青唐辛子の醤油漬けの作り方|切って漬けるだけ!辛くて万能な簡単レシピ

今年も、青唐辛子の醤油漬けを作ることにしました。

青唐辛子を細かく切り、ニンニクと一緒に醤油へ漬けるだけ。

作り方は驚くほど簡単ですが、魚、肉、冷奴、卵かけご飯、釜玉うどんなど、いろいろな料理に使えます。

冷蔵庫にこれが入っているだけで、いつもの料理へ辛さと風味を手軽に追加できるのです。

市販の調味料でいえば、万能だれ。

我が家でいえば、油断して多めにかけると、しばらく会話ができなくなる調味料です。

今回は、青唐辛子と醤油、ニンニクだけで作れる簡単な醤油漬けを、写真付きで紹介します。

青唐辛子の醤油漬けとは?

青唐辛子の醤油漬けは、輪切りにした青唐辛子を醤油へ漬け込んだ自家製調味料です。

青唐辛子そのものを薬味として食べられるだけでなく、漬け込んだ醤油にも辛味と香りが移ります。

そのため、青唐辛子と醤油の両方を料理に使えるのが特徴です。

食べ始めは醤油の塩味。

その直後に青唐辛子の辛さが追いかけてきて、最後にニンニクの風味が残ります。

小さじ1杯でも存在感は十分。

控えめな見た目をしていますが、仕事はかなり積極的です。

青唐辛子の醤油漬けの材料

  • 青唐辛子:1パック
  • 醤油:青唐辛子全体が浸る量
  • 刻みニンニク:好みの量
  • 清潔で乾いた保存容器:1個

今回使った青唐辛子は、残念ながら家庭菜園で収穫したものではありません。

スーパーで購入してきました。

購入時の価格は、確か198円ほど。

青唐辛子の価格や1パック当たりの量は、時期や店舗によって異なります。

夏になるとスーパーや直売所で見かける機会が増えるので、青唐辛子を発見したら作りどきです。

青唐辛子を切るときの注意点

青唐辛子を調理する際は、辛味成分のカプサイシンに注意が必要です。

素手で大量に切ると、しばらくしてから指先にヒリヒリとした痛みを感じることがあります。

農林水産省でも、辛い唐辛子を調理する際にはビニール手袋などを着用するよう案内しています。

特に注意したいのが、唐辛子を触った手で目や鼻、口元をこすらないこと。

調理中に目がかゆくなっても、反射的に触ってはいけません。

青唐辛子を切った直後の指は、見た目こそ普通ですが、目にとっては小型の催涙装置です。

肌に強い刺激を感じた場合は、水道水とせっけんでよく洗い流しましょう。

カプサイシンに関する農林水産省の注意事項

青唐辛子の醤油漬けの作り方

1.保存容器を清潔にする

最初に、保存に使う瓶や容器をきれいに洗います。

洗浄後は水分をしっかり乾かし、清潔な状態で使用しましょう。

容器に水分や汚れが残っていると、保存中に傷みやすくなる可能性があります。

今回のレシピでは加熱殺菌をしていないため、常温保存用の瓶詰ではありません。

完成後は必ず冷蔵庫で保存します。

2.青唐辛子をよく洗う

青唐辛子を流水でよく洗い、表面の水分を清潔なキッチンペーパーなどで丁寧に拭き取ります。

ヘタも取り除いておきましょう。

洗った後に水分が残っていると、醤油が薄まりやすくなるため、しっかり乾かします。

3.青唐辛子を薄い輪切りにする

水気を拭き取った青唐辛子を、薄い輪切りにします。


細かく切ることで、青唐辛子の辛味と香りが醤油へ移りやすくなります。

ただし、唐辛子は細かくするほど口の中で接触する範囲が広がり、辛く感じやすくなります。

強烈な辛さを求めていない場合は、あまり薄くしすぎず、少し厚めに切ってもよいでしょう。

私は薄い輪切りにしました。

