菜が添えられています。
素材を必要以上に加工せず、ひとつずつ違う食感を残しているのが印象的でした。
後半は食べ応えのある料理へ
コースの後半になると、食べ応えのある料理も登場します。
最初は「上品な量だな」と思っていましたが、ここまで来ると、しっかりお腹にたまってきました。
少しずつでも、積み重なるとかなりの量になります。
会席料理を甘く見てはいけません。
最後まで満足できるコース
食事と甘味までいただき、コースは終了です。
一番手頃な初花でも、品数、素材、盛り付け、接客を含めて十分に満足できました。
1人8,000円という訪問当時の価格は決して安くありません。
それでも、ホテルの中でゆっくり食事を楽しみ、食後はそのまま部屋へ戻れることを考えると、旅行中の特別な夕食としては納得できる内容でした。
現在は税・サービス料込みで11,858円なので、人数が多い場合は夕食だけでもそれなりの金額になります。
予約前に、部屋代だけでなく食事代まで含めた予算を確認しておきましょう。
温泉大浴場「ザ・スパ 三日月の湯」
エクシブ箱根離宮には、温泉大浴場「ザ・スパ 三日月の湯」があります。
内風呂、露天風呂、ドライサウナ、スチームサウナを備えた、宿泊者専用の温泉施設です。
箱根の山々を眺められる露天風呂もあり、ホテル滞在中の大きな楽しみになっています。
2種類の泉質を入り比べられる
三日月の湯では、2種類の泉質を楽しめます。
・内風呂:単純温泉
・露天風呂A:単純温泉
・露天風呂B:ナトリウム-塩化物泉
単純温泉は刺激が比較的穏やかで、ゆっくり入りやすい泉質。
ナトリウム-塩化物泉は塩分を含み、湯上がり後も体が冷めにくいとされる温泉です。
同じ大浴場の中で泉質を入り比べられるのは、温泉好きにはうれしいところ。
せっかくなので、片方だけで満足せず、両方へ入ってみました。
三日月の湯の営業時間【2026年】
平日・月~木曜日:
6:00~11:00(最終受付10:30)
15:00~23:00(最終受付22:30)
金・土・日曜日、休日、休前日、繁忙期:
6:00~11:00(最終受付10:30)
15:00~24:00(最終受付23:30)
利用料金:宿泊者無料
入湯税:12歳以上1人150円
外来入浴:不可
営業時間は変更される場合があるため、滞在時の館内案内も確認してください。
訪問時は団体客で少しにぎやかだった
温泉そのものは、異なる泉質を楽しめる立派な施設でした。
ただ、私が訪れたときはグループや団体で宿泊している方が多かったためか、大浴場も少しにぎやかに感じました。
もちろん、混雑状況は曜日や時間帯によって変わります。
静かに入りたい場合は、夕食時間帯や早朝など、人が少なそうな時間を選ぶとよいかもしれません。
温泉で盛り上がるのはよいのですが、会話の内容が浴場全体へ響き渡るほど元気だと、こちらも勝手にグループの事情へ詳しくなってしまいます。
部屋から温泉まで遠かった
三日月の湯は、館内の端のほうにあります。
そして、私たちに割り当てられた部屋は、その反対側の端でした。
温泉へ行くには、部屋を出て長い廊下を歩き、エレベーターを2度乗り継ぐ必要があります。
館内が広い高級リゾートならではの問題です。
最初は「何度でも温泉へ入るぞ」と張り切っていたのですが、部屋へ戻るたびに温泉が遠く感じられました。
一度浴衣へ着替え、ベッドやソファへ座ってしまうと、再び長い廊下へ出るには強い意志が必要です。
それでも、一泊で3回入りました。
遠いとはいっても、2種類の温泉を目の前にして1回だけで終わるわけにはいきません。
エクシブ箱根離宮へ宿泊した感想
エクシブ箱根離宮は、館内の雰囲気、客室、レストラン、温泉まで、高級感のある会員制リゾートでした。
部屋の基本料金は1室単位なので、家族やグループで定員まで利用すれば、1人あたりの宿泊費を抑えられます。
その一方、レストランの夕食は1人単位。
食事まで含めると、やはり高級リゾートらしい予算になります。
今回利用した箱根 華暦の「初花」は、コースの中では最も手頃な位置付けでしたが、品数が多く、素材や盛り付けにもこだわりが感じられました。
温泉では単純温泉とナトリウム-塩化物泉を入り比べられ、宿泊中に何度も利用できます。
部屋から大浴場まで遠かったことだけは少々大変でしたが、館内を歩いた分、夕食のカロリーも多少は消費できたことにしておきます。
まとめ|たまには高級志向の箱根旅行もよい
会員制リゾートホテル「エクシブ箱根離宮」へ宿泊し、日本料理「箱根 華暦」でカジュアル会席「初花」をいただきました。
2026年現在、エクシブ箱根離宮の客室料金は、スタンダードグレードで税込19,360円から。
料金は1人ではなく1室単位なので、家族やグループで利用すれば、1人あたりの負担を抑えられます。
箱根 華暦の「初花」は現在も提供されており、税・サービス料込みで1人11,858円。
訪問時より値上がりしていますが、箱根の食材や季節の料理を取り入れた、華暦の定番カジュアルコースです。
温泉大浴場「三日月の湯」では、単純温泉とナトリウム-塩化物泉の2種類を楽しめます。
普段の温泉旅行とは少し違う、上品で非日常的な滞在になりました。
毎回このような高級リゾートへ泊まるのは難しくても、たまにはよいものです。
帰宅した翌日に現実へ戻る落差まで含めて、忘れられない旅行になるでしょう(笑)
エクシブを利用できない方へ
エクシブ箱根離宮は会員制リゾートのため、一般的なホテルのように誰でも通常の宿泊予約サイトから自由に予約できる施設ではありません。
「箱根・宮ノ下には泊まりたい」という方は、周辺の温泉宿を料金や口コミで比較してみるのもおすすめです。


















エクシブっていうのに登録してないと行けないタイプのところなんですかね?
カジュアル懐石も、リーズナブルなのに美味しそうですね(*^▽^*)
エクシブ・・・気になります(´艸`*)
PONTANさま
はい、エクシブは会員制のホテルです。
お知り合いの方に会員権を持っている会社にお勤めの方がいるかもしれませんね
もし機会がありましたら是非泊まってみてください(^^
エクシブは前の会社でも使っていたので部屋の料金の安さは知っています。使ったのは初島のエクシブです。温泉が海底深層水なので塩分を含んでいました。料理はやはりここもかなりの金額でその時は確か何故か中華でした。会社の旅行で利用したのですが1人海鮮が全く苦手な人がいてそれだけで海の島なのに中華だったのを覚えていますよ^^;
でも日本料理は美味しそうですねw
魔王さま
エクシブは料理が高いとよく言われますね(笑
当社が持っている権利も初島ですが、遊ぶところが何もない印象なので私は行った事がなくて・・・。
確かに、初島なら海産物も美味しそうですね!中華で残念でしたね(^^;