沼津すし之助 青葉台店を実食|寿司が回らない回転寿司のメニューと感想

回転寿司なのに寿司が回っていない?「沼津すし之助 青葉台店」へ

横浜市青葉区にある回転寿司店、「沼津すし之助 青葉台店」へ行ってきました。

わたしは、カウンター越しに板前さんへ注文する寿司店よりも、気軽に利用できる回転寿司のほうが性に合っている気がします。

回転レーンに乗って流れてくる寿司を眺めたり、テーブルに置かれた粉末のお茶を自分で作ったり。

次に何を食べようか考えながら、皿が目の前を通り過ぎていく時間も楽しいものです。

最近の回転寿司では、タッチパネルから食べたい寿司を注文できる店も増えました。

店員さんを何度も呼ぶ必要がなく、自分のペースで食事を進められるのも気楽です。

今回訪れた沼津すし之助は、沼津港から仕入れた地魚や、皿からネタがあふれそうな「こぼれ寿司」で知られる回転寿司店。

一般的な低価格の回転寿司より少し上の、いわゆるグルメ系回転寿司です。

ところが、青葉台店の席へ案内されると、予想外の光景が待っていました。

レーンは回っている。

しかし、寿司が一皿も回っていないのです。

沼津すし之助 青葉台店へ到着

こちらが、沼津すし之助 青葉台店です。

沼津すし之助

店舗は、横浜青葉ガーデン桂台の2階にあります。

【沼津すし之助 青葉台店】横浜市青葉区桂台2-4-1 横浜青葉ガーデン桂台

2026年現在も、沼津すし之助 青葉台店は同じ場所で営業しています。

営業時間は、平日が11時30分から15時までと、17時から21時30分まで。

平日のラストオーダーは、昼が14時45分、夜が21時15分です。

土日祝日は11時30分から22時までで、ラストオーダーは21時45分となっています。

横浜青葉ガーデン桂台の共同駐車場を利用でき、駐車可能台数は150台。

車で訪れやすいため、家族での食事にも便利です。

営業時間や休業日は変更される可能性があるため、遅い時間に訪れる場合は公式サイトで最新情報を確認してください。

店舗は2階。専用エレベーターも利用可能

お店があるのは建物の2階です。

階段のほか、店舗専用のエレベーターも用意されています。

ベビーカーや車椅子を利用している方、大きな荷物がある方でも2階へ上がりやすいですね。

店内へ入ると、回転レーンに接したテーブル席へ案内されました。

目の前では、回転寿司らしくレーンがグルグルと回っています。

沼津すし之助

やはり回転寿司は、レーンを眺めているだけでも楽しい。

どんな寿司が流れてくるのか、さっそく確認してみましょう。

ん?

沼津すし之助

あれ?

