羽田空港「Hitoshinaya」で和朝食|白粥膳と訪問当時の肉膳を実食
日本と世界を結ぶ空の玄関口、羽田空港。
早朝から多くの旅行者やビジネス客が行き交い、ターミナル内にはラーメン、寿司、洋食、カフェなど、さまざまな飲食店が並んでいます。
そんな羽田空港第1ターミナルで、落ち着いた和朝食を楽しめるお店が「Hitoshinaya(ひとしなや)」です。
木をふんだんに使った外観は、近代的な空港の中でもひときわ目を引く存在。
2014年にオープンしたHitoshinayaは、和食の基本となる出汁や釜炊きご飯にこだわり、早朝から御膳を味わえる和食店です。
早朝便へ乗る前でも、コンビニのおにぎりだけで済ませず、温かいご飯と味噌汁で落ち着いて朝食を取れます。
空港では時間ばかり気にしてしまいますが、出汁をひと口飲むと、気持ちまで少し着陸します。
今回は、訪問当時提供されていた「肉膳」と、現在も人気の「白粥膳」を写真付きで紹介します。
なお、肉膳は訪問当時のメニューであり、2026年現在の公式メニューには掲載されていません。
2026年現在の「あさごはん」では、鮭膳、白粥膳、茶漬膳が提供されています。
Hitoshinayaは羽田空港第1ターミナル2階
今回訪れたHitoshinayaは、羽田空港第1ターミナル2階の出発ロビー北ウイングにあります。
保安検査場を通る前の一般エリアにあるため、飛行機へ乗る人だけでなく、見送りや空港観光で訪れた人も利用できます。
搭乗券がなくても入店できるのは、使い勝手のよいポイントです。
ただし、飛行機へ乗る前に利用する場合は、保安検査場の混雑時間も考え、余裕を持って食事を終えましょう。
出汁がおいしいからといって、搭乗締切時刻まで粘るのは危険です。
Hitoshinayaの店舗情報【2026年】
- 店舗名:Hitoshinaya
- 場所:羽田空港第1ターミナル2階 出発ロビー北ウイング
- 住所:東京都大田区羽田空港3-3-2
- 電話番号:03-5757-8853
- 保安検査:セキュリティチェック前
- あさごはん:5:30~19:00(L.O.18:30)
- どんぶり:11:00~19:00(L.O.18:30)
- 十割そば:11:00~19:00(L.O.18:30)
クレジットカード、交通系IC、楽天Edy、iD、WAON、QUICPay、PayPay、au PAY、d払いなど、各種キャッシュレス決済にも対応しています。
営業時間や取扱メニューは変更される場合があるため、訪問前に羽田空港公式サイトで確認してください。
第2ターミナルにも同名の店舗があるので注意
2026年現在、第2ターミナルの国際線出国後エリアにも、同じ名前の「Hitoshinaya」があります。
ただし、第2ターミナル店は保安検査後のエリアにあり、黒毛和牛のどんぶりや焼鮭定食などを提供する別店舗です。
今回紹介する町屋風の店舗と白粥膳は、第1ターミナル2階のHitoshinayaです。
待ち合わせで「ひとしなやに集合」とだけ伝えると、同行者が別ターミナルへ向かう可能性があります。
空港では、店名よりターミナル番号が重要です。
木のぬくもりを感じる洗練された外観
羽田空港内には数多くの飲食店がありますが、Hitoshinayaで最初に目へ入るのが、木を基調としたスタイリッシュな外観です。
明るい出発ロビーの中に、小さな町屋が突然現れたような雰囲気。
和風ではありますが、昔ながらの食堂というより、現代的に洗練されたデザインです。
壁で完全に囲まれていないため店内の様子を確認しやすく、1人でも入りやすい造りになっています。
3つの専門店を集めた町屋風レストラン
現在のHitoshinayaは、次の3つの専門店を1つの屋根の下へ集めた構成です。
- あさごはん:出汁を生かした和朝食
- どんぶり:漬け鮪やとろたくなどを使った丼
- 十割そば:北海道産そば粉を100%使用したそば
訪問当時は「どんぶり」「らーめん」「あさごはん」という構成でしたが、現在はラーメンに代わって十割そばが提供されています。
朝食だけでなく、昼食や早めの夕食にも利用できる和食店へ変化していました。
暖簾をくぐると開放感のある店内
今回は、朝ごはんを提供するエリアへ入ります。
暖簾をくぐり、店内へ足を踏み入れると……
小さな町屋をイメージして造られた、落ち着きのある空間が広がります。
厨房を囲むように、コの字型のカウンター席が設けられていました。
カウンター席が中心なので、1人で利用している人も多く見られます。
空港利用者を想定した店舗らしく、大きな手荷物を置きやすいスペースも用意されています。
