【2026年版】北杜市「おいしい学校」で昭和の給食を実食!料金・メニュー・校舎を紹介
「昔の学校給食を、もう一度食べてみたい」
そんな昭和世代の夢をかなえてくれる場所が、山梨県北杜市にあります。
その名も、「おいしい学校」。
名前だけを聞くと、料理がおいしい学校なのか、勉強するとお腹が空く学校なのか、少々判断に迷います。
実際には、明治・大正・昭和の校舎が並ぶ「三代校舎ふれあいの里」にある、食をテーマにした複合施設です。
昭和校舎の中では、昔の小学校を思わせる木造の教室で、牛乳瓶やアルマイト食器を使った給食を食べられます。
実際に訪れてみると、そこには昭和の学校そのもののような校舎、昔ながらの机と椅子、そして懐かしい給食体験が待っていました。
今回注文したのは、次の2種類です。
- カレーライス給食
- シチューとコッペパン給食
この記事では、2026年3月に北杜市の「おいしい学校」を訪れた体験をもとに、次の内容を写真付きで詳しく紹介します。
- おいしい学校の場所とアクセス
- 営業時間・定休日・給食の料金
- 昭和レトロな校舎と教室
- カレーライス給食の内容と感想
- シチューとコッペパン給食の感想
- 給食を食べる際に予約は必要なのか
- 子連れや八ヶ岳観光にもおすすめできる理由
昔の給食をもう一度食べたい方や、八ヶ岳・清里周辺で少し変わった観光スポットを探している方の参考になればうれしいです。
おいしい学校の営業時間・給食料金【2026年】
2026年7月時点で、公式サイトに掲載されている主な施設情報は次のとおりです。
- 施設名:おいしい学校
- 住所:山梨県北杜市須玉町下津金3058
- 電話番号:0551-20-7300
- 給食の営業時間:11:30~14:30/17:30~20:00
- 定休日:毎週水曜日
- 車でのアクセス:中央自動車道・須玉ICまたは長坂ICから約15分
- 清里駅から:車で約20分
団体予約などにより、営業時間が変更される場合があります。
水曜日でもゴールデンウィークなどは営業し、別の日が振替休業になることもあるため、訪問前に公式サイトの営業案内を確認してください。
2026年現在の給食メニューと料金
公式サイトに掲載されている給食メニューは、次の3種類です。
- カレーコース:1,400円(税込)
- シチューコース:1,200円(税込)
- ほうとう給食:1,200円(税込)
カレーコースには、カレーライス、揚げ物、サラダ、瓶牛乳、デザートが付いています。
シチューコースは、クリームシチュー、自家製コッペパン、揚げ物、サラダ、瓶牛乳という内容です。
山梨らしいほうとう給食には、ほうとう、きのこご飯、かき揚げ、サラダ、瓶牛乳が付きます。
昔の給食より、明らかに豪華です。
私の記憶では、給食の揚げ物が2品も3品も並ぶ日は、学校全体が軽いお祭り状態でした。
料理の内容や価格は変更される可能性があるため、訪問時には最新メニューを確認してください。
昼の給食は予約なしでも利用可能?
公式案内では、昼の給食について完全予約制とは記載されていません。
一方、夜の給食は予約営業です。
ただし、混雑、団体利用、料理の売り切れなどが考えられるため、遠方から給食を目的に訪れる場合は、事前に電話で確認しておくと安心でしょう。
昭和の給食を食べるために山梨まで来たのに、到着してから、
「本日の給食は終了しました」
と言われると、昔の給食当番で牛乳を落とした日くらい悲しい気持ちになりそうです。
山梨県北杜市「おいしい学校」へ行ってきました
今回訪れたのは、山梨県北杜市須玉町にある「おいしい学校」です。
私たちは車で向かいました。
周辺は八ヶ岳や南アルプスの山々に囲まれ、のどかな景色が広がっています。
市街地を離れると交通量も少なくなり、周囲の自然を眺めながら気持ちよく走れました。
この日は天気にも恵まれ、絶好のドライブ日和です。
窓の外に広がる、のどかな風景を眺めながら進みます。
目的地へ向かっているというより、昭和へ時間をさかのぼっているような気分です。
しばらく走ると、「おいしい学校」が見えてきました。
おいしい学校の駐車場は広め
到着すると、校舎の近くに広い駐車場がありました。
駅から距離があるため、車で訪れる方が多い観光施設です。
訪問時は駐車スペースに余裕があり、問題なく停められました。
ただし、ゴールデンウィーク、夏休み、紅葉シーズンなどは混雑する可能性があります。
給食の営業時間が始まる少し前に到着すると、駐車や校舎見学を比較的ゆっくり楽しめるでしょう。