レーンに乗って流れてくるのは、商品の写真や名前が書かれたプラカードだけ。

肝心の寿司が、一皿も流れてきません。

寿司を載せていない回転レーンだけが、目の前を黙々と回り続けています。

これは、回転寿司というより「回転する商品案内」です。

レーンは仕事をしている。

ただし、寿司を運ぶという本来の仕事はしていません。




寿司が流れない「回転しない回転寿司」

いわば、「回転しない回転寿司」といったところでしょうか。

訪問当時は少し珍しく感じましたが、衛生面や食品ロスへの配慮から、注文された寿司だけを提供する店はその後増えました。

特に新型コロナウイルス流行後は、寿司を常時レーンへ流さず、タッチパネル注文を中心にする回転寿司店も珍しくありません。

しかし、この写真を撮影したのはコロナ禍より前。

沼津すし之助 青葉台店は、かなり早い段階から流行を先取りしていたことになります。

それにしても、寿司を一切載せずに回り続けるレーンは、何とも不思議な光景です。

「さあ、何が流れてくるんだろう?」と待ち続けた場合、永遠に食べられない可能性があります。

カウンター内で職人さんが寿司を握る

回転レーンの内側を見ると、店員さんが3人ほど立っていました。

沼津すし之助

注文を受けてから、カウンター内で寿司を握ってくれるスタイルです。

目の前で職人さんが握る寿司店のよさと、タッチパネルで注文できる回転寿司の気軽さを組み合わせたような仕組みですね。

食べたい寿司は、テーブルに置かれた端末から注文します。

沼津すし之助

寿司が流れてこない以上、自分で注文しなければ何も始まりません。

端末から注文すると、カウンター内の店員さんが寿司を握り、回転レーン越しに皿を手渡してくれます。

レーンは目の前にありますが、完成した寿司はレーンへ載せません。

回転寿司なのに、最後は人の手から直接受け取る。

不思議ではありますが、握りたてをすぐに食べられるのはうれしいですね。

それでは、食べたい寿司を順番に注文してみましょう。

まずは納豆巻きから注文

それでは、食べたいものを端末から適当に注文していきます。

最初に届いたのは、納豆好きの息子が選んだ納豆巻きです。

沼津すし之助

子どもにとっては、マグロやウニより納豆が主役。

せっかく沼津の魚を楽しめる寿司店へ来ても、納豆への信頼は揺らぎません。

巻物は手で食べやすく、子ども向けのメニューとしても便利ですね。

マグロ3種を食べ比べ

続いて注文したのは、マグロ3種です。

沼津すし之助

異なる部位や味わいのマグロを、一皿で食べ比べられる盛り合わせ。

一種類ずつ注文するよりも、いろいろ試したいときに便利です。

赤身のすっきりした味と、脂の乗った部位の濃厚さ。

同じマグロでも、部位によって食感や脂の甘みが大きく変わります。

こうした食べ比べができるのも、寿司店の楽しみの一つです。

アジは薬味と相性抜群

こちらはアジです。

沼津すし之助

身には光沢があり、上にはネギやショウガなどの薬味が載っています。

青魚ならではのうま味と、薬味のさっぱりした風味がよく合います。

アジやイワシといった光り物は、鮮度によって印象が大きく変わるネタです。

沼津港の魚を売りにしている店だけに、こうした地魚系の寿司は特に気になります。

歯応えを楽しむタコ

続いてはタコ。

沼津すし之助

白い身に赤紫色の皮が残り、見た目にもタコらしい一皿です。

プリッとした歯応えがあり、かむほどにうま味が広がります。

マグロのように脂を楽しむネタとは違い、こちらは食感が主役。

濃厚な寿司が続いたときの、よい気分転換にもなります。

ほどよい酸味のシメサバ

こちらはシメサバです。

沼津すし之助

銀色の皮が美しく、脂の乗った身が食欲をそそります。

酢で締めることで青魚特有の風味が整い、脂のうま味も引き立ちます。

酸味が強すぎるタイプではなく、サバの味をしっかり楽しめました。

光り物が好きな方には、外せない一皿でしょう。

ウニ軍艦巻き

続いて注文したのは、ウニの軍艦巻きです。

沼津すし之助

軍艦の上には、オレンジ色のウニがたっぷり。

ウニは値段も品質も店によって大きく異なるため、注文するときに少し勇気が必要なネタです。

苦みや生臭さが強いと悲しい気持ちになりますが、おいしいウニは濃厚でクリーミー。

海苔の香りともよく合い、口の中へ磯の風味が広がります。

白身魚の定番・真鯛

こちらは真鯛です。

沼津すし之助

透明感のある白身に、淡いピンク色が残っています。

味は上品で、ほどよい弾力のある食感。

マグロやウニのような強い味ではありませんが、かむほどに鯛のうま味を感じます。

濃厚なネタの間に食べると、口の中が少し落ち着きますね。

シンプルだからこそ食感が際立つイカ

続いてはイカです。

沼津すし之助

白く美しい身に細かな切れ目が入り、食べやすく仕上げられています。

ねっとりした舌触りと、かむほどに出てくる甘みが特徴です。

見た目は非常にシンプル。

しかし、切り方や鮮度によって食感が変わるため、職人さんの仕事が分かりやすいネタでもあります。

香ばしさを楽しむ炙り3種

こちらは炙り寿司の3種盛りです。

沼津すし之助

表面を軽く炙ることで脂が溶け、香ばしい香りが加わります。

生の寿司とは違った風味を、一皿で食べ比べられるのが魅力です。

脂の多い魚は、炙ることで甘みが強く感じられることもあります。

目の前で握った寿司を、さらに炙って提供してくれる。

かなり本格的です。

ネギトロ軍艦巻き

続いては、ネギトロの軍艦巻きです。

沼津すし之助

海苔で囲まれた酢飯の上に、ネギトロがこんもりと盛られています。

なめらかなマグロの食感と、海苔の香りがよく合います。

