キンドルを購入してから、毎日の通勤電車で重宝しています。
アマゾンのプライム会員には無料の本がたくさんあり、気になる本は気軽にダウンロード!
「気になっていたけど結局買わなかった本が無料になっている!」なんて事も多々あって嬉しいです。
そこで見つけたホリエモンの無料本。
何となく気になったのでダウンロードしてみました。
ホリエモンは美味しいものが大好き。
美味しいお店や珍しいお店を求め、ほぼ365日外食なんですって。
さぞ高級店にばかり行ってるのだろうと思いきや、「吉野家」の牛丼も絶賛していたりします(笑
飲食業界とのつながりもあり、業界の事も詳しい様子。
「食べログ」を参考にする人は多いですが、あそこに載っている情報は全て真実というわけではありません。
実際に店に行かず、お店が忙しい時間帯に電話をかけて根掘り葉掘り聞いただけで口コミを投稿する人もいるそうです。あることないことを。
誰でも無料で書き込み放題なので、野放し状態のサイトなのですね。
だから、「食べログ」でのお店の評価・点数は当てにならないわけです。
それに対し、本当に美味い店が探せる「テリヤキ」というグルメサービスがありますが、このプロディースをしたのはホリエモンです。
食に対する彼の強い探求心が窺えますね。
しかし、ホリエモンが食業界に詳しいと知っている人は少ないのかもしれませんね。
だから、 「寿司職人が何年も修行するのはバカ」と言うと・・・
「お前に寿司の何がわかる!」「それが寿司職人というものだ!」等の批判が起きるのでしょう。

この「寿司職人が何年も修行するのはバカ」発言、この言葉だけ見ると、確かに言葉が乱暴なので寿司業界を侮辱しているようでもありますが、そういう事ではありません。
その真意は・・・
握り方は誰でも調べれば簡単にわかるし、握る事自体はそんなに難しくはない。それこそユーチューブで寿司の握り方なんていくらでもアップされている(ホリエモン自身試してみたらそこそこ握れたらしいです)。
修行の名のもとに低賃金で何年も皿洗いするだけで、包丁一つ握らせてもらえない?
そんな時間はもったいなくないか?
目まぐるしく変化する現代、そんな旧態依然なやり方でいいのか?
今はネットで何でも情報が得られる時代。寿司を握りたいなら、調べればいくらでも方法があるだろう。
というところにあるようです。
このような彼の合理主義的な部分が、多くの方に支持をされている理由かもしれませんね。
いずれにしても、なかなか興味深い1冊でしたよ。
飲食店を経営されている方は、集客のヒントになる本だと思います。
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