明治・大正・昭和の校舎が並ぶ「三代校舎ふれあいの里」
おいしい学校は、単独の飲食店ではありません。
この場所には、明治・大正・昭和という、異なる時代に建てられた3つの校舎が並んでいます。
北杜市の公式案内によると、おいしい学校が入っているのは昭和校舎です。
館内には給食を食べられる教室だけでなく、次のような施設があります。
- イタリアンレストラン
- 和食レストラン
- パン工房
- 特産品売場
- 宿泊施設
- 日帰り入浴施設「香りの湯」
学校の校舎へ給食を食べに来たはずなのに、パンを買い、お風呂へ入り、そのまま泊まることまでできます。
昔の学校より、放課後のサービスが大幅に充実しています。
昭和の小学校そのもの!懐かしい校舎に感動
駐車場から歩いていくと、昔ながらの小学校校舎が見えてきました。
木造校舎の外観は、まるで昔の映画やドラマに登場する学校のようです。
最近建てられた「昭和風」の施設ではなく、実際に長い年月を過ごしてきた校舎ならではの風合いがあります。
私は昭和生まれですが、自分が通っていた学校よりも、さらに昔の雰囲気です。
それでも不思議と、
「ああ、学校ってこういう場所だったな」
という懐かしさが込み上げてきました。
校庭や校舎の周囲にも、昔の学校らしい雰囲気が残っています。
チャイムが鳴ったら、反射的に教室へ戻ってしまいそうです。
校舎内には土産物売場と昔懐かしい教室
昭和校舎の中へ入ると、最初に目に入ったのはお土産コーナーです。
地元の農産物や加工品、お菓子、パンなどが販売されています。
給食を食べる前に土産物を見始めると、お腹が空いているため、普段より購入判断が大胆になりがちです。
さらに奥へ進むと、昔ながらの教室がありました。
木製の机と椅子が並ぶ教室は、現在の学校とはまったく違う雰囲気です。
小さな木の机へ座ると、子どもの頃へ戻ったような気分になります。
ただし、体だけは大人のままなので、机と椅子が少々コンパクトです。
立ち上がるとき、昔のように素早く動けるとは限りません。
訪れていた方の年齢層は幅広く、昭和世代だけでなく、若い方や子ども連れの家族も楽しんでいました。
昭和校舎の教室で昔懐かしい給食を実食
校舎を見学したあとは、いよいよ楽しみにしていた給食の時間です。
おいしい学校では、昭和に建てられた木造校舎の教室に座り、昔の学校給食をイメージした料理を味わえます。
今回注文したのは、次の2種類です。
- カレーライス給食
- シチューとコッペパン給食
せっかくなので、両方注文して味を比べてみることにしました。
給食の時間に複数の献立から好きなものを選べる。
子どもの頃にはなかった、夢のようなシステムです。
カレーライス給食は想像以上に豪華
まずは、カレーライス給食からいただきます。
アルマイトの食器へ盛られたカレーとおかず、そして瓶牛乳。
テーブルへ並んだ瞬間、教室の雰囲気と合わさり、一気に給食らしくなりました。
現在の公式メニューでは、カレーコースは1,400円です。
カレーライスに揚げ物、サラダ、瓶牛乳、デザートが付くため、昔の給食をそのまま小さく再現したというより、大人も満足できる観光用の給食コースになっています。
昭和世代には懐かしい瓶牛乳
特に目を引いたのが、瓶に入った牛乳です。
現在は紙パックの牛乳が主流ですが、昭和世代にとって瓶牛乳は学校給食の象徴ともいえる存在です。
紙のふたへ専用の道具を刺して開けたり、爪で端を持ち上げたりした記憶があります。
勢いよく開けようとして失敗すると、ふただけが破れ、牛乳までの道のりが急に険しくなることもありました。
給食の時間は、食事であると同時に、瓶牛乳のふたとの戦いでもあったのです。
懐かしい先割れスプーン
スプーンも、昔ながらの先端が割れたタイプでした。
いわゆる「先割れスプーン」です。
スプーンとフォークの機能を1本にまとめた、給食界の万能選手。
しかし、麺をしっかり巻くには少し短く、スープを飲むには先端の隙間が気になるという、万能ゆえの悩みもありました。
牛乳瓶や先割れスプーンまでそろっていることで、料理だけではなく給食の時間そのものを楽しめます。
コロッケ・サラダ・デザート付き
カレー以外にも、揚げ物、ポテトサラダ、野菜などが付いていました。
想像していた給食より、かなり豪華です。
私が子どもの頃の給食なら、カレーが出た時点で十分に当たりの日。
そこへコロッケまで付いたら、献立表へ赤丸を付けていたかもしれません。
続いて、メインのカレーを食べてみます。