キャリーケースを持っていても利用しやすいのはありがたいですね。
木を使った内装には温かみがあり、視界も開けています。
空港内の飲食店でありながら、せわしない雰囲気が少なく、ゆっくり食事をしやすい空間です。
搭乗時刻を気にする必要はありますが、気分だけなら小さな町屋で朝食をいただいているようでした。
お茶に見えたものは「出汁」だった
席へ着くと、水と一緒に小さな器が運ばれてきました。
色だけを見ると、薄めのお茶にも見えます。
しかし、実はこれは「出汁」です。
食事の前に出汁をそのまま味わえる、Hitoshinayaならではのおもてなし。
訪問時に案内された出汁は、アジ、カツオ、イワシ、マグロの4種類をブレンドしたものでした。
口へ運ぶと、派手な味ではありませんが、魚のうま味がじんわり広がります。
朝から濃い味の料理を食べるより、まず温かい出汁を飲むことで胃がゆっくり目覚めていく感覚です。
飛行機へ乗る前は、時間や手荷物、搭乗口のことで頭がいっぱいになりがちです。
そんな中で、出汁を少しずつ飲む時間は、思った以上に気持ちを落ち着かせてくれました。
訪問当時の人気メニュー「肉膳」
こちらは、訪問当時提供されていた「肉膳」です。
白米、味噌汁、肉料理、煮物、小鉢、香の物などが並ぶ、彩り豊かな和朝食です。
朝5:30から、この品数の御膳を食べられるのは空港ならでは。
早朝便へ乗る日は寝起き直後に家を出ることも多いため、空港へ着いてから朝食を取れるのは助かります。
訪問当時の肉膳では、麹を使った豚肉を香ばしく炙り、その上から餡をかけた料理が主役でした。
味噌汁や煮物にも出汁が生かされ、単に品数が多いだけでなく、全体の味に統一感があります。
肉料理だけでなく、野菜や豆腐などを少しずつ食べられるのがうれしいところ。
朝から揚げ物や大盛り料理は少し重いけれど、しっかり栄養を取りたい人に向いた御膳でした。
炙った豚肉と白米の相性がよい
香ばしく炙られた豚肉には、まろやかな餡がかかっています。
濃すぎない上品な味付けですが、白米との相性は抜群です。
朝食なので軽めに済ませるつもりでも、肉をひと口食べると、ご飯へ箸が伸びます。
小鉢が多い御膳は上品に見えますが、ご飯の消費速度については上品とは限りません。
訪問当時の白米には国産コシヒカリが使われ、ご飯のおかわりも可能でした。
肉料理や煮物を白米へ少しずつのせながら食べれば、見た目以上に満足感があります。
なお、肉膳は2026年現在の公式メニューには掲載されていません。
現在の「あさごはん」で、しっかり白米を食べたい場合は、焼き鮭を主菜にした「鮭膳」が候補になります。
からだにやさしい朝ごはんなら「白粥膳」
続いて紹介するのは、Hitoshinayaの朝ごはんメニュー「白粥膳」です。
羽釜で丁寧に炊かれた白粥を中心に、小鉢や香の物が並ぶ、見た目にも美しい朝御膳。
朝からしっかり食べたい人には肉膳や鮭膳が向いていますが、
「早朝なので、胃にやさしいものを食べたい」
という人には、白粥膳がぴったりです。
訪問時の白粥膳には、温泉卵、じゃこおろし、出汁豆腐、旬野菜のお浸し、梅干し、塩昆布などが添えられていました。
白粥だけを見るとシンプルですが、小鉢を組み合わせることで、少しずつ味を変えながら食べられます。
2026年現在も白粥膳は提供されており、公式メニューに掲載されている価格は2,000円です。
空港の朝食としては少しぜいたくな価格ですが、品数、立地、落ち着いた店内を含めて考えると、搭乗前にゆっくり和食を味わいたい人には魅力的でしょう。
白粥と小鉢が並ぶ彩り豊かな御膳
白粥膳には、小さな器へ盛られたおかずが何種類も並びます。
温泉卵のまろやかさ、じゃこおろしのさっぱり感、野菜のお浸し、香の物など、それぞれ少量ずつ味わえるのが魅力です。
旅行中は外食が続き、揚げ物や濃い味の料理が多くなりがち。
そんなときに、白粥と出汁を中心とした朝食を食べると、胃も少しホッとします。
これから機内で長時間座る予定の人や、朝は食欲があまりない人にも向いているでしょう。
白粥には特製のべっ甲餡をかけて味わう
温かい白粥には、出汁と醤油を使った特製のべっ甲餡をかけていただきます。
訪問時の原稿では「べっ甲飴」と紹介していましたが、白粥にかける、とろみのある出汁餡です。
ほんのり甘辛く、香ばしい醤油と出汁の風味が、淡泊な白粥によく合います。
最初からたっぷりかけるのではなく、まずは白粥そのものを味わい、途中から少しずつ加えるのがおすすめです。
白粥だけ、小鉢と一緒、べっ甲餡をかけて。
1つの御膳で何度も味を変えられるため、最後まで飽きずに食べられます。