辛さに対して、自分から距離を詰めていくスタイルです。

4.種ごと保存容器へ入れる

輪切りにした青唐辛子を、清潔な保存容器へ入れます。


今回は、種も取り除かずにそのまま入れました。

青唐辛子を切ると、種がまな板や包丁にたくさん付着します。

1粒ずつ回収しようとすると、料理というより発掘作業になってしまうので、そのまま瓶へ移します。

辛さを少し控えたい場合は、種や内側の白い部分をある程度取り除いてから漬けても構いません。

5.刻みニンニクを加える

青唐辛子を入れた容器へ、刻みニンニクを加えます。

量は好みで調整してください。

今回は、市販の刻みニンニクを適量入れました。

本当は、生のニンニクを薄くスライスして使いたかったのですが、家になかったので刻みニンニクで代用。

料理では、理想より在庫が優先される日もあります。

わざわざ買いに行かなくても、おいしく完成すれば問題ありません。

生ニンニクを使う場合は、皮をむいて薄切りにし、青唐辛子と一緒に入れます。

6.青唐辛子が浸るまで醤油を注ぐ

青唐辛子とニンニクが入った保存容器へ、醤油を注ぎます。

青唐辛子全体が醤油へ浸かる程度まで入れましょう。

醤油を注いだら、清潔なスプーンなどで全体を軽く混ぜます。

青唐辛子が浮いてくる場合は、容器を軽く揺すり、全体へ醤油を行き渡らせます。

ふたをしっかり閉めたら、すぐに冷蔵庫へ。

あとは青唐辛子と醤油に仕事を任せます。

こちらがすることは、冷蔵庫を開けるたびに様子を確認し、早く食べたい気持ちを抑えるだけです。

冷蔵庫で3日ほど漬けたら完成

冷蔵庫で保存し、3日ほど置くと、青唐辛子の辛味とニンニクの香りが醤油になじんできます。

辛くておいしい青唐辛子の醤油漬けの完成です。

漬けた翌日からでも使えますが、我が家では3日ほど待ったほうが味に一体感が出るように感じます。

日がたつにつれて青唐辛子の色や食感、醤油の辛さも少しずつ変化します。

最初は醤油の味が強く、徐々に辛さと香りが前へ出てくる印象です。

ただし、青唐辛子の品種や量によって辛さは大きく異なります。

同じ見た目でも、辛さが穏やかなものと、こちらの想定を軽々と超えてくるものがあります。

初めて食べるときは、少量から試してください。

青唐辛子の醤油漬けのおすすめの食べ方

青唐辛子の醤油漬けは、さまざまな料理に使えます。

青唐辛子だけを薬味としてのせてもよいですし、辛味の移った醤油をかけるだけでもおいしく食べられます。

冷奴にかける

冷奴へ青唐辛子と醤油を少量のせます。

淡泊な豆腐へ、青唐辛子の刺激とニンニクの香りが加わり、お酒にも合う一品になります。

最初から大量にかけず、小さじ1杯程度から試すのがおすすめです。

卵かけご飯に使う

卵かけご飯の醤油代わりに使うと、普通の卵かけご飯が一気に大人向けの味になります。

卵のまろやかさが青唐辛子の辛味を少し和らげてくれるため、相性も良好です。

ただし、食べ進めるうちに辛さが蓄積します。

最初の一口で平気だったからといって、追加投入を急いではいけません。

釜玉うどんにかける

温かいうどんに卵を絡め、青唐辛子の醤油漬けを少量加えます。

醤油の塩味、卵のコク、青唐辛子の辛味がよく合います。

青ネギや刻み海苔、かつお節を加えてもおいしいです。

焼いた肉に添える

豚肉や鶏肉をシンプルに焼き、青唐辛子の醤油漬けを添えます。

脂のある肉に青唐辛子の刺激が加わり、後味が引き締まります。

焼肉のたれへ少量混ぜてもよいでしょう。

刺身や焼き魚に使う

刺身醤油の代わりに少量使ったり、焼き魚へ薬味として添えたりするのもおすすめです。

