今回はちょっと足を伸ばして茨城県まで行ってきました。
目的は水戸の名物グルメを頂くため。
そのお店は、外観が古民家のようで味のあるうどん屋さんです。
お店の名前は「椛や(もみじや)」さんといいます。
そして、うどんは木のたらいに入った状態で提供されるのだそうです。
一体どんな店、どんなうどんなのでしょうか?
目的地に到着し、看板に従って車を駐車場に停めました。
正面に民間のような屋根が見えますよね。きっとあれがお店でしょう。
近づいてみました。
おぉ!渋い外観。
白くて可愛いのれんがお出迎え。ここが「椛や」さんです。
【椛や】茨城県水戸市有賀町1021
「やってるよ」
よかった!営業中。
靴を脱いで上がるのですね。
座敷のみと思ったらテーブル席もありました。
それにしても、木の下駄箱がまるで銭湯のようで懐かしい。
店員さんが多いですね。皆さん忙しそうに動き回っています。
あ、「紅東」が売ってる。
大きなさつまいもです。
椛やオリジナルの焼酎もありました。
古民家風というよりは、完全な古民家のうどん屋さんですね。
明るい窓際の座敷に案内されました。
お茶と一緒に何かが出てきました。
たぶん、さきほどの紅東のチップですね。
うっすら甘くてパリッと軽い食感。
お品書きを眺め・・・
普段なかなか来れないので、せっかくだから「椛やセット」にしてみました。
1 逸品
2 天ぷら
3 うどん
4 お菓子
ではまず、1の逸品からご紹介します、
これは小鍋に入った状態で出され、テーブルで火にかけます。
火が尽きたらできあがり。
これは「昔味の熱々豆腐」 ↓
これは「鶏と季節の温野菜」 ↓
お次は2の天ぷらです。
これは「海老の大盤かき揚げ」 ↓
海老と玉ねぎのかき揚げですね。
大盤というだけあってかなり巨大。
天つゆが入っている容器に収まらないサイズでした。
こちらは「天ぷら盛り合わせ」 ↓
巨大なさつまいもの天ぷらが入っていました。
これは紅東の天ぷらですね。
通常は輪切りにすると思いますが、これは縦に切ってあるのでかなり大きいです。
甘くて香りの強いさつまいもでした。
これ、珍しい昆布の天ぷらです ↓
薄くてペラペラの割には、びっくりするくらい濃厚な味。
天ぷら類は量が多いので、これだけでなかなかお腹に溜まりました。
そして、3はメインのうどん!
釜揚げうどん×二人前です。
これが名物のたらいうどんですね!
一緒についてくる箸は太くて巨大。まともに握れません(笑
この箸でどうやってうどんをすくうの?
たらいうどんの食し方を予習していない私。
ご存じの方いたら教えて下さい。
仕方ないので、私は使いやすい普通の割り箸を使いました。
それでも、うどんが太くて長くてうまくつけ汁の中に収まりません。。
ずぼらうどんを凌ぐすくい難さでした。
薬味はネギとしょうが。
うどんは太くて角がしっかりと立っているタイプでした。
もっちりタイプではなく、ぷっつりタイプですね。
歯ごたえがあるので、「うどんを食べている!」感がはっきりあります。
椛やさんでは、メニューに「来福」という日本酒が多数ありました。
酒蔵もやられているのでしょうか?
お店のランキング1位のお酒は、なんと精米歩合8%という純米大吟醸酒。
これは、イメージとしては一粒の米粒のうち良い部分8%を残し、他の92%の部分を削ってしまうということ。
精米歩合50%以下を「大吟醸」といいます。
初めて獺祭の23%を見た時は驚いたものですが・・・
8%とは驚異的な数字です!!
一度口にしてみたいですね。
ラストはお菓子。
豆乳のブラマンジェ ↓
3種それぞれ味が違い、どれもさっぱりしていて天ぷらの後には嬉しい。
こちらは手作り芋ようかん ↓
これもおそらく紅東でしょうね。
ねっとり感と甘さが控えめで、意外とあっさりしていました。
このデザートが出るまでは結構待たされました。
欲しいタイミングで店員さんに声をかけたほうが良いようです。
椛やさんでは「うどん学校」を開校しているのですね。
体験コースと独立開業コースがあるので、ご興味のある方は問い合わせてみたらいかがでしょうか。
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