白粥というと病気のときに食べる料理を思い浮かべる人もいるかもしれません。
しかし、ここでは立派なごちそう。
白粥への印象が、搭乗前に少しアップグレードされます。
おすすめの食べ方
- まずは羽釜で炊かれた白粥をそのまま味わう
- 梅干しや塩昆布、じゃこおろしを少量合わせる
- 温泉卵を加えて、まろやかな味へ変える
- 途中からべっ甲餡をかける
- 最後は好みの小鉢を組み合わせて楽しむ
最初から全部を混ぜてしまうより、少しずつ味を変えながら食べるほうが、それぞれの出汁や食材の違いを感じられます。
2026年現在の朝ごはんメニュー
2026年現在、Hitoshinayaの「あさごはん」で公式メニューに掲載されている御膳は、次の3種類です。
- 鮭膳:焼き鮭を中心に白米と小鉢を楽しむ御膳
- 白粥膳:羽釜炊きの白粥と小鉢を味わう御膳
- 茶漬膳:出汁をかけて楽しむお茶漬けの御膳
価格はいずれも、2026年7月時点で2,000円です。
肉膳は現在提供されていませんが、白米をしっかり食べたいなら鮭膳、胃にやさしい食事なら白粥膳、出汁を存分に味わいたいなら茶漬膳が候補になります。
メニューは季節や仕入れによって変更される場合があるため、最新内容は店頭または公式メニューで確認してください。
Hitoshinayaのよかったところ
- 早朝5:30から温かい和朝食を食べられる
- 保安検査前なので、搭乗者以外も利用できる
- 出汁をそのまま味わえる
- 白米や白粥を中心とした胃にやさしいメニューがある
- 1人でも入りやすいカウンター席
- 木を使った落ち着きのある店内
- 大きな手荷物を持っていても利用しやすい
- クレジットカードや各種キャッシュレス決済に対応
利用前に知っておきたい注意点
- 朝食の価格は空港価格と感じる可能性がある
- 早朝便が集中する時間帯は混雑する場合がある
- 保安検査前なので、食後に検査場を通る時間が必要
- 訪問当時の肉膳は現在提供されていない
- 第2ターミナルにも同名の別店舗がある
- メニューや営業時間は変更される可能性がある
飛行機へ乗る場合は、食事時間だけでなく、保安検査場までの移動と混雑も考慮しましょう。
せっかく優雅な朝食を楽しんでも、最後に搭乗口まで全力疾走すると、出汁で整った心が一気に乱れます。
Hitoshinayaはこんな人におすすめ
- 羽田空港で早朝から朝食を食べたい人
- フライト前に和食を味わいたい人
- 朝は胃にやさしい食事を選びたい人
- 白粥や出汁が好きな人
- 1人で落ち着いて食事をしたい人
- 外国人の家族や友人へ日本の朝食を紹介したい人
- 搭乗しないが羽田空港で食事をしたい人
まとめ|羽田空港で出汁を味わう落ち着いた和朝食
羽田空港第1ターミナルにある「Hitoshinaya」を訪れました。
木を基調とした町屋風の店内は、近代的な空港の中にありながら、落ち着いて食事を楽しめる空間です。
食事の前には、アジ、カツオ、イワシ、マグロを使った出汁が提供され、Hitoshinayaのこだわりを最初のひと口から感じられました。
訪問当時の肉膳は、香ばしく炙った豚肉、白米、味噌汁、煮物、小鉢が並ぶ、満足感のある朝御膳。
一方の白粥膳は、羽釜で炊いた温かい白粥と、温泉卵、じゃこおろし、香の物などを少しずつ楽しめる、胃にやさしい一品でした。
2026年現在、肉膳は提供されていませんが、白粥膳は引き続き公式メニューへ掲載されています。
現在は鮭膳、白粥膳、茶漬膳から選ぶことができ、早朝5:30から利用可能です。
空港へ着いた瞬間から旅行は始まっています。
慌ただしく搭乗時刻を待つだけでなく、出汁の香りに包まれながら、温かい和朝食を楽しんでみてはいかがでしょうか。
フライト前の少しぜいたくな朝時間を過ごしたい方に、おすすめのお店です。
店舗情報
- 店舗名:Hitoshinaya
- 住所:東京都大田区羽田空港3-3-2 羽田空港第1ターミナル2階
- 場所:出発ロビー北ウイング・保安検査前
- 電話番号:03-5757-8853
- あさごはん:5:30~19:00(L.O.18:30)
- どんぶり:11:00~19:00(L.O.18:30)
- 十割そば:11:00~19:00(L.O.18:30)
営業時間やメニューは変更される場合があります。来店前に羽田空港公式サイトで最新情報を確認してください。

































こういうの大好きです~!
こういうお店私も行ってみたい~!・・・
坂田様
落ち着いてのんびり食事ができるお店でした。
羽田に行かれた際には是非寄ってみてください(^^