特に脂ののった魚には、青唐辛子の辛さがよく合います。

ただし、魚の味が分からなくなるほどかけると、本日の主役が青唐辛子へ交代します。

納豆に混ぜる

納豆のたれへ少量加えると、ニンニクと青唐辛子が効いた辛口納豆になります。

ご飯はもちろん、冷たいそばやうどんのトッピングにも使えます。

チャーハンや炒め物の味付けに使う

チャーハンや野菜炒めの仕上げに、漬け醤油を少量加える使い方もできます。

加熱すると香りが立ち、料理全体に辛味が広がります。

一度に大量に入れると修正が難しいため、味を確認しながら少しずつ加えましょう。

辛さを調整する方法

青唐辛子の醤油漬けは、切り方や使う量によって辛さを調整できます。

辛くしたい場合

  • 青唐辛子を薄く細かく切る
  • 青唐辛子の量を増やす
  • 種や内側の白い部分も一緒に漬ける
  • 料理へ青唐辛子そのものを多めにのせる

辛さを控えたい場合

  • 青唐辛子を少し厚めに切る
  • 種や内側の白い部分をある程度取り除く
  • 醤油の量を増やす
  • 漬けた青唐辛子ではなく、醤油だけを少量使う
  • 卵や豆腐など、まろやかな食材と合わせる

青唐辛子は、1本ごとに辛さが違う場合があります。

味見は、ほんの少量から。

男らしく一気に食べても、辛さが弱まるわけではありません。

青唐辛子の醤油漬けは必ず冷蔵保存する

今回作る青唐辛子の醤油漬けは、加熱殺菌をしていない家庭用の調味料です。

完成後は常温へ置かず、必ず冷蔵庫で保存してください。

また、冷蔵庫へ入れても食品が永久に保存できるわけではありません。

使うたびに清潔で乾いた箸やスプーンを使用し、できるだけ早めに食べ切りましょう。

保存中に次のような異常が見られた場合は、食べずに処分してください。

  • カビが生えている
  • 不自然なぬめりがある
  • 腐敗を思わせる異臭がする
  • 容器が膨らむなど、明らかな異常がある

家庭で作る食品は、材料の状態、容器の清潔さ、冷蔵庫の温度、取り扱い方によって保存できる期間が変わります。

そのため、この記事では一律の保存期限は設定していません。

作った日を容器へ記入し、状態を確認しながら早めに使い切るのが安心です。

冷蔵庫の奥から数か月後に発掘され、

「これは今年の青唐辛子だろうか、去年だろうか」

という考古学的な判断を迫られないようにしましょう。

まとめ|切って醤油に漬けるだけの万能辛口調味料

青唐辛子の醤油漬けは、青唐辛子を輪切りにし、ニンニクと醤油へ漬けるだけで作れます。

基本的な手順は次のとおりです。

  1. 保存容器を洗って十分に乾かす
  2. 青唐辛子を洗い、水気をしっかり拭き取る
  3. 青唐辛子を薄い輪切りにする
  4. 種ごと保存容器へ入れる
  5. 刻みニンニクを加える
  6. 青唐辛子が浸るまで醤油を注ぐ
  7. 冷蔵庫で3日ほど漬ける

作業自体は簡単ですが、青唐辛子を切る際は手袋を使い、目や口を触らないよう注意してください。

完成した醤油漬けは、魚、肉、冷奴、卵かけご飯、釜玉うどん、納豆、炒め物など、さまざまな料理に使えます。

いつもの料理へ少量加えるだけで、辛味とニンニクの風味が加わる便利な調味料です。

冷蔵庫に1瓶あると、食卓が少し刺激的になります。

ただし、刺激的にしすぎると、食事中の会話がすべて、

「辛い」「水」「ティッシュ」

の3語だけになります。

最初は少量から、辛さを確認しながら楽しんでください。




コメントを残しましょう