ネギトロ軍艦は、回転寿司へ行くとつい注文してしまう定番メニュー。

子どもから大人まで食べやすく、濃厚な味わいを気軽に楽しめる一皿です。

ただし、勢いよく一口で食べようとすると、上のネギトロが逃げ出すことがあります。

軍艦巻きとの戦いは、常に慎重さが必要です。

脂の甘みを楽しめる中トロ

こちらは中トロです。

沼津すし之助

赤身と脂身のバランスがよく、きれいなサシが入っています。

大トロほど脂が強すぎず、赤身のうま味もしっかり残っているのが中トロの魅力です。

口に入れると柔らかく、脂の甘みがゆっくりと広がります。

回転寿司へ来たからには、やはり一度は食べておきたいネタですね。

おいしいものは最後に取っておくタイプの方もいると思いますが、私は早めに食べます。

満腹になってから中トロと対面するのは、少々もったいないですから。

少し変わったマヨアジ

続いて注文したのは、マヨアジです。

沼津すし之助

アジの上にマヨネーズを合わせた、少し変わった創作寿司です。

青魚とマヨネーズという組み合わせに、最初は少し驚きました。

しかし、アジのうま味とマヨネーズのコクは意外に相性がよく、まろやかな味わいになります。

薬味でさっぱり食べる通常のアジとは、まったく違った印象です。

アジはショウガとネギで食べるもの。

そんな固定観念を、マヨネーズが軽々と乗り越えてきました。

伝統的な寿司だけでなく、こうした変わり種を選べるのも回転寿司の楽しさですね。

見た目も美しい芽ネギ

最後のほうに注文したのは、芽ネギの寿司です。

沼津すし之助

酢飯の上に、細くて鮮やかな緑色の芽ネギがたっぷりと載っています。

魚介類ではないため、寿司の中では少し異色の存在です。

食べてみると、シャキシャキとした食感と、独特の辛みがありました。

どこかで食べたことのある味だと思ったのですが、エシャレットに少し似ています。

魚の脂が続いた口の中を、爽やかにリセットしてくれる一皿です。

とはいえ、見た目はほぼ草。

マグロ、中トロ、ウニと食べ進めてきた最後に、突然の野菜畑が登場しました。

魚介類ばかりで少し重くなってきた頃に食べると、よい箸休めになります。

〆はアオサの味噌汁

さまざまな寿司をたらふく食べたあとは、アオサの味噌汁で締めました。

温かい味噌汁を飲むと、冷たい寿司を食べ続けた口と胃が落ち着きます。

アオサの磯の香りも、寿司の締めにはぴったりです。

寿司店では、最後にお茶を飲んで終わることも多いのですが、味噌汁があると満足感が一段上がりますね。

魚を食べ、海苔を食べ、最後はアオサ。

海の恵みを余すところなくいただいた気分です。

沼津すし之助 青葉台店を訪れた感想

沼津すし之助 青葉台店は、寿司がレーンを流れてこない、少し変わった回転寿司店でした。

レーンそのものは回っています。

しかし、流れているのは寿司ではなく、メニューを紹介するプラカードだけ。

食べたいものはタッチパネルから注文し、カウンター内の職人さんが握った寿司を直接受け取ります。

回転寿司の気軽さと、注文を受けてから握る寿司店のよさを組み合わせたような仕組みです。

流れている寿司を取る楽しさはありませんが、作り置きではない握りたてを食べられるのは大きな魅力。

自分の前を何周したのか分からない皿と、無言で見つめ合う必要もありません。

ネタの種類が豊富でサイドメニューも充実

今回食べたのは、納豆巻き、マグロ3種、アジ、タコ、シメサバ、ウニ軍艦巻き、真鯛、イカ、炙り3種、ネギトロ軍艦巻き、中トロ、マヨアジ、芽ネギなど。

定番のマグロやイカだけでなく、食べ比べセット、炙り寿司、創作系の寿司まで種類が豊富でした。

さらに、味噌汁などのサイドメニューもそろっています。

小さな子どもが食べやすい巻物もあるため、家族で利用しやすいのもポイントです。

一般的な低価格チェーンの回転寿司と比べると、少しぜいたくな価格帯になるかもしれません。

その分、注文してから握られる寿司や、沼津らしい魚介類を楽しめます。

回転寿司としてはレベルが高い

沼津すし之助は、回転寿司としてはなかなかレベルの高いお店だと感じました。

ネタの種類が多く、見た目もきれい。

注文した寿司を職人さんが握り、出来上がったものをすぐに受け取れるので、鮮度を気にせず食べられます。

板前さんへ声を掛けて注文するのは少し緊張するという方でも、タッチパネルなら気楽です。

自分のペースで好きなものを選びながら、握りたての寿司を楽しめます。

カウンター寿司は緊張する。

しかし、普通の回転寿司より少し本格的な寿司を食べたい。

そんな方に、ちょうどよいお店ではないでしょうか。

寿司は回らなくても満足度は高い

最初は、寿司が一皿も流れていないことに驚きました。

回転レーンだけがグルグル回る姿は、少しシュールです。

しかし、注文した寿司を食べ始めると、寿司が回っているかどうかは次第にどうでもよくなりました。

大切なのは、レーンが働いているかではありません。

寿司がおいしいかどうかです。

回転寿司を名乗っていながら、肝心の寿司は回転していない沼津すし之助。

それでも、注文してから握られる寿司はおいしく、ネタやサイドメニューも豊富でした。

横浜市青葉区や青葉台周辺で、気軽に少し上質な寿司を楽しみたい方にはおすすめです。

回転寿司としては、かなり満足度の高いお店ではないでしょうか。

回転していないけどね。

なお、記事内の寿司、盛り付け、注文端末、提供方法などは訪問当時のものです。

現在のメニューや価格、営業時間、注文方法は変更されている場合があるため、来店前に公式サイトや店頭で最新情報を確認してください。



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