昔の学校給食で食べたカレーというと、黄色っぽくて甘め。
具材はそれほど多くないのに、なぜかおかわりしたくなる味を思い出します。
※写真はイメージです
今回食べたカレーは、私の記憶の中にある昔の給食カレーよりも、少し現代風で豪華な印象でした。
「昔の味を完全に再現したカレー」というより、昭和の学校給食をテーマにしながら、現在の観光客にもおいしく食べてもらえるよう仕上げたカレーと考えるとよさそうです。
とはいえ、木造校舎の教室で、アルマイト食器と瓶牛乳を前にして食べると、味覚だけでなく雰囲気まで含めて給食になります。
給食は料理の味だけではなく、教室、机、食器、一緒に食べる人まで含めた思い出なのだと、あらためて感じました。
アルマイト食器が給食らしさを演出
料理が盛り付けられているのは、銀色のアルマイト食器です。
おいしい学校の案内によると、給食では昔実際に学校で使われていたアルマイト製の食器も利用されています。
軽くて丈夫なアルマイト食器は、昭和の学校給食ではおなじみの存在でした。
食器同士が触れたときの、少し乾いた金属音まで懐かしく感じます。
ただし、今の感覚で勢いよくスプーンを置くと、教室中へ給食開始の合図のような音が響くので注意しましょう。
シチューとコッペパン給食も実食
続いて、シチューとコッペパンの給食です。
シチューコースには、クリームシチュー、自家製コッペパン、揚げ物、サラダ、瓶牛乳などが付いていました。
シチューはクリーミーで優しい味わい。
刺激の強い味ではなく、子どもから大人まで食べやすい仕上がりです。
寒い季節に食べれば、さらにおいしく感じられそうですね。
給食のシチューというと、もう少しさらっとしたものを想像していましたが、こちらは具材も入り、食事として満足感がありました。
自家製コッペパンはシチューとの相性も抜群
コッペパンは、そのまま食べるだけでなく、シチューへ浸して食べてもよく合います。
昔の給食で、パンをスープやシチューへ入れて食べた記憶がある方も多いのではないでしょうか。
私も当時を思い出しながら、コッペパンとシチューを一緒に味わいました。
昔の給食パンは、食べる順番を間違えると最後にパンだけが残り、牛乳で流し込む展開になることもありました。
大人になった今なら、シチューとの配分を考えながら食べられます。
長年の経験が、ようやく給食で役に立ちました。
カレー給食とシチュー給食はどちらがおすすめ?
どちらも給食らしい雰囲気を楽しめますが、選び方の目安は次のとおりです。
- カレーコース:ボリュームを重視したい方、給食カレーを食べたい方
- シチューコース:コッペパンとの組み合わせを楽しみたい方、優しい味が好きな方
- ほうとう給食:山梨らしい郷土料理も味わいたい方
初めて訪れるなら、昭和の給食らしさが分かりやすいカレーかシチューがおすすめです。
家族やグループで訪れ、別々のコースを注文して見比べるのも楽しいでしょう。
ただし、昔の給食のように人のおかずを勝手に交換すると、大人同士でも問題になる可能性があります。
「おいしい学校」の給食体験は大人も子どもも楽しめる
実際に訪れて感じたのは、おいしい学校は昭和世代だけのための場所ではないということです。
昔の給食を知っている大人にとっては、子どもの頃の記憶を振り返る場所。
現在の学校へ通う子どもにとっては、昔の机や食器、瓶牛乳に触れられる特別な体験になります。
親子で訪れれば、
「昔は牛乳が瓶だったんだよ」
「このスプーンでカレーも麺も食べていたんだよ」
と、給食の違いを話しながら食事を楽しめます。
子どもから、
「昔って大変だったんだね」
と言われると、少し複雑な気持ちになるかもしれません。
校舎見学だけでも楽しめる
おいしい学校の魅力は、給食だけではありません。
木造校舎の外観、昔の教室、木製の机と椅子、校庭など、施設全体に昭和レトロな雰囲気があります。
給食の待ち時間や食後に校舎を散策すると、より楽しめるでしょう。
写真を撮る場所も多く、昭和レトロな建物が好きな方にもおすすめです。
ただし、館内にはレストランや宿泊施設もあり、利用できない場所があります。
展示物や備品には手を触れず、現地の案内に従って見学してください。
パン工房や農産物直売所にも立ち寄りたい
昭和校舎内には、給食を提供する食堂のほか、パン工房や特産品売場もあります。
パン工房では、給食にも使われているコッペパンをはじめ、さまざまなパンが販売されることがあります。
売店では、山梨県や北杜市の農産物、加工品、お菓子などを購入できます。
給食を食べた直後でも、焼きたてパンの香りには簡単に負けてしまうものです。
営業日や販売商品は変わる場合があるため、目的の商品がある方は事前に確認してください。
日帰り温泉や宿泊もできる
おいしい学校には、日帰り入浴施設「香りの湯」や宿泊施設もあります。
給食を食べて校舎を見学し、温泉へ入って帰るという過ごし方も可能です。
八ヶ岳や清里を観光したあと、食事と入浴をまとめて楽しむ立ち寄り先としても利用できます。
営業時間、入浴料金、休業日は給食の営業と異なる場合があるため、利用前に公式サイトを確認しましょう。
おいしい学校を訪れる際の注意点
- 定休日や臨時休業日を事前に確認する
- 給食を確実に食べたい場合は電話で営業状況を確認する
- 団体予約などで営業時間が変わることがある
- 人気の給食メニューが売り切れる可能性がある
- 夜の給食は予約が必要
- 校舎内のすべての部屋を自由に見学できるわけではない
- 冬季は道路の積雪や凍結に注意する
- 価格や料理内容は変更されることがある
特に冬の八ヶ岳周辺は、雪や路面凍結の可能性があります。
車で訪れる場合は、天気予報と道路状況を確認し、冬用タイヤなど必要な装備を準備してください。
おいしい学校はこんな人におすすめ
- 昭和レトロな雰囲気が好きな方
- 昔の学校給食をもう一度食べてみたい方
- 牛乳瓶やアルマイト食器に懐かしさを感じる方
- 山梨県北杜市で立ち寄れる観光スポットを探している方
- 八ヶ岳や清里周辺を車で観光する方
- 子どもに昔の学校生活を体験させたい方
- 親子3世代で楽しめる場所を探している方
- 雨の日でも楽しめる観光スポットを探している方
- レトロな校舎や建築物が好きな方
実際に訪れてよかったところ
校舎へ入った瞬間から昭和の雰囲気を楽しめる
建物の外観だけでなく、教室、机、椅子、食器まで、給食体験を盛り上げる要素がそろっています。
テーマパークのような派手な演出ではありませんが、本物の木造校舎ならではの空気を感じられました。
給食が観光用としてしっかりおいしい
昔の給食をそのまま忠実に再現するだけではなく、大人の食事として満足できるよう、品数や内容が充実しています。
懐かしさだけを売りにした料理ではなく、普通のランチとしても楽しめました。
幅広い年代で楽しめる
昭和世代は懐かしさを感じ、子どもや若い世代は昔の学校文化を新鮮に楽しめます。
親子や祖父母を含む3世代旅行にも向いているでしょう。
気になったところ
昔の給食とまったく同じ味ではない
今回のカレーやシチューは、私の記憶にある昔の学校給食よりも豪華で、現在風の味付けでした。
「自分が子どもの頃に食べた給食と完全に同じ味」を期待すると、少し違うと感じるかもしれません。
地域や年代によって学校給食の内容は異なるため、懐かしさの感じ方には個人差があります。
車でないとアクセスしにくい
駅から距離があり、公共交通機関だけで訪れる場合は少し不便です。
八ヶ岳や清里周辺の観光と組み合わせ、車で訪れるのが利用しやすいでしょう。
人気日には混雑する可能性がある
ゴールデンウィーク、夏休み、紅葉シーズンなどは、駐車場や給食会場が混雑する可能性があります。
給食の営業開始前後を目安に、少し早めに到着するのがおすすめです。
まとめ|北杜市「おいしい学校」で懐かしい給食を味わおう
山梨県北杜市にある「おいしい学校」で、昭和レトロな給食を体験しました。
木造校舎の教室に並ぶ小さな机と椅子。
アルマイト食器、先割れスプーン、瓶牛乳。
そこへカレーライスやシチュー、コッペパンが並ぶと、まるで子どもの頃へ戻ったような気分になります。
今回注文したカレー給食とシチュー給食は、昔の給食より少し豪華でしたが、観光地のランチとしても満足できる内容でした。
昭和世代にとっては懐かしい思い出を振り返る場所。
子どもにとっては、普段とは違う学校生活を体験できる場所です。
ただ食事をするだけではなく、親子で昔と今の給食について話せるのも魅力でしょう。
八ヶ岳、清里、北杜市周辺を旅行する際は、昔懐かしい給食を食べに立ち寄ってみてください。
給食を食べ終えたあと、思わず教室を出る前に、
「ごちそうさまでした!」
と声をそろえたくなるかもしれません。
◆おいしい学校は、グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパから車で約15分です。












コメントを